大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

花も眺望・星もイマイチだった

2019年07月26日 | 南アルプス

上がって来るのに訊いたら二俣付近の花は残雪が多くてまだ蕾状態とかで、草スベリと右俣との分岐上のだけしか楽しめなかった。

シナノキンバイのちょっとした花畑があっただけ。

下山者が綺麗だったと言うので期待していたが甘かった。

草スベリは分岐手前にシナノキンバイの花畑があるだけだった。

北岳一番の花ポイントのトラバース道を見てないんだから
仕方無い。

 

小太郎尾根分岐手前のシナノキンバイの花畑

 

ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲ

 

ミヤマキンポウゲとヨツバシオガマ

 

シナノキンバイ・ハクサンチドリ・不明

 

眺望は俺が小太郎尾根分岐に着く直前に甲斐駒が隠れてしまい、仙丈も頭が隠れてしまった。

 


草スベリ途中からの北岳  

 

仙丈ヶ岳は頭を隠した

 

北岳頂上もガスの襲来

 

夜中にトイレのついでに見た星もクリアさが不足していた。
普通に天の川や夏の大三角やカシオペアなどは見えたし山の夜空は堪能したからまあまあ。

収穫は樹林帯の歩きが意外と楽だった事と、省エネ歩きができるようになった事かな。
一番は軽い荷で歩いた事なんだろうが、営業小屋利用の山なら十分楽しめるらしい。

省エネ歩きは力任せに歩かず、足を静かに置き重心移動するんだ。
ストックも必要無いし疲れもそんなにしないしもっと早く習得すべきだった。

高度障害もあるし3千メートルクラスは無理だし、大雪以外で行く山も限られるが。

とりあえず来年は今の体調を維持できれば鳥海山の花だな。

それと北岳のタカネマンテマと八ヶ岳のミヤマアケボノソウ・ツクモグサは見たい。

タカネマンテマは両俣分岐にあり、7月半ばから末だと花撮りの爺様から聞いた。
この花達には来年にでも会いに行こう。

それから何処で道を間違えたか分かった。
分岐直ぐに出てくる梯子を壊れてると勘違いし、手前にある右に上がる道に入ってしまったんだ。

 

奥の梯子が壊れてるように見え手前のに引き込まれた


二俣は止めて樹林帯の下山途中で全く空身のペアがいて不審に思ったが女性が転んで足を捻挫したと。

登山教室の教師と生徒だったが、さすがに頑健な男だった。

女性のザックは通りかかった男性が下に下ろしてくれて、男のデカザックと女性を交互に担ぎ下ろしていた。
さすがに立場上救助要請できないんだろうが、何とか最終バスには間に合ったろう。 

邪魔なポールを広河原山荘に預けてやったが、途中使ってみたがあまり上手く使えなかった。
シングルなら慣れてるんだがなあ。

しかし、こんな暑い中でもスパッツを穿いてるのがいるのが解らん。

雨の中で歩かなければ全くの不要の長物で結構高いのに。
俺もゴアのを買って使っていたが、10年くらい前から残雪の山歩き以外は持って行かない。

道具もだが衣類も余分な物を持ってるオジンがいて呆れた。

ズボン下みたいなのを穿き汗まみれになってるんだから笑った。

山道具屋を太らせてるだけなんだが金が回るから良いか。

来週の井原山のオオキツネノカミソリに期待しとこう。

 

それにしてもだよ、この山小屋泣かせの天気はどうなってるんだ?

 

史上最高の登山客が見込まれた明日の天気が雨に変わったぞ。

と言う事は8月3日が物凄い事になるんだ。

コメント
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