大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

ちあきなおみの「冬隣」

2020年09月20日 | その他
聴く度に歌詞が彼女の身上に被って涙ぐんでしまう。 
最近物忘れが半端無いし涙もろくなってるから年取っただけ?

作詞は吉田旺で作曲は「紅い花」と同じすぎもとまさと。


あなたの真似して お湯割りの
焼酎のんでは むせてます 
つよくもないのに やめろよと
叱りにおいでよ 来れるなら 

地球の夜更けは 淋しいよ  

そこからわたしが 見えますか
この世にわたしを 置いてった
あなたを怨んで 呑んでます


写真のあなたは 若いまま
きれいな笑顔が にくらしい
あれからわたしは 冬隣
微笑むことさえ 忘れそう

地球の夜更けは せつないよ

そこからわたしが 見えますか
見えたら今すぐ すぐにでも
私を迎えに 来て欲しい


地球の夜更けは淋しいよ

そこからわたしが 見えますか
この世に私を 置いてった
あなたを怨んで 呑んでます


旦那の郷英治が亡くなったのを機に事実上引退してしまったが、
美空ひばりに匹敵するかそれ以上の歌唱力だったのに残念だ。
しかし、彼女にしたら十分歌って誰にも邪魔されない静かな生活がしたかったのだろう。
芸能界に居れば嫌な事もあったろうからなあ。

ちなみに「冬隣」は晩秋の事で当然「夏隣」もあるから、反歌で残った者への応援歌として作って欲しいよな。

しかし、この歌はあまりにも彼女に被るから、歌いたくなくて引退を決めたのかもだ。

彼女の歌いっぷりは見事な物なんだが、すぎもとまさとの歌も味があってなかなかだ。

ユーチューブで簡単に聴くことができるんだから便利になったもんだな。

この2人以外にもこの歌をユーチューブに上げてる人間だらけで驚いたが、誰が歌ってもジンと来るのは歌詞の力なんだよな。
だからこの歌は歌詞をしっかり歌うのがポイント。
極論すれば歌詞さえ分かるように歌えば泣かせられるという事で、ちあきなおみやすぎもとまさとの歌で参ってしまうのは当然なんだよな。




コメント
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