音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

心と体のワーク

2010-04-02 21:52:55 | 音楽

桜?ではありません。桃の花。桃色でも、薄いのと濃いのと2色の花が同じ御木から生えた枝に咲き分けています。

今日は、心と体のワーク。
人と獣の違い。四つ足で歩いていた時は、声帯が自由にならなかったけれど、2足歩行をするようになったら、自由になりました。試しに、メンバー同士四つ足で話してみて聞きあったら、くぐもっていたり、抑圧されたり、良く聞こえなかったり。それが、起きて座って話すと、声帯が開放されて声が良く聞こえます。

立って歩くことで人は声帯が開放されより複雑なコミュニケーションが可能になったそうです。

もう一つは、発汗。皮膚から発汗することで、舌で体温を調節する必要がなくなったので、人は長く走れるようになったそうです。

タンギングをする時に、tu、ku,du、ruなどと表現して舌を動かすようにかかれていますが、実際に動いているのは声帯だそうです。
自由になった声帯や舌でフルートを演奏することができるということですね。
実際に、四つ足と、二足を歩行をやって違いを感じてみると、体のどの辺りが動いて、どこが動かないのかが、わかって声帯や、舌の筋肉が以前より実感できるようになりました。

前回に聞いた、末端を動かそうと思わないこと。今回確かめてみました。
指を動かしたかったら、そこから、一番離れたところをうごかす。ということだそうです。
実際にやってみました。フルートで「どれみふぁ」と音階をゆっくり演奏します。そして、壁に向かって立ち、両手を壁につき、左足を丸めたタオルの上に乗せて、右、左と足を踏み変えます。初めは、左足のつま先全体で、その後、親指を意識して、次に、人差し指、中指、薬指、小指と場所を変え、最後に足の外側で。

それから、「どれみふぁ」と、初めにやったように演奏すると、もう、滑らか。その間1分か2分。
毎回ですが、自分の持っている潜在能力に感動。そしてまた、それをうまく活用して生きてこなかった自分、今も使いこなせてない自分に情けない思いがします。
しかし、自分に期待と希望もできます。
必ず出来るようになろう。