音楽の喜び フルートとともに

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「人間」の幸せ

2023-10-28 21:00:00 | ルネッサンス
水曜日ピアノのTさんが来てくれました。
コロナから、3年ぶり。
すごいうれしい。

「腕がなまってるから、もう弾けないよ〜。」
と、言ってたけれど、「大丈夫!」
子育てサロンのクリスマスコンサートをお願いしました。


冷やして食べるパイ、持ってきてくれました。

冷蔵庫に入れておいて、さんざんしゃべってから取り出して食べました。
3年の間にいろいろあったものね。
おしゃべりが止まらない。

プライベート過ぎで書けないけど…。

ギョーム デュファイ(1397-1474年)ブラバント公国ベーアセル?生まれ、フランス王国カンブレー没

少年合唱隊で音楽を学びます。
1414年サンジェリー教会で働き始めます。
4年間コンスタンツ公会議(対立していた2人の教皇を廃止し、話し合いと合議によって新教皇を打ち立てました)に同行します。

1418年リミニ宮廷に移り作曲を始めます。
1435年教皇疔の歌手になります。
1436年サンタ マリア デル フィオーレ大聖堂の献堂式のために「バラの花が咲き頃」を作っています。

サンタ マリア デル フィオーレ大聖堂1296年から140年をかけて建築された
デュファイは1436年この献堂式(建立式)のために曲を書いた
1439年ブルゴーニュ公に仕えます。
1459年カンブレーに戻り、オケゲム、ビュノワ、ジョスカン・デ・プレと親交を結んだと思われます。

生涯各地を転々としたおかげで
百年戦争の休戦期にイングランドのジョン・ダンスタブルが伝えた3度や6度の協和音程。

フランスのイソリズム(一定のリズムを繰り返す)を含むポリフォニー音楽(複数のパートからなる音楽)。

青年期に接触した旋律優位のイタリア音楽(トレチェント音楽)を統合し、イタリアで活躍したフランドル人チコーニアなどの影響を受け、
ルネサンス音楽を開拓しました。

宗教音楽も多く作曲していますが、世俗音楽も多く、「人間」を感じさせる作曲家と言われています。

長い戦時下の世界に生き、140年の聖堂の建立に立会い、合議、話し合いによる成功を一度は経験したデュファイ。

デュファイとバンショワ
その歌に耳を傾ければ、現代の私達の世界も変わるかも。

デュファイの世俗歌謡
「さあ、仲間たち目ざめよう!」

さあ、仲間たち、目覚めよう!
もう心配しないで
すぐに楽しい時がやってくる
私たち全員が幸せになれる

私はお願いする
偽りの嫉妬深い人達の言うことを気にしないで
彼らが何を言おうが

私から皆さんに乾杯です。
フション、エヌール、アンブロ、アンリ、ジャン、フランソワ、ユーグ、ティエリー、そしてゴデフリン、
皆に伝えます

自分自身を明らかにしましょう

もううるさく言うのはやめましょう

タントストは幸せな時間を売ります
私たち全員に良いことが起こりますように