雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

カワサキ単車物語50年  その16 コーヒーブレイク

2013-06-30 05:36:29 | カワサキ単車の昔話

 

 

★カワサキの単車事業の激動期は、1982年ごろから始まり、約3年でほぼ収まり、その後数年間で最も問題児であったアメリカのKMCが、38百万ドルもあった累損を見ごとに消去してその後の安定成長期に繋がっていくのだが、

その時期のKMCの社長を務めたのが百合草三佐雄さん、百合ちゃんである

会社に40年も務めると、いろんな人と繋がるのだが、

振り返って考えてみても、『仕事で付き合いのあった人』は何百人も居ても、『一緒に仕事をした』と言える人はそんなに多くは居ないことに気付くのである。

 

川崎航空機に入社し、その後合併して川崎重工業となりいろんな仕事をやってきたのだが、『一緒に仕事をした人』を書きあげてみたのだが、なかなか50人に届かないのである。

まず一緒に仕事をする機会に巡り合わない のである。

私自身は、会社の仕事上は、全て『八方美人』で、『好き嫌い』は一切なく、むしろ性格的には合わない人たちと一緒に仕事をした機会の方が多いのかも知れない。

私は専門分野、技術とか、法律とか、経理知識など専門分野はどうしても苦手で、幾ら勉強してみても専門家の域に達するのは、不可能だから、そんな人と一緒に上手に仕事をする方がいいと思っている。

 

★現役を卒業して、遊んでいる身だが、『異種、異質、異地域をみんな繋いで、楽しくいい時を過ごそう』となどと言っているのも、そんな発想からである。

あまり同種ばかりが群れると、いい結果は出ないと思っているのだが、

ホントに気の合うと思える人と、組んで仕事が出来ると、それは『最高に気分がいい』のである。

でも、そんな人とは、現実には滅多に出会えないし、仮に出会えても一緒に『仕事をする機会』などには巡り合えないのが普通なのである。

カワサキの激動期の最中1982年から1987年ぐらいの間でも、いろんな人と組んでの仕事だったが、

この人と組めてよかったと心からそう思い、気分よく仕事をさせて頂いた方は誰なのかな?

 

山田煕明さん、当時の副社長

私をこのややこしい時期に企画に持ってきた張本人なのだが、山田さんとは、山田さんがまだなりたての部長のころから、レース関連で一緒に仕事をさせて頂いて、気心が解っている中学校の先輩でもある。 当時は副社長で単車事業の最高責任者であったが、山田さんのためにちゃんとやらねばと思っていた。

特に副社長を意識したことは一度もなかった。そんなことを感じさせないのが、山田さんの良さだと思う

何度も直筆の手紙を自宅にも頂いたし、言いたいことは殆ど100%言えた上司だった。

 

武本一郎さん、当時の企画部長、

この期間ずっと私を援けてくれた。私の初めての企画時代も直ぐ下にいて手伝ってくれた。

山田さんもそうだが彼も東京大学の秀才である。でもそんなところが全然見えない。この時期私に企画をやれと言われて真っ先に決めた人事が武本一郎さんたった。

彼がいていろんなことをやってくれたから、何とかなったと思っている。

単なるサービス部門であった電算部門を、今後はこのような部門こそ企画に必要と企画部門に持ってきたのも彼である。

大庭浩本部長からのムツカシイ宿題を次々に片づけてくれたのも彼である。

間違いなく『一緒に仕事をした』し、気分的にもぴったり合っていた人である。

当時は発動機事業部からリンカーン工場にエンジンを提供し、そこでジェットスキーに仕上げてKMCだけで販売していたジェットスキーを、ちゃんとした単車事業本部の製品にしなければ、単車の事業にしなければと提言してくれたのも武本一郎さんである。

そんな山田さんも、武本さんももうこの世にはおられない。寂しいことである。

 

★当時は明石の単車事業部の中には誰ひとりジェットスキーのことが解る人も、勿論乗れる人もいなかったのである。 部門がないのでやりようがなく、企画室企画部企画課の中にオーストラリアから戻ってきた鶴谷将俊くんを一人あてがって、発動機事業部で趣味でジェットスキーのレースに出ていたりした福井昇君を引っこ抜いて、ホントに数人で、企画の中でその事業展開を始めたのである。

当時はまだ400、500ccのエンジンの時代で、これを440、550ccにボアアップしようと言うことになり、それを手伝ってくれたのが、

百合草三佐雄、百合ちゃんなのである

 

百合草三佐雄さん、武本一郎さんも百合草さんも、いずれも昭和35年入社の同期生で、二人とも非常に息があっていた。

私は正直百合草さんはよく知っていたが、それこそ『一緒に仕事をした』のはこの時が初めてである。

エンジン改良のための開発予算がなくて、確か武本一郎さんが『忍術を使って』製造部の費用か何かをごまかして数千万円の開発予算を捻出したりしたのである。

その440、550ccがなぜかアメリカでめちゃめちゃ売れて、KMCも事業部も大助かりだったのである。

その時の百合ちゃんと、別に直接細かい仕事をしたわけではなかったのだが、いたく『トーン』があって、

田崎さんの後のKMC社長は『百合ちゃん』と勝手に決めてしまったようなところがあったのである。

1985年の4月に、百合草三佐雄さんは、企画に異動してその年の夏、KMCに出向したのだと思う。

 

 

 

左から高橋鉄郎さん(元川重副社長)田崎雅元さん(元川重社長) 平井稔男さん(元チームグリーン監督) 百合草三佐雄さん(元川重常務)稲村暁一さん(Z1エンジン開発責任者)

後の写真もみんな、『カワサキの想い出、そして未来』の時のものである。みんなカワサキの単車事業を背負ってきた連中で、みんな40年前のままでのお付き合いだから、平井さんが錚々たる人たちを左右に侍らしているのである。

 

 

和田将宏と一緒に喋っているが、大槻幸雄さんも、百合ちゃんも、レース監督経験者で、ちょうど和田の時代が百合草さんだったはずである。

 

★そんな百合草三佐雄さんだが、彼のKMC社長時代は、私はホントに彼と『一緒に仕事をした』  販売会社の社長経験など全くなかった百合草さんだが、歴代のKMC社長の中で、最も財務状態を大幅に改善し、当時まだ残っていた累損を綺麗に消去したのは彼の社長時代なのである。

別に財務が解っていたわけではないだろうが、当時の財務を担当していた若い連中を上手に使って、見事な経営状態にしたのである。

私も当時、しょっちゅうKMCには行っていたが、特に難しいことなど言わなくても、何となく信頼関係が確立していて、ゴルフなど楽しんでいたら、上手く回って行ったのである。

そういう意味では、私にとって、百合草三佐雄さんは、一緒に仕事もしたし、お互い確りとした信頼関係の上に繫がっていたのではないかと思っている。

彼がKMCから日本に戻って、さらに航空機のジェット部門に異動したのちも、何回かお誘いがあって箱根でゴルフなどしたりしたものである。

 

それから何年も経って、Z1会のゴルフなどでは一緒になるのだが、

この7月7日、KAWASAKI THE LEGENDS & FUTURE に『カワサキZの源流と軌跡の執筆者の一人として参加してくれることになっている。

私の片想いかも知れぬが、『百合ちゃん』はホントに数少ない、『一緒に仕事もし』かつ『気分よく付き合えた』 そんな特別の仲間のような気がする。

 

私の勝手な定義だが、

仲間とは数多くの想い出を共有する人たち』のことを言う。

単に、知っているだけでは『共有する想い出』など生まれないのである。

 

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Reunion

2013-06-29 04:57:53 | NPO The Good Times

 ★昨年9月、Zの販売40周年を記念した仲間の集まり  Reunion がアメリカで開催された。

Reunion 再結合?

Reunion とは何かな?と思ったが、同窓会のような仲間の集まりを指すような言葉だったのである。

 

rè・únion-ランダムハウス英語大辞典 によると

1 再結合,再合同;再会;和解,融和her reunion with John彼女のジョンとの和解.

2 (親類・仲間などの)再会の集い,懇親会a family reunion親族懇親の集いa cl ...

 

 

★7月7日にグリーンピア三木で開催しようとしている、

KAWASAKI  THE LEGENDS &FUTURE  は、ある意味Reunion と呼べるのかも知れない。

 

カワサキZの販売40周年を記念して、Zの開発などに色濃く関係した人たちは勿論、40年前にカワサキの販売やレースに携わった人たちも、そのZをこよなく愛する熱烈なZファン達や、さらにいうと二輪業界に関係したいろんな分野の人たちも一堂に会した集まりになるのだろう。

東京からは幾つもの雑誌社なども参加予定なのだが、みんな一般の方たちと同じように会費を頂いての参加で、マスコミの記者さんも二輪の仲間としての扱いなのである。

 

 

 

KAWASAKI Z1 FAN CLUB の主催だが、参加する人たちは全員がその会員さんなのである。

Zの開発陣も参加だし、『カワサキZの源流と軌跡』の執筆者たちも、

 

ちょうどカワサキ特約店スタート40周年にもなるので、当時の販売サイドの人たちも、それを受け継いでくれている人たちも、

Zに関係したライダーたちは勿論、宇野潤一郎さんなどと言う浅間火山を走ったヤマハの名ライダーたちも、集まってくれたりするのである。

 

   

『カワサキZの源流と軌跡』 の特別愛蔵本も全国に先駆けて、7月7日この場で発表、発売会、

そして執筆者たちによるサイン会も同時開催である。

 

 

 

 はっぴーえんどプロジェクトの森田政治さん

 

 

 

 

 

 

このイベントの総合司会は、はっぴーえんどプロジェクトの森田政治さんとかって堀ひろ子のパートナー、

今はパウダーパフレーシングのオーナー&現役ライダー腰山峰子のお二人が

 

 カワサキの想い出、そして未来  に次いで今回も、その役を担ってくれている。

 

ゲストを含めここに集うメンバーも追って開示されるのだろうが、期待に違わぬ楽しい仲間たちであることは間違いない。

KAWASAKIZ1 FAN CLUB の代表の渡部達也くんは、カワ販定期採用第1期生なのである。

第1期生はたった二人なのだが、第2期生はいっぱいで、カワサキの国内の販売を支えてきた人いっぱで、そんな仲間が集まってくる。

 

 

★このあたりの雰囲気はアメリカなどで言うReunionと言っていい。

昨年9月には、アメリカでZ40周年を記念してReunionが盛大に開催された のだが、

 

   

 

その時、日本からカリフォルニアのKMCまで訪ねたメンバー4人は、今回のイベントにも全員参加なのである。

 

真ん中がKMC社長の寺西さん である。

左は、40年前国内の特約店制の起案者野田浩志さん、次はZ1開発責任者でカワサキのファクトリーチーム初代監督大槻幸雄さん、そして、一番右はかってのKMCのR&D とホンダよりは数年早くアメリカの地に最初にリンカーン工場進出の責任者斎藤定一さん。

斎藤さんは、当時の赤タンクのカワサキと言われた、ファクトリーチームのカラ―を、ロードレースでは赤はホンダだからと、

勝手に『ライムグリーン』に変えた張本人なのである。

当時は『勝手に変えた』と散々文句を言われたらしい。

 

 

こんな珍しいメンバー達が集まる。

世の中に幾つもある『Z1ミーテング』とは、ちょっと差別化したものにしようと言うのがこの『基本コンセプト』なのである

 

来週はまた、新しいニュースが提供できると思っているので、ご期待ください。

 

 

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ネット選挙雑感

2013-06-28 07:00:30 | 発想$感想

 

 

★インターネットを使った選挙運動が、来月の参議院選挙から解禁されることになった。

NHKでは、国会議員の衆参両院の717人の議員を対象にアンケート調査を行い、68%に当たる487人から回答を得ているが、その概要は以下の通りである

 

「ホームページ」や「ブログ」のほか、「ツイッター」や、「フェイスブック」などのSNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービス、それに、「動画の投稿サイト」で、「電子メール」の利用も、政党や候補者に限って認められます。

国会議員の衆参両院の717人の議員を対象にアンケート調査を行い、68%に当たる487人から回答を得ました。

まず、ふだんの政治活動で活用している、インターネットのサービスは、ホームページが97%で最も多く、次いで、フェイスブックが69%ブログが63%ツイッターが48%、動画サイトが30%などとなっています。

選挙運動で特に力を入れたいものは、フェイスブックで29%、ホームページの26%、ブログの10%と続き、ツイッターは6%にとどまりました。

ネット選挙で最も期待する効果は、「候補者や政党の政策や主張がより伝わりやすくなる」が75%、「有権者の考えや意見がよりくみ取りやすくなる」は14%でした。
一方、最も負担になりそうなことについては、「情報発信に必要な時間の確保」が42%、「熟知する要員の確保」が34%、「活用するための資金・経費」が12%でした。

そして、自分の選挙結果に影響が、「あると思う」が78%、「ないと思う」が15%でした。
さらに、ネット選挙の解禁で有権者の選挙や政治への関心が「高まると思う」が83%、「高まるとは思わない」が13%でした。

 

 

 

★国会議員の人たちにとって、ネットの世界がどれくらい、よく解っているのだろうか?

殆ど解っていないのでは?

 と言うのが私の率直な感想なのである。

政治家のネット活動も、毎日欠かさずブログを発信していたり、毎日Facebook に記事をアップしているトップクラスの人たちから、

殆どがホームページ頼りで、ご自身では何もしていないと言う方が殆どなのではないのだろうか? と思ってしまう。

ホームページの97%は『活用している』のではなくて、『誰かに創って貰っている』%なのだと思う。

 

然し、『ネット選挙の解禁』は、間違いなく、政治に対して、国会議員についても、選挙民にとっても、『いい方向』になるだろうと思っている。

ネット選挙で使われるいろんなシステムは、基本的にみんなSNS なのだから、

議員と選挙民との『いい関係創り』=『双方向の情報発信』=『真の広報活動』」=PR活動 =Public Relations でないと一方的な広(告)宣(伝)では全く意味がないのだと思っている。

議員さんも、一般の選挙民たちも、どれくらいの方が、このような本筋のコンセプトを理解をされた上で、『ネット選挙』を展開しようとされているのだろうか?

と思ったりしている。

 

静岡大学情報学部の佐藤哲也准教授は、このようなことについて、以下のように述べておられるのである。

インターネットが選挙に与える影響を研究している、静岡大学情報学部の佐藤哲也准教授は「思ったよりツイッターの利用が少ないなという印象がある。ツイッターというのは、匿名で使う人が多く荒れやすい側面があるが、有権者とつながりやすいツールなので、もっと使われてもいいのではないか。インターネットは、有権者と政治家とのコミニュケーションを活性化するので、政治家にとっては必ずしものんびりしていられないところがあるが、そうした状況は、本来の民主主義の在り方として大変望ましいことだ」と話しています。

また、有権者に対しては、「日本の選挙運動と言うと、基本的には候補者自身が頑張る運動と考えられているが、一人一人の有権者が『自分はこう思うけど、どう思うか』と聞いたり、意見を確認したりすることも、大きな選挙運動だ。インターネットが使えるようになれば、友だちどうしで『この政策についてどう思うか』といったことを話し合ったり考えたりすることが期待される」と話しています。

と双方向の情報による、政治家と選挙民の『いい関係づくり』を志向しなければならないと言っておられるのである。

ネット選挙は、こんな関係創りのスタートになるのだと思っている。

 

 

こんな効用はよく言われているが、

インターネットは、有権者と政治家とのコミニュケーションを活性化するので、政治家にとっては必ずしものんびりしていられないところがあるが、そうした状況は、本来の民主主義の在り方として大変望ましいことだ」と言うような指摘はなかなか見られないのである。

 

 

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川崎重工の株主総会

2013-06-27 06:13:31 | 発想$感想

 

★昨日はいろんな大手企業の株主総会が重なった。

社長解任と言うクーデターの起こった川重の株主総会も昨日だったが何とか無事収まったようである。

 

 

 

どんな事態になるのかと心配された川重の株主総会も、時間は少し掛ったようだが、

何とか無事株主総会を乗り切れたようである。

 

今回の騒動にはみんなビックリしたと思う。

こんなクーデターなどなかなか起こり難いそんな体質の企業だとばかり思っていた。

 

三井造船との統合は、大方の人が反対というか、反対でなくても?だと思っていたのだろう。

日経のスクープがあった時には、賛成、反対はあったにせよこんな乱暴な形にはなるとは思っていなかった予想外の展開なのである。

 

この問題を取材していろんな意見がある。

 

関係者によると、三井造船、川崎重工両社の取引銀行が主導する形で、経営統合を画策する動きは7~8年前からあったという。ただ、川重は一貫して「メリットがない」と消極的で、今年4月に統合交渉入りが報じられるまで統合が具体化することはなかった。そうした中で急遽(きゅうきょ)明るみに出た統合交渉と、その後に敢行された川重のクーデター。東京-神戸の意思疎通が十分図られなかったのも一因といえそうだ。

 ただ、金融関係者は川崎重工のガバナンス(企業統治)体制がしっかり働いた結果だとみる。「関西には実力のあるトップが経営を実質的に仕切る“ワンマン”経営の優良企業が少なくない。しかし、川重の場合、少数意見を押し通そうとする社長の『暴走』を止めることができたと社内外にアピールできる」というのだ。

 一方で、次期社長レースが引き金になったという、うがった見方もある。川崎重工は代々、収益性や成長性が最も高いカンパニーから社長が誕生してきた。長谷川氏は高収益を上げるガスタービン・機械部門の出身だ。新たに社長に就いた村山滋氏は、日系メーカーの炭素繊維を使った飛行機胴体などが好調な航空宇宙部門を率いてきた。

 「明るくてオープン」と評される村山氏は自他ともに認める社長候補だった。しかし、三井造船との経営統合が実現すれば状況は変わってくる。川重の造船事業は規模が社内最小のカンパニー。それが統合により、2社を合計した造船事業が一気に最大部門に躍り出ることへの抵抗感が、他のカンパニープレジデントにあったとしても不思議ではない。26日の株主総会で大橋忠晴会長は退任する。村山社長の真の経営手腕が問われそうだ。

 

 とこんな意見もある。

 

「内輪の論理が優先される土壌」

 6月26日に予定される株主総会では、大橋会長や元副社長の瀬川雅司氏(車両出身)、元船舶海洋プレジデントの神林伸光氏らが取締役を退任する予定になっていたからだ。3人とも統合に反対しており、長谷川前社長としては、総会後なら、取締役会をまとめ統合を進めやすくなるとみていたフシがある。

 今回の解任劇が総会まで2週間を切ったタイミングで起きた理由はそこにある。逆に、大橋会長ら反対派としては、総会前に何としても決着をつける必要があった。

 オリンパスの損失隠し事件などで経営をチェックする社外取締役の必要性が指摘されて久しいが、川崎重工は社外取締役を置いたことがない。業界関係者は「内輪の論理が優先される土壌があった」とコーポレートガバナンス(企業統治)のもろさを指摘する。

 最終的に長谷川前社長は大橋会長や各カンパニープレジデントらが反対する中で、外堀を埋められた。他人に頼らず自分の力で行い、尊厳を保つ「独立自尊」が座右の銘だった長谷川前社長の胸中は、これまでのところ明かされていない。

 

 大体、このような話は、真相があってないみたいなことが多くて、あとで理由が付けられることがことが殆どなのである。

既に起こってしまったことを、あとからいろいろ言ってみても仕方がナイ。

今から約1ヶ月後の7月29日は相信会と言うOB会がある。

そこでは新社長からも何らかの説明があるだろうし、OBたちもいろいろと話題にするだろうと思う。

 

どんなことだったのか、新社長は全然存じ上げないが、松岡、高田新副社長は話しやすい関係にあるので聞いてみたいが、本音の答えが頂けるかどうかは、よく解らない。

解任された長谷川さんや高尾さんは、相信会のメンバーにはならないのだろうか?

まあ、なる権利があったとしても、その席に顔を見せることはないとは思うが、全然知らぬ方でもないので、ちょっと複雑である。

確かに、伝統ある川崎重工業としては、ちょっとみっともなかったのだが、起こってしまったので仕方がないと思う。

株主総会だけでも、何とか無事済んだのでよかったと言うべきなのだろうか。

 

 

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カワサキZの源流と軌跡

2013-06-26 05:20:43 | NPO The Good Times

 

       

 

カワサキZ発売40周年を記念して、三樹書房から出版される

カワサキZの源流と軌跡』 の発表祝賀パ―テ―が西明石のキャッスルプラザで行われた。

 

 

 

 

執筆者の人たちとカワサキの当時の仲間たち、Zの熱烈なユーザーたち約50人が一堂に会しての会だった。

 

 執筆者はフランスにいるアラン・マセックさんを除いて全員の参加だった。

40年経つと当時の青年たちも、みんな結構なお年なのだが、まだまだ元気なのである。

 

 

     

 

 その中心になられたZの開発責任者の大槻幸雄さんと三樹書房の山田さん、

そして浜脇洋二さんとZのユーザーでもあり、KAWASAKI Z1 FAN CLUB 登山道夫さんである。

 

  

 

三樹書房の小林謙一社長の開会のご挨拶と

かっての川崎重工業の労働組合井上委員長の乾杯の音頭でスタートした。

 

カワサキバイクマガジンや二輪車新聞の衛藤さんなどカワサキに関係深いマスコミの方たちも集まって和やかな数時間の歓談であった。

 まだ本屋さんの店頭には並んではいないのだろうが、今日執筆者に贈呈して頂いた本を見ると、なかなかの出来栄えだと思う。

この会場に特別に参加されたZファンの方もおられて、執筆者のサイン入りで、何冊も購入された方もおられた。

 

来る7月7日、グリーンピア三木での

KAWASAKI Z1 FAN CLUB 主催のKAWASAKI THE LEGENDS & FUTURE では、

 

 

特別限定版250冊の発表発売会が行われることになっていて、既に予約申し込みをされた方で、且つ当日のイベントに出席される方にはお配りできるように計画中である。

7月7日のイベントに参加される方たちだけの事前予約でも既に100冊に近い冊数になっているので、

250冊限定だからもう残りわずかなのかも知れないが・・・・

 

 

 当日のために今着々準備中だが、

 

    

 

こんな缶バッチだけではなくて、遠く海外から出席が予定される驚きのスーパースターの缶バッチもTシャツなども準備なのである。

ご期待下さい。

 

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いろんな出来ごと雑感

2013-06-25 05:34:46 | NPO The Good Times

★世の中いろいろある。 ホントにいろいろと、いろんなことが起こる。

 

 

● 東京都議選、遠いところのことでよく解らないが、

自民党が圧倒的に伸びたのは、何となく解る。安倍さん人気によるものだろう。公明党が伸びたのも、自民党と一緒にタグを組んでいるからだろうと思う。この半年自民党と言うより安倍さんはよくやってる。やはりリーダーがちゃんとしてると全体が活気づく。

それに反して、維新の会、マスコミにはめられたキライはあるが、橋下さんの対応は橋下さんらしかったのだが、政治家としては、党のリーダーとしてはちょっとまずかったのだと思う。その結果が都議選にも現れた。

共産党、これは自民党の消費税、原発など自民党の政策が全てOKだと言ってるわけではないのだろうから、その政策に真っ向から反対しているところ、ブレナイところがよかったのかも知れない。そういう意味ではみんなの党も善戦。

それにしても民主党はどうなってしまたのか?完全に分裂状態になってしまった。これは重病。立て直しが出来ないのではと思ってしまう。かって民主党は小沢、鳩山さんなど中心だったのに、名前は同じでも同じ党だとは思えない。その他社民党なども消滅してしまったような感じ。

もし、東京都民だったら『誰に、どこに入れただろう?』

 

 

 

 

● 辛坊さんのヨット事故は、結果論ではなくて『お粗末』と言わざるを得ない。

何のためのヨットでの太平洋横断だったのだろうか? ヨットの経験などあったのだろうか?ホントの目的は何だったのか?

台風が来て不運だったのかも知れぬが、ちょっと準備不足かも?

それにしても、ご自身が書いていたブログを消去してしまったのは、何故なのだろう?

そこにヨットの不安みたいなことが書かれてあったからなのだろうか?そんなことなら、消してしまってもちゃんとそれを再現したりされるから、余計に目立ってしまう。

私は知らなかったのだが、そんなブログのことブログにも書かれたし、ニュースにも載っていた。

 

 

 

● サッカーの日本代表、ブラジル、イタリア、メキシコに全敗して

 

あちこちに、厳しい意見いっぱいだが、私は善戦したと思う、もう一歩と言うところもあった。

それが国際経験不足だとかいろいろ言うが、ちょっと前のことを考えて欲しい。韓国はこの大会に出られていないのである。

失点もしたが点も取っている。多分ブラジルの人たちや、世界の人たちは日本を見なおしたに違いないと思う。

日本から見たら期待はずれだったかも知れぬが、世界から見たら『予想以上の善戦』だったのだろう。

結果を見たら準決勝に残った4チームは予想通りの順当な結果で、サッカーは野球と違って強いと思われるチームが大体勝つスポーツなのである。

 

 

 

 

 

●阪神5連敗

強いと言われるパシフィック相手の交流線では好結果を残した阪神なのに、いつの間にか5連敗、藤浪の甲子園では負けない神話も潰れてしまった。

巨人がお付き合いで負けてくれてるから、まだいいのだが、野球はプロでもアマでも、ピッチャー次第でチームも変わってしまうような気がする。

でも最近のプロ野球は、観衆が入るようにとの経営中心だから、日本一には別に優勝しなくても3位までに入ればチャンスがある。それがいいのか悪いのかは別にして、昔のようにホントに『日本一』なのかとも思う。

そう言えば、サッカーもどのチームが日本一なのかはよくわからない。まあ、プロなのだから、お客がいっぱい入ると言うことも大きなことなのだろう。そういう意味では、阪神は勝っても負けてもお客は入る不思議なチームである。

このところ関西はマスコミも、解説者もみんな阪神ファンになってしまっている。関西人でも巨人ファンは居てもいいとは思うのだが・・・・

 

 

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カワサキ単車物語50年 その15  この激動期にカワサキが得たものは?

2013-06-24 05:36:46 | カワサキ単車の昔話

 

★1982年7月1日、この日に私のカワサキにおける運命みたいなものを感じる。

そして、そこから大変な時期の、大変な役を背負うことになった。

そして、それからの半年で、ほぼ再建の目途はたった。

いろんな人たちが、いろんな方面でその実力を発揮した。

その全体の『仕組みの構築』が私の仕事だったと思う

それは120%成功して、今カワサキがあると秘かに思っている。

 

これからの4,5年でカワサキの単車事業は変わった。

川崎重工の本社の信頼も得たし、それまで単車のメンバーは川重の役員には殆どその名はなかったのだが、その後、川重の中枢を動かしてきたのは、単車事業に関係したの人たちが、急激に増えて行ったのである。

敢えて言うなら、決められたことを着実にこなす受注産業などに比べて、自らの意思で事業を世界的に展開をする単車事業は、自然に人が育つ経営環境にあるとも言えるのだろう。

そんな始まりの半年間であった。

 

 

 

● 82年7月から、半年ちょっとで全体の仕組みはほぼ完成したのである。

世界に広がる販売会社の損益は間違いなく黒字化する確信が得られた。

その最も大きな課題であったアメリカのKMCに対しては川重本社財務から徹底的な支援体制がとられたのである。

若手中心のプロジェクトチームではあったが、その発想はドラスチックで、とても事業部育ちの事務屋では発想し難いスケールだった。

例えばKMCに山積みされていた在庫車の評価金額は全て中古車市場の中古車価格に再評価されたりしたのである。在庫車と言っても間違いなく新車なのだから、そんな車が中古車価格なら幾らでも売れるし、利益も十分発生する。

それで発生する赤字対策としては2月末に大幅な増減資を行ったのである。

これらの対策は、社長直轄の経営会議の席上で具体的に検討され決定されたのである。

まだ部長格ではあったが、本社財務の同期の横山部長などと一緒に、起案の当事者として会議を片隅で聞かせて頂いたのである。

 

全ての対策が、事業部次元ではなく、川崎重工次元の問題として対策内容の決定がなされたのである。

この時の本社財務の担当常務が、単車事業部企画室長をされていた堀川運平さんであったこと、担当役員の松本新さんが単車事業に非常に好意的であったことが、スムースに事が運んだ一番の要因だったと思っている。

 

 

 

 

 

● この1年間、こんなことを私はやっていた。

事業は大きく動いたのである。

7月には大庭浩本部長が着任されたのである。

 

大庭さんは当時川重社内では『再建屋』と呼ばれていて、経営立て直しを幾つもの事業部で手掛けてこられたのだが、それは全て受注事業部の事業部本体の期間損益の黒字化であって、単車事業のように海外子会社を擁し、その期間損益だけでなく、累損までも消去して優良会社に生まれ変わらせるような『経営再建』は大庭さんにとっても初めての経験だったのである。

大庭さんに、『KMCの累損38Mドルを消去しないと再建とは言えません』と言ったら『俺はそんなこと聞いとらん』などと仰っていたが、ちゃんと説明するとちゃんと聞いて頂ける上司であった。

怖かったが、現役生活の中で一番言うことを聞いて頂いたのは大庭さんだった。

私を始め企画を担当する連中にとってみれば、大庭さんが下の意見をちゃんと聞いて頂けることが如何に励みになったことか、旗を振るために高橋鉄郎さんにお願いしたのだが、さらに強力なリーダーを得て、単車事業はこの1年でほぼその目途が立ったのである。

ただ、大庭さんにちゃんと説明するのが、なかなか難しいのだが、それは私の特技みたいなもので、当時の企画スタッフが出す提案の説明役と言うか、大庭さんへの説得役は、殆ど私がやっていて、それが私の仕事みたいなものだったのである。

 

7月に来られて、9月のはじめの本社幹部との単車懇談会の席上、

大庭さんから『単車は、思ったより確りしている、川重のなかで、将来性のある事業である。』と発言頂いたりした。

 

 

★これからの数年で単車は確りと再建され、大庭さんは川重本社に副社長で戻られ、単車事業本部は初めて単車事業の中で育った高橋鉄郎事業本部長が、川重の取締役にも昇進されて、その経営にあたることになるのである。

いろんな評価はあるのだろうが、大庭さんが世界展開の単車事業を経験されたことは、川崎重工業にとっても非常に大きなことだったと思う。

自らの意思で事業展開をする単車事業は、受注事業にない厳しさをいっぱい持っている。

川崎重工の重厚長大の体質の中に幾らかでも民需産業の血が注がれたのは、大庭社長になってからだろう。

その後、副社長以上でだけでも大庭―高橋―田崎―佐伯ー三原と多くの単車メンバー達が川重を引っ張った。みんな海外事業や子会社とは言え社長経験者なのである。

田崎雅元社長時代は、川崎柔工業を目指したりしたし、何よりもバランスシートの中味が飛躍的によくなったのである

 

そして、今年7月に、副社長になられる

松岡、高田両副社長はともに単車経験者で、特に松岡京平副社長は、

この1983年時代、本社財務からKMCに出向し、38Mの累損が完全に消えたKMC百合草社長時代まで、KMCの企画スタッフとして頑張ってくれた仲間なのである。

 

 

★大庭さんが単車に再建屋として来られた時、

、『KMCの累損38Mドルを消去しないと再建とは言えません』と言ったら『俺はそんなこと聞いとらん』といわれたのだが、

多分、本社の大西副社長以下財務のトップの方たちも、まさかKMCの38Mの累損が、消去出来るとは思っておられなかったのだと思う。38Mドルとは為替の評価で異なるが日本円にして百億円近いお金なのである。

この累損が消去された時、大西副社長以下の当時の関係メンバーで神戸で盛大なお祝いの会をやったのである。

出来る出来んはよく解らなかったが、大庭さんに『38Mの累損を消去しないと再建とは言えません』とその目標を挙げたのは私だが、

それを本当に頑張って実現したのは田崎社長の後のKMC百合草社長時代で、その中心になったのはカワ販から出向していた富永、日野、そして本社財務から出向してた松岡京平くんなどの当時の若手諸君なのである。

 

★単車事業は安定期には経営を支え活気づけるのは、間違いなく『商品』なのである。

事業の仕組みさえ確りしていれば、いい商品を適正に供給し、上手に販売すれば安定した経営が見込める事業だと思う。

然し、量産事業は一つ間違えば、大きなリスクを背負っている

昨今のパナソニックや、シャープを見てもそれは明らかである。

あのような状態になってしまうと、その基本の仕組みが、時代や事業規模にあったものでないと、人の努力や、商品だけではどうにもならないのである

カワサキがあの時期、あの危機を乗り越えられたのは、みんなも頑張ったが、仕組みや資金の力がなかったら、努力だけではどう仕様もなかったと思っている。

 

そんな知恵が、何となく川崎重工の体質の中に残っていたのだが・・・・

ちょっと薄れたかな? と思っていたら今回は松岡、高田とまさに単車出身の経験豊かな副社長なのである。

 

大庭―高橋―田崎―佐伯ー三原 と続いた単車のいいところを、もう一度、松岡―高田ラインで復活して欲しいものである。

30年前の単車の激動期を思いだしながら、

あれからさらに30年の経験を積んだ人たちに、川崎重工のカワサキの将来を託したいなと思っている昨今である。

 

余談だが、松岡京平くん、早い時期からのNPO The Good Times の会員さんなのである。

 

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薔薇のシュート

2013-06-23 05:59:33 | 日常生活・園芸、バラ、メダカ、金魚

★薔薇の時期も一段落して、今の時期新しいシュートがあちこちにいっぱいである。

素人考えだが、

薔薇はいい枝を育てたら、いい花が咲くと思っていい。

そのためには『いいシュート』が出ることがMUST 条件だと思っている。

 

 

これは木薔薇のシュート、これくらい太くて元気なら、秋の花は保証されていると思っていい。

 

 

これはつる薔薇の先である。

この調子なら、もう一度花が見られるだろう。

 

 

そしてこれもつる薔薇アンクルウオーター、根元から伸びている。

先に花が付いているが、もっと長くのびるかも知れない。来年の主枝になる。

折らないように、大事に育てて冬整枝の時にヨコに寝かせたら来年はいっぱい花をつける。

 

 

      

 

今の時期、あちこちにシュートいっぱい、この雨で急に伸びたような気がする。

 

今年は、なぜか葉の病気、黒点病が殆ど見られない。

長年、薔薇を育てて初めての経験である。

 

この夏上手に乗り切りたい。

 

 

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KAWASAKI THE LEGENDS & FUTURE 情報

2013-06-22 06:58:06 | NPO The Good Times

 

 

 

★7月7日にグリーンピア三木で開催する KAWASAKI  THE LEGENDS & FUTURE については、

一般募集については昨日でその申し込みを打ち切ったようですが、

その開催内容については、日々その充実を図っています。

 

 

こんなステッカーや、いろいろな缶バッチなどが造られて、会場で配られることになるでしょう。

 

 

7月7日グリーンピア三木で開催される

KAWASAKI THE LEGENDS & FUTURE は

KAWASAKI Z1 FAN CLUB の主催です。

 

 

カワサキの名車Z発売40周年を記念して開催されます。

 

 

 

『カワサキZの源流と軌跡』三樹書房の特別本の発表、発売もこのイベントでスタートします。

その執筆者たちも参加してのサイン会なども計画しています。

 

 

 

参加者全員がNPO The Good Times の会員さんです。

 

 

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粟生線の未来を考える市民の会

2013-06-22 05:46:38 | NPO The Good Times

 

★ 粟生線の未来を考える市民の会 という市民の団体と言うかグループがある。

2011年に創られたのでもう2年余りになるのだが、世の中の所謂団体とか、グループとは何となく差別化出来ていて、オモシロイと私は思っている。

会員になるためには入会金1000円を納めなければならない。

どんな活動をするのかは、特に決まってはいない。

ちょうど2年ほど前に神戸電鉄の粟生線の存続問題が出て、いろいろ世間を賑わした時期に、どちらかと言えば『存続を期待して』メンバーは集まっているのだが、

『粟生線の未来を考える』市民の会であって、前向きに考えるのであれば、必ずしも『存続』だけが、MUST 条件でもないのだと思うが、

私自身は、殆ど神戸電鉄には乗ったこともないのだが、『粟生線問題』は考える価値ありと思って、個人として入会しているのである

 

今、全国から、もっと極端に言えばアメリカからも参加があって、200名ちょっとの会員で、何となく運営されていると言う方が当たっている。

他の団体と違って、会長だとか役員などの肩書のある組織ではない。

毎月1回世話人会と言うのがあって、これは会員であれば誰でも参加できる

その中に世話人代表の山本篤先生事務局長の板東聖悟さん、それに事務を纏めてくれている小巻健さんが敢えて言えば世話人の中の代表みたいなものである。

 

 

ネットを主体の活動で

● こんなホームページもあるし

 

 

こんなFacebook ページもある

 

★私自身は、特に何の貢献もしてはいないのだが、スタートの時期から、世話人会だけは休まずに毎月出席をしている。

 

なぜ今日これを取り上げたのかと言うと、Facebookでこんな記事を見つけたからである

 

 

三木に新病院が出来るのだが、そこへの足として『せめて1時間に2本の電車を走らせて欲しい』という市民の声を神戸電鉄に言って欲しいと言う請願なのである。

こんな市民のお願いを、市長派のチルドレンたちはどうも反対したようである。

三木市の議会は市長派のチルドレンがいつも1票だけ多いために、ことごとく市長の言いなりになっていたのだが、今回は、『チルドレンの議員が一人賛成に回って』この請願が通ったのだと言う。

請願が通ったことよりも、『チルドレンの一人が仲間割れ』したことに大いに意義があると思う。

チルドレンたちも、もういい加減に子どもを卒業して、常識ある中学生ぐらいにはなって欲しいと思っていたのである。

 チルドレンのうちの『清地議員が賛成されました』とこれもFacebook にアップされている。

 

清地さんが賛成された請願書とは、こんな内容なのである。

 

 

 

★神戸電鉄の粟生線の存続問題は、神戸電鉄にとっても経営上の大問題なのだから、『粟生線の未来を考える市民の会』が具体的にいろいろ活動しても、或いはある方が言われているように『兎に角乗って残そうと』市民が無理に乗ってみても、そんなに簡単に解決するとは思えないのだが、

いろいろな方面から活動して、市民の関心がたかまることがまず第1だろうと思う。

 

そういう意味では、世話人代表の山本篤先生が、個人で先頭に立ってこんな活動を開始されている。

 

 

こんな粟生線沿線の写真を撮って、そのコンテストをやろうと言うのである。

 

 

そんな活動を普及するために

 

 

 

こんなチラシも、創られて、神戸電鉄も協力三木市ほか神戸市も後援体制なのである。

その共催をやっているのが

粟生線の未来を考える市民の会』  と

NPO法人 The Good Times 』 なのである

 

このプロジェクトの中心は、山本医院の山本篤先生で、『山本医院』 は、NPO法人 The Good Times の団体会員さんだから、NPO法人 The Good Times としても公式ツイッターなどを駆使した広報活動のお手伝いが出来るのである。

 

変な理屈のようだが、小なりとは言え、法人だからその動きは、ちゃんとしていないとイケナイと、思っている。

 

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サッカーというゲーム

2013-06-21 06:22:43 | スポーツ

★昨日はサッカー日本代表のイタリア戦を観ていた。

自分ではやったことはないが、観戦歴はもう40年近くになる。

 

点が入り難いスポーツで1点が重たい

2点も開くと、安全帯と思ったりするが、2-1になったりすると、点差があってないような感じにもなる

 

あまり番狂わせのないスポーツで、大体が実力のあるチームが最後には勝利する

スタートの5分間、そして最終の5分間に決まることも多いし、ロスタイムに試合が決まることも多い

そのときは、何となく強いチームが勝つことになっている

 

日本代表のような、レベルの高いチームでも、学生のサッカーでも、子どものサッカーでもそんなことは無暗と多い気がする。

 

 

★昨日のイタリア戦は、まさに典型的なそんなサッカーらしいゲームであった。

 

イタリアは強豪である。 普通にやればイタリアが勝って当然なのである。

ところが昨日の試合は、最初の段階から圧倒的に日本が有利に展開したし、ボールの支配率もイタリアを圧倒していたと思う。

 

 

PKを本田が決めて1-0となった。

これでちょっとは安心した。

勝つというより引き分けのチャンスが出来たと思った。

 

 

香川真司、素早い回転は彼の特技だと思う。

その回転しながらのシュートで2点目、 ひょっとしたらこれで勝てたかと思ったりした

 

前半41分に1点を返されなかったら、ホントに勝てたかもしれない。

最後の5分が守り切れずに1点を返されて2-1となってしまった。。

そして結果は4-3で敗戦である。

 

スポーツ記事にこのように書かれている。

 

 

 

 

 後半早々に2点で逆転されたが、

 

岡崎のゴールで追いついた。

そして、勝ち越すチャンスもあったのだが、決め切れなかった。

そして逆に1点を追加されて、そのあとも頑張ったが結果は4-3で終わった。

 

典型的な強豪が勝つパターンなのである

日本が格下とやる場合は同じようなことが起こったりする。

 

 

確かに、よくやったし、頑張ったと思う。

然し、勝ちはしなかった。

予選敗退が決まった。

 

ワールドカップまで、まだある。 

日本の進化を期待したい。

 

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天気予報

2013-06-20 05:45:20 | 日常生活・園芸、バラ、メダカ、金魚

 

★兵庫県三木市に住んで、今年で40年になる。

その間、自然災害にあったことはことは一回もない。

三木から15キロほどしか離れていないのだが、それまで住んでいた明石では台風もあったし、阪神大震災の時も、三木よりも明石は少しひどかった。

 

三木という場所は、そして今住んでいるまちは、他の地域に比べて、安全で住みやすいような気がする。

東日本の災害や、大雨での土砂災害など日本は自然災害が多いのだが、その心配が少ないのは、非常にいいと思っている。

 

一般に、昔から人が住んでいる地区は、災害が少ない住みやすいまちのような気がする。安全な場所を選んで住みついている先人の知恵だろう。仙台にいた時地震に見舞われたが、被害にあったのは新しく開拓された場所ばかりだったし、東北の雪国でも盛岡や山形などは雪が少なかったりする。

そういう意味でも、三木は旧いまちだから、自然災害も少ないのかも知れない。

 

★今年は梅雨入り宣言だけは早かったが、実際には殆ど雨らしい雨も降らずに今まで来た。

 

 

 

一般のニュースでは、『広範囲で激しい雨のおそれ』とある。

 

 

全般的な天気予報では、兵庫県三木市も、200ミリの赤く塗られた警戒地域に入っているのだが、

兵庫県三木市』 で調べてみると、こんな感じになって、今はちょっと強い雨だが、全般には何の問題もないように思えるのである。

 

 

殆どが『弱雨』としか出ていないし、降水量も200ミリにはとても達しないように思える。

週間予報を見てもそんなに問題ではない。

 

 

 

★なぜこんなことになるのかよく解らないが、

雨雲などが発達し難いような地形になっているのだろうか?

 

仮に雨は少々降っても、水に浸かったりは絶対にしない緩やかな傾斜地に住んでいる。

住むときに特に自然災害の意識などはなかったのだが、安全だと思える場所に住んでいることは安心である。

 

息子が住んでいるところは、鎌倉市由比ガ浜 でその環境は非常にいいのだが、もし津波が来たりしたら、防ぎようなど全くない場所である。

津波が来たら、直ぐ長谷寺にでも逃げ込まぬと、ひとたまりもないと思う。

 

そういう意味では、今住んでいるところは安心なのだが、もし注意しなければいけないとしたら火事だろう。

今朝の、『大雨情報』を見ながらこんなことを思っている。

 

 

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地図&地理 今、どこにいるのか?

2013-06-19 07:44:40 | 日常生活・園芸、バラ、メダカ、金魚

★先週の日曜日、羽田空港から、藤沢、鎌倉あたりをあちこちと車で走り歩いてきました。

なぜか私は地図が好きです。

車に乗せて貰ってあちこちに行ったのですが、最近は、カーナビで走るので余計に位置関係を気にしない人が多いように思います。

私は、自分がどのあたりをどのように動いたのかは気になりますし、行った場所がどのあたりだったのかという位置関係も気になるのです。

 

『今、どこにいるのか?』

そして、『どんな位置にいるのか?』

とても、気になります。

 

 

 

 

目的の場所は、藤沢市の湘南台文化センター この建物でした。

そこまで、羽田から車で行きました。

そこは、藤沢のどのあたりなのか? 羽田からどんなルートで来たのか?

 

 

 そこで慶応大学の学生たちのこんなダンス公演を観たのです。

 

 そして、もう一度そこから羽田空港まで行ったのですが、飛行機が満席で乗れなかったので、鎌倉の由比ガ浜の息子宅まで戻ってきて、一泊することになったのです。

 

 

 

 そして翌朝は、鎌倉市内を少し走って、逗子から葉山あたりまで車でドライブして、そのあと空港まで送って貰いました。

2日間、走り歩いた地域は、上の地図の範囲なのです。

 

最近は高速道路が整備されていて、鎌倉から羽田まで45分ぐらいで行けます。

 

 

★青い○印が湘南台ですが、孫が通っている慶応大学の湘南キャンパスは、そのすぐ左です。

鎌倉の自宅からバイクで通っているようです。地図で見る限りバイクなら直ぐの距離です。

 

湘南キャンパス とは聞いていましたが、その名前から勝手にもっと海に近い場所だと思っていました。

人間は、解っていないことでも勝手に想定してしまうものです。

 

それを機会を見て、ちゃんと調べたりしないと、なかなか位置関係など、アタマには入らないものです。

 

 

 これは湘南台の場所を地図上で拡大して見ました。

時間があったのでヨコにある公園を歩いてきました。

武蔵野を彷彿させる大きな木がいっぱいでした。

   

 

 翌朝は鎌倉のまちから葉山のご用邸までドライブしてきました。

 

     

 

鎌倉の八幡宮、  鎌倉のまちはこんな細い道がいっぱいです。  そして葉山のご用邸まで行ってUターンしてきました。

 

葉山から観た、江の島や鎌倉です。

 

 

お陰さまで、このあたりの地理大体解りました。

沖縄を除いて、全国全ての県を車で、自分で運転して走っています。特に東北、北海道、などは道に関しては結構詳しい積りです。

 

孫のダンスもよかったのですが、このあたりの地理がアタマに入ったのもよかったと思います。

 

 

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7月7日のイベント申し込み締め切り今週末

2013-06-18 22:17:17 | NPO The Good Times

 

 

 

などの内容で、

 

 

開催を予定していた KAWASAKI THE LEGENDS & FUTURE は、

 

 

 

 

新刊本の発表会も限定本の発売も、執筆者によるサイン会なども

 

 

開催される予定です。

 

 

 

 

 

 

★殆ど、ネットを通じてだけの募集でしたが、開催日半月前に一般参加者の募集を打ち切ることになりました。

改めてネットの情報発信力の素晴らしさを実感します。

当日は、まさに素晴らしい人たちが参加される予定です。

 

Zの世界では、超有名人の昨年のドイツのモーターショーではカワサキのブースで『Zの解説』などもしたミッキ―・ヘッセもドイツからやってきます。他にも海外からのビッグネームもやってきます。

Zの開発の当事者たちは勿論、Zの販売を手掛けた人たち、Zでレースを楽しんだライダーたち、何十年間もカワサキのZに乗り続けている、まさに『真打ちたち』

そんな人たちが一堂に会します。

今年は国内カワサキ特約店スタート40周年にもあたります。40年前販売第一線で活躍した仲間たちも同窓会気分で、昔の思い出を語ることでしょう。

 

主催者は KAWASAKI Z1 FAN CLUB です。

NPO The Good Times が後援します。参加メンバーは全てNPOの会員です。

 

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東京、藤沢、鎌倉に行ってきました

2013-06-18 05:45:35 | 日常生活・園芸、バラ、メダカ、金魚

 

★東京、藤沢、鎌倉に行ってきました。

最初は日帰りする積りで行ったのですが、帰りの飛行機が満席で鎌倉の息子宅に一泊して戻ってきました。

 

6月16日の朝三木を出発し藤沢市の文化センターで開催された、

慶応義塾大学の学生さんによる W+ I&S 春公演 Lab  に行ってきました。

 

 

開場前から長蛇の列で大成功だったようです。

 

  

 

 1年間の練習の成果の発表会で、素晴らしい雰囲気でした。

沢山の写真は、こんな感じです

 

息子宅に1泊して、鎌倉、逗子、葉山の海岸など巡ってきました

 

  

鎌倉八幡宮と、長谷寺です。

 

 

 

葉山のご用邸と葉山の方から見た江の島や鎌倉です。

 

★あわただしい2日間でしたが、


 

息子とも酒も飲めましたし、

孫のダンスも観ることが出来ました。

 

 

久しぶりに家内と旅して、

なかなかいい2日間になりました。

 

帰りの飛行機は、あの787に乗ることが出来ました。

音も静かで快適でした。

 

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