音楽の喜び フルートとともに

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玉ねぎの歌

2022-07-05 21:15:39 | 民謡
先月、次男が釣ってきたにじますを冷凍保存。
昨夜焼きました。上手に締めたので、冷凍でも臭くありません。
ご近所の生徒さんから玉ねぎとじゃがいもを頂きました。

フライドポテトもホクホクしておいしかった。

玉ねぎ1個を千切り。
レンチン3分、ツナ缶とお醤油、お酢、マヨネーズ各大さじ1で、おつまみを作ったつもりが甘い!
玉ねぎの甘さだけでもおかずになりました。

夫は七味をかけて、おいしかったそうです。
うちは黒酢を使うので、色は良くないですが…。

天と人の恵みに感謝です。

玉ねぎは、世界最古の栽培植物だそうです。
中央アジア原産
イラン辺り、BC1600年メソポタミア文明の第一王朝の楔形文字の石板に玉ねぎレシピが多く登場するそうです。
BC5世紀、古代エジプトの壁画、BC3世紀ピラミッドを建てる奴隷に玉ねぎを支給したとか…。
ヨーロッパには古代ローマ、古代ギリシャに伝わっていた記述がのこっています。
中世ヨーロッパは比較的手に入れやすいことからあらゆる階層の人が食べていました。
1492年コロンブスがアメリカに持込み新大陸にも広がりました。
日本は鎖国のため遅く1900年代になってから。

「玉ねぎの歌」は、1800年頃に生まれたフランスの軍歌です。

ナボレオンの軍隊の擲弾兵(てきだんへい)

マスケット銃が精度が低く、殺傷能力が低かったため、敵の近くまで肉薄して打たなければならなかったため、背の高い、屈強の男だけが選ばれました
左の背の高いものが選ばれるというフランス軍隊のポスター。

マレンゴの戦いの前にナポレオンが、この擲弾兵がパンに玉ねぎを塗って食べていたのを見て、「栄光への道を歩むためには、玉ねぎに勝るものはない」と言ったという伝説が残っています。
彼らの中で「玉ねぎの歌」が生まれたそうです。

ナポレオンとマレンゴと戦いの後に名付けられた馬

ナポレオンが発明したのは共和国の軍隊。
王様のための軍隊は、弱かった。敵前逃亡は当たり前、教練も一部のもので大半の農民たちは訓練できていません。農繁期になると誰もいなくなるほどでした。

ところが、共和国の軍隊は、自分の国、自分の民族という考えを取り入れ、自らやってきて、訓練に参加し、逃げずに戦いました。

その頃、領土、人数、兵器の上でも上回っていたオーストリア大公国の軍隊を1800年マランゴの戦いで破ります。

ナポレオンは大勝利を大喜びで喧伝し、擲弾兵と「玉ねぎの歌」は大いに流布したのでした。
そして、どこかで聞いたフレーズが?
「クラリネットを壊しちゃった」

「玉ねぎの歌」
玉葱を油で揚げたものが好き

玉葱は美味しいから好き
玉葱を油で揚げたものが好き
玉葱が好き 玉葱が好き

進もう戦友よ 進もう戦友よ
進もう 進もう 進もう
進もう戦友よ 進もう戦友よ
進もう 進もう 進もう

油で揚げた玉葱1個だけで
玉葱1個で獅子にもなれる
油で揚げた玉葱1個だけで
玉葱1個で獅子にもなれる


進もう戦友よ 進もう戦友よ
進もう 進もう 進もう
進もう戦友よ 進もう戦友よ
進もう 進もう 進もう


だがオーストリア人にやれる玉葱はない
犬どもにやれる玉葱はない
だがオーストリア人にやれる玉葱はない
犬どもにやれる玉葱はない

進もう戦友よ 進もう戦友よ
進もう 進もう 進もう
進もう戦友よ 進もう戦友よ
進もう 進もう 進もう

油で揚げた玉葱を好きになろう
美味しい玉葱を好きになろう
油で揚げた玉葱を好きになろう
玉葱を好こう、玉葱を好こう

進もう戦友よ 進もう戦友よ
進もう 進もう 進もう
進もう戦友よ 進もう戦友よ
進もう 進もう 進もう