大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

鳥海山 河原宿から大平山荘

2021年08月09日 | 東北

河原宿から少しで瑞々しいチングルマが残ってる場所に出た。

タチギボウシの元気なのもあってなかなか雰囲気が良い。

独立峰だがこれだけ積雪が多く山体がデカいとどこかで旬の花がある。

池塘と草原と木道、なかなか雰囲気良いよな。

途中に大好きなウサギギクの新鮮なのがあった。

嫌に可愛い道標だがあまり歩いてないらしい

ヒナザクラの開いたばかりのがあった。

稜線に出て這松の道を少しで遭難碑のある場所に出たが、眺望もイマイチだし再度来る事も無いな。

これが一番瑞々しかったかも

トンボが遊びに来た

もうちょっと標高が高ければなあ

 

この後は少し歩いて幸次郎沢だが、その手前で一休みしてる時に5人が登って来た。

しかし、その後は宿に着く迄に誰とも遭わなかったんだから凄いと言えば凄いよな。

下から見た幸次郎沢

見ての通りの大岩混じりの涸れ沢だが、登りは易しいが降りが厄介だよな。

しかし段差が大きい処では尻をしっかり下ろし、ゆっくり足を下ろせば膝にも易しいし滑り難い。

俺はゴムキャップを付けたストックを使ったから随分と楽だった。

降り着いて直ぐに出て来た水場で体を拭いてサッパリし、行動食でエネルギー補給して歩き再開。

この水場でサッパリし水もたっぷり補給

水場近くにあったウメバチソウやボロボロのウサギギク

T字分岐迄の木道歩きはちと単調だったが、時々瑞々しい花が出て来て楽しませてくれた。

オオバキスミレ

ニッコウキスゲ

ミヤマダイモンジソウ

サンカヨウの実

タテヤマリンドウ?

ミヤマカラマツ

トンボの繁殖池?

奥(下流)の形は砂防ダムだよなあ

やっとT字分岐だ

ここから10分以上かかって万助道分岐に着いたが、前日降りて来た道も合流してる筈だが確認し忘れた。

鳥海湖への登りは花が多くて楽しいが、赤紫色がチャームポイントの可愛らしいスミレがあった。

登る階段脇や道にも咲いていて踏み潰さないように気を使うほど。

メチャクチャ小さい 名前が分からず山友のT女史に訊いたらミヤマツボスミレだった

モミジカラマツ

ミヤマキンポウゲ

ここからの階段が長かったんだよ!

雪渓上の途中から数えてみたら110段前後だったから150段以上はあったな

ニッコウキスゲは終わってたし水も少なくて絵にならないよ 

ここにも元気なウサギギク 

ここも遠目に紫の花が見えてる

長坂道への登り途中からの新山方面

鍋森は岩っぽいが左側は崩れた?

笙ヶ岳迄は行けないな

檜ノ沢は尾根に出るのに苦労しそう

長坂道も花だらけなんだから凄い!

お決まりのハクサンシャジンの他に短いキリタンポ状の赤いのはアカバナトウウチソウらしい

タチギボウシと新山のコラボで山頂部とサヨナラして河原宿へ(俺の帽子の影がご愛嬌)

下る途中に旬のウサギギク

チングルマは随分前に終わってる

河原宿を過ぎてから地獄の歩きが延々と続いてゲンナリだったが、最後にとんでもない歩きを強いられた。

こんな笹原の刈払い道を夕陽目がけて歩くんだから傘が無かったらと思うとゾッとした。

この後出て来た見晴台から一気に降りると思ったが甘かった。

何と殆ど斜度の無い古くて所々陥没してる小石混じりのセメント道を、ウンザリするほど歩かされてやっと広い階段下の登山口だった。

3年前に降りた時は普通の山道を降りた記憶があったから道を付け替えたとしか思えない。

明日遊佐町役場に電話して確認してみよう。

ひょっとしたら古い道が残っているのかもしれない。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする