音楽の喜び フルートとともに

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穏やかな表現

2010-04-27 22:27:39 | 子ども

チューリップです。今日はすごい雨でした。出勤時は降っていなかったのですが、その後、降ったり止んだり。こういうのが一番困ります。運動場はグチュグチュなので、出てはいけないことになっていますが、小雨になると、「うわぁ」と駆け出していく子たちがいて、その度に連れ帰ります。

赦された体育館の軒下で泥団子つくりに誘って、子ども達のエネルギーの方向を変えます。これは、はまってだいぶ持ちました。これだけでは、なかなか難しい。おやつの後は体育館をかりることができました。
混み合っていた子ども達は体育館と児童会室に分かれて、ちょっとほっとしました。

今年の一年生は特別元気。個性も豊かです。お客さんモードも、先週休んだ間に終了。
「先生、こっちこい。ぼうずめくりやれ!」と言う具合。
「えっ。びっくりした。命令されたらできないわ。」
「一緒にやれ!」
「怖いから向こう行くわ。」
「ぼうずめくりやれ!」
「『一緒にしよう!』って言ってくれない?」
「やれ!」
「悪いけれど、怖いから向こうにいくわ。」
向こうに行って、他の仕事をしだしても、追いかけてきて「やれ!」と言いながら蹴ってきます。ここが正念場。
「命令されたら、絶対一緒には遊べないわ。」
その辺のものを蹴飛ばしていましたが、そのうちあきらめて向こうに行ってしまいました。

私だって固い事言わずに、遊びくらいつきあってあげたい。でも、この子はこれでずっとこの一ヶ月友達とうまく遊べていないんです。今の内に、なぜ遊べないかを、わからないと、これからが大変です。表現はへたくそだけれど、気はいい子なのです。この子の良さに友達が気がつけるように、穏やかな表現を身につけてもらいたいです。すぐにはわからなくても、賢い子どもなので、もうすぐ気がついてくれると思います。あきらめずにがんばろう。