音楽の喜び フルートとともに

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連携、連携

2013-08-20 22:50:52 | 介助

月曜日、火曜日は父が退院して、初めての検診。

同じ病院ですが、精神科と、泌尿器科。別の日にかよわなくてはならないのが、大病院のつらいところ。
担当医の勤務日に来ないといけないのです。

昨日の泌尿器科は、経過良好。
すっかり元通りとはいきませんが、筋力が回復すれば、もっと状況はよくなるそうです。

精神科は、認知症の検診。できることはありませんが、経過を見せておけば、困ったことが起きたら対処してもらえます。
今回受診してわかったのが、アリセプトという認知症の進行を遅らせる薬が、3mgしか出ていなかったこと。
通常、アレルギーが出ないか、1週間程、様子を見るのに3mg投与し、何もなければ5mgにするそうです。
先生が「ずっと3mgだったのは、泌尿器の方で何がまずいからかもしれないので、そうされているかもしれないか、確認しましょう。」といわれるので、ははーんと、きました。

前の入院元の田辺病院で、精神科を受診したとき、認知症の診断ができないといわれたので、田辺病院から外の、精神科の専門医を受診し、そこで処方されたのが、そのアリセプト。
かかりつけ医院の制度で、田辺病院からしか出せなくて、内科の先生が、処方することになり、その時、前立腺が悪くなり転院。

転院にあたって、精神科の受診が間に合わず、内科の先生から、転院先の泌尿器の先生に申し送りの形で、アリセプトが処方され、はじめの3mgのまま、3ヶ月が経ってしまった。

7月になって、やっと転院先の、関西医大の精神科を受診したときに、まだ、そのことが見逃され、今に至ったということ。

泌尿器科があっても、設備も、先生も手薄で十分な医療ができない、精神科の看板をあげながら、認知症の診断がだせない総合病院があるというのも発見でしたが、病院同士や、各科同士の連携がこんなに難しいものかというのも、発見でした。

アリセプトのような効果のよくわからない薬なので、それで、命に関わるということはありませんが、例えば、心臓の薬を飲んでいて、胃腸の手術なんていう時は、結構大変なことになるのではないかと思います。みなさんご注意を。