雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

今年を振り返って

2011-12-31 05:27:46 | 発想$感想

★ 大晦日である。

12月はスタートの年にしよう と決心して望んだ12月、間違いなくいいスタートが切れた。

1月から、全力疾走出来る態勢になっていると言っていい。

然し、大晦日である。1年を振り返ってみることもまたいいのかなと思うのである。

 

★今年は東日本大震災を抜いては語れない。3月11日は地震が起こったあの時間から、家にいてずっとテレビを見ていた。

ずっと昔だが仙台に4年いて、東北の殆どを知っていたから、その土地が見るも無残に押し流されるさまは、特別の想いで見ていた。特に住んでいた仙台のまちは、ずっと昔から人が住んでいた土地は殆ど大丈夫で、津波にやられたところは、殆どが昭和40年以降新しく開発されたところばかりであった。

原発問題もそうだが、自然の猛威に対する備えというか、まさに想定外だったのだろうと思う。何度も津波に襲われた三陸でもその対策が機能しなかったし、仙台地区は津波など人々のアタマの中になかったに違いない。

● 直接関係があったことは、3月末、宮城県知事の要請を受けて、出発したバイク救援隊に関しては、その前段階からNPO The Good  Times で、初期の広報活動を担当した。3月4日、『カワサキの想い出、そして未来』に来てくれた、全国オートバイ協働組合連合会の吉田純一会長からの要請があったからである。

● そして、いま、BERT というバイクによる災害救援の全国組織の設立にも、NPO も吉田純一さんも関与しているのである。

●『カワサキの想い出、そして未来』でのオークションの一部は、支援金としてボランタリー活動プラザみきを通じて寄付をした。

● テレビ番組『旅サラダ』を当初青森でやろうとしていた 岩城 滉一から、ロケ地がダメになったので、急遽大分のSPA直入はダメですかと頼まれて、ロケ地を直入に変更したりして、旧交が暖まった。

● これが秋の袖ケ浦の『チームイワキ』の出場になり、総合優勝して、チームマネージャーの高木さんと知り合い、彼の仲介で前述のBERTを手伝うことになったりした。

直接は何も出来なかったが、間接的にはいろいろなことが、繋がるものである。

 

 

★NPOも2年目を迎えて、その目標を『新しい公共』としての活動展開であった。

● 3月に開催した『カワサキの想い出、そして未来』の大成功が弾みをつけたことは間違いない。

● 夏には、念願の海外進出が実現して、アメリカと日本が繋がった。 DANTHREE のホームページである。

● 『粟生線の未来を考える市民の会』もその中枢メンバーは、NPOの会員さんである。

● 関東の団体会員With Me が主催したマル耐には、Good Times Racing チームを造って参戦したし、『チームイワキ』は総合優勝を果たした。

● ごく最近は、BERTというバイクによる災害救援チームの全国組織化を支援して、その関係で『笑って遊ぼうミキランド』というFacebookページを立ち上げたばかりである。

● 特筆すべきは、『孫文を語る会』(理事長田崎雅元元川重社長)は、昨日そのホームページもまだ未完成だが、この程度にまでは出来あがった。

これは、まさに『新しい公共』として、特筆されるものになるだろう

 

 ★これらの活動のベースは、全てネットシステムが支えてくれている。

●昨年からスタートした『ツイッター』は、昨年10万人のフォロワーを持つ規模となったが、今年は更に増えて、いま20万人を少し超えたところにいる。これが、NPO The Good Times の基本的な情報発信力として、支えてくれているのである。

● 今年新たに、ネットシステムとして加わったのが、Facebookである。従来の日本の最大のSNS mixi を完全に抜いて、先進企業ハみなこぞってFacebook ページを持っているし、佐賀県武雄市はそのホームページを止めてFacebookへの完全移行に踏み切ったのである。

その威力は『凄まじい』というのが当たっている。

昨日の私のブログは、樋渡さんがタグ付けされて、一挙に全国でこんな話題になっている

私個人も、NPO The Good Times も、私の周りの人たちは、みんなネット人間で、毎日自然にお会いしている。実名だからどんどん繋がるのである。私のトモダチも全国に250人、KMJに人たちともライダー仲間も、勿論一般の方たちともどんどん繋がっていくのである。

 

★個人的なことで言うなら、

今年は白内障の手術から始まった。

目の前が、考えられないほど明るくなって、ゴルフのボールもよく見えるようになったのに、夏ごろから2度、足の筋肉を痛めて、最近まで歩くことも辛かったのである。柔軟性などは、今でも20代の若さを保っていると威張ってみても、痛めた筋肉の治りが遅いのはやはり歳かなと思う。

 

今年は78歳、来年は最後の70代の1年である。

母も102歳、家内は74歳、家族の平均年齢は84.6歳である。

この1年、まあ元気に生きられたのは幸いであった。

いい1年だったと思う。

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これは繋がるかな?

2011-12-30 06:07:09 | みっきぃふるさとふれあい公園

★Facebook のいいところは、いろんな人にお会い出来ていろんな意見交換などすることと同時に、

『これはいいな』と思ったことを、自分なりに紹介出来て、どんどん繋がっていくことである。

同時に、その人がそのことについて、『どう思っているのか?』がある程度解ることである。

 

私が、こんなブログの世界に入り込んだのは、樋渡啓祐さんの影響なのである。

そのころはまだ樋渡さんは今のような有名人でもなかった。

まだ、市長さんにもなっていない高槻市役所の市長公室長だったころ、樋渡さんの書かれた『ブログ、ブログ、ブログ』という文章を読んで、ブログを始めたのである。

雑感日記では、そのほとんどを自分のその時々の『雑感』を書いている。

自分の正直な想いを書いているだけで、『それでどうしよう』ということは殆どないのが、現役時代との差かな、と思っている。

 

★然し、たまには、これは是非世の中に受け入れて欲しいし、『世の中の流れになればいいな、更にはその方向に動かないかな』と思うこともある。

昨日書いた『潮流、海流発電雑感』などは、

 

本音でどなたかが、その方向で動かれたら、日本もいい方向に動くのに と思ってこの2年間思っていたことなのである

それが、わが故郷、川崎重工業が手掛けるというのである。

だが、その方向は私などの感覚とちょっとズレていているが、普通一般的な参入の方法で、私の発想の方が異色なのはよく承知して言っている

 

然し、これは日本のエネルギー問題なのである。

単なる新技術開発というレベルを超えて、『新しいエネルギー』を『原発』という従来の基本システムから、『それに替わり得る新しいカタチ』に変えるべきだと思っている。

折角、そんな可能性のある『新しいカタチ』をベンチャー企業が何年も掛って研究し提言しているのである。

私は素人だが、この発想は日本のエネルギー問題を大きく変えることの出来る可能性を示していると思っている。

 

 

★どなたかが、賛同してその情報発信をして頂けないかな、と昨日はずっと考えていた。

そんなところに飛び込んできたのが、私のツイッターにに対しての、ぼっけもんの修さん、藤田修司さんのこんなコメントなのである。

以下二つは、Facebookにコメントされてきたのである。

 

久しぶりに『潮流、海流発電雑感』わが故郷川重が取り組むというニュース。http://t.co/WZlb4GKX 
基本コンセプトに『安い電気』と『原発を凌駕する規模』が抜けている技術屋さんの発想?『海と船と二輪の量産事業』を組み合わせたら簡単。子供の風車でも電気は発生する。

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  • 藤田 修司 エネルギー確保は国家の基幹問題と思います。ぜひ安価で 安定した大量の電気を、自前で作る仕組みに作り上げても らいたいと思います。
  • そのためにも、技術者の発想と事務屋の発想をうまく役割配置したいものですね 大規模固定構造物を作らないところが売りの一つでしたか らね。海底構造物は駄目ですね!
    発送電を分離して、プラント製造事業から電力量産事業の 視点に変わる仕組みにしないといけないのではと思います 
    やっぱり事業の一部に衆知を生かして参加してもらう仕組みは、世論への働きかけとしても、事業の社会的意義からも不可欠でしょう。
    大阪、神戸の関西発祥の日本のエネルギー事業としてスタートさせたいものですね。
  • 山本 靖
    私の近隣、北九州市でも関門海峡の潮流で発電する試作品の開発を始めています。 今のところ九州工大で造られているタイプはプロペラ型ではなくて水車をケージの中に組み込んだ形に成っていて、製作した物を海底に設置固定するというやり方ですので大掛かりな海底構造物は必要ありません。 ただ、素人目にも海草を含めた漂流物、ゴミなどがケージに絡みつく事への対策が出来るようには思えません。 その点ではマグロ型の回転体は有利だろうなぁと思っております。 北九州は製造業の街なので新しく需要のある生産物...が開発できれば潤うのですが、現実的には製鉄所などから出る副生水素などや廃熱を利用した発電の方がスグにも稼動できるというのがいつも出る話です。 一部のエネルギー特区では色々と実験的なエネルギー供給をしているのですが、全体としては電気に関する規制が全ての開発の足を引っ張っていると思います。 それでも、川崎重工のような製造業が潮流発電に関わる事は意義があるし、発電コストに関しても量産部門の考え方でブレークスルーを期待しております。 
  •  

    ★藤田さんのコメントで勇気を貰って、更に山本さんからもコメントを頂いて、

    この方に意見を聞いてみようとこのブログを書いている

    その方は、佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長である。

    樋渡さんは、孫正義さんなどと組んで、太陽光発電など、自然エネルギーにも大きな関心をお持ちである。

    太陽光発電も勿論いいのだが、『原発に代替出来るか?』という点ではちょっとそのスケールが足りないし、狭い日本の国土が問題である。

    太平洋の黒潮利用の『海流発電』は幾ら広大な面積を使っても大丈夫だし、土地代など一切掛らないのである。

    それを『量産事業の発想』で展開すれば、コストはどんどん安くなり、発電の効率化もどんどん進むはずである。

    車やバイクと同じでどんどん効率のいいものに置き換えていけばいいのである。

     

    こんなトータルの仕組みの発想は技術屋さんからはなかなか出てこないのである。

    その樋渡さん、昨日はFacebookにトモダチ5000人の上限に達して、困っておられるのである。

    ちょうど2日ほど前に、片山敬済さんを紹介したので、5000人以前で間にあってよかった。樋渡さんは片山敬済さんのBERTにもトモダチ参加して頂いているのである。

     

    古谷錬太郎さんが樋渡 啓祐さんの近況アップデートをシェアしました。
     
    今日、友達が上限の5000人に達しました。僕は、何回か書きま したが、集団行動ができずに保育所中退、協調性が無く高校の時ひ きこもり、未だに実生活の友人はほとんどいないなど、孤独に愛さ れる人間です。感情は爆発するわ、敵への攻撃は容赦ないわ、その くせ、持続力はほぼゼロ。気分もコロコロ変わる。 そんな人間がね、Facebookの世界で、 宋 純江さんを始めとする素晴らしい皆さんと知り合える。そして、いろん な意見を教えてくれるし、また、困ったときにはしっかり手を差し 伸べてくれる。人生が前とは比べられないほど豊かになりました。  しかし、これ以上、友達を増やせない。うーん、どうすればいいん だろう。
    片山 敬済 確かに残念ですね。個人ではなく団体ならば作れますがね 
    古谷錬太郎 FBの仮説に5000人ものトモダチ作る人居ないと思っ たのでしょう。その想定外が日本人だったのは、『いいね 』ですね。

    <form class="live_199627850129936_131325686911214 commentable_item autoexpand_mode" action="/ajax/ufi/modify.php" enctype="application/x-www-form-urlencoded" method="post"></form>

       

     

    ★こんなこと書いておけば、必ず樋渡啓祐さんに繋がるのがネットの世界のよさである。

    樋渡さんは忙しい方だが、ちょっと厚かましく、お願いをしてみようとこんなブログをアップしているのである。

     

    こんなプロジェクトは、基本コンセプトにさえ間違いがなければ、政治家が、国が旗を振って引っ張るべきだと思いますが・・・

    国を挙げてその方向に歩めばいいと思うのですがなかなか難しい問題です。

     

    樋渡さんのご意見なら、『流れになる可能性』があるのではと思って、こんなブログ書いています。

    確か、橋下さんも、原発反対、『瓦礫賛成』でした。

    橋下さんが、ちょっと言って下さるといいですね。

     

     

     ★これは、つい先日の神戸での写真です。

    たまたまですが、藤田修司さんと3人で写っています。

     

    他の方が仰ることは幾らでも『リツイート』出来ます。

    要は、仰っている方の『信頼度』なのです

     

    年末お忙しい時に、すみません。

     

     

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    潮流、海流発電 雑感

    2011-12-29 07:06:43 | みっきぃふるさとふれあい公園

    ★もう2年も前から

    『潮流、海流発電』について、このブログの中にカテゴリーを作って、追っかけてきた。

     

    このシリーズの一番最初は2009年6月8日、『日曜日に会ったおもしろい人』から始まっている。

    私は事務屋で技術の難しいことはさっぱり解らない。

    海の話だし元海兵で、元川崎重工の副社長高橋鉄郎さんに、鈴木清美さんを6月10日に神戸の川重本社で、お引き合わせすることから、私の『潮流、海流発電』話は始まっている。

    その後元社長の田崎さんにも紹介したし、明石の技術研究所を訪ねて技術屋さんたちといろんなお話をさせて頂いたりもした。

    いろんな経緯があったが、

    この『ノヴァエネルギーの潮流、海流発電』は、その後、その事業としては、そんなに上手く行っているとは言えないのは事実である。

    ただ、この原因は、

    そのシステムのコンセプトの問題ではなくて、現在の国の補助金制度の弊害というか、ベンチャー企業には2億円の助成が出ても、むしろそれが経営の問題点を浮き彫りにしてしまうのである。お金はそのまま使えないし、そのお金を目当てにいろんな人が群がってきてしまうのである。

    然し、その基本コンセプトは、非常に優れていると、私は今でもそう思っている

     

    ごく最近、川崎重工業が正式に『潮流、海流発電の分野に進出することになったようである。

    こんなイメージ図が出ている。

     

    ★ 2年前と今とでは『自然エネルギーに』に関する関心度が全然違っていて、いまは完全に追い風に乗っている。

    2年前にも『潮流、海流発電』に興味を持ったのは、

    ノヴァエネルギーの鈴木清美さんの『潮流、海流発電』の基本コンセプトに共感したからである。

     

    太陽や風力と言った自然エネルギーに比べて、比較にならぬほど安定した『潮流』

    24時間止まることなく一定方向に流れる『海流』

    そのエネルギーを、

    船長さんの経験から、海を知り尽くしていて、

    且つ船やそれに付随する既に出来あがっている碇やスクリューや、いろんなシステムを応用して、

    回れば電気は発生するという理屈から、その回転体を作って

    流木や藻など何が流れてくるかも知れない『そんな海の中でも大丈夫な形』の回転体にして、

    それを数多く作ることで、発電量を増やし、且つ物体のコストを下げて、

     

    『原発に匹敵する、安い電気を大量に作ること』

     

    という、技術的にはそんなに難しくはなくて、

    むしろ事務屋にもよく理解出来るコンセプトに共感をしたのである。

     

    ★私の故郷、川崎重工業が『潮流、海流発電』の分野に乗り出して頂いたことは、大いに拍手なのである。

    そして発表された記事などには、重工業として手掛けたいろんな分野の技術を集積して、今回のプロジェクトに臨もうとされていることもいいと思う。

    この問題に、2年以上も付き合ってきたので、何となく事務屋だが、『一種のカン』は働くのである。

    そんな『カン』を頼りに、思うところを忌憚なく述べさせて頂くなら、次のような点をどのようにお考えなのであろうか?

    順不同に粗っぽく素人の意見を申し上げるが、素人の意見も結構当たるのである。

     

    『安い電気を大量に』の『安い』というところが、基本コンセプトから抜け落ちている。

    発電などというのはそんなに難しい技術ではないのである。

    子供が作る風車からでも発電する。回転すれば発電するのである。

    出来るだけ、例外のないどこでも通用するシステムを考えるべきである。

    従来既にある技術を繋ぎさえすれば、それで十分なのである。

     

     複雑極まる海の底に構造物を固定するという発想は、『個別対応になるので安く出来るはずがない』と思ったりする。

    電力の消費者は勿論企業もあるが『一般大衆』がその対価を支払っている。

    世界で一番高い水準の電気代を支払っているのは、掛ったコストをそのまま電気代に上乗せする従来の『電力会社優遇の仕組み』がそうさせているのである。

    原発に代わる新しい自然エネルギーによる発電は、『安い電気』を目指して欲しいものである。

    是非、潮流、海流発電の基本コンセプトの第一に『安い電気』を第一に取り上げるべきである。

     

    それともう一つ、海の底に構築物を設置する方式で、果たして原発に代わる、原発を上回る発電量が確保できるのだろうか?

     

    ★この4つの回転体が回って発電する。回れば子供の作る風車でも発電する。その形状や羽の形は幾らでも改善すればいいのである。

    その形態は、流木や海を流れてくるものが仮に当たっても大丈夫の形態になっているという。風車のような形状はそんな物体にぶつかると壊れる可能性大である。

    津波の引いた後の水の流れのいっぱいの『瓦礫』にも対応できるものであって欲しい。

    それは想定外では、東京電力と同じである。地震―津波―停電は避けなければならない

     

    この回転体を繋いでいる縦長の物体は、実は縦長の船なのである。

    こんな形で浮いているのは、中には海水が入っているだけなのである。タンカーなども空の時には、海水を入れて調整するのは常識なのだそうである。

     

    そして、このタテ型の船を固定しているのは、『碇』で留めているというのである。

    大丈夫か?と聞いたら大丈夫と言っていたが、実は碇だけでは大丈夫でなくて、淡路の岩屋では流れてしまったのである。それ以降碇のほかに大きなコンクリートの錘と併用することで対応している。

     

    タテ型の船は作れるか? 

    その船は碇と錘で留めれるか?

    回転すれば電気は発生するか?

    これがもし『Yes』なら、潮流発電も海流発電も簡単なのである

     

    私は川重でも二輪部門の出身である。

    トータルの仕組み構築は専門の分野だし、量産でコストがどれだけ下がるかもよく解っている。

    川崎重工業の中で圧倒的に売上高の多いのは、航空機や船ではなくて一番単価の安い二輪部門なのである。

    発電さえすれば、その数を増やせば原発の発電量と同じにするのも簡単である。数が増えたらその製造コストは考えられないほど安くなる。

    海流発電は如何に広い面積を使っても、土地代のような費用は発生しない無償なのである。

     

    川重が一番得意の造船と、量産事業のソフトノウハウが抜け落ちて、難しいことにチャレンジする技術屋さんの発想になってしまっている。

    これは、『安い電気』をどのように創りだすかという、単純な事務屋の発想が要るのでは、と思ったりする。

    月の経費はタダの5000円というNPO法人を私は今経営している。多分そんな法人は世界でも珍しい。何故そんなことが出来るのか?

    それは、既にあるものを上手に繋ぎ合わせているからである。

    発電など、大した技術ではない?

    わざわざ難しいことをしなくても、今ある技術を繋ぐだけで大丈夫、出来る。

    物事の発想の仕方が少しおかしい。もっと単純で大丈夫である。

    技術屋さんはむしろ、送電の新しい技術などを研究して欲しいものである。

    『海の底に建造物を造る』この発想はどう考えても頂けない。

    『そんなの簡単、安く出来るよ』と仰るのなら、大賛成である。

    その費用は、一般大衆が負担する『電気代』に転化されるという非常に社会性の高いプロジェクトであることを忘れないで欲しい。

     

    川崎重工業のOBとして、世界に胸の張れる素晴らしいプロジェクトに育って欲しいと願っている。

    個人的には、原発はもういらない、原発に代わるどんどん発展性のある量産事業の仕組みがベースにあるべきだ。

    この事業の担当は『量産事業の二輪車部門が一番適している』と私自身は思っている。

    他の重工業の事業部では、原発に代わる発電システムには育たないと思っているのである。

     

    船と量産事業の二つのノウハウを持っているのは川崎重工業だけである。

    発電などそんなに難しいものではない。

    基本コンセプトは、あくまでも『安い電気』であるべきで、

    それを生み出すシステムは『既存のノウハウの組み合わせ』が一番安いはずである。

     

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    人それぞれやりたいこと

    2011-12-28 07:04:04 | 発想$感想

    ★人それぞれ、やりたいことはその人なりにいっぱいあるのだろう。

    『自分がやりたいことがやれる』ということが、『人生の幸せ』なのだろう。

    そこまではいいのだが、その『やりたいことがマチマチ』なのである。

    『価値観が多様化』しているから、『マチマチ』が更に細分化されているのだと思う。

     

    ただ、そのやりたいことが、『社会性のある、理念ミッション』をベースにしたものか、

    所属する団体やグループの共通の目標、例えば数値目標などの具体的なものか

    ただ、『何かが出来る権力の座=役職に就きたい』という個人的な願望か、

    単なる『個人的な願望、家庭のこと、趣味の類』のようなものなどいろいろあって、一言で言うのは難しいのである。

     

    ★人生を振り返ってみて、

    子供のころは、圧倒的に『遊びたかった』だけのような気がする。

    戦後、食糧難になって、『腹いっぱい食いたい』と思った時代もあった。

    高校時代は、『野球一筋、優勝したかった』

    大学入試は、別にどちらでもないとと思っていたのだが、結果的には、通って入学した。

    大学時代も、高校時代に輪を掛けて『野球が8割』あと何だったのか、思いだせない。

    この時代が一番金が欲しかったのかも知れない。何のために?買いたいものもあったし、遊びたかった。母子家庭で授業料が免除だったし、奨学金も貰っていたから、小遣いを貰って学校に通っていたようなもので、アルバイトもしていたし、結構裕福であった。金がちょっとあるともっと欲しくなるものである。ただ、家からは1円も貰ったりはしていない。

    就職してからは、初任給が12000円の時代だから、学生時代に比べて一転苦しくなった。幾ら望んでみても給料以外に金の入るところもなく、金のことは諦めて、仕事に興味が出たというか、その目標を達成したかった。これは大なり小なり退職するまで続いた。

    人並みに、結婚したいとそれが目標の時代もあったし、レースに勝ちたいなど、若いころの目標はよかったなと思う。

    30代以降は、会社の仕事が9割で、家庭は1割ぐらいかなと思う。

    給料は全額振り込み、家内任せ、小遣いなどは一切貰わず、出張旅費の残りで十分まかなえた仕事の内容が続いたから、金とは一切無縁になった。ただ、家はそんなに楽ではなかったはずだが、金が欲しいと思ったこともないような気がする。

    やりたいことは、次々にいっぱい出てきて、それを追っかけてきたが、3年に1度の頻度で新しい職場に替っている。一切希望など言ったこともないし、『やれ』ということをそのままやっていただけだが、結構オモシロイ新しい仕事ばかりが多かった。その中で自分のやりたいようにやってきた。

    『何になりたい』と思ったことは、理事になって役員が目の前に来た時は、一瞬考えたが、どう考えても役員会などの退屈さの方がイヤで、どうでもいいと思っていたら、『技監』という想いもしなかった事務屋の技監にして頂いて、これは職位として最高によかった。

     

    ★そして定年後、いっぱい自由な時間があって、何もしなくても年金が入ってくる生活は最高である。

    ホントに自分のやりたいことがやれるのである。 

    現役時代、何故アレくらいのことに情熱を燃やしたんだろうとも思ったりする。その時は、大きい仕事と思ったことも、考えてみると大したことでもないのである。

    そんなに、一生県命やらなくとも会社などは潰れもせずにちゃんとやっていけている。

    人の力もあるのだろうが、それ以上に金の力も大きくて、普通にやっていても何とかなっているのである。

    良かれと思って造った仕組みなども壊しても、大したことはない。

     

    薔薇を育てて花を咲かせたり、

    小さな5センチの鯉が5年もすれば立派に育つ。

    『育てる』ということは、私のやりたいことの基本のような気もする。

    そんなの大したことでないと思うう人もいるだろうが、やっている本人にとっては重大事なのである。

     

    現役のころは、もっと上手くなりたいと思ったゴルフも、定年になったら幾らでも練習する時間が出来ると思っていたのに、さっぱりやる気が湧かないのである。

    仮に、70台で回れてもプロになれる訳でもないし、『70台で回った』と威張ってみても、それを聞いてくれる、話す相手がいないのである。

    よく考えてみると会社にいたころは、スコアが良かったら会社の中で優越感に浸れたりしたのだが、定年後はそれがナイ。

     

    ★6年ぐらい前から、突如パソコンをやりだして、ブログを書きだしたり、いままで見向きもしなかった行政の中を覗いたり、3年前からはNPOを作って、『トータルシステム』を創って、情報発信などやりだしたら、これはいままでにないオモシロさである。

    昨日あたりは、もう一つのブログで、こんなことを書いているが、結構一生懸命なのである。

    別に、1円の金儲けにもならぬが、やっていることは結構大きくて、社会性もあり、退屈はしない。

    と言って、リスクも殆どないし、NPO法人と言っても月に5000円の経費、年間10万円の収入があれば、経営は十分安泰である。100万単位の収入になると、余ったお金は申請のあったところに差し上げるという、なかなか気分のいいNPOなのである。

     

    先日の神戸電鉄の『粟生線の未来を考える市民の会』も、テレビや新聞社が取材に来たし、

    今回のバイクを使った災害救助の全国ネットシステム、BERT(Bikers Emergency Pesponce Team)も、ともに社会性があるし、

    マスコミに取り上げられたりするから、オモシロイのである。

    如何に大きくてもメーカーや一企業では、或いは一行政ではやれないことがやれるということは、『やる気』にさせてくれるのである。

     

    そんなことを楽しんでいる、昨今なのである。

     

     

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    平成11年(1999)6月5日 現役生活最後の年 66歳

    2011-12-26 12:30:58 | 自分史

    ★札幌の2年間は、この年の6月5日で終わった。

    同時に私の現役生活は終わったのである。ずっと自分史を書いてきたが、その大部分が会社の生活であったが最後の2年間も全力投球できた2年間であったことがホントに幸いであったと思う。

    札幌からの帰郷は飛行機を使わずに22時間のエクスプレスの旅を家内と一緒に楽しんだ。

    駅には会社の人たちが大勢見送りに来てくれた。

    見送られてた汽車の旅などこれで2回目、いずれも勤務地からの帰郷の旅で1度目は仙台から戻った時、

    そしてこの時の札幌が2度目である。

    新婚旅行などで駅の見送りの風景などはあったが、自分の結婚式のときには、そんなの全然なかったので、この2回の見送りは、よく今でも覚えている。

     

    2回ともその主体になっていたのは、現地の人たちであったことが非常に嬉しかったのである。

    会社の上下関係などを通り越して、一緒に働いた仲間として見送って頂いたような気がしている。

     

    ★特に、札幌の場合は、たった2年間の短い期間だったのに、この後3年間も顧問として厚遇頂いたし、その後また、社員の九州旅行にも誘って頂いたりして、ホントに良かったと思っている、

    『くも膜下』の後の診断も兼ねて、その後も3カ月に1度中村記念病院の診察も兼ねて札幌を訪ねていたし、何となく69歳まで会社にいたのではないかと錯覚してしまうのである。

    この2年間で、北海道川重建機の業績などが顕著によくなったとか、そんなことは一切なかったと思う。

    そう言う意味での貢献は一つも出来ていない。

     

    その後どうなったかは、よく解らないが、

    就任した当時の一種独特の経営体質は間違いなく一変したと思うし、特に中堅の若手社員の方たちへの人事待遇などはシステムとして幾らか変わったと思う。

    開発局から来られた松田さんもタダ名前と顔だけで貢献されるのではなくて、会社の企画の中枢として、その資質にあった仕事を担当して頂けるようになったのである。

    旧い会社だから、いろんな地元の方々や銀行などとの関係もあったが、この方たちからは、川崎重工にいたということは、いいように受け取って頂いた。特に二輪業界の、従来の国内企業とはちょっと違った先進的な発想は、非常に珍しく新鮮に映ったのか、官庁、銀行、建機業界の方たちと、オモシロイお付き合いをさせて頂いたのである。

     

    日本社会はいろんなことを、官庁はこうだ、お役人はこうだ、大企業はと、いろいろ枠にはめ込んでしまうことが多いのだが、

    どんなことでも、『常識で考えたら』を基本にしているものだから、この2年間も一切建機業界の風習に染まらずに、自分のスタイルで押し通せたことが、非常に大きな自信になったし、

    川重建機の人たちもそれなりに新しい世界を経験できたのはよかったのだと思う。

    その後どのように変わったのか、詳しくは知らないが、2年という歳月がちょうど良かったと思っている。

    あと2年もいたら、もっとドラスチックに変えたいと思うようなところが、いっぱい出てきたに違いない。

    そんな構造的は改革みたいなものを若しやってしまったら、それがホントにいいのか悪いのか?ちょうど大阪の橋下さんのように次の段階に進まざるを得なくなってしまうはずである。

     

    ★そんな現役最後の、札幌の2年間であった。

    1999年、北海道はプロ野球は圧倒的に巨人ファンばかりであった。

    札幌ドームは工事中でまだ完成はしていない。

    札幌駅もまだ工事中、道央の高速道路もまだ開通していない。

    そんな時期だった。

    アレからもう10年以上も経つ。

     

    ★一度北海道もゆっくり訪ねてみたいなという気持ちもある。

    何よりも自然がいい。

    食い物も旨いという。

    確かに、旨いものはいっぱいあるのだが、戦後育ちなのか、口いやしいのか、北海道でなくてもどこで何を食っても旨いと感じるのである。

     

    その中で敢えて言えと言われたら、

    タラバがに。 タラバは蟹ではなくて、エビだそうである。あの足の身の豪快さがいい。

    蟹の身をせせって食うのは、もう一つ性に合わないのである。食うのが面倒なのである。

    その点、タラバの足は豪快にかぶることが出来るのである。

     

    魚は、北海道の人は、白身の魚よりは、脂っこい魚を好むようである。

    北海道の米もそうだが、少し本土の人と味覚が違うのではと思ったりした。

     

    ★ ちょうど42年間、顧問の3年間も入れると45年間、会社と関係のある生活をした。

    100%以上満足した現役生活で、もう一度やり直せと言われても、この通りでいいと言い切れるオモシロイことこの上ない会社生活だった。

    指示されて15回職場を変わっているが、前任者の引き継ぎをして業務を進めたことはないと言っていい。そのうち10回は殆ど新しい職場で自分の思う通りのことをやることが出来た。

    上司から仕事のやり方を指示されたことも皆無である。何故か上司が経験しないようなことばかりをやってきた。

     

    だから、形通りの決められたことをするのは、全く苦手だと思う。

    この3年ほど、また新しく昔の仲間と、NPO The Good Times など、何をやってるのですか?と聞かれると、答えに窮してしまうような、あまり世の中に存在しないような法人の経営を結構広い分野でやっている。

    月の経費が5000円しか発生しないような法人はあまり世の中には存在しないのである。こんな事が出来るのも、45年間の貴重な経験のお陰なのである。

    これで、自分史会社の45年間も一応終わったが、全然書ききれてはいないような感じもする。

    あとどうするかは、また考えてみたい。

    会社生活の自分史は、この年末とともにこれで終わって、以降年金生活の生活に移っていきたい。

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    仕事のスピード雑感

    2011-12-26 05:00:32 | みっきぃふるさとふれあい公園

    ★毎日、大阪の橋下徹さんのニュースが全国区で流れている。

    都構想だとか、地方から政治を変えるとか、大きな話題で取り上げられてきたが、

    この一両日は大阪市役所の仕事に戻って、そのスピード振りが話題である。

     

    行政でも、会社の仕事でも、一般にそのスピード感のなさは、時代のテンポに全く合っていないような気がしてならない。

    どうも、自分自身がせっかちな性分で、トロトロしているのは嫌いなのである。

    それ以上に、『最大のコストは時間である』 とは、もう何十年前の現役のころからそう思っていた。

    いろんなところで、『コスト計算』などやっているが、そんな暇があったら、もっとどんどん先を急げと言いたいのである。

     

    人件費が、大きなコストだという認識は、どなたにもあるらしい。

    だから、人員削減や、給与のカットなどには、至って熱心なのだが、

    同じ仕事でも2倍の期間が掛ったら、その人件費は2倍になったという感覚があまりない。

    そのあたりが誠に不思議である。

     

    会議でも、議会でも、そこに出席している人たちの時給を計算して、全部で幾ら掛っている会議なのか一度計算してみたらいい。

    一番無駄なのが、あまり実質的な効果もない会議や議会のような気がしてならない。

    それがないと、ホントに企業や行政は成立しないのか?

    中小企業などでは、取締役会などみんな書類で片付けているところはいっぱいある。そんなことしている暇はないのである。

    大きくなれば、それを形だけでもやりたがる。

     

    ★日本でも、仕事が滅法早いところはある。

    各企業の生産現場は、世界一の時間管理がなされている

    だから、日本の生産管理体制は世界一だと言ってもいい。

     

    ダメなのは、ホワイトカラーや、エラそうにしている中間管理層やトップと言われる人たちの方である。

    だから『現場は一流、トップは三流』などと言われるのである。

    スピーディーな判断が出来ないトップや計画ばかり作っている企画マンが多すぎる。

    書類を作ることや、それに印鑑を押す事が仕事だと思っている人たちが多すぎるのである。

    そして、その人たちの給与が結構高いのである。

     

    ★橋下さんの仕事は早いから気持ちがいい。

    2年も掛る決定を2日でやったなどと新聞に報道されているが、それはともかく、何事も期限を切ってやるのがいい。

     

    若いころ、二輪のレースの世界にいた。

    スタートラインに決められた時間につかなかったら、失格である。

    競争は秒の単位で争われるのである。 勝ち負けは明白だし、負けたら次のレースまでに対策を建ててまた頑張る世界なのである。

    常に、目標のリミットは決められていて、それに間にあわなかった人やグル―プは失格、競争に参加すら出来ないのである。

     

    企業競争などと口では言っているが、大企業に勤めている人たちに、あまりそんな意識はなくて、競争の本質が解っていないのではなかろうか?

    1期4年では出来ないというような首長は、

    『4年間で何かをしよう』としているのではなくて、『4年間市長を、出来れば8年間』市長の椅子に座っていたい人たちなのである。

     

    ★私も現役のころ『あんたはのぞみ』だが、『各駅停車に乗ろうとする』人たちが付いていけないとよく言われたものである。

    でも、そんなことあまり心配しなくていい。

    人間は、だんだん環境に慣れて、そのうちテキパキ仕事をする方が楽しくなるそんな生き物である。

    ホントに昔だが、高校生の頃、神戸港の沖仲仕、いわゆる当時のアンコと呼ばれるアルバイトに行っていた。

    港の停泊料は高価で船は予定の時間になったら、積荷を残してでも出港してしまうのである。

    アンコの作業は時間までに全て完了するように、テキパキと行われる。だから他の仕事に対してアンコの時給は圧倒的に高いのである。

     

    そんな当たり前のことが解っていないリーダーが多すぎるような気がしてならない。

     

    ★いまは、 NPO の仕事か、遊びか、趣味かもう一つ、解らぬことを、仲間と一緒にやっているが、

    一緒に集まっている人たちも、意外に対応の早いのが集まっている。

     昔のレース仲間もいっぱいいるので、早くやるというのが、習性にになっているのかも知れぬ。

     

    ★突然、写真だが、

    先日、ちょっと紹介したBERT (Bikers Emergency Resuponse Team)という災害対策チームの会合を神戸で、昨日開催した。

    片山敬済さんは、世界チャンピオンだから、早いのは当然だが、他のメンバーも心地いほど発想もいいし、対応もいい。

    このスピードは、間違いなく橋下さんよりは早いかもしれない。

     

    私のヨコの女性は今年の春、『カワサキの想い出そして未来』で中心的な役割を果たしてくれて、つい先日、関西テレビの番組で『人間国宝』に認定された腰山峰子さんである。

    仕事が早いだけではない。鈴鹿サーキットを確か2分40秒代で走りきるライダーでもある。バイクに乗せても、そのあたりの男性ライダーはついていけない『人間国宝』なのである。

    みんなNPO The Good Times のメンバーさんでもある。

    BERTは、全国展開だが、昨日の話は、『三木防災総合公園』を舞台に繰り広げようとする楽しいイベントのコンセプト談義だったのである。

    骨子もコンセプトも実施スケジュールの概要も殆ど決まった。

    Facebookに秘密のグループ(承認制のグループ)『笑って遊ぼうミキランド』がもう立ちあがっている。

    今はまだ、この写真に載ってる5人だけだが、そのうちトモダチ招待しますので、よろしく。

     

    これくらいのスピードで動かぬと、オモシロくないのである。

     

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    寄せられたコメントと私の意見

    2011-12-25 05:51:17 | NPO The Good Times

    ★つい先日から、Facebookに、NPO The Good Times のグループのページを作った。

    NPOの仲間たちがいろんな意見やコメントを下さる。 

    その中の一つ、片山敬済さんのこんなご意見と提案は、非常に面白いので、

    私も忌憚のない意見を述べさせて貰っているが、果たしてどんな進展になるのか?上手く回ればオモシロイと思っている。

     

    以下に、そのやりとりをご紹介してみる。 

    ‎[質問と提案です]
    三木市にはとても立派な防災公園があります。117以降に高速道路整備と共に、食料の備蓄倉庫として建造されました。
    県内のどこで自然災害が発生しても救援体制を整える、いわば兵庫県のへそとして位置づけられた訳です。
    「防災都市、安全の街、三木市」をアピールする街興しイベントを、恒常的に立ち上げれないでしょうか?

     

    こんな提案が片山敬済さんから寄せられたのは、3日ほど前のことである。それに対して私はこんなコメントで返した。

    総合防災公園は非常に立派です。防災設備とともにスポー ツ公園というイメージもあります。恒常的なイベントを神戸電鉄などと絡ませてやることはオモシロイと思います。ただ、三木が旗を振るのは難しいような気もします。

    例えば災害をテーマに市民マラソン(ハーフマラソンなどの毎月でも出来るようなゆるーいルールの市民参加型の)でも企画されて、それに三木が乗るというのは出来ると思います。公園内のコースは既にマラソンも実施されていてよく出来ています。神戸電鉄に乗って参加される方の参加料を安くしたりすると、粟生線問題の解決にもなり神戸電鉄も応援してくれるでしょう。

    旗を振られるのはBERTがいいと思います。その応援は『粟生線の未来を考える市民の会』でも『三木さんさんまつり』のメンバーでも『緑が丘こども会』でもいっぱい考えられます。小さな市民マラソンからスタートすればいいのです。広報などは引き受けます。片山さん、直ぐ企画してやりましょう。リスクないのがいいと思います。旗振って貰えばフォローします。  

     

    防災公園はその環境もいいし、県の施設だし、三木の人たちよりも県民主体で三木がフォローするという方が自然のような気がした。少々無理でも毎月でもやって、神戸電鉄に乗って集まるようなことを考えると、今の神戸電鉄粟生線問題なども、自然に上手くいくにでは、と思ったりするのである。BERTはバイクによる災害時の救援体制の仕組み構築なのだが、地震と防災公園は結びつくし、地震の時に走って逃げる体力増進とでも何でも『へ理屈付けて』繋げばいいのである。バイクという、ちょっと特殊なイメージが小さな市民マラソンというイメージで、少しでも一般市民の方の中に入っていくことはいいことだと思っている。

     

    伊藤 智寿 片山さん、はじめまして。三木市出身のいとうと申します 
    防災に絡んだ話なのですが、古谷さんもご存知だと思われますかえっこバザールを企画している+arts(プラスアーツ)というNPO団体が防災とアートを絡めたワークショップを関西を中心に展開しています。これもよくできたシステムを持っていて、子供連れのご家族が防災について考えながら遊べるものです。今後の展開を考えるとこういった実績のあるワークショップを持ち込むことで、防災都市としての三木市が認知される方法だと考えます。

    優れたワークショップはシステムで自走するんだなあと。

     

     下記URLにて活動が参照できますよー

    NPO 法人+arts

    http://www.plus-arts.net/

    ご参考までに。

      

    ★昨日の朝、伊藤智寿さんから、こんなコメントが飛び込んできた。

    ここで紹介されている『かえっこバザール』を三木で初めてやった、その時はまだ学生さんだった。それを60おじさんのファンのKakogawalionyaさんが気に入って、加古川の商店街でやったりした。そんな繋がりの若い好青年である。

     

    片山 敬済 素敵なイベントを沢山開催されてますね。アートと街づく り、アート防災という切り口がイイですね! このような活動がドンドン浸透して行けば自然と「常に備 えよ」の意識が高まりますね。
     
  • 古谷錬太郎 伊藤さん、しばらくです。元気ですか。『かえっこバザー ル』がやってるNPOですか、それならそのシステムはい いこと間違いないですね。
     
  • 古谷錬太郎 片山さん、伊藤智寿さんとは、『かえっこバザール』で繋 がりました。これは非常に楽しくよくでしたシステムです 。伊藤さん、当時防災公園のビーンズドームで、『かえっこバザール』やろうかと言ってたの思い出します。明日お会いしたときにでも、また。
  • 片山 敬済 それは楽しみです。伊藤さんはバザールかイベントのお手伝いをされた内部の方なのでしょうかね?
  • 古谷錬太郎 かえっこバザールは、日本国中誰でもやろうと思えば誰でもやれるシステムです。三木で最初にやったのが伊藤さん、二番目にそれをならってやったのが、先日お会いになったkakogawalionyaさんです。
  • 片山 敬済 なるほど、経験者としての貴重なお言葉とご提案を頂けたことは、BERTにとって大事な指標となります。
  •  

    ★とこんなやりとりをやってたら、大西英樹さんからこんなコメントが届いたのである。大西英樹さんは三木の市会議員さんである。

     

    大西 秀樹 ご無沙汰しています 。いい提案だと思います。
    具体的に何か、こうすればと言うのは直ぐには出てきませ んが、せっかくある施設の活用をしなければと思っていま すので、何か一歩踏み出せればと思います。
    以前、コミュティーデザイナーの山崎亮氏が仰っていたの は、そこに行けば絶えず誰かがいるシステム作りをしていろんなファンを増やしていくことだと仰っていました。
     
  • 古谷錬太郎 大西さん、この件後押しお願いします。旗振ろうとしているのが三木の人でないことがいいと思っているのです。外の人が認めるようないい施設が三木にあるのです。世界一の舞台と言えるのですから、そこで末端の市民が主役のイベントや催しに、行政が協働する方向が本来の市民協働だと思います。世界一とは行かずともまず兵庫県一の仕組みづくりを目指せばいいと思っています。三木の花火や、マラソンもその一つという位置づけがいいと思います。私はNPO The Good Timesという全国的な仕組みと仲間達で応援しようと思っています。勿論その中には三木の人たちもいっぱいいます。従来のちっぽけなタテ型の発想から脱皮するチャンスです。大阪の橋下さんがその見本を示してくれいます。仰るように『いろんなファン』が意味があるのです。よろしくお願いします。
  •  

    ★ここのところは、私の本音の部分である。

    どうも、日本の企業も、行政も、口ではいろんなことを仰るが、

    やっていることは、企業の利益追求や、選挙民の顔色伺った票読みみたいな活動が多すぎるのである。

    なかなか簡単には行かないが、こんな話は、少々やんちゃな、橋下徹さんや、片山敬済さんのような異色の人の方が旗振りには似合っていると思っている。

    実は今日午後から、この話の続きをやろうとお誘いを受けているのである。

    私も、こんな途方もないような話は大好きで、こんなのは『ダメモト』なのである。リスク管理だけ上手くやれば大丈夫である。伊藤さんや大西さんのように賛成してくれる方もいるし、

    このコメントのやりとりに『いいね』と賛意を示して頂いている方もいるので、何とかなるのでは?と思っている。

    『難しい』と思うことをやるからオモシロイのである。

     

    BERTは、バイクによる災害救助対策の仕組みだが、仕組みは立派に創らねばならぬが、災害がしょっちゅう起こって忙しいようなことでは、これもまた困るのである。平時に常に忘れられぬように、市民と一緒に楽しく遊びながら、その組織が充実していけばいいなと思っている。

    『異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しくいい時を過ごそう』という基本コンセプトにも、

    活動の目標『新しい公共』にもぴったりだから、手伝ってみようと思っているのである。

     

     

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    INAC神戸

    2011-12-24 06:08:15 | スポーツ

    ★全日本女子サッカー選手権大会など、あること自体知らなかった。

    今朝、米田和彦君のツイッターだったか、Facebookだったか、INAC神戸の試合が三木総合防災公園であるというのを見て、急に観に行くことにした。

    防災公園までは家から車で、10分とは掛らない。

    駐車場は無料だし、幾ら大勢お客さんが来ても満車になったりはしない広大な駐車場を持っているアメリカみたいな環境なのである。

     

    女子サッカーは、ワールドカップで『なでしこジャパンが世界一』になって以来、様変わりの人気である。

    三木総合防災公園には5つの芝生のサッカーコートがあって、INAC神戸はここで練習したりする。昨今は練習でも人が集まったりする人気ぶりである。

        

    ★この防災公園の駐車場の収容台数は何台なのだろう?

    今回は、1411人の入場者だったらしいが、一つの駐車場が満車にはなったが、他はいつもよりちょっと多いぐらいのことで、ガラガラだったのである。

    入場料が有料になったし、試合は放映されたのか、録画なのかテレビカメラや報道陣がいっぱいだった。

    ★後ろに聳えているのが、NHKのニュースなどにもよく登場する、世界一の地震実験設備棟である。

    あまり大きく見えないが、そばに行けば壮大である。この建物に中に実際の建物を再現してそれを揺らすのである。

    こんな設備があるから防災公園と名付けられているが、

    これも世界一と言っていい、9面のコートを持つ屋内テニスコートテニスコート『ビーンズドーム』があるスポーツ公園でもある。

    災害時には、救援物資でも、瓦礫でも置こうと思えば少々置いても大丈夫な、ゴルフ場三つ分の広大な敷地を有していて、この公園の中の道だけでマラソン大会が行われたりするのである

     

     

    ★そんな中で行われた全日本女子サッカー選手権準々決勝戦であった。

    試合は、順当にINAC神戸が一方的に優勢で、

    ★前半この時間までは、0-0だったのだが、結果は狭山を2-0で下したのである。

    メンバーは『なでしこジャパン』の日本代表がずらりと顔を揃えて、更に韓国代表も名を連ねている豪華さである。

    昨今はテレビにもいっぱい登場するので、既に有名人でスターである。

    そのホームページにも、選手達の登場番組などが紹介されている

    元旦の天皇杯の当日、男子と同じ舞台に登場するらしい。

    女子サッカーも大した勢いなのである。

     

    ★1年ほど前は、同じチームとは思えないような観客の少なさだった。

    閑古鳥がなくというのはまさに、そんな状態を言うのだろうというような状態だったのである。

    今回は、入場料も1000円だし、パンフレットも1000円なのである。

    様変わりもいいところである。

    やはり『世界一』でなければならないのである。

    あのPK戦に負けて、『世界二』であったなら、多分こんなブームにはならなかったろう。

     

    ★戻ってきて、全日本女子サッカー選手権のサイトを見ていたら、もう一試合有ったのようである。

    惜しいことをした。

    少々寒かったが、見ておけばよかった。

    勝ち残った4チームが27日に『国立』で準決勝を戦って、元旦『国立』で決勝戦なのである。

     

    INAC神戸  元旦の決勝戦、戦うことになるのだろうか?

    地元、神戸のチームだから、是非頑張って欲しいものである。

     

    ●このほかにも、写真いっぱい撮ってきました

     

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    今年も押し詰まった

    2011-12-23 05:53:14 | 日常生活・園芸、バラ、メダカ、金魚

    ★今年もあと10日、まさに歳末になった。

    別に年末になっても普通とあまり変わりもない。のんびりしたものである。

    結構いろいろあるが、それでも時間はいっぱいある。

    11月中に殆ど書きあげてしまっていた年賀状は、今年も何枚かはその後届いた喪中の葉書でボツになった。先方が悪いのではない。当方が早過ぎるのである。

    何でもせっかちで、早く片付けてしまわぬと気が済まぬのである。1枚1枚毛筆で書く。文章を書いたり字を書いたりするのは苦にならない。

    出来あがっていたのだが、印鑑だけ押さずに置いていたが、昨日の午後押して今日投函する。結局20日ほど放っておいたことになる。

     

    ★12月21日は、結婚記念日だった。それも49回目、来年はいわゆる金婚式の節目になる。

    それでという訳でもなかったのだが、神戸に映画を観に行った。

        

    ★映画館は三宮の駅のすぐそば、こんな立地にある。

    三木の我が家から、神姫バスの直行バスで高速と六甲トンネルを通ってここまで、1時間は掛らないのである。

    バス停も我が家から70メートルほどだから、映画館の客席まで200メートルも歩くことはない。映画館はバスを降りた目の前がエレベーターの乗り口なのである。

    歳末なのに映画館も、街もそんなに沢山の人ではない。

    最近の若い人の服装はいろいろである。この寒いのに半そで、半パンツの女の子もいたりした。

    映画は、西田敏行の『素敵な金縛り』

     

       

    ★昼飯は、そごうの2階にある『味の一番街』 

    ここでそばを食うことになっている。

    あちこち探したりするのが面倒になっているのである。

    いろいろなメニューが並んではいるが、結婚記念日ということで少し恰好つけて、店長お勧めの セットを頼んだ。

    1890円也、大したことはないがいつもよりは少し張りこんでいる。

    なかなか美味しかった。

     

      

    ★この階に、てんぷらの『天一』とこの3軒の店が並んでいる。みんな東京からの出店らしい。

    真ん中の鮨屋は如何にも高そうだが、そんなに無茶苦茶なことでもないようだ。一番右は昼飯としては適当である。

    まあ、結婚記念日だと言ってもこんな程度である。

     

     

     

    ★同じ年の瀬、年末で今年も残り僅か・・・・・、と書かれている娘のブログだが、

    California Ivine  のイタリアンレストランで、こんなデザートの付くトモダチとの食事。

    ・・・・がおしゃべりしすぎて後ろのおじさんの視線が怖い、怖い・・・・。

    うるさくしてすいませんでした・・・・。

    などと書かれている。

    コメント欄がケッサクである。

     あはは(^^)きっと日本語で盛り上がってるから違和感を感じるんだろうね。しかし米人カップルはどうしてボックス席なのにわざわざ隣に並んで座るんだろうねぇ?私はこれに違和感だわ。。。

    いや~~ほんと怖かったんだよ。
    視角的に私しかおじさんが見えてなくて視線が刺さる刺さる・・・。
    あの店で「日本語」はまずかったよ(笑)

     なるほど、英語で喋るのならともかく、やはり『日本語はまずいな』

     

    ★それにしても、食事代幾らぐらいなのだろう?

    娘のところ、食い盛りの孫が3人もいて、そんなに家計に余裕などないはずなのに・・・・・・・

    若いということは、うらやましい限りである。

    財布をはたいてでも、豪華に振舞う。

    若い者の特権かな? 結婚20周年にもまだなっていないだろう。

    まだまだ、先は長い。

     

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    大阪橋下市長の3日間

    2011-12-22 05:18:29 | 大阪維新の会、橋下徹氏

    ★大阪市長になった橋下さんの市政が動き出した。

    気持ちがいいほどテキパキしている。

    今までの政治家に見られなかったスタイルとスピード感がある。

    リーダーというか、住民を引っ張る立場の人としての『強さ』もある。

    一市長だが、大臣などに対しても堂々と対応しているところがいい。

    このあたりの政治に対するベースの姿勢に共感して応援しているのであって、橋下さんに関わる個別の問題に全て共感している訳でもない。

    というより、そんな専門的な問題の議論に入って行けるほどの知識もデータ―も、私は持ち合わせていないのである。

    橋下さんが府知事になる直前から一貫して、橋下さんに期待している。

    粗っぽく言えば、橋下さんの想いに共感して、『橋下徹を信じて』彼ののやることなら全ていいのだろうと思って見ているのである。

     

    ★世のなかの政治家という人たちの、スピード感のなさでは、現代の社会のスピードには全くついて行けないと思っている。

    一般に、4年という十分な任期があっても殆ど何もできない人ばかりである。

    特に知事や、市長などは絶大の権限を持っているのに、それを自分の身分を守る方向、選挙対策にばかり使っているような気がしてならない。

    だから、殆ど何も変わらないのである。

    少なくとも私の知る範囲で変わったなと思うのは、東国原さんの宮崎、樋渡さんの武雄、そして橋下さんの大阪ぐらいである。

     

    何のために政治家になったのか?

    国会議員になること、その身分を守ることが目的であるかのような政治家が多すぎるよな気がしてならない。

    ちゃんとした理念をお持ちの政治家も多分いっぱいおられるのだろうが、情報発信力がないし、何よりも情報発信戦略をお持ちでないアマチュアが多すぎる。

    橋下さんや、樋渡さんの、情報発信戦略をじっくり研究されたらいい。

     

     

    ★月曜日から市長に就任して、2日目から勤務地が東京である。

    全国のマスコミが、大阪の一市長に注目である。

    中央の政治家やマスコミが、橋下さんの、『地方から政治を変える』という一貫した強い想いに押しまくられて、ただただ右往左往している感じである。

    そんな想いがなくて、一般の市議ー県議ー市長ー知事ー国会議員という職位のルートが目標という従来の政治家から見ると、橋下さんは異色もいいところである。

    異色だから、差別化されているから、ニュースにもなるのだが、動き自体がちゃんと仕組まれているし、仕掛けられている感じもする。

     

    『地方から国を変える』そんな仕組みを創ること自体が目標で、『大阪都構想も一手段』だから、それが出来たら、その長は誰かがやればいいと思っているのだろう。

    その時点では、より大きいオモシロイ目標を探して動くはずである。

    世の中には、そんな奇人変人もごくごく少数だが、いるのである。

    『・・・になりたい人』が一般的だが、『・・・・をやりたい』それを生き甲斐にしている人もいるのである。

     

     

    ★『仕事の大きさ』などについても、おかしな『錯覚がある』ような気がしてならない。

    大企業などでも、取扱金額が大きいのが大きい仕事と思っている節がある。中小企業より大企業が『エライ』と思っているのが錯覚である。

    営業所よりは営業部が、営業部よりは販社が、そんな子会社よりは事業部が、『立派で大きい仕事』で、それに伴う『職位』が『エラサの基準』ぐらいに思っているのではなかろうか?

    だから、『社長は大きい仕事をするエライ人』などと錯覚しているように思う。世の中立派な社長さんもおられるが、『減点主義の日本企業』ではそこそこのことを失敗せずにやる方が職位は上がるし、任務期間中を無難に過ごそうとだけ、思っておられるトップもまた多いのである。

    若し社長さんがみんな立派なら、東京電力の社長さんも、もう少しちゃんとした対応が出来るはずである。賢くてアタマはいいのだろうが、あの程度で、『大きな仕事』は出来ないのである。

    総理大臣の菅さんでも出来なかったから、あまり責めることも出来ないが・・・

     

    知事から、市長に転じるということは、社長が事業部長になろうというようなものである。

     『仕事の大きさ』というのは、その職位や、取扱金額の高さで決まったりはしないと思う。

    今、日本で一番大きな仕事に取り組んでいる人は、総理でも大臣でも、自民党総裁でもなくて、大阪市長橋下徹ではなかろうか?

     

     ★橋下さんの良さは、常に全体が見えていることだと思う。

    大阪市の市長だから大阪のことをやるのだが、『地方』としての大阪が、『中央』とどのように関連するのかを常に見つめている。

    橋下さんの思う方向に、政党が動くなら協働するのだろうし、反対するなら刺客を立ててでも、『想いの実現』に向けて動こうとしている。

    大阪から、日本の新しい政治が動きかけている、そんな橋下さんの3日間だった。

     

    今まで、何にもして来なかった、政治家に対する警鐘のようでもある。

    国会議員も、霞が関の官僚も、市役所の職員も、それぞれ優秀な人が多いのだから、目を覚まして頑張って欲しいと思うのである。

     

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    北海道の2年間、    65歳 自分史

    2011-12-21 04:35:43 | 自分史

    ★北海道、札幌での2年間。

    人生何年もあるのだが、この2年間は特別だったなと思う。

    生活の舞台も、生活の様式も、会社での仕事も、全て自分にとって初めての経験であった。

     

    まず生活の舞台、北海道の環境、特に自然と気候は、そこに住んでみたものでないと解らないだろう。

    夏の快適さは素晴らしい。夏会社でもクーラーをつけるのは7月末から8月初めの1週間だけだった。

    秋の紅葉の美しさは、これもまた素晴らしい。東北もそうだが、あの赤の美しさは、関西などの紅葉とはそのレベルが全く違う。

    冬の寒さ、雪の多さ、これは東北の比ではない。まさに雪国である。

    その除雪のエネルギーの凄さ、このお陰で北海道川重建機の経営は、雪のない地方に比べて、数段安定しているのである。

    そして春を待つ期待感は普通ではない。

     

    そんな気候の中で、その大地の広さ、自然の雄大さは日本離れしている。

    本土のように県が別れていないから、どこに行っても北海道である。

    道内に15も支店があったから、そこに行くだけで、北海道遊覧旅行のようなものだった。

    殆どを車で、飛行機を利用した時もそこからはレンタカーを自分で運転して回ったので、北海道の道は殆どの幹線道路を走ったし、休日はあちこちに自分で出かけたので、北海道の道は大袈裟に言えば殆ど走ったようなものである。

    今、改めて地図を眺めてみても、幹線道路はそんなに幾つもないのである。

    走っていない道があるとすれば、江刺から北の西の海岸線だけだろう。 あとは北海道の外周襟裳岬も稚内もみんな走ったことがある。そのドライブがまた快適であった。

    二輪のライダーたちが北海道ツーリングに憧れる気持ちがよく解る。車は少ないし、自分のために道が用意されているような錯覚に陥るのである。

     

    100キロなど大した距離ではなくなってしまう。

    ドイツなどでのドライブもそうだが、100キロなどホントに30分ちょっとで行ってしまうのである。

    そんなに極端でなくても100キロは1時間ちょっと見ておけば十分行ける地点なのである。

     

    ★そんな北海道の快適な道は、真冬でも快適に走れるようなレベルでの除雪が行われるのである。

    高速道路に限らず街中の道が完璧に除雪される。これは全て器械、除雪機によるのである。

    従って、その除雪の邪魔にならぬようにと、札幌市内の駐車違反は厳しく取締りが行われるのである。

    二輪車の安全運転本部長を永くやっていた関係で、本庁の警察の方とはお付き合いもあったし、警察がやろうとしていることはよく解っていた。

     

    そんな3月のある日、市内に車を止めたのである。除雪の邪魔にならぬように、ちゃんと気を配って、間違いなく除雪の邪魔にならぬことを確かめて車を止めたのである。

    戻ってきたら車がナイ。駐車違反でレッカーで持ち去られてしまったのである。

    違反切符を持って本庁に出頭した。駐車違反は間違いなく駐車違反だから仕方がナイ。だけど何故除雪の邪魔にはならない車をレッカーで持ち去ってしまったのか?

    考えてみると盗人猛々しい言い分だが、言っているうちに、警察の答弁がもう一つはっきりしなくて、だんだん腹が立って、最後にはアタマに血が上って、

    『アタマにまで来たな』と思った瞬間に、『くも膜下出血』で倒れて意識不明になってしまったのである。

     

    警察もビックリしたに違いない。直ぐ救急車が来て今度気が付いたのは、救急車の中だったのである。

    『くも膜下』と言っている隊員さんの声を聞いて、『これで死んだな』と極めて冷静にそう思った。

    まだどこの誰とも解っていなかったのである。『連絡先は?』と言われるので、これは家内ではダメだと思って、手帳から息子の住所に電話をするように頼んだのである。

    そのまま病院に運び込まれたのだが、その病院は脳外科の先生が30人近くもいる日本で最初の脳外科の専門病院 『中村記念病院』だったのである。

     

     この病院、全て脳外科なのである。

    運が良かったのだと思う。

    倒れた場所が警察だったので、直ぐ救急車が来た。よく解らぬが倒れて15分ぐらいで病院にいたのだと思う。

    病院に着いてからの1週間ほどはあまり記憶がナイ。

    聞いた話だが、

    切れたところが手術の難しいところだったので、『何もせずに放っておくことを会議で決められたそうである』

    だから、集中治療室にはいたが、特に何もしていないのだと思う。

    3月14日に入院して、10日間ほど集中治療室にいて、その後、最上階の快適な個室に移って、4月28日に退院をした。

    1ヶ月半の入院だったのである。

     

    ★2年間の北海道の勤務だったが、2か月ほどは会社を休んだのである。

    不思議なほどの回復ぶりで、この夏にはゴルフもしているし、会社も同じように出て、同じように仕事をした。

    病院の先生とも仲良くなっていろいろお聞きした。

    『うちだから何もせずに放っておいたが、普通の病院なら間違いなく手術だな』と言われていた。

    事実、神戸の病院に写真を見せたら『今からでも手術した方がいい』などと言われてビックリした。

    翌年の6月に退職したのだが、それから約2年、3ヶ月毎に札幌の中村記念病院まで、事後の診察に通っていた。

     

    病院の治療が良かったのか、人間には自然治癒力があるのか? 

     

    ★会社などで、私は怒ったりしたことはない。

    だから、会社の人たちは『あんた怒ったりするのか?』などと不思議がるのだが、元々気が短くて怒りっぽいのである。

    旧制中学の3年間と高校1年の計4年間、野球部の最下級生を経験して、辛抱することの訓練は出来て、性格が少し変わったのである。

    ただ、権力のある人が、それをタテにものを言ったりすると、我慢が出来なくなるのである。

     

    でも、『くも膜下出血』を経験して以来、誰にでも『怒ったらダメですよ、あまり怒るとくも膜下になりますよ』ということにしているのである。

    65歳の時だから、もう13年にもなる。

    今はいたって健康である。 ひとの命など運だと思うようになったのは、こんな経験があるからである。

    こんな病院は、少なくとも関西では聞いたことも見たこともない。

     

    札幌に行っていなければ、こんなことが起こらなかったのかどうか?

    それすらも解らない。

    現役の終りの頃、ちょっとふらふらして、真っすぐ歩けないようなこともあった。

    そのまま関西にいても、おかしくなってどうにかなったのかもしれない。

    関西でなっていたら、間違いなく手術である。 その手術が成功するかどうかは運である。

     

    そんなことで、誠に『運のいい人生だ』と思うようにしているのである。

     

    ★こんな事があったものだから、それからの1年間、家内が三木からしょっちゅう札幌に来るようになった。

    来るたびに、あちこち北海道中を連れ回った。

    だから、余計に北海道のあちこちを知っている。

     

    2年目の最後は札幌から稚内まで更に東側を通って知床そして釧路から札幌ととても本土の人では行けないルートを回ったりしているのである。

    もう一度、行ってみたいところもいろいろあるが、あの頃のように頑張って運転出来るだろうか?

    病後だったが、大丈夫元気だったのである。

     

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    片山敬済さんの想いと・・・

    2011-12-20 05:52:01 | みっきぃふるさとふれあい公園

    ★二輪世界GPチャンピオンの片山敬済さんが、

    BERT (Bikers Emergency Resuponse Team)という災害対策チームを

    内閣府承認のNPO法人として立上げ、全国組織化を図ろうという壮大な計画で、いま申請する方向で動いています。

     

    まず、Facebook の中で、綴られている  『片山敬済さんの想い』、ご覧ください。


     

    「バイクレスキュー隊」の設立準備で思うこと。

    「がんばれニッポン!!」
    いま日本に向けて世界中から温かいメッセージが寄せられています。

    私たちの地震大国日本は、万全の備えを怠っていたのではないでしょうか?

    大惨事を受けたのち、10日以上も救援物資を届けることのできないこの国は、本当に『先進国』『経済大国』と呼べるでしょうか。

    とても残念な、そして、やるせない気持ちで一杯です。

    この未曾有の大惨事を経験して、平成の国民一人一人が真剣に、震災について考えるときがやって来たように思います。

    国や自治体の準備する緊急支援対策は当然ながら必要です。
    しかしその縦割り行政に頼り切らない民間緊急支援体制を整備して、いざというときに即断即決、縦横無尽の働きができる組織が必要だと強く感じました。


    私は神戸生まれの神戸育ちです。
    16年前の阪神淡路大震災で、故郷神戸はその美しい姿を変えてしまいました。

    その時、被災地にいち早く物資を届けてくださった方々は、機動性の高いバイクと自転車を駆使して、変わり荒れ果てた神戸に必要不可欠な生活資材を瞬時に送り届けてくださりました。

    阪神復興の最中、バイク救援部隊の働きをみた私は、この救援システムが全国に設置されていたものと、すっかり勘違いしてしまったことをいま悔やんでいます。

    確かに民間主導で緊急支援体制を築き上げることは大変な労力を必要とします。

    熱意ある人材を集めることから始まり、情報インフラ整備、長期活動を支える経済力、立ちはだかる多くの困難は想像をはるかに超えるものと思われます。

    しかしながら、この活動を支えてくださる方々の思いはひとつのはずです。
    『成せばなる、成さねばならぬ、何ごとも』

    私たちは、決して安易に緊急支援体制を築けるとは考えていません。
    けれども、緊急時にライフラインを繋ぐ支援体制は必要不可欠なものです。

    近い将来、この民間で築きあげる緊急支援体制は、民間のみならず行政機関にも認められたのち、『公認団体』として位置づけられる必要性があります。

    被災地に危険を冒して物資搬入するには行政機関の許可を必要とするからです。

    現時点でもすでに、数多くの困難なハードルが予想されます。
    しかしながら、私たちはその全ての困難なハードルを越えて行かねばなりません。

    何故ならば、想定できる数多くの困難なハードルが、
    『人命の尊さ』以上の高きハードルだとは、とても考えにくいからです。

    なので、一人でも多くの方々の理解と賛同を得て、一刻も早く、緊急支援体制を築き上げて行かねばなりません。

    次なる震災が、いついかなる時に、この地震大国日本に降りかかってきても、まったく不思議ではないからです。

    『いまやれることから行動する』
    この度の悲惨な大惨事を経験し、強くその思いに突き動かされました。

    最後になりましたが、

    『 被災地の方々に一日も早く真の安らぎが訪れますように。
    二度と世界で悲惨な災害が起こりませんように。

    もし災害が起きた場合も万全の体制が整っていますように。
    そして、私たちのこの願いが叶いますように。      』

    オートバイと健康メソッドを活用した「バイクレスキュー隊」
    設立準備室
    呼掛け人代表 片山敬済

     

    ★ 片山敬済 さんとは、現役時代、1,2度お会いしたことはありますが、それ以来久しぶりです。

    今回は、Facebook で 『チームイワキ』のマネージャ高木さんからの、ご依頼もあってお会いすることになりました。

    神戸、三宮で

    11時から5時まで6時間、切れることなくいろんな話をしました。

    お会いしたのは、片山さんと今回のプロジェクトで、片山さんを支える広岡信重さんです。

    それにしても、途切れることなく6時間よく話したものだと思います。

    昔話も、レースの話も、神戸木の実のことも、今回の話も、どんな話が出ても何となくついていけるというか、そんなに一緒にいたわけではないのですが、同じ世界特にレースの世界にいたものだけに出来る話題もいっぱいでした。

    世界GPチャンピオン、これは日本よりもむしろ世界で通じるものです。

     

    一番にもいろいろありますが、ヨーロッパなどでの『GPチャンピオンの評価』は、ちょっと日本では信じられないような重さなのです。

    そんな片山敬済さんですが、

    山本隆、歳森康師、金谷秀夫、星野一義、清原明彦、和田将宏など、カワサキの歴代名ライダーが所属した片山義美率いる『名門 神戸木の実クラブ』の出身で、

    彼らの後輩であることが何となく親しみを覚えるさせるのだと思います。

    いい話が出来たのは、ベースにお互い『熱い想い』が未だにあるからだと思います。

     

    彼の活動の、想いの底辺に、『日本の新しい二輪文化の創造』があるなら

    私は応援したいと、思っています。

    NPO The Good Times に対しては、お二人とも非常に高い関心をお持ちなのですが、十分に機能するシステムに既に完成しています。

    そんな、普通の方なら説明してもなかなか理解できない仕組みの話がスムースに通じるのは、彼がやろうとしていることも『壮大な仕組みの構築』だからです。

    取り組むメンバーは、国に関係ある方が沢山おられるのも、彼の持っている基本コンセプトの確かさなのでしょう。

     

    ★今年の春、3月、

    仙台の被災地に、宮城県知事の要請を受けて、被災地石巻で、いち早くバイク支援活動を展開したのは、全国オートバイ協働組合連合会の吉田純一会長です。

    その第一報の広報支援を展開したのは、NPO The Good Timesなのです。

    その吉田純ちゃんも今回のプロジェクトには名を連ねています。


    今春、『カワサキの想い出そして未来』に集まった

    こんな笑顔いっぱいの錚々たる仲間たちが
    このプロジェクトを応援したら、大きな力になることは間違いありません。

    このメンバーの中から既に吉田純一さんは理事に、腰山峰子さんはスタッフとして、

    Facebook に造られているBertのなかのメンバーには、神戸木の実の先輩山本隆君や関初太郎さんなどの名前も既にあります。

     

    みんなNPO The Good Times のメンバーですが、昨日は片山敬済さんも、広岡さんもメンバーに参加されました。

    NPOのメンバーの動きには対応応援することをモットーにしています。

    来年は、『カワサキの想い出、そして未来』の第2弾を今度は東京でホンダさんのメンバー中心にやろうと動きかけています。

    メーカーの枠を超えて、メーカーでは出来ないことを、末端の二輪を愛する連中が協働すれば、オモシロイことも実現します。

     

    片山敬済さんに、貰った名刺には

    『市民による 市民のための 賢民活動 』  と書かれていました。

    共感します。

     

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    日本のスポーツレベルとその経営

    2011-12-19 05:46:57 | スポーツ

    ★昔々はスポーツ選手であった。

    今78歳だから、もう60年も前のころである。

    野球をしていた。

    阪神の吉田と全くの同世代、昭和25年夏の甲子園組である。

    と言えるのが自慢だが、そのころの高校野球のレベルも、プロ野球も今とは比べ物にならない低いレベルであったことは間違いない。

    大体、運動部の先輩たちは、いろいろと大きなことを言うが、金田正一、長嶋茂雄のような怪物は別にして、全体の水準は当時のプロよりも今の高校選抜の方が実力は上かも知れないと思ったりする。

     

    ★サッカーにしても、これは息子がサッカーをしていたので、今から30年以上も前のころ、釜本の全盛時代から知っていて、いつもオリンピックの3位が昔話で語られるが、チームとしての実力は全然比べ物にならないと思っている。

    それが、今は世界に日本の選手が進出し、『なでしこジャパン』は世界一なのである。

    昨日は、柏レイソルが世界3位をかけて戦った。0-0、惜しくもPK戦で敗れはしたが、大健闘であった。判定勝ちが若しあれば、柏だったような戦いぶりだったのである。

    世界一の『フジヤマの飛び魚』ともてはやされた古橋廣之進さんの1500メートルの記録と、今とをくらべれば、昔のスポーツの水準がよく解る。

    スポーツの世界はのレベルは、長足の進歩なのである。

    いろんなスポーツの分野で、日本のスポーツの選手のレベルは、世界で通用するものになってきている。

     

    ★いま、ストーブリーグで、日本のプロ野球の選手の大リーグ進出の話題が賑やかである。

    通用するのは、ピッチャーだけかと思っていたら、

    イチローは別格としても、野手でもどんどん通用するようになった。

    西武の松井が大リーグに行ったので、そのあとのショートを守った中島が今年は大リーグを目指したし、ヤクルトの青木も大リーグ入りである。

     

    いろいろ他にもいるが、何と言っても最大の注目は、『ダルビッシュ』の去就である。

    日本経済新聞がこんな記事である

     

     ダル落札額、松坂超え 米誌「年俸含め97億円以上」

     こんなべラボ―ナ金額が紙面に躍っている。

     

    ★こんな金額になると、どんなことなのかよく解らなくなってしまう。

    でも、プロ野球も事業だから、経営が成り立つことが大前提である。

    こんな大金を支払っても、ちゃんと経営の成り立つアメリカの大リーグはどうなっているのだろう。

    同じ、野球をシーズン同じような試合数をこなして、何故こんな額を出して、事業が成り立つのだろうか?

     

    その辺はよく解っていないのだが、

    ニューヨークヤンキースなど、どんな資本が持ち、どんなシステムで運営したら、あんなスター軍団を維持できるのだろう?

    球場の観客収容人数が大きくて、入場料の単価が高いのだろうか?

    ちょっと日本とはケタが違い過ぎて不思議なほどである。

     

    と思って、

    『ニューヨークヤンキース』やら『アメリカ大リーグの経営』などと検索してみたら、

    なるほどと思うことが並んでいる。

    このあたりの事業経営に対する認識の差やそのシステム自体は、歴然なのである。

     

    選手達のスポーツそのもののレベルは世界と同じレベルにはなったのだが、

    その経営センスや、システムはまだまだ、昔のレベルの開きのままのような気がしてならない。

    オーナーが大企業でその広告媒体だぐらいの意識でしかない。

    大リーグのオ―ナ―はみんな個人である。

    日本もやっとそれらしいような人たちが出てきた。 

    『 もうひとつの強い思いは、会社や事業の規模がどんなに大きくなっても「永久にベンチャー」でありたいということです』

    という若いDeNAに期待してみたい。 

     

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    日常生活雑感

    2011-12-18 05:57:37 | 日常生活・園芸、バラ、メダカ、金魚

    ★毎日、ブログをきっちり書いている。書く内容も何となくきっちりしているので、人物もきっちりしていると思われがちである。

    人というのは、なんにも解っていなくても勝手に自分で「イメージ創造」するもので、特にブログを読んで頂いている方は、勝手に私のイメージを造っておられるようなのである。

    そんな方と、現実にお会いすると、全然想像したイメージ違った印象をお持ちになるらしい。

    私は、至っていい加減なのである。

    白黒をつける議論も、好きではない。白黒つけることにあまり価値を感じない。

    どちらでも、そんなもの大したことではないと思ってしまうのである。

    事実、世の中のことは、会社でのことなども含めて、あまり大したことは存在しないのだと思っている。

    みんなそれを大層なことのように言いたがるのである。

     

    日常生活になると、それが更にひどくなって、『どちらでもいい』ということになってしまうことが多い。

     

    ★ところが、家内は結構きっちりしているのである。

    一見、ちょうど逆に見えるのだが、何でもきっちりしたがるのである。

     

    だから、家内の決めることには、殆ど逆らわずに『Yes』ということにしている。

    年末になると、というより新年には新しいものでスタートするものと、家内は思っているに違いない。

    でも、昨今は私に影響されたのか、そうでもなくなった節がある。

    昨日は、ユニクロに買い物に行くというので付いていった。家内は免許を持っていないので専ら運転手なのである。

    正月になるからか?下着が旧くなったからか?兎に角私の下着を幾つか買ったようである。

    昨日行ったのは、土日は特別安いからと、チラシを調べて、マルを入れて、安売りのものしか買わない。

    チラシ広告を打つ側からすれば、まさに上客なのである。

    それでいて、それが幾らだったのかは、あまり覚えていない。『広告の品』を買ったことに100%満足している性格である。

      

    私はその間、店舗の中の、陳列の仕方や、こんな素材の広報などの方に興味があって眺めていた。

    特に、最近の素材の進歩は素晴らしくて、もう20年前でも、徳川の時代300年の衣料の進歩が1年に値するなどと、当時の『東レ』が広告で言ってたので、

    今の素材の進歩は、スゴイのだと思う。

     

    素材もいいし強いので、下着などもいつまでも破れたりはしないのだが、私の場合は一番早くダメになるのが、腹周りのゴムである。

    昔は、ゴムが伸びたら、ゴムの入れ替えなどしていたのだが、最近のモノはそれが出来ないようである。

    だから、ゴムが伸びてしまったら、新しいものに代えざるを得ないのだろう。

    メーカーは買い替えをさせるために、ある程度時期が来たら伸びてしまうようなゴムを使っているのかも知れない。

     

    ただ、今日買ってきた下着は、いつから使うのだろうか?

    若し、私自身が買ってきたのなら、今日から間違いなく使うのだが、ひょっとしたら『年が明けてからから』かな?

    などと、楽しんでいる。 そんなことどちらでも大したことはないのである。

     

    ★DNAというのはどんなものか、詳しくは知らぬが、DNAは、子供に引き継がれていくものだと言われている。

    男の子は、母親に似て、

    女の子は、父親に似るなどと、まことしやかに言われたりするが、

    性格はそうかも知れないと思っている。

     

    息子は結構きっちりしているし、娘は『いい加減』と言うと怒るかも知れぬが、何事も表面上は大雑把である。

    息子は、ネットの世界には入ってこないが、娘はブログも、ツイッターも、Facebook もやっている。

    勿論、似ているところもあって、娘の料理好きは、母親譲りかもしれない。

    家内は一見、活発そうだと思うが、クルマの免許は持っていないし、パソコンのパの字も解らない。

    と言って活発でないわけでもない。

    もう30年近く続けている水泳などには、きっちり出かけて、Aクラスで泳いでいたりする。

    ゴルフも一時熱心にやっていた。習字もそうだが、みんな先生ツキである。

    やる時は、きっちりとやる性格である。

     

    ★今日も、靴下の上に重ねて履く、毛糸のようなソックスを買ってきて、足元が冷えるから履けと仰る。

    1時間ほど前においていったが、またそのうちにと思って、置いたままにしていたら、

    今、そばにやってきて、『まだ履いていない』と怒るのである。

     

    夫婦などというのは元々他人で、性格が一致などしている訳ではないのだが、それが一つ屋根の下で日常生活を営んでいる。

    そんなに、きっちりと意見など合うはずがナイ。

    少々の意見の不一致など、大したことないのだから、いい加減にしておけばいいのに、

    最近は自己主張が強くて、自分の意見と違うと我慢が出来ないのではなかろうか? それで直ぐ離婚騒ぎになったりする。

    そんな人は、また誰かと一緒になっても、また別れてしまう。

     

    『夫唱婦随』でも、『婦唱夫随』でも、どちらでもいいが、

    日常生活の意見など、どちらでも大したことではないのだから、『いい加減に』どちらかが妥協していけばいいのだと思う。

    元々、世の中にそんなに『いい人』もいないが、そんなに『悪い人』もいないのだと思っている。

    ならば、みんな『いい人』だと思った方が、上手くいくのである。

     

    そんな『いい加減な』日常生活が続く我が家である。

    年末の大掃除はしないが、掃除ぐらいはする。今年は何を思ったのかおせちを自分で造るのかも知れない。棚からその器を取りだすのを手伝った。

     

     

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    川崎重工業 と 富士通

    2011-12-17 05:20:05 | カワサキワールド

    ★現在の若い人たちなどは、『川崎重工業』にどんなイメージを持っているのだろうか?

    昨日の午後、

    グーグルの検索ランキングに『東京電力』が上位に入ったということである。グーグルでは漢字の言葉がランキングの上位に入るのは珍しいようである。

    そのあたりをいろいろ触っていたら、

    突如、飛び込んできたのがこんなバナーであった。

     

    『川崎重工業with富士通』 ?

    何かな と思った。

     

    私はFujitsu のパソコンを使っている。特に選んだわけではないが、1台目がそうだったので、3台目までずっとFujitsuなのである。

    70を過ぎてから、始めたパソコンだから、ネットの世界の『Fujitsu』は、『富士通』とは違って、めちゃかっこいい企業のようなイメージを勝手に持っているのである。

    そんな企業と川崎重工業がwithということは、提携して何かをやろうというのは『カッコいいな』と思ったのである。

    そんなことで、『詳しくはこちら』の方に自然に導かれたのである。

     

    いろいろクリックしていくと、更に大きなバナーになって、

    こんな記事が現れたのである

    そこにはこんな記述から始まっていた。

     

    輸送用機器や産業用機械、エネルギー・環境設備などの製造を手がける川崎重工業株式会社様は、万一の大規模障害や広域自然災害に備えるべく、業務データの遠隔バックアップに取り組んだ。

    メールやWANをはじめとする情報系基盤に加え、受注、設計、生産管理、技術情報などの重要な基幹データも、富士通の最新データセンターで確実にバックアップ。

    その背景には、社会インフラを支える企業としての強い社会的責任があった。

     

    更に続いて

    モーターサイクルやジェットスキーなどの一般向け製品に加え、航空宇宙、鉄道車両、船舶、エネルギー・環境設備、産業用機械など、多面的な事業を展開する川崎重工業株式会社様。

    同社の代表取締役 常務取締役を務める高尾 光俊氏は「当社ではグループミッション・ステートメント『世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”』のもと、社会に役立つさまざまな製品の開発・生産・販売に力を注いでいます。7つの事業部門の力を合わせることで、7色の虹のようなビジネスを目指したい」と語る。

    同社の最大の強みは、幅広い領域にわたって蓄積された高度な技術力だ。たとえば、近年では低環境負荷のエネルギー源として水素が注目を集めているが、同社では水素の製造から輸送用船舶、貯蔵タンク、発電用の水素ガスタービンに至るまで、すべての分野を1社でカバーし、事業化に向け研究開発に取り組んでいる。

    これほどの総合力を誇る企業は極めてまれだ。

     

    と書かれているのである。

    川崎重工業を紹介するのに一番最初の紹介に、『輸送機器・・・・』から始まって、『モーターサイクルやジェットスキー』という商品がトップバッターで紹介されているのは、二輪車OBとしては、森の石松 の心境になって、更にその次を読み進む気持ちになったのである。

    この文章は、広告のコピーとして書かれているので、一般の方に解りやすいように、コピーライターの心配りがあちこちに見られるが、

    ミッションステートメントが紹介されるのも、まさにコピーライターの文章である。

    ただ、昔と違って川崎重工業もミッションステートメントを創り、世に発表出来るような、スマートな世界の発想に通じる企業になったことは事実である。

    田崎、大橋と2代続いて海外経験のある社長さんが、世界に通じる発想を持ち込んで、かっての『重工業一辺倒』のイメージから脱却したのは事実である。

    このミッションステートメンとを大橋さんが創られた時、直接メールを差し上げて、賛意を表明したのを、懐かしく思いだす。

    日本ではこんなミッションステートメントよりも、もっと現実的な生産管理型の目標の方が納得、理解されやすいのである。

     

     さらに、

    このプロジェクトを担当される高尾常務の言葉を引用してその内容の説明が続いているのだが、

    その概略を抜粋すれば、こんな内容なのである。

     

    その同社が、過去10数年にわたって重要課題として進めてきたのが、リスクマネジメントの取り組みである。

    本社や全国の事業所のシステムに保存されている重要業務データの遠隔バックアップである。

    事業継続性の確保はどの企業にとっても重要な課題だが、公共交通機関や社会基盤に関わる製品を数多く手がけるだけに、万一データが喪失してしまうようなことがあれば、社会的にも大きなインパクトが生じてしまう。

    取り組みを進めるにあたっては、主要な生産拠点が集中する関西・東海地方から離れた場所にデータを保存することが課題となった。

     

    要はデーターが災害により消滅するリスクマネージメントの具体的な展開、リスク分散対策なのである。

    ここで白羽の矢が立ったのが、富士通が首都圏近郊に設置している最新データセンターだ。

    堅牢なファシリティと業界屈指のセキュリティを誇る同センターは、重要な業務データの保管場所として最適である。しかも、神戸・明石エリアからは直線距離で400キロメートル以上、名古屋・岐阜エリアからも250キロメートル以上離れており、広域災害対策にも大きな効果が期待できる。

     

    ★今年は東日本大震災から、災害対策は全国共通の関心事となった。

    この震災で川重は最も被害の少なかった企業の一つかも知れない。中部、関西に事業所が集中していたので、被害を受けなかったのだが、

    今後、中部、関西での地震の予想などもあって、いろんな意味でその対策は急がれるのだろう。

     

    その対策の一つなのであろうが、

    時代が変わったなと思う。

    かっては、『ものづくり一筋の重工業』だった。各事業部がそれぞれ独自の製品を独自の手法で生産する全くのタテ型事業の集まりであった。

    このような全社をヨコ刺しにした、『ヨコ展開の仕組み対策』など、なかなか発想され難かった企業である。

     

    この仕組み構築は、富士通にとっても非常にいい相手企業だと思う。川重1社ではあるが、7つのことなった事業のリスク対策でもある。

    そんなソフト、ノウハウを一挙に得ることが出来るので、非常に効率的だと思う。

    私自身は、非常に興味もあるし、関心も強い。

    担当されている高尾常務とは、多分面識もないし、お話ししたこともない。

    今度の相信会(OB会)でも、一度よくお聞きしてみたいと思っている。

     

    ひょんなことから、川崎重工業と富士通に出会ったものである。

     

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