電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ノートの紙質について雑感二題

2018年12月12日 06時04分08秒 | 手帳文具書斎
今年、備忘録ノートの三冊目として使っているのが、A5判ツバメノート(50枚)です。以前、使ったときも感じたことですが、同じツバメノートの100枚のものと比べて、どうも紙質が良すぎてというか、万年筆がつるつる滑るような気がします。紙厚が厚めで裏抜け・裏写りしにくくて良いのですが、モンブランのマイスターシュテュック149のような潤沢すぎるほどのフローのペンでは問題ないけれど、他ではもう少し引っ掛かりがあるほうがありがたいと感じます。来年の備忘録ノートの候補として、少し気分を変えて、コクヨのふつうのキャンパスノートか、キャンパス・ハイグレード澪を使ってみるというのも良いかもしれない。ほどよく滲み、ぎりぎり裏抜けしないレベルの紙は、フローが渋めで字幅が細めのペンでも、濃く太くはっきりした文字になりそうという期待が持てます。



もう一つ、コクヨのソフトリング・ノートは、リングの柔らかさに注目が集まりがちですが、実は紙質もけっこう注目です。滑りすぎず、万年筆インクも裏抜けしにくい、しっかりしたノート用紙です。この紙で、A5判A罫(行間7mm)の綴じノートがほしいものです。最近コストダウンのせいか薄く軽く裏抜けする紙が増えているノート界ですが、一定の実用的水準を保ったノートを適価で提供する役割は、やっぱりコクヨに期待してしまいます。

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