雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

二輪車の駐車禁止の緩和

2010-04-15 04:48:20 | カワサキ単車の昔話
駐車場のスペース確保がなされないままに、二輪車の駐車禁止問題が突如として浮上し、東京などを中心に『二輪離れ』の現象が起こって、二輪の需要に大きな影響を与えてきた。

省資源、省エネ、など世の中の流れには、二輪車はぴったりの商品である。
そんな時期に、なぜ流れに逆行するような政策が採られるのか、とずっと思っていた。

送られてきた『ベタータイムス5月号』
今月号は、この二輪駐禁問題、満載である。


★『嬉しいニュース。3年以上、やがて4年を迎える二輪駐禁キップの嵐がやみそうだからだ。---』
と言う書き出しで始まっている。

二輪車駐車場拡充の法整備は出来たが、その数も収容能力も十分でない現状を無視しての取り締まりだけの強化がなされてきたが、
それを必要に応じて二輪車駐車規制を解除し、より合理的な駐車規制の推進、取り締まりのガイドラインの見直しなどをを適切に行うと言うものである。

この3年間で152万件の駐禁キップが切られ、ユーザーの二輪離れ、経済不況もあって国内の二輪車市場は最盛期の8分の1にまで縮小した。

★ベタータイムの記事によると

全国オートバイ協同組合連合会、吉田純一会長から、
2月23日に、二輪車駐車場問題』について民主党幹事長室に対し正式な要請が出され、
これを受け中井国家公安委員長の英断で二輪車の駐車場の確保が進展した。

と言うのである。



★この問題は、一般的にはよく知られてはいないが、現状を無視した『法律先行』『悪政の象徴』みたいなものだった。

この問題に対して、各メーカーもいろんな対策や陳情をしたのだろうが、
この4年間一貫して努力してきたのは、全国オートバイ協同組合連合会である。
自民党にもオートバイ議連もあって、小池百合子さんなど大物議員も沢山いて、実情はよく承知されていたはずなのに、一向に進展しなかった。


今回の前進が、
オートバイ協同組合が民主党幹事長室に要望し、
中井さんの英断で物事が進んだのは、官僚でなく政治家の政治判断で決まる新しい政治のあり方で歓迎である。

★一方の全国オートバイ協同組合連合会会長の吉田純一さん。
彼はカワサキ出身である。
吉田は他にもいっぱいいるので『純ちゃん』で通っている。
thiraiさんや私とは、若い頃からのお付き合いで、つい先日も、ちょっとだけだが電話で話をした。

小池百合子さんと対談したり、国会議員の先生方とこんなに頻繁に対等の立場で会って話が出来るのは、業界でも『純ちゃん』が一番である。

時代も変わって、純ちゃんと親しくモノが言えるカワサキの現役の人も少ないのだろうが、
こういう二輪問題は、より密接に連携していい方向に持っていって欲しいと思っている。


★二輪車は、本当に省資源、省エネ、省スペースなのである。
もっと胸を張って、堂々と主張すればいいと思う。

これもベタータイムスの記事からだが

『ジャーナリストの松下佳成氏は、ヨーロッパの先進国では、王族や首相が二輪車のレースを観戦、それほどまでのオートバイ文化になっている。オートバイに対する見方が我が国と雲泥の差がある。』

確かに、その通りなのだが。


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