私は前期高齢者寸前男である。
何年振りかでJリーグ観戦に行った。
11月11日・・・。
気温9℃。
週の前半は夏日にもなって、昨日も「あったかいだろう」とタカを括っていた。
それが金曜日から一気に冬モード・・・。
嘆いても始まらない。
時間があるので普通列車とバスで2時間半かけてデンカビックスワンへ。
アルビレックス新潟はJ1で現在10位。
一桁の9位に上がると賞金がもらえるらしい。
そうでなくても18チーム中の1桁順位であれば、今季J1復帰したチームとしては「上々の出来」であろう。
人間の感覚の不思議さで「9位」と「10位」では、まったく評価が違うものなんだよね。(いかに僅差であっても)
そうした中で対戦相手のFC東京は対戦時「11位」。
まさに観戦するには「うってつけ相手」であった。
気温10℃風速7~8mという状況の試合開始2時間前の正午にスタジアムに到着。
新潟名物でもある「強風」は、気温も手伝って身に染みた。
今回はちょっと張り込んで1階4列目でかなりピッチに近い席を取っておいた。
すべてはイメージであるから数字的なことはわからない。
それを踏まえて私の感想。
「サポーターの熱」は相変わらず強い。
しかし、コアな「ゴール裏のサポーターの熱量」は以前より「ちょっと希薄」になった感じ。
以前は試合開始2時間前から盛り上がっていたんじゃないかなぁ。
東京もJリーグのチームとしては、来やすい場所なのでサポーターも多かったし声援も大きかった。
試合前のセレモニーは、相変わらずだがチアリーダーの数と迫力が幾分少ない。(バスケットのB1と開催が被ったせいもある?)
一応私も以前に買ったレプリカユニフォームとタオルマフラー・チケットホルダーを揃えての観戦。
相手チームFC東京の注目は、やはり松木玖生と長友佑都。
初めて松木を生で見たが・・・やはりその「フィジカルの強さを含むスキルの高さ」を認識できた。
今のアルビレックスの戦略の「パスサッカー」がうまく機能している内は、うまくかわすことができているが。
彼は「ちょっとしたミスを見逃さない」感じ。
ノセると「手が付けられないタイプ」だろう。(幸い今回、彼をノせなさかったからよかったけど)
本末転倒なのかもしれないが、私の評価では。
今季のFC東京はアルビレックス新潟よりさらに調子に乗れていない感が強い。
松木を中心としての外国人FW陣が機能していない。
長友は・・・ほとんど目立たなかったなぁ。
だからこそ、この順位なのだろう。(繰り返しますがこの時点で11位)
ゲームは・・・・まあ「面白いゲーム」だったと言える。
先ほどの東京のFW陣の効率的なシュートは、たぶん2~3本だけだった。(スタッツで確認するとシュート数6・枠内シュート2)
対してわがアルビレックス新潟の攻撃は結構よかった。(シュート数14・枠内シュート数6)
ボール保持率・新潟57:43東京 パス数と成功率・新潟587(81.9%):388(75.5%)東京
まずは「面白かった試合」であるが「残念な試合」でもあった。
やっぱり、勝たないとねぇ。
最後に苦言。
主審「山下 良美」氏のこと。
「女性が」という枕詞を使うつもりはない。
山下氏の個人的性格ということにしても「ジャッジが不安定」であり、残念ながら選手にもサポーターにも「不信感」を与えてしまっている。
特に最初のイエローカードを提示するべきファールを「注意」で終わらせたことで、次からのファールの「基準があいまい」になったんじゃないかな?
結局両チーム2枚ずつのイエローカードだったけど。
そして、試合終了の笛が「プレーに対するもの」なのか「試合終了の笛」なのかわからなかった。
つまり「最初と最後」の両方がしまらなかったのである。
試合自体が「悪くなかった」だけに、彼女のレフェリングが変に目立ってしまった。
山下氏はますます精進してほしいなぁ。(あくまで「私が」そう感じただけです)
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも真冬になる前に野外スポーツ観戦を楽しみますように。
May
前列4列目ってのは、サッカー観戦には実は「あまりよくない」感じ?
選手目線で試合を感じるので新鮮ではあったけれど、立体的にボールの動きを見たいのであれば2ないし3階席の方が観やすい感じがした。
次回は今私が一番気になっているJリーグ「春秋制から秋春制移行問題」についてUpします。(タイトルの+αはそれのことです)