音楽の喜び フルートとともに

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変圧器取替

2015-03-18 22:06:25 | Weblog

今日は暖かくなりました。雨が降って花粉が一休みなのがうれしいです。
先週、関電からうちの前の電柱についている変圧器を取り替える工事をするので、車をだし入でできません。
と、チラシが入り、昨日、「あす工事です。」と、訪ねてこられ、そして今日。
母に連絡して樟葉から田辺まで車で送ろうと、メールした直後、
1時半ころ、「2時ころから工事します。車が出入りできませんので、よろしくお願いします。」

これだけ、準備していただいてもこれです。申し訳ない。
「えっと、母はいつ帰るのかな?」
返信が待ちでした。「ちょっと待ってください。」
電話してみると「5時半ころ」
「すみません。5時過ぎには車を出したいんですが。」
2.3軒先まで行っていた係りの人を呼び止めて、そのことを伝えると、首をかしげて「2時半で、4時半。うーん。担当のものにお伝えします。」
「右折して出たら出られます?なんだったら、うちのガレージに停めてやってもらってもいいですけど。」
「いや、それはちょっと無理だと思います。高さがありますし」
「じゃあ、少し左よりに停めるとか・・・。」
「いや、それもちょっと。」
「2時間で収まると思うんですが、担当のものにお伝えしておきます。」
2時ころやってきた工事車両をみて、納得。

うちの前に2台。

エンジの車から出たクレーンにのせて機械をあげて、青色の真下の車から道具をあげて、

その車をはさんだ左端の黄色いクレーンに人が乗り、受け取って作業します。

うちの駐車場ではとってもおさまりません。
しかも、停電がないように、よそから電気を繋いで作業をしたそうです。
おかげで、停電なしの工事。
こういう働く人たちのおかげで、快適な生活を送っています。

私も、しっかり働かなくっちゃ。
と、工事の音におっかぶせて、otakaのコンチェルトをおもいっきり吹きました。


神戸国際コンクール存亡の危機

2015-03-17 21:07:06 | 音楽

ショックなニュースが入ってきました。
日本のフルートの文化向上に貢献してきた神戸国際コンクールが存亡の危機にあります。
世界に認められる日本のコンクールがいくつあると思われますか?世界的奏者のパユ氏もこのコンサート受賞により世に出ました。こういう伝統は一夜にしてなりません。
本当に何か出来ることはないかしら?

以下「神戸新聞、NEXT」より
神戸市などが主催し、世界的な演奏家を多数輩出してきた「神戸国際フルートコンクール」が岐路に立っている。市は、その歴史や権威を認める一方で、市民への浸透度の低さなどから、廃止を含めた検討を開始。文化事業に対する難しいかじ取りを迫られる中で、関係団体などが存続に向けて動き始めた。(小川 晶)

同コンクールは、1985年から4年に1度、神戸市内で開かれ、2013年まで8回を数える。世界三大フルートコンクールの一つとされ、過去の入賞者には、ミュンヘン音楽大教授やベルリンフィルの首席奏者など、フルート界の著名な演奏家が並び、国際的な評価も高い。

 一方、1回当たりの開催費用は約6千万円で、市は入場料や広告収入を除いた約5千万円を負担。15年度の予算編成に当たり、市は17年の第9回に向けた準備費用を盛り込まず、「廃止を含めて今後の在り方を検討」と位置付けた。同コンクールの意義を認めながらも、市民への浸透、還元の度合いが低いと判断したという。

 市の検討方針を受け、フルート奏者らでつくる「日本フルート協会」(東京)は、2月から存続に向けて対応を協議。糸井正博事務局長は「日本の音楽界でも貴重な国際コンクール今後の文化行政の在り方にも関わる問題ととらえ、本気で取り組む」と話す。

 今後は、月1回の運営委員会で話し合いを重ねるとともに、「日本演奏連盟」や「アジア・フルート連盟」などとの連携を模索。スポンサー探しなど具体的な支援策を8月の総会でまとめる予定だ。

 この問題は、2月開会の市議会定例会でも取り上げられ、予算特別委員会では、コンクールの担当部局が市民へのPR不足などを認めた。

 一方、本会議の予算質疑で検討基準について問われた玉田敏郎副市長は「芸術、文化事業は、費用など定量的な側面だけでは判断しにくい部分がある」と答弁。アンケートなどで市民の意見を聞く必要性に言及している。

【音楽界全体に影響 現役の指揮者で、広く音楽の普及に取り組む斉田好男・神戸大名誉教授の話】どんなコンクールであっても廃止すれば演奏家が腕を磨き、ファンが音楽を楽しむ舞台が減ることになり、音楽界全体の損失につながる。神戸国際フルートコンクールの場合は、さらに影響が大きくなる恐れがあるが、一方で神戸市が主催する以上、市民の一定の認知度が求められる面もある。フルートは吹奏楽の主要楽器で演奏人数が多く、ポテンシャルは高い。コンクールの格式にばかりこだわるのではなく、市民に広く知らしめる努力が必要だ。

【神戸国際フルートコンクール】 神戸のPRなどを目的に1985年、フルート単独の世界初の定期コンクールとして始まった。ミュンヘン、ジュネーブとともにフルートの世界三大コンクールに位置付けられる。第8回には21カ国・地域から57人が出場し、予選と本選、特別コンサートなどで約4300人の観客を集めた。これまでにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のエマニュエル・パユ氏や、フィンランド放送交響楽団の小山裕幾氏など世界の著名な楽団の首席奏者らが入賞を果たしている。


アンサンブル練習

2015-03-17 00:06:34 | 音楽

今日は、ピアノのTさんとアンサンブルの練習。
牧野で午前中仕事をしているTさんをおうちランチに誘って、練習。

一ヶ月前。
「コンサートしようよ。」
「ブランクがあって、自信ないから、練習して自信がでたらね。」とTさん。
「じゃあ、次回の練習日を決めよう。」と、今日です。

ドボルザークのソナチネ。
ドボルザークがバイオリンを練習している息子に書いた曲をフルートに編曲したものです。
新世界よりを書いた年。
演奏しやすいようにシンプルなのに、美しい旋律、民族音楽の持つ力強さなど、彼の特徴が、よく出ています。
こんなことを言ってはなんですが、制約の中で工夫することで創造性が花開くことはよくあるようです。
それが、息子のためとあっては、お父さん張り切ったんじゃないかな?
愛情のこもった名曲です。

Tさんは副科に声楽をとっていたので、歌心があります。ゆっくりと歌う二楽章が良くなってきました。
私も、Tさんのピアノにふさわしいようにしっかり練習しようっと。

小品を何曲かレパートリーに加えて、次回を約束しました。
チョコレートをTさんにいただきました。可愛いマトリューシカの箱に入っていました。

おいしかった。食べ終わった箱に、Tさんが先週作った粘土のお菓子を入れてくれました。
「こうやったら、ちょっといい感じやん。」

美味しそうに見えるかな?


手作りセラピー

2015-03-13 22:02:21 | 手作り

前も書きましたが、前回は舌足らずだったのと、新しい便りがあったので、もう一度。

一昨日、病院をMさんと一緒に訪れました。

「お弁当持ってきて、一緒にお昼を食べよ。」
「二人だけだと、ぼそぼそ喋って終わりなので元気なMさん連れて行くわ。」
狙い通り、ビジタールームで3人で大笑いしながら、ランチ。
女3人よれば、なんとやら・・・。
明るいMさんと会えば、元気になります。

そして、「プレゼント、持って帰ったら絶対作らないでしょ。ここで、作ろ。」
製作セラピーです。
創造は人を元気にします。

今回は病院なので、難しすぎてもダメ。と言って簡単で粗末なものは、かえって物を粗末にし、心も荒れます。
大事しよう。と思えるものを作るのが重要。
Sさん、おしゃべりしながら15分ほどで完成。

面と向かって対峙するよりも、手を動かしながらの方が、話しやすいこともあるのです。

手術前の不安な気持ち、手術の後の痛み、入院して食べる一人の食事の不安と痛み。
話すだけでも、気持ちが楽になることもあるのです。

1時間ほどで帰ってきましたが、疲れなかったかな?と心配していると、昨日、退院したSさんからメールが来ました。

「本棚に飾ってます。楽しい時間でした。」


追伸 今週は、ずっと手作りばかりしているみたいですが、毎日欠かさずフルートも吹いています。これは、特別なことでないので、書かないだけです。
周りの人が元気になるのを見ると、私も元気が出てフルートの音もパワーアップします。
全てが繋がっていて、循環しています。


手作り実験

2015-03-12 22:28:27 | 手作り

今日は、朝10時、自宅から450mご近所のM・Sさんを車で迎えに行きます。
「おはよう!」
すっかり、準備してくれていて、すぐに家から出てきてくれました。
なんで、車で行くかというと、重たい荷物のせいです。
それは、ミシン。
夫や息子のシャツや、ブレーカー、パンツに、自分のスカート、袋物。など、さんざん使い倒してミシンは、厚地を縫いすぎて軸の棒が歪み、釜の一部が欠損して、
私の目も悪くなり、もう縫うことはないだろうと、粗大ゴミに。
以来、ミシンに無い歴、3年。
用事があれば、Mさんに、お願いして縫ってもらってきました。
今日も、ミシンごとお迎えに行って、スカートの壊滅的なかぎ裂きをお直ししてもらいます。

これが、結構楽しいです。一人でシコシコ作るのも楽しいですが、もう一人の意見が入ると、また思っていたのと違うやり方が浮かんできます。
縫うものの質も上がるし、当然情報も気持ちも行き交って、お直しだけでもプロセスを色々な意味で楽しめます。

途中から、M・Sさんもやってきて、昨日の続き、粘土の実験をします。
S・MさんとM・Sさんは会うのは久しぶりだそうです。
子どもが小さい頃はグループを作って、手作り品をガレージセールに店を出したりしましたが、最近はご無沙汰。久しぶりに話に花が咲きました。
M・Sさんは午前中で帰り、S・Mさんと次男と一緒にお昼を食べて、さて、実験再開。

昨日使ったセリア木かる粘土とダイソー石粉粘土は、型抜きがしやすく、固まると硬いです。
石粉粘土は重みがあり、灰色に近い白です。木かる粘土は軽く、薄茶色です。
絵の具を入れて混ぜるには適しません。マーブル状になるし練りにくい。
両方とも固まった後で、削れると書いてありますが、今回は試しませんでした。このままで形成はしにくいので、型抜きし、お皿やクッキーの土台として使うことにします。
同じような用途に使えますが、色を入れなくていいので、木かる粘土が今回は使いやすいということになりました。

ダイソーの樹脂粘土がスイーツを作るには最も適していますが、30g100円。80g100円の他の粘土で代用することにします。

ダイソーのふわっと軽い粘土。
水を入れると、いくらでも柔らかくなります。絵の具を入れて練ると色も作りやすいですが、あとから色を塗ると、白は色が吸収されて思った色にはなかなかなりませんし、表面のボソボソ感が目立ってしまいます。塗るのは却下。これを使うなら色の付いた粘土が売られているのでそれで、対応することにします。
樹脂も入っていて、紙粘土に近いですが、すぐ割れてくるようなことはありません。
でも、長い紐を作ろうと転がしても、すぐ切れてできません。
ねじったり、曲げたりするとブチッと切れます。
バラの花を作ろうと、薄く伸ばそうとしてもぼそぼそして切れて不可能です。

セリアのカラー紙ねんど。
ダイソーのふわっと軽い粘土と一見同じですが、ボソボソ感がこちらのほうがありません。
紐状に練ることもできます。ねじり、曲げには弱いですが、ダイソーほどではありません。
ぐるっと丸いペロペロキャンディは無理ですが、ステッキキャンディくらいなら作れます。
色を入れることもできます。
薄い細工もできるので、バラがつくれます。

おゆまるくん
80度に熱すると、柔らかくなり、冷ますと固くなります。
鋳型を作るのに最適です。バラのボタンを押し込んで型を作りました。
うまく作れましたが、粘土の方が、うまく取れません。くっついて抜くと、変形してしまいます。
それにかなり深い掘りでないと、うまく形がでません。

シリコンの料理型
ゼリーを作るもの、柔らかく、後ろから押し出せるものなら、充分対応できます。
セリアの粘土で作ったもの。かなり細かい細工もできます。

4時頃、Gさんも加わって、お茶を飲みながら、おしゃべりしながら、いくつか作ってくれました。
みんなのおかげでおもしろい実験ができました。
スカートも修復。
楽しい一日でした。


買い出しとお見舞いと実験

2015-03-11 23:06:01 | 手作り

朝、Mさんと、今年度サロンの会計が締まる前に、サロンのエプロンを一新することになり、買い物。
いろいろ回る覚悟をしていましたが、近所のホームセンターと、手芸雑貨屋さん、安売り衣料品店と回ったところで、いいのが見つかりました。
安くていいものが見つかりました。これに名札と、サロンのキャラクターを入れて、デビューさせます。
Mさんが「私、作ってもいいけどなぁ。」
私「ステンシルしたら、いいかも。」エプロンは今年度中に買わなくてはいけませんが、名札は別にゆっくり作ってもいいので、また考えることにして、
100円均一に寄って、5月の地域でする手作り講習会の準備をしました。

そこで、11時過ぎ。
今日は、入院中の友達ピアノのSさんのお見舞いをすることにしていました。
メールしたら、「12時にお弁当持って来て一緒に食べない?」と返信。
Mさんに「一緒に行く?」と聞くと、「いいよ~。」ということで、近所のスーパーに寄ってお弁当を買って病院へ。
Sさんは、子育て支援の方もやっていて、いろいろお世話になっているので、Mさんとも旧知の仲。
「Mさんも一緒に行きます。」とメールすると「待ってます。」

病室に着いたら、Sさん起きていて、声は少し出にくそうでしたが、結構元気。
「食堂で食べよう。」と枚方大橋が見える10階、絶景のゲストルームに案内してくれました。
「どんな具合?」
「昨日までは辛かったけど、今日はだいぶよくなったわ。明日退院だし。」
「よかったねぇ。私と二人だとぼそぼそしゃべって、帰るだけだけど、Mさんだと、元気がでるから。」
と、私が言うと「どんなんやねん。」とMさん。「いやぁ。本当、病院ボランティアでまわったら?」とSさん。
おしゃべりしながらお昼を食べたあと、「これ、プレゼント。ここで、作んねんで。」
「へー。ありがとう。」「渡して帰ったら、絶対に作らないでしょ。」
「うん。」「でも、ずっと入院してたら、退屈やからつくってるかも。」

手作りで、元気になってもらおう!病院編です。
しゃべりながら、Sさん、スイスイと手を動かして、ボンドで貼りますが、ほとんど迷いません。
「すっごい!個性的。」「こんな使い方、誰もしなかったわ。」とMさんと、私は応援団。
手術の時のちょっと怖かった話や、心配だったことも聴きながら、
さて、できあがり。


ちょっと、意外な使い方です。
「これ、お母さんたち、喜んだでしょう。」
「おもしろかったわ。この間、撮ってもらった写真入れるわ。」
声を上げて笑って、来た時よりも、顔色もよくなったような気がしますが、どうかな?
疲れすぎなかったかな?

エレベーターまで送ってくれて、「また、土曜日も、セミナー行くから、乗せてね。」
「行くんや!」「うん。」よかった。Sさん元気です。

Mさんと、私はその後、私の家でお茶飲みながら、5月分の試作開始。
プラ板をヤスリがけして、色鉛筆で塗って、オーブンで焼いたり、100均の粘土を、何種類か並べて実験。

まだまだ、実験は続きます。
それから、Mさんが帰ったあとは、フルートの練習もやっぱり欠かせません。
私も元気になって今日は音がいいような気がします。


3月子育てサロン

2015-03-10 21:33:11 | 子ども

今日の子育てサロンは、年度末。
卒会するこどもたちが、何人かいます。最近は、3年保育を選ぶ人が多く、3歳で卒会が多いです。

9時、男性のKさん、Oさんが机と椅子を片付ける為に来てくれました。私とOさんは、車でアルバムの荷物を運びます。
他にもコミュニティのYさんが、お手伝いに駆けつけてくれました。
それから、Oさん、Tさん、Mさん、Y・Yさん、S・Yさん。頼もしいサロンのスタッフ。
サロンは人々の子育てを支援したいという気持ちだけで成り立っています。

お母さんに、アルバムを作ってもらい、手形と写真をとり、中に挟んで持って帰ってもらいます。
サロンの自由時間は少ないので、手作りをがっつりすることはできませんが、簡単にできて、作るのが楽しく、嬉しくてワクワクするようなもの。持って帰るのが嬉しいものを作り上げてもらって、
15分か、20分、安心出来る場所で、自分が楽しんでもいいよ。と感じて欲しい。

自分で何かを作ったり、自分だけが楽しんだり、家族以外のことなんて全くできない。と思い込んでいるお母さんたちに、協力しあったら、何か素敵なことが出来ると、思って欲しい。

今日も、サロンのスタッフもがんばって子どもたちを見ましたが、サロンのスタッフでは、人見知りが激しく泣き止まない子どもを、よく慣れたお友達のお母さんが、代わりに抱き、自発的に協力しあって、作り上げてくれました。
こういうことができる。ということを知ってもらうことが大切だと思います。

何かを自分で作ることは、何より自尊心を育てます。
自尊心って、自分ってすごい。結構やるやん。って思うこと。
小さなものでも、自分の手で作り上げた喜びと誇り。
それは子育てをしていく上の大きな支えになります。
それはもてなされたり、助けられているだけでは、得られない力です。
だから、少しでも自分で考えて工夫できるような製作をしてもらうのです。
「私ってすごい!」って思ってもらえるとうれしいですが・・・さて、どうでしょう?


私は、同じ材料を作っているにもかかわらず、どれも個性的で、独創的、すごい!って思っているのですが・・・。
どうかしら?


琵琶湖散策

2015-03-09 22:55:45 | 紀行

日曜日、久しぶりに両親を連れて、ドライブしました。
八日市の道の駅で、花や、野菜を買い込み、琵琶湖を見ました。
琵琶湖で、迎えてくれたのはこの鳥。


とんびです。

湖岸に打ち上げられていたのは、


睡蓮の花托・・・花が咲いた後、あの美しい睡蓮はこんな形になってしまうのです。蜂の巣に形が似ているので、蓮(はちす)とも呼ばれるそうです。この穴一つ一つに種が入っているのです。私は、はちすと聞くとすぐに寅さんの歌を思い出しますが、昔はよく知られていた言葉のようです。


人も少なく静かな琵琶湖です。

それから、落ちていたのは、オオタニシ。


カワニナや、ヒメタニシ、冬の湖は貝殻ばかりです。
倒れた松に立派なチャカイガラダケがついていました。お見事でしょ。
それから、どこから流れ着いたのか、ハネヒツジゴケ。小宇宙を作っていました。

美しい夕焼け。近江大橋を渡って帰りました。


ないけれど、ある。

2015-03-06 23:32:00 | 介助

実家のパンジー。マトリックスパープル。先週、母が買ってきて植えたものです。いい色です。
また、パンジーの季節がやってきました。


次男と実家に着いてしばらくすると、父がデイサービスのバンで送られてきました。
迎えに出ると、介助の男性に支えられて、ゆっくり車を降りてた父は、車を振り返って、中に座っているおばあちゃんと、職員の女性に丁寧に投げキッス。
すると、二人は顔をクシュクシュにして笑いながら、お返しの投げキッス。

「Yさん、ぼくも。」と男性職員に呼び止められて、そちらを見ると、その男性も投げキッスをしました。
すると、父は両手でキスをブロックしました。
「あれ!」と彼は大笑い、車の中もみんな笑顔になって、帰って行きました。

夕食の後、長男も起きてきて夜勤の前の食事。
次男と私、久しぶりに3人でテーブルを囲んで、ポツポツ話をしていたら、父が加わってきて「男前になったな。」と二人に言います。
「どっちが?」とわざと聞いてみたら「どっちもええ男や。」
「彼女できたやろ。何人いてる?」
次男が何回目かの返し「何人やと思う?」
「6人ぐらいか。」「そうそう。」と次男が言うと、
「お母さんの前では言われへんやんな。彼女できたら、教えてや。お母さんに言われへんでもこっそり連れておいでや。」ハハハハと次男に目配せします。

長男にも「それ、いい服やな。自分で買ったんか。」
「うん。」
「ええなぁ。よう似合うやないか。」
「ふふ。」

年をとれば、仕事も、社会で積み上げてきた役割も、学んで積み重ねたこともなくなります。
体力も、能力も失われていきます。

その時、残るものは何でしょう?

いやいや年を取らなくても、仕事や、社会的役割や、肩書き、母親とか、妻とか、娘という役割がなかったら、私はなくなってしまうのだろうか?

父とあって、嬉しそうな人たちを見ていると、大丈夫。何がなくても、と思えてきます。
きっと、みんなも大丈夫ですよ。











新世界ツアー

2015-03-05 23:15:04 | 紀行

日曜日に夫の仕事の物を取りに天満橋の職場へ、ついでに新世界まで行きました。
大阪府民が行ったことのない大阪の名所No.1だそうです。
私も、人生2回目。
1回目はもうウン十年前。その時も東京出身の夫に案内されました。
国の登録有形文化財通天閣の足元は、ビリケンさんと、串カツ屋さんだらけ。


足を触ると幸せになれるそうです。
工事中もビリケンさん。

新世界市場でカツサンドを買い、これはおいしかったです。


ジャンジャン横丁へ・・・昔は新世界と、遊郭をつなぐ通路だったらしく、狭く薄暗い。
立ち呑み屋さんが林立していました。
ディープ過ぎてちょっと近づけない感じですが、中には行列ができる串カツ屋さんがあって、通路いっぱいに何重もとりまいていました。

アンタッチャブルも今や、ポピュリズムの嵐にさらされているようです。


次男がお土産に欲しいといったのは、このパーカー。
「風林火山」
逃げ回ること風の如し、引き篭ること林の如し、批判すること火の如し、働かざること山の如し。自宅警備員NEET・・・「これを着て春休み引き篭るぞ~!」って!?
早速、毎日着ています。