音楽の喜び フルートとともに

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ドタバタ高松紀行

2013-08-29 21:31:02 | 紀行

6階の会議室から、3階の小ホールに移るのに4分。
足どり遅く、ドアを開けて入っていくと、「あ、来た。来た。」と私の顔を見るなり、「早く上がってください。」
「はい?」
「早く早く。」
見たら、参加団体全員壇上に。審査委員長と、フルート協会会長も壇上に座ってお待ちになっています。
まずい!と、慌てて走って行くと、「代表の方。」って、いやどっちが代表?そんなの決めてなかった。
申し込んでくれたのはIさんだから、Iさんか?と、思って振り返ったら、「行って!」とIさん。
「いいから早く。」と前から呼ぶのはスタッフの方。
仕方ない、「すみません。」と荷物をシートに放りだして、舞台に昇ると、空いている席は3つ。
こちらへと、その一つに座ると、スタッフの方が後ろから、「呼ばれたら隣の方と同じようにして下さい。」

ひえー迷惑かけました。しかし、よかった。一番最後ではない。って変なところで安心して座っていると、あと2組がやってきて座りました。

審査委員長の講評から、「旋律があって、伴奏になったら、小さくわからないように演奏するというようなことではなく、推進力のある演奏をしているかなどを見ました。
皆さんそれぞれにがんばっておられて、一般の部は、本当にこれで、音大を出ていないのかな。と思うような演奏をされていてびっくりしました。それから、高校、小中学校の部は、もう脱帽でした。」
ははぁ。そうだろうなぁ。控え室で聞いたのうまかったものなぁ。あの子達。すごい練習しただろうなぁ。

音大の部から金賞銀賞銅賞それぞれ、発表。舞台での演奏を聞けなかったのが残念です。
ぼうっと聞いていたら、一般の部。
「シルバー銀賞。」と、Iさんと私の名前。

うそでしょ。
本当にびっくり。もらっていいのかしら?本当?って感じですが、本当です。
私たちの後に呼ばれたのは、あのバスフルートの素敵なグループ金賞でした。

協会長がにこやかに表彰状をわたされ、すっかり気分がよくなった私です。
Iさんも、さぞ喜んでいるだろうと、壇上から降りて、駆け寄ったら、暗い顔。
銀賞が不満だそうです。いろんな考え方があるものです。
私は満足。
これで、やっと安心してコンヴェンションを思いっきり楽しめます。
夜の部は、コンサートが3つ。食べてる時間はありません。

高松ゆかりのフルーティスト甲藤さちさん、小池郁恵さん、眞鍋恵子さんの、コンサート。
デニス・ブリアコフさんリサイタル。
体調不良でこられなかったマリーナ・ピッチニーニさんに代わり、小山裕幾さん、大友太郎さん、ユルゲン・フランツさん、清水信貴さん、工藤重典さんによる、名フルーティストによる名曲の夕べ。

素晴らしい演奏に、夢心地10時過ぎに、瓦町をIさんと、ブラブラ。食べるところを探さねばなりませんが、Iさんが、下見をしてくれていたうどん屋さんに行ったら、もう営業終了。
少し戻ったところにカフェが空いていたので、入ったら、おしゃれなドリンクタイム。
私たち二人共飲めません。
遅くなりすぎて、ハンバーグとか、食べられそうにありません。
「これ、頼みたいな。」
みたら、2、3人で分けてください。と書いてある大皿のロールパンケーキ。
「うん、いいかも。」と普段は夕食には絶対に頼まない。パンケーキと、唐揚げ。


足部管が、小さく見えるでしょ。ロールパンケーキが、クリームの下に8枚も入っています。
酸っぱいベリーと一緒で、結構美味しかった。
二人でいると、音楽の話ばっかり。最後に、
「私は、明日帰るけど、もうないよね。一年分の失敗を、この二日でやらかしたから。」
「そうですね。あったとしても、もうそんなに大変なことはないから。」と、どこまでも紳士なIさんです。

明日は、私は「デニス・ブリアコフ公開レッスン」に10時から、Iさんは「白川真理の古武術に学ぶフルート~心の音をそのままに~」出る予定です。
そのあとの「小池郁江。循環呼吸講座」で会う約束をして散開。
またあした。