電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ようやく雨が降った

2013年07月04日 06時03分40秒 | 季節と行事
5月下旬に雨が降り、6月18日に一晩降ってから、当地では雨らしい雨は全く降っておりませんでした。サクランボの実割れが発生しないのはよいけれど、水不足で実が大きくならず、今年は妙な年でした。畑はカラカラで、地方によっては田んぼの水不足が深刻化し、急遽共同で井戸を掘って潅水したところもあったそうです。





写真は、収穫し残したサクランボを集めたもの。テントの中を丹念にまわると、見つけ残した実がまだまだたくさん残っているようです。

例年、東北地方の梅雨は6月末から7月下旬というのが通例でしたが、昨年に続き今年も干ばつと言って良かったと思います。井戸水も、機械でじゃんじゃん汲み上げればやがては涸れてしまいますし、だいいち空から天然の蒸留水が降ってくる降雨とは異なり、地下水はミネラルを含んでいますので、土を固くしてしまう欠点があります。週末農業経営者ではありますが、雨を待つ気持ちは強いものがありました。雨が適度に降ってくれれば言うことなしです。

でも、最近は気象変化が極端で、降らないとなれば何ヶ月もカラカラ天気が続き、いざ降ったとなれば洪水のような土砂降りで、逆に困ってしまうことが多いようで、全く油断がなりません。

百姓脅すにゃ鉄砲は要らぬ、雨の三日も降れば良い

そんな戯歌もありました。まことにそのとおりです。晴れれば晴れたで、降れば降ったで、頭の痛いことです。空を見上げる百姓の気持ちは、きっと昔も今もあまり変わらないということでしょうか。幸いに、当方は当座の暮らしには困らない勤め人の週末農業ですので、このような評論家的スタンスで駄文をものしていられるから良いようなものですが(^o^;)>poripori

コメント