マンサク(満作)の花。この辺りでは珍しいですが、庭木にしている人がいました。マンサクって、「まず咲く。」の方言だそうです。寒い冬を越え、春になってまず咲く花、と言う意味だそうです。
マンサクは満開ですが、また寒くなりました。会う人会う人、まず、この異常な春の話題です。
半そでで走り回っていた子ども達は、今日はさすがに長袖。
今日はひげの絵本のおじさんが、児童会に来てくれました。おじさんはもう、ここにくるのは、3年目。かならず、絵本の読み聞かせの前に、こどもたちと遊んでくれます。
女性比率の多い職員の中、おじさんは大人気。ぶらさがったり、グルグル体をもって回してもらったり、逆さになって振り回されたり、いつもとちがってダイナミックな遊びに多くの子ども達が夢中です。
1時間もたち、おじさんがクタクタになってきた頃には、二人の一年生が両足に一人ずつ巻きついて、引きずって歩いていました。「お疲れでしょう。おじさんはちょっとお休みですから。お部屋に入りましょう。」
「えー!」「やだ!」という子ども達をドッジボールに誘い。やっとおじさんに休んでもらいました。
子ども達は、ずっと出っ放しで、3時間でも4時間でも、ドッジボール、サッカー、鬼ごっこと遊びを変えながら平気な子もいます。大人は、子ども達と遊ぶ時には、疲れきってしまわないようにしなければなりません。
おもしろい絵本の最中も、私の担当の子どもは、外にでてしまい。ブランコしたり、ジャングルジムをしたり。この子はやんちゃですぐ悪態をつくので、一見そのようには見えませんが、何か怖いと思うと自分より弱いと思える子を殴ってしまいます。ドッジボールも怖い、集団で、イベントに参加するのも、怖い。
無理矢理中に入れてもお互い気分の悪い思いをするだけなので、一緒に外に出て、もうゆっくりします。すると、気持ちも安定してきて、いろいろ話してくれたり、得意の英語の歌を聞かせてくれたり。
びっくりするような優しさをみせてくれたり。
落ち着いたこどもが相手だと、どこにいるのかわからないくらい静かに、いつまでも遊んでいます。
この子が安心して誰とでも遊べる環境を作ることが私の仕事だと決めています。