音楽の喜び フルートとともに

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ホイップクリームのバレエ

2023-10-14 21:00:00 | 近代
金曜日午後から、ヴァイオリン木村直子先生、ヴィオラ金重美代さん、チェロ木村雅雄先生とフルート久米素子のカルテットレッスン。
今回はドヴィエンヌの6つのフルート四重奏の4番から。

初見ですが
相変わらず直子先生のヴァイオリン、雅雄先生のチェロは美しいです。
金重さんと私も頑張りました。
雅雄先生と金重さん
今日もレッスンの後はケーキ。
メロンケーキといちじくケーキがハイライト。


かわいいもの好きな直子先生がくまちゃんを食べてくださいました。

音楽とケーキの幸せ〜。

リヒャルト・シュトラウス(1864-1949年)ドイツ連邦バイエルン王国ミュンヘン生まれ、ドイツ連邦共和国バイエルン州オーバーバイエルン没

1922年作曲されたバレエ音楽は
その名もSchlagobersシュラークオーバース=泡立てたクリーム。ホイップクリームのことです。

ウィーンの人々は第一次世界大戦(1914-1978年)で、中欧で650年間支配していたハプスブルク帝国の崩壊を経験します。

シュトラウスは敗戦のショックに沈むウィーンでウィーン国立歌劇場の監督職を務めています。
経済的にも困窮する付属のバレエ団の再興を画策してこのバレエを企画します。

しかし、ハイパーインフレがウィーンを襲い、振付、演出、衣装代など経費がかかりすぎ、「億万長者のバレエ」と呼ばれ評価は散々でした。 

シュトラウスは評価に対して
「私は現在の悲劇に耐えられない。
喜びを創り出したいのです。」と言ったそうです。

あらすじは、ウィーンのお菓子屋さんで子どもたちが生クリームたっぷりのお菓子を食べているうちに、たくさんのお菓子に囲まれる夢を見るというお話しです。
マジパンの行進、チョコレートの踊り、プラリネ王女のパーティーが開かれ、香り高いリキュールのトリオと、ビールでなだめられたケーキの騒動が始まりました。

バレエ ホイップクリーム SCHLAGOBERS, Ballet, Op. 70
1時間以上の中の一曲。
ホイップクリームのワルツ
Langsamer Waltzer