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新崎国広さん講演

2015-03-02 22:20:11 | レクチャー、マスタークラス

実家の黄梅、迎春花ともいうそうです。梅の仲間ではなくジャスミン科。
2月19日が中国のお正月。春節のお休みで中国から人がたくさん来てお買い物をしてくれたおかげで、大阪の百貨店がうるおったそうです。
持ちつ持たれつ。情けは人の為ならず。町内会だけの言葉ではありません。


今日は新崎国広さん(大教大准教授)の講演会「地域活動を支える担い手づくり」に行ってきました。
枚方市社協さんの主催で、校区福祉委員会活動者研修会の一環です。
校区福祉委員会というのは、地域の一般の人たちによるボランティア活動に支えられています。

「公助」政府や、役所による支援、専門職に夜支援。
「共助」「近助」地域の一般の人による支援
「自助」昔は自分や、家族、血縁の支えのみを言いましたが、今は住民同士のたすけあいもここに入ります。

孤立死、セルフネグレクト、児童虐待、いじめ、不登校、ひきこもり
私たちの住んでいる地域の周りでは、いろいろな問題がありますが、早期発見が大切だといいます。
本人からいきなり専門職につながることは難しく、こじらせてから、あるいは事件が起きてからやっとつながるということが多いそうです。

地域でできることは、早期発見と、専門職とのつなぎ役、それからその後の見守り。

挨拶をしたり、子どもたちに声をかけたり、顔の見える関係を地域の中で作っていれば、大事になる前につなげることができます。

また、「助け上手」だけではなく「助けられ上手」になってください。
遠慮、諦め、プライド、本人が助けが必要なことに気づいていない認知症などいろいろなことが原因で助けを呼べない人が多くいるそうです。
自分が助けてと声を挙げられるということは、他の人も助けてもらいやすくなるということ。
お互いに助け合う=互助ということを考えて欲しい。
どうぞ、助けられ上手になってくださいということでした。

先生の話を聴いていて、このところずっと心配だった中高生にできることを聞いてみました。
普段からの挨拶や、笑顔、さりげない見守りが大切。
「もしや」と思ったときは、関係機関につなぐ。

ということでした。

温かいちょっとおせっかいな地域を作りましょう。