オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
コメント歓迎。

難儀なこと

2006-04-30 23:38:53 | お子ちゃまたち
2号チャンの保育園でお手紙のやり取りが流行している。
とはいうものの、文字を書ける子はほんのわずかだし、書ける文字も限られている。
で、お手紙には折り紙の作品を添える。

保護者の皆様は器用な方が多いのか、すんばらしい作品をもらってくる。

そして、当然、2号チャンも好きな友達には折り紙の作品をプレゼントしたがるのだ。
「ママは折り紙の折り方は知らないの。」
と、サイトで調べた紙飛行機なんかを持たせていたが・・・

昨日、いい加減延滞している図書館の紙芝居だの絵本だのを返却しにいったら、2号チャンはこともあろうに折り紙の折り方本を探してきた。

これで、「知らない」では済まされない。

かくして、昨日から次々に製作を強要されている。

しかも、今日行ったオット生家で、オット母から折り紙を大量にもらってくるという周到さだ。
GWはずっと攻められるのだろうか・・・・




先生のお弁当

2006-04-28 23:33:51 | お子ちゃまたち
本日は晴天なり。

息子1号は、お弁当もって八畝公園に遠足に、2号チャンは小幡緑地で園外保育です。
園外保育では普段の給食を、おむすび弁当にしてもらってもっていきます。
(ああ、ありがたや。)

「おむすびと、コロッケとウインナーが入ってるの。」と2号チャン。

「でも、先生たちのお弁当には焼きそばも入っているんだよ。」

やはり同じ保育園に通っていた息子1号はそんなことを言ったためしはありません。

そんな鋭い2号チャンは、人の機嫌をとるのもたいそう上手で、お弁当を持っていった日は、「すんげー、うまかった!」と言って空の弁当箱を出してきます。


それにしても、小学校の給食は、遠足の予備日まで弁当に変わってしまうのは(遠足に行こうか行くまいが)なぜだろう?
運動会と運動会の予備日も、弁当なんだよなあ・・・・

なんとなく、納得いかない。

ま・めぞん

2006-04-27 17:49:27 | 欲しいなあと思ってて買っちゃったもの
今日は会社をお休みして、オットとランチに出かけました。

トップの画像はオットが注文したデミグラカレーです。

9時に2号チャンを保育園へ送ってから市役所で用をすませ、星が丘テラスへ。
銀行で用を済ませ、ゆっくりと買い物をしてから徒歩でま・めぞんへ向かいました。
ランチは11:30から。

私が頼んだ「お勧めランチ」はスープ

サラダ
パンかご飯が選べます
メインはポークステーキ
デザートの盛り合わせとホットコーヒー
(飲み物はコーヒー、紅茶、オレンジジュースが選べます)


これで税抜き1500円は満足です。


が、店の外の汚さにはげんなりです。

同期入社

2006-04-27 01:40:18 | 最近思うこと
昨日は、Linuxサーバー構築の際に私の私設顧問として、心の支えになってくれた友人を(はるばる国分寺から)東京駅まで呼び出して、久々に語り合いました。

今回の支援のお礼にご馳走するつもりだったのですが、受け取ってもらえず、結局ご馳走になってしまうという体たらく。


弊社は入社時に新入社員を東京に集めて2ヶ月程度の集合研修を行います。
私が入社した際には大卒は300余名程度いて、姓の50音順でクラスわけして3ヶ月弱をともにすごしました。
私のクラスはオ~サで始まる姓。30人程度だったと記憶しています。分け方のせいで同姓が多くなるので、名前やあだ名で呼び合うようになります。特に、女性については将来結婚すると姓が変わる人が多いだろうという暗黙の気遣いで、ほぼファーストネームで呼ぶのがデフォルト。
毎日、机に座ってテキスト使って知識研修。
6時前には終わって「飲みに行くぞ」な世界。
地方出身で、地方に帰ることが決定しているメンバーは東京滞在中にあちこち観光しようと思うので、休日にも集まって、TDLだの東京ドームだのと出かけます。

給料もらって遊んでいる状態ですね。

そんなわけで濃密な付き合いをするので、それはそれは仲良くなります。

が、研修終了後はそれこそバラバラに配属されて、それっきり2度と会わない人もいるわけで(社員5000人もいますから)

配属してしばらくは、東京勤務の割合が多いので、集まって旅行に行ったりもしますが、中堅になって仕事が忙しくなるとまれに研修で同席するくらいしか接点がありません。

だから、たまたま出かけた本社でエレベータに乗り合わせた同期が迷わず「サワコ」と呼びかけくれると、それは嬉しい。
こんな年のおばはんを名前で呼ぶのは勇気がいると思うんだけど。

今回は、私が困り果てて社内のソリューションブロックであたりをつけた他部署にメールでお願い文書(他部門支援で代わりにやって)を送りまくった先に、彼の上司がいて、彼の目に留まり、助け舟を出してくれたという次第でした。

15年ぶりに会うので「見分けられる?」と思わないでもなかったのですが、まったく変わらぬ(服装の趣味まで)姿で現れた彼に懐かしさでいっぱいになりました。

実は、当時はまったくそんなことは思わなかったのですが、客観的に見て彼は長身で男前だし、物腰や口調も穏やかでかなり『いい男』の部類に入ります。しかも、ほれぼれするような美しい字を書く。(これはポイント高い)
しかし、当時は話す内容が『馬鹿ばっかり』だったせいで、『いい男』ぶりに気づきませんでした。(惜しいことです。)
さすがに、いい歳した大人なので、今では話す内容も『馬鹿ばっかり』ではありません。

大きな会社で業務も多岐にわたるので、自分以外の同期がどんな仕事をしているのかという話はとても面白い。
彼は半導体関係の開発をしているので、業務系のアプリ(というか何でもかんでも)を作っている私とはまったく違う内容で、お互いに新鮮な話ばかり。

会社への不満と、将来への展望など話しつつ、あっというまに名古屋へ帰る終電の時刻になってしまいました。

二人の一致した見解は『ビジネスは人脈だ。』『大きな会社にいて、人の力を借りずに仕事したんじゃ意味がない』です。

これからもたくさんの人の力を借りて助けられ、自分も誰かを助けたいと思った経験です。

昨日東京は雹が降りました。

愚痴で失礼

2006-04-25 15:54:31 | 最近思うこと
東京の実家で書いています。

それというのも昨年の9月にサービスインしたBtoBのシステムの接続先であるとあるメガバンクからの突然の召集に、お客様から同行を依頼されたため。

喧嘩せずに帰ってくる自信ないなあ。とつぶやいたら、カチョーもそう思ったのか、付いてきました。召集時刻は10:00.
連絡が来たのは先週の金曜日です。

召集の主旨は、現状のシステムの品質がよろしくない。品質向上策を打つから協力しろ。というもの。しかも、今日初めて聞きました。
かなり強引で次回の打合せ日程まで決定されました。

ところで、この金は誰が払うんですか?

弊社のお客様はこの商品でまったく利益が出ていません。
想定取引 300件/日として開発したシステムですが、商品リリースから1年以上経過しても3件/日。年末に需要が増えたときでも10件/日。

費用対効果という概念はないんですか?

今日はこれから、同期相手に愚痴ります。

Happy BirthDay !

2006-04-25 15:31:35 | お子ちゃまたち
2号チャンが通い、1号が卒園した保育園の夜間学童を1号は引き続き利用しています。
そういう一時利用の会員向けに月に一度、日曜日に誕生会をやってくれていて、4月生まれの1号にも招待状が届きました。

2号チャンの誕生日の前日だし、他の予定もないし、所要時間も短かったので、家族みんなで、出かけました。

まずは、手作りのバースデーカードをもらって、つぎにペープソートで7匹の子ヤギを見せてもらいました。
デジタル時代ですが、手作りの紙人形での演出も、楽しいですね。

フルーツとキャロットゼリーのおやつを頂いて、記念撮影をして終了。

その後は、1号の誕生日祝いの時と同じように、2号チャンの誕生祝のためにお昼ご飯は外食です。
2号チャンのリクエストは回転寿司。

「毎度!」と顔を覚えられるほど良く通っているアトム寿司。

その後、オットは会社の上司の家に招かれているからと、一人で出かけて行き、2号チャンがお買い物をするためにトイザラスへ。
(2号ちゃんも母に誕生祝の現金をもらっているので、その金でおもちゃを買うことになっていました。)

店をくまなく見て周り、こまごまとしたおもちゃを何種類か買い求めました。

「誕生日といえばケーキでしょう」とお約束のホールケーキを買いに星が丘三越へ。ここで、刺身を選び、焼きギョウザを購入。2号チャンの好物ばかりです。

ケーキは、「ローソクをたてる用」の丸くて白くていちごがデコレーションされているものと、「食べておいしそう」なオレンジがとっっぴん具されたムースタイプのものと両方買うと主張。



しかし、やはりケーキはあまり得意ではない2号チャンは、トッピングのオレンジだけ、と、チョコレートでできたプレートだけ、を食べると、ケーキにはめもくれずパイナップルのホール食いをするのでした。
なんにしても、やっと5歳。
やれやれ。

女優

2006-04-23 00:07:26 | お子ちゃまたち
今日は息子1号の友達が遊びに来た。
(最近、休日になると良くやってくる。)

彼は、保育園のころからの友達で、それこそ9年のお付き合い。
家族で一緒にトマムまで行く仲だ。

今日は、妹も一緒に来てくれた。

カノジョは息子2号と同じ保育園で年長クラス。(2号チャンは年中クラス)

兄たちがPS2三昧なのを尻目に、保育園児二人はごっこ遊び。
銃だの、レシーバーだのおもちゃやノートPCを小道具にヒーローものになりきっている。

それらしい台詞を連発し、もう聞いていると笑いをこらえるのに必死。

いつもは「○実はね」と自分を名前で呼ぶカノジョだが、演じているときには「わたしは・・・」と大人口調。

台詞の内容もかなり高度。

悪党を倒して、さらにラブロマンスもあるらしい。
うーん、来週も来ないかな。

観察力

2006-04-22 09:46:06 | お子ちゃまたち
ドラえもんが新シリーズになってスタートして1年。
普段は、レンタルDVDで見ているドラえもんをTVで見た息子1号は、

「のびたの部屋の入り口が引き戸からドアに変わってた」

とか、

「タイムマシンの(未来側の)出口が、東京タワーの天辺だったのが、家のリビングに変わってた。」

とか、細かいところを論っていた。


その観察力を他に生かせないものか・・・・

ドラえもん

2006-04-22 01:55:00 | お子ちゃまたち
ボクはさあ、のびたよりはマシだよ。

という、息子1号に

「マシじゃ嫌なんだよね。ママは、何でもスーパー良くできる、できすぎ君みたいな息子がいいんだよ。」

と。


「でもさ、ママ、ドラえもんの主人公はね、

何をやってもダメダメなのびた

なんだよ。」


うーん、深い!

日本版SOXへの対応

2006-04-22 00:16:33 | お仕事情報
ちょっと前から金融機関向けの営業さんたちが、受講者を集めて準備していたセミナーが開催されました。
「日本版SOX法に対応するソリューション」とかなんとか言うもの。

SOX法?なんだか知らないけど興味ないわあ。と知らん振りしていたのですが、今日になってカチョーが『出られなくなったから、代わりに出席して』と。

はい。私、今、暇です。(仕事はたくさんありますが、稼いでいません。)

というわけで、急遽出席することに。

SOX法とはここにあるように、企業が実施している内部統制の仕組について、強制力を持つ法律でその維持を義務化し、もって公表する財務報告の正当性を担保しようというもの。

弊社が連結対象にされている親会社は米国で上場しているため、この法律が適用されることになって、プロジェクトが発足しました。
せっかくだから、日本版SOX法をビジネスチャンスにしようと、ソリューションを企画しているのです。

本日の説明会はこのプロジェクトのTOPクラスが本社からやって来て、行ったものです。

具体的には方針決定からリスク分析、文書化、運用テスト、課題の改善、監査法人による監査というフェーズのうち、まず最初にニーズがある方針決定、文書化、リスク分析のフェーズで商売を。
方針決定フェーズは監査法人にお任せし、文書化の支援ツールを売ろうという作戦です。
ここでの文書化とは、企業における業務プロセスを業務フローにして、この各プロセスについて財務上のリスクを洗い出し、このリスクを回避するコントロールを組み込んだフローにして業務を定義するというもの。
これだけなら、別に手書きでも、ワープロでも、ドローソフトでもできます。
しかし、この文書は維持していかなければならない。
組織改正や業務手順の変更などに応じてメンテナンスをする必要がある。
これらを管理するために文書をDB化し、かつ業務フローからリスクマトリクスを生成するツールを売ろう。操作教育や、部分的な文書化作業も売ろう。

このツール、最低でも1000万円。


売れないでしょう。無理ですよ。



そもそも、「現状業務を可視化して問題点を洗い出し、改善しましょう。」という手法は、対象が業務全般だと成功しません。
業務手順のフローを作成する作業はとても手間暇がかかる上、作成レベルが統一されていないと分析の際に使い物になりません。
業務は日々かわっていってしまうので、問題点を分析できるほどに整理されたころには、業務自体が陳腐化しているなんてことが珍しくない。

かつて、BPRが流行したころに、この手の分析と『業務改革』を試みた企業はたくさんありますが、『成功』事例は雑誌の記事になるほど少ない。

財務リスクをはらんでいる業務が対象となるので、企業活動の全般が対象となります。すなわち企業の全業務を業務フローに整理するという難行。

現状業務の問題点を洗い出すということは現在の自己否定につながるわけなので現場が、この作業にモチベーションを維持するのは至極困難です。

無理です。

これがうまくいけば、業務は改善されて『利益』につながるんだよという動機付けがあったBPRのための現状分析だってできなかったのに、目先の『儲け』にならない『内部統制』のための業務分析なんてできるわけがありません。

では、どんなツールであれば企業はカネをだすか?

業務改革の手法のひとつである、始めに『理想のあるべき姿』を想定し、現状の業務とのギャップと、ギャップを生んでいる阻害要因を洗い出し、『あるべき姿』に近づけていこうというワークショップ方式ならばできるのではないでしょうか?

すなわち、財務上のリスクとそれを回避する内部統制を含んだ業務フローの標準形を用意します。
企業はこの標準形をローカライズする形で、自社の業務フローを完成させる。
そして、現場でこのフローをさらにローカライズさせる。
こうしてできた業務フローを集めて、内部統制が無効なフローに改変されていないかをチェックし、運用テスト(内部統制が本当に業務フロー上で有効であるかをテストする)が実施可能なものに修正したものを『あるべき姿』の業務フローとして定義します。
いったん、定義した業務フローの変更については、現場からの変更届を本部で審査するという手続きで内部統制の有効性を担保します。

この『雛形』となるべき業務フローを『売り物』にすれば、きっとビジネスチャンスになるでしょう。

もちろん、内部統制の実現のためには弊社のITツールが不可欠なように塗りこんでおけば完璧です。


なあんてことを前提となる知識もなく思いつくままに、べらべらと並べ立ててしまいました。

そして、終了後、本社の責任者の方に、名前を聞かれてしまいました。
うーーーー、大失敗。(雉も鳴かずば撃たれまい。くわばらくわばら。)

GWの予定

2006-04-21 23:15:41 | 最近思うこと
今週の月曜日に、5/6の早朝に沼津へ出勤することが決定。
前日から宿泊しなければなりません。

五連休(弊社は2日から六連休)の中日です。

GWの何たるかも知らなかったくせに

「えーーー、2号チャン、沖縄に行きたかったのに~」

(出勤しなくても、今からじゃ予約なんて取れません)

だの、

「グァムに行きたかったなあ」(行けません!)

だの、とぶーたれる子供たち。

「じゃ、みんなで沼津に泊まろうか!お魚美味しいよ」
と、常宿にしているビジネスホテルに予約をいれました。

「富士サファリパークにでも行こうか」とオット。

へー、サファリパーク(といえば、藤岡が思い浮かぶけど)が近いんだあ。
だったら、富士急ハイランドのほうがいいなあ。

そういえば、山中湖畔に会社の保養所があるんだよなあ。行った事ないけど。
と、社のHPを覗くと、空室がありました。しかも1泊2食で3000円以下。

というわけで、今年のGWは、5/2の夕刻から山中湖に出かけ、沼津経由で4泊5日の長期国内旅行です。




RedHatLinuxES4でインターネット公開用WEBサーバーを構築(6)

2006-04-20 23:31:50 | お仕事情報

RedHatLinuxES4でインターネット公開用WEBサーバーを構築(3)
で別途記載するといったメールボックス格納場所用にLVM作成方法です。

ボリュームグループの作成状況を確認します。
# vgdisplay
--- Volume group ---
VG Name VolGroup00
System ID
Format lvm2
Metadata Areas 1
Metadata Sequence No 3
VG Access read/write
VG Status resizable
MAX LV 0
Cur LV 2
Open LV 2
Max PV 0
Cur PV 1
Act PV 1
VG Size 18.06 GB
PE Size 32.00 MB
Total PE 578
Alloc PE / Size 576 / 18.00 GB
Free PE / Size 2 / 64.00 MB
VG UUID yrEazf-22Er-xqc5-Pei0-YD5U-Psic-Pr063a

ディスクの空状況を確認します。
# sfdisk -l

ディスク /dev/sda: シリンダ数 8920、ヘッド数 255、63 セクタ/トラック
ユニット = 8225280 バイトのシリンダ、1024 バイトのブロック、0 から数えます

Device Boot Start End #cyls #blocks Id System
/dev/sda1 * 0+ 32 33- 265041 83 Linux
/dev/sda2 33 2390 2358 18940635 8e Linux LVM
/dev/sda3 0 - 0 0 0 空
/dev/sda4 0 - 0 0 0 空
警告: start=63 -- この値はパーティションではなくディスクそのもののようです。
ここに fdisk を利用するのは多分意味がないことです。
[本当にこれを行ないたければ、--force オプションを使ってください]

# fdisk -l

Disk /dev/sda: 73.3 GB, 73373122560 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 8920 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 * 1 33 265041 83 Linux
/dev/sda2 34 2391 18940635 8e Linux LVM

73GBのHDDで利用しているのは20GBほどですので、残りからとりあえず20GBほどをメール格納用にLVMとしてマウントすることにします。

パーティションを作成します。
SCSIなのでsdaですが通常のHDDではhdaになります。

# fdisk /dev/sda

このディスクのシリンダ数は 8920 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
(例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)

新規パーティションを作成

コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
e 拡張
p 基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 3
最初 シリンダ (2392-8920, default 2392): 2392
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (2392-8920, default 8920): +20000M

パーティションタイプをLVMにする

コマンド (m でヘルプ): t
領域番号 (1-4): 3
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): 8e
領域のシステムタイプを 3 から 8e (Linux LVM) に変更しました

設定を書き込む

コマンド (m でヘルプ): w
領域テーブルは交換されました!

ioctl() を呼び出して領域テーブルを再読込みします。

警告: 領域テーブルの再読込みがエラー 16 で失敗しました: デバイスもしくはリソースがビジー状態です。
カーネルはまだ古いテーブルを使っています。
新しいテーブルは次回リブート時に使えるようになるでしょう。
ディスクを同期させます。

再起動してから、パーティションの確認

# fdisk -l

Disk /dev/sda: 73.3 GB, 73373122560 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 8920 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 * 1 33 265041 83 Linux
/dev/sda2 34 2391 18940635 8e Linux LVM
/dev/sda3 2392 4824 19543072+ 8e Linux LVM


物理ボリュームを作成する。

# pvcreate /dev/sda3
Physical volume "/dev/sda3" successfully created

物理ボリュームの状況を確認します。
# pvdisplay /dev/sda3
--- NEW Physical volume ---
PV Name /dev/sda3
VG Name
PV Size 18.64 GB
Allocatable NO
PE Size (KByte) 0
Total PE 0
Free PE 0
Allocated PE 0
PV UUID J4GuO5-XEcX-789g-l4Vu-6GER-4HMf-cuWyQZ

ボリュームグループを作成します。
# vgcreate mailvol /dev/sda3
Volume group "mailvol" successfully created
[root@websv1 ~]# vgdisplay mailvol
--- Volume group ---
VG Name mailvol
System ID
Format lvm2
Metadata Areas 1
Metadata Sequence No 1
VG Access read/write
VG Status resizable
MAX LV 0
Cur LV 0
Open LV 0
Max PV 0
Cur PV 1
Act PV 1
VG Size 18.64 GB
PE Size 4.00 MB
Total PE 4771
Alloc PE / Size 0 / 0
Free PE / Size 4771 / 18.64 GB
VG UUID B3EvUx-AVad-4fIi-vNY2-eext-Cuqs-WVhN3Q

論理ボリュームを作成します。
# lvcreate -L 10g -n mailhome mailvol
Logical volume "mailhome" created

作成した論理ボリュームを表示して確認します。
# lvdisplay /dev/mailvol/mailhome
--- Logical volume ---
LV Name /dev/mailvol/mailhome
VG Name mailvol
LV UUID 57uBeH-og7M-qcmi-bnvU-7PKf-liF1-aSzbw0
LV Write Access read/write
LV Status available
# open 0
LV Size 10.00 GB
Current LE 2560
Segments 1
Allocation inherit
Read ahead sectors 0
Block device 253:2

論理ボリュームにファイルシステムを作成します。
# mkfs -t ext3 /dev/mailvol/mailhome
mke2fs 1.35 (28-Feb-2004)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
1310720 inodes, 2621440 blocks
131072 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
Maximum filesystem blocks=2684354560
80 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
16384 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632

Writing inode tables: done
Creating journal (8192 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

This filesystem will be automatically checked every 35 mounts or
180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override.

これでLVMの作成は完了です。/var/spool/imapとしてマウントするには、

#mount /dev/mailvol/mailhome /var/spool/imap

起動時に自動マウントするためには/etc/fstabに
/dev/mailvol/mailhome /var/spool/imap ext3 defaults 1 2
を追加します。