音楽の喜び フルートとともに

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ラクメ

2022-02-19 18:44:21 | 名曲
実家の隣の梅が満開になっていました。

きれいです。

「花の二重唱」はレオ ドリーブ(1836-1891年)

フランス王国サルト県サン ジェルマン デュ ヴァル生まれ、フランス共和国パリ没
のオペラ「ラクメ」の中で歌われます。

小説家ピエール ロティ(1850-1923年)


の自伝的小説「ロティの結婚」を元に書かれました。
ロティはフランス海軍士官のときに世界中を回っていて、ポリネシアでの体験にロマンスを混ぜて創作しました。

オペラ「ラクメ」は19世紀後半イギリスに支配されていたインドの話しで、バラモン教の僧侶の娘ラクメ

とイギリスの陸軍士官ジェラルド

の悲恋物語。
好奇心からバラモン教教会の庭に入り込みラクメを愛してしまったジェラルド。
僧侶の父は神聖なバラモン教を汚されたと復讐を誓います。

愛し合う二人。
ところがイギリス軍がやって来て、婚約者を思い出すジェラルド。
その様子を見て、絶望したラクメはチョウセンアサガオの葉を食べて、「神様へのお詫びは私がします。」と自殺します。
その中で歌われる花の二重唱は、人気があり、フルート二重奏としてもよく取り上げられます。