Ruri cafe 女子の可愛い知恵💕自由に私らしく輝くそれぞれのカタチ✨

私らしく輝いて幸せに生きたい♥個性色々な女性たちが見せる生き方・想いを語る&ときめく生活の知恵をお届けします♪

トマトたちの今☆

2016年01月24日 | 農業

しのです

 

雪が降りましたね!お元気ですか?

 

ビニールハウスではトマトたちがすくすくと荒々しく育っています

黒いほどの緑

葉っぱが分厚い証拠です

 

 

一時はどうなることか…と思った苗たちも、わきから新しい芽をぐんぐんのばして!

 

花がさき、実をつけ、しおれ、枯れてゆきます。

枯れた花をのこしておくとカビが生えるのでひとつひとつ手でつまみとります。

 

 

ハローハロー

青いトマトが見えますか

 

 

ぐっもーにん

 

ピカピカの、できたての、赤いトマトです(湿気でカメラがくもりました)

 

泥と湿気と雑草の中でも、こんなにピッカピカ!新品!

いつも不思議です

格別な味がしましたトマト収穫シーズンまで、あとちょっとです

 

 

こちらもよく育っております。うちのねこ

冬毛でふっかふかなのでございます

 

さて2014年から書かせていただきましたルリカフェ。

たくさんの楽しいことがいっぱいある美女が運営する

夢みたいに、すてきな場所で…とてもいい時間を過ごせました

さみしいのですが今ここで一度、私自身の区切りをつけたいと思います。

ここで知り合えたみなさまのことを思いながら、

2月23日まで書いていきます。しばらく、お付き合いくださいね

 

しの

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トマトの植え付けまでの道のり②&来年の抱負☆

2015年12月27日 | 農業

しのです

 

ひろりんの女子力アップレポート、すごくよかったですね

わかる~わかる~と思いながら読んでいました!

「バラ」がいいというのは、私も実感していて

フェイス用オイルをバラの香りベースでブレンドしてもらってはじめてつかったとき、

「うわっ!なんだこれっ!!!」って、目の前が開けるような思いがしたこと、よく覚えています

よいバラの香りは、心を優雅に抱きしめながら、気持ちを一段上げてくれ、残り香まで好もしいそんなかんじ

取り入れる際は、オトナになればなるほど、複雑で絶妙な天然のバラの香りをおすすめいたします

エッセンシャルオイルは金みたいな値段ですが、ローズティーなら気軽にトライできますね

ちなみに、もしおうちに薔薇がある方は、生のティーができますよ!

ひらききっていない花を摘んでそっとほこりを落とし、そのままポットにいれ、一杯分の熱湯を注いでむらすだけ。

蒸らし時間はお好みで。そっとふたをずらすと、花の奥に隠された香りがふわ~天国がたちのぼる

口に含むとバラの精気を飲んでいるような…酔いしれます

私もひろりんおすすめのローズティーを買ってみようかな

 

さて

トマト植え付けへの道のり!

続きです

 

前回、わらを運び入れたビニールハウス。

このみぞに肥料とともにわらをいれ、専用の機械や、土をかけます。

その後、ひらべったいかまぼこ状に土をならしていきます。(ベッド上げといいます。)

使うのは「ならし棒」。トンボともいいますね。高校球児がグランド整備で使う、T字型のあの棒です。

なかなかの労働なので、汗びっしょり!

大体10月ごろ行うのですが、残暑の日差しでハウス内はあったまっていて、気分が悪くなることも。

ハリキリすぎず、ゆっくり行います。そうするとカラダが上手な使い方を教えてくれるので、どんどんうまくなってゆきます

 

出来上がったベッド。

今度は「マルチ」と呼ばれる黒いビニールを貼ります。

これは、雑草が繁殖し害虫が増えるのを防ぐため。一面びっしりと張って、植えるところだけ穴をあけてトマトを植えるんですよ。

土の中には雑草のたねがいっぱいなので、ちょっとのすきまからこぼれるように草がのびてくるんです。

40mくらいあるマルチのロールを二人でひっぱってのばして、まっすぐしき、

ところどころを針金で地面にとめつけます。巨大ホッチキスの針のような形の針金は、じぶんたちで切って作るんです。

 

マルチが敷き終わったらいよいよ植え付け!

トマト苗を運び、並べ、どんどん植えていきます。

植えるのもタイミングが決まっていて、最初の花が開く直前がよいです。

花がひらくと、養分を必要とするようになるので多くの土が必要で、それ以上遅くなると生育が悪くなります。

でも早すぎてもダメで、このトマトがぐっと成長するタイミングが大切なんですって。

 

数週間どんな予定もいれずに、トマトさんたちの言う通りに三輪車で運び、並べ、手で植えていきます。

 

そうです。

一万本です。

 

いや~終わらなかった。

しかも今年は以前大雪で壊れたハウスを新しくしたのですが、その工事完成が遅れたため、

上にあげたような理想のタイミングでなかなか植えられず…、トマトさんたちがとっても心配でした。

人間頑張りドコロというものはありますが、

休みがない、先が見えない、というのはとっても心に響きますね

でも、コツコツ毎日やっていると、いつかひらける!

そのときはじめて、自分たちの偉大な作業を知るのだと思います。

というわけで、できた景色がこちら!

 

植わった~!!!

 

 

植わってる~!!!

 

 

待たせてごめんね。

待っててくれて、ありがとう!!

 

トマトってすごいな~と思いました。小さな育苗ポットの土と肥料だけで、枯れずにずっと待っていてくれました

 

このあと、やっぱり生育不良がでて。

2000本くらいの苗の下の方の葉っぱが全部枯れてしまいました。

でもそれを全部手で取り、おろおろしつつも信じて見ていたら、どんどん先端の元気な部分がのびて、いまではすっかり健康に!

トマトの一番重要な部分は先端です。

ここに、先へ伸びる細胞と、花芽を作る細胞が詰まっています。

そこさえ元気なら大丈夫ってお父さんが言っていたけれど、本当にその通りだったな

この影響は出るので、来年のトマト収穫量は減ってしまいそうですが、

大切に育てていきたいと思います

 

さっき書いたトマトの一番重要な部分。

それは、全体の中で最もやわらかく、傷つきやすく、幼い部分でもあります。

トマトのてっぺんにあり、太陽をまっさきにあびて、その方向へ進むようになっています。

(アスパラガスの穂先、姫タケノコの先みたいなイメージおいしそう)

 

一番弱いところに、全ての可能性がつまっていて全体をひっぱっていく最も重要なカギがある

その下で次々のびる葉っぱは鬼のように茂り、ジャングルみたいに荒々しくなり、

光合成して養分を全身と先端に送り、育てる。

 

そこに感動してしまう、私です

 

わたしのもっとも柔らかく弱い部分

ふだんはみそっかすのように思ってしまうけれど、大事にしてあげようと思いました

あなたにもそんな部分がありますか?

 

さて、長くなりましたがトマト植え付けまでの道のり!

これにて終了です。お付き合いくださりありがとうございました

今年も一年間ありがとうございました

 

来年は、ひろりんから華麗にわたされたバトンを持って走るかのように!

「美をアゲル」年にしたいと思います!

ここ最近、自分が美しくあること、鏡に映る自分が、納得のいく姿であること…

それが日常にとても大きな影響を与えると気づいて

ときに嵐のような日々であるほど、とてもとても有効な手段のようなのです

 

そんなことは一つも言ってなかったのに、なぜかひろみん、ひろりんからも

ナイスタイミングで背中を押していただき

実務優先もいいけど、自分が納得できるようなきれい・かわいい・美を日常になじませていきたいと思います

 

忙しさにかまけて、鈍っていた自分をブラッシュアップして

希望いっぱい夢いっぱいの来年にするぞう

(それは、もともとあるものを見えるようにするということ。ゆで卵の薄皮をむくように

 

年末に大きな気づきをくれたひろみんに大感謝です

ありがとう

ひろりん、ピンクのヘルメットでバッターボックスに立つ貴方の後に、わたし続くわ

 

というわけでヘアアイロンの26mmがほしい、しのでした

 

今年一年、読んでくださった皆様、ありがとうございました

ひろみん、ひろりん、ちやこちゃん

出会えて感謝ですいつもたくさんの愛と気づきをありがとう!おかげで成長できている気がするよ~

来年もよろしくね


みなさま、よいお年をお迎えください

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トマトの植え付けまでの道のり①

2015年12月09日 | 農業

しのです

 

冬がやってきましたね

お元気でおすごしですか?

 

わたしは最近終わりの見えなかった仕事がやっとひと段落して、

やったー!と思うのもつかの間、風邪ぎみになり

たっぷり休養して元気になったところです

 

ひろみんの記事にも思い当るふしがたくさんありましたが、

いろいろなことを思った今回の不調でした。

夫や家族に申し訳ないと思ったり…ぐるぐる…陰では半ベソ(笑)

無理すれば、このぐらい平気なのに!とか、休まずがんばれば一日でもっと働けるのに、みんながんばってるのに!とか。

頭の中でだけ、急に働き者の私(笑)

でも、長引くとやっかいですし、ノドを痛めると最終的にいたーい治療が待っているので思い切って休みました。

 

そして元気になってみると…一日の中でできることって、布団の中で妄想していたほどは多くないんですよね。

その時にしないと間に合わないこともなくて、もちろん、だれも怒ってない。

みんなやさしいです。

 

だから、いまちょっと不調な方や、ベッドの中の方がいたら、

だいじょうぶ!

あせらないで、責めないで。

勇気を出してしっかり休んで、と言いたいです

 

 

がんばったりがまんしたり、生きているうえでたまっていくいろいろなものが、

泣いたり風邪をひいたりして払われてゆく。

払うことが大切なんだなと、年々思います

 

「がんばりすぎてしまう人」が、私は好きですよ

でも、だから、それ以上に、がんばらないでくださいね



さて前置きが長いですが、今日は農業のお話をしたいと思います。

というのも、その終わりの見えなかった仕事といいますのが

トマトの植え付けでございます!

他の作業もはさみつつ、ひと月近くかかって1万本植えました!


 

 

1万本植えました!

 

(すいません、2回言いたくなりました)

 

 

ほんとに、終わらないと思いました…

 

一口にトマトを植えると言っても、実際にはさまざまな下準備が必要です。 

まず、夏の間に収穫の終わったトマトを抜き、支柱やごみも出してすっかりきれいにします。

 

 

そこにビニールをしきつめ、ビニールハウスを締め切って太陽熱で高温にし、わるい病原菌や虫などを退治します。

ここまでが夏の仕事。

 

そして秋、稲刈りが終わるとトマトの苗を育てはじめます。

トマトの旬は本来夏ですが、うちはビニールハウス栽培ですので

収穫期が2月から6月いっぱい。

なので、10月に苗を育て始めるんですね

 

苗はすでに発芽して人差し指くらいに育ったものを会社から買って、

育苗ポットと呼ばれるぺらぺらの植木鉢に植えつけます。

はいそうです。1万個です。


あ、そのまえに、ポットに土を詰めておく作業があります。そうです1万個です。

何日もかかります。

 

そしてポットにめでたく植え終わると、しばし水をやりつつ成長をみまもり、

ちょっと大きくなってきたところで苗同士がぶつからないよう、間隔を広げてひとつひとつ並べなおします。

 

もちろん、1万個です。

このころ、いったん腰がこわれます。


 (うそです!でも気をつけてます)

 

そのころ、殺菌の終わったビニールハウスでは土を耕し、肥料をまき、わらをいれます。

 

わらは稲刈りで残ったもので、あらかじめしばっていくつも田んぼに立てておきます。

 

(おととしのわたくし)

 

こんな感じで田んぼから運び、三輪車に積んでビニールハウスに運び入れます。

 

 

(今年のわたくしです)

 

この時はわらが雨でぬれて、重くて重くて大変でした!!!

おまけに地面もぬかるんで、車輪がはまると動かない

「どっせーい!の掛け声とともに、腹に力をこめて、一気に勢いをつけて運びました。

でも人間ってよくできていて、大変な作業も続けるうちにどんどんうまくできるようになっていくんですね。

肉体労働は特にその傾向が強い、早い! ふしぎ!!

最初こそ重くて大変ですが、体があったまるにつれ、体が体の使い方を教えてくれる感じです。

そうすると楽しくなる。

筋力よりもしなやかさや、動きの流れを感じ逆らわないことがポイントです

おかげでそんなに筋肉痛になりませんでした。

手にはすごーくいいタコができました(笑)でもすぐ治っちゃった

 

重いものを三輪車で運ぶコツは、左右のバランスをとりつつ、

進行方向に向かっておへそで押してゆくようなイメージを持つことです。

腕の力じゃなく、体全体からももの力で前進すると、あちこち痛くなりませんお得!

って、いくらなんでも、「女子のかわいい知恵」からはほど遠い気が!(笑)


泥だらけ、わらまみれ、まじりっけなしにド根性の一日でしたが、

終わった後、お母さんと二人で充実感いっぱいになりながら笑ったのはいい思い出です

 

 わらを運び終えたビニールハウス。

 

地面にみぞがほってあるのがわかりますか?

ここにわらをうめ、肥料と土をかぶせて、トマトを植えるんです

わらを入れることで水はけがよくなり、保温性が保たれ、微生物がふえ、トマトが甘くなると(うちでは)言われてます

大変な作業なのでやる農家は近所ではうちぐらいですが、

実際、わらを入れない年のトマトの味はちょっとものたりない気がしました

 

②へ続きます

トマト植え付けまでの道のりは長いのです

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新米☆秋の味覚を食べつくす会!

2015年11月09日 | 農業

しのです

 

すっかり晩秋の気配ですね

ふかしたおいも、おつゆたっぷりのうどん、おでんなど…湯気のあるものがひときわおいしい季節です

 

さてひと月ほど前になりますが、

私は新米の収穫を終えたお祝いで仲間とおうちでごはん会をしました

 

 

収穫した新米はいったん乾燥機にかけ、水分量を規定の量まで減らします。

 

 

奥に砂のように見えるのが、稲穂からはずした籾(もみ

籾は固い殻をかぶっていて、それを外すために脱穀という作業を機械にかけて行います。

このたまったところから、巨大なホースで吸い上げ、脱穀機→計量機→袋詰めという流れにのせます。

 

脱穀された玄米は袋づめして出荷します。

ここまでが我が家での収穫作業。

 

出荷された玄米は、市場を経てお米屋さんにゆき、外側のぬか部分を白く磨かれ(精米といいます)おなじみの姿になって

皆さんの元へ届きます

 

 毎年、250袋以上出荷します。一袋の重さは30kg。(ちなみに一俵は60kg)

男性陣を心から尊敬する瞬間です

 

さて女性陣は、ホースでお米を吸い上げるのを管理する仕事。

すみずみまでむらなく吸い上げるように、シャベルでせっせと籾をホースへおくりこみます。

これがなかなかの重労働!

大人一人簡単にうまってしまうくらいの籾の山、初めて見た時は興奮しました。

 

籾はとってもちくちくします。かゆいからといって手ではらうとそこが赤くかぶれてしまうほど。

なのでこのような重装備!

いつも思います。「だいぶ面白い」

後ろにとまったトラックの荷台には、籾からはずされた大量の外皮「あらぬか」が積まれていて、

保管場所へ運ばれます。

 

(どばーっ!)


これらは発酵させて土とまぜ、ビニールハウスにまく肥料となります。

冬の間に発酵するあらぬかの山、たまに湯気がでています

 

以上のような労働をへて、手にする新米

とってもうれしいですもちろんおいしい!

 

その新米を、この日集まってくれた友人たちとともに、BBQ形式で

さまざまな秋のおいしいものと一緒に頂きました

 

食にたいへん貪欲な夫の友人が

早朝から茨城で買ってきてくれた(えええ!!)はまぐり!

おつゆがおいしかったなー!

 

 

そして同じく茨城の市場からやってきたさんま!

炭火で焼くと、香ばしくて、いつもよりかりっ!ほくっ!とします

すっごくおいしい

栃木の仲良しなおともだちたちと(かわいいなすき

 

わたしは秋色の着物。おばあちゃんが母にくれたのを譲り受けました。イラストチックなちょうちょと葉っぱの柄です。

江戸時代の女中さんみたいな帯はリサイクルショップで600円くらいだったかな?

ここでははずしていますが、白い割烹着を着て台所仕事。

ちっともじゃまじゃないし、動きにくくもなかったです

 

せっせと台所作業をすませてゆくと、男子が焼いてくれましておほほ

極楽~

 

そう台所で作っていたのは

マイタケの天ぷら!

友人の農家さんが作っているものです。

ものすごく大きくて、おいっしい!!

揚げるそばから外の男性陣に持って行ったのですが、一瞬でなくなったとのこと。

台所で食べる分はもちろん別に確保です

 

 

それからこれも。同じ方が作っている、トウモロコシの天ぷらです

甘くておいしかったなー

 

新米がおいしくて、おかずがおいしくて、天気がよくて、みんなにこにこ。

お腹いっぱいでとても幸せな一日でした

夫の仲間男子、すいすいとおかわりをして一言「新米はのどごしだね!」

 

ええっ!!

 

ありがとうございます

 

 

最後の一枚はお米の量り売りをするわたし。

みんないわく、「米と着物はなんか似合う」そうです。

 

どうかな

 

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緑陰と、人間の力☆/しの家のお昼ご飯

2015年07月25日 | 農業

こんばんは、しのです

毎日…、おあつうございますね

 

猫たちも日陰に集合

 

ご~ろごろごろ。

毛のある生き物はエライですねえ。

 

そして私はいま、ビニールハウスでの片付け作業に追われております。

これがまあ、暑いの暑くないのって。顔からぽたぽた汗のながれる時間でございます。

そんなの子供時代だけかと思っていましたが…

40分もやると、ふらふらです。

(写真がなんでか横向き…すみません)

 

でも。

人間はすごいですね。

 

外へ出て休憩するうちに、どんどんからだが回復するのが分かります。

汗は涼しさとともにひき、心臓の鼓動はおさまり、ゆっくりと全身に落ち着きが戻る。

水をゆっくり飲むと、体の水分を入れ替えているようで爽快です

 

そしてまた作業に戻り、しばらくやって、日差しが最も強くなるお昼の前には退散

お昼ご飯を作って食べて、楽しみなお昼寝の時間となるわけです

 

農家に嫁いで7年がたちました。

年とともに体力は衰えるものですが、今の私はそこへの悲しみより、

むしろ、回復する力への驚きをより感じています。

なかなか難しいことですが、すっかり空になるまで動き、休むと、

からっぽの器にみるみるうちに満たされていくものがある。

たった10分の休憩でも、明らかに違うのです。

 

ここで、器が空っぽになることが大事です。

「もうむり」の、ものすごく手前で休憩してしまうと、だるさがやってきます。

 

体を動かすということは、次に新しい水をそそぐために、器を空にするということ。

労働をはじめるとき、すでに回復へのスタートを切っているとも言えるのだなと思いました。

そして、ある程度健康であるならば、

「その新しい水がやってこない人など、いない。」

と、いうのが、今のところの私の考えです。おじいちゃんであっても、そう。

それが人間の体の仕組みなのではないかと。

いくつでも、どこに住んでいても、性別がどうであっても。

私も、もちろんあなたも

 

さて

ひろこちゃんに続き、私もリクエストをいただいたので(Sさん、ありがとうございます

ごはんの写真をアップします

 

ある日のおひるごはんです。

ゆで鶏と畑のきゅうり、withサルサソース

かつおぶし濃いめのおだしでキャベツの味噌汁

自家製ぬかづけ(いい感じにすっぱくなりました)

おみやげのかつお酒盗

ごはん

 

ゆで鶏はかんたんなのにおいしくて、便利でだいすき

塩小さじ半分を3カップくらいの湯にいれ、ぐらぐらわかし、

鶏むね肉をいれます。外側が白く固まって中が生の状態までゆでたら火を止め、(指で押すとぐにゃんとやわらかい)

ふたをしてそのまま余熱で火を通します。取り出してしっかりした弾力があれば出来上がりです。

しょうが+にんにくじょうゆですぐ食べてもいいし、ゆで汁ごと器にいれ冷蔵庫で冷やしておくと、切るだけで楽ちんです

ゆで汁は味をととのえておいしいスープに

夏のおひるに、おそうめんのおともにもどうぞ

 

しのでした

 

 

 

 

 

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0627&0628トマト狩り☆ありがとうございました♪

2015年07月06日 | 農業

しのです


浜悠ちゃんの横浜紹介、すてきだったな~

ベッド席があるカフェって、新鮮!行ってみたい

 

先月末に、毎年恒例のトマト狩り☆イベントを行いました。

私はビニールハウス栽培によるトマト農家をしているのですが、収穫期の終わりに

友人・知人をまねいて残ったトマトを好きなだけもいでもらう「トマト狩り」なるイベントをしています

おかげさまで3年目。

前回は「みんな来てほしいしとにかくキャパいっぱいによんじゃおう」と22人の女子+8人の男子スタッフさんを自宅に招き、

ふすまをはずす事態となりました。


おかげさまで大盛況となり、私が学んだこと、「大人数は空気がうすい。」を生かすべく、今年は少人数&二日間!

一日目は12名、二日目は16名、合計で28人の女子のみなさんに来ていただくことができました

「大人数、だけど空気うすくない!」

お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。

 

ではさっそくレポートです

当日の朝、大量の揚げ物を始める「から揚げと私」。

 

前年同様、自家製甘酒に一晩漬けています。しの料理は目分量でアバウトなので、この日はちょっと揚げ時間が長く、

せっかく漬けこんだのに固めの仕上がりになってしまいましたとほほ。

でもこの時間に同じ日にイベント出展で上京するyuiちゃんから車内より応援のメールが来て、るんるんわくわくは最高潮

4キロ揚げました。


トマトと一緒にみんな美人だなー

ビニールハウスの中はジャングル

今年は例年よりジャングル度が増しています。小雨のふる天気だったため、そんなに暑くなく、快適


石川より、紘子ちゃんも参戦

ピンクが似合うわーお肌つやつや!

甘酒パワーかしらん?

洗ってから食べよう(笑)

 

 

お待ちかねのおひる!

 

 

てきぱき台所に入ってくるひとたち

もはや食器の場所まで把握してくれてそうな…大好き!

 

 

 

今年もメニューはほぼ一緒

豚汁

うちのもち米でおかあさんがふかしたお赤飯

自家製甘酒を使った唐揚げ

ポテトフライwithしの手作りケチャップ

もぎたてトウモロコシ

きゅうりのぬか漬け

甘酒漬け

大根とパプリカと紫玉ねぎのマリネ

ブルーベリーと甘酒のスムージー

 

お友達のお花農家さんからいただいたお花を飾って、いただきます

 

みんなでやると、お片付けも楽しく

終わったら、ミントをつんでミントティーを作ったり大量なので、鍋で作りました

 

…ちょっと、みんながかわいすぎて動悸がします。

はーかわいい!!かわいいな!!

 

 

1日目はこのあと温泉に行きました

 

2日目はお天気がよかったので、川遊びへ!なんであれ

水につけずには帰さない私です。




こういう笑顔がとてもすき。




岩の上はあたたかかったな


 

 カメラマン男子の指示「トマトをほっぺたにくっつけて!」を忠実に守る私達。

 

二日目も♪

 お手伝いしてくれた男子のみなさま、えりかちゃん、だんなさま、みなさまのおかげで、

 1日目、2日目ともに、けがなく無事に終えることができました。本当にありがとうございました。

来てくださったみなさま、ありがとうございました。

 

みんなほんっとーに美人で!ああ、楽しかったです~

 

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我が家のもちつき&知らなかったおいしさ!

2015年01月17日 | 農業

しのです

 

みなさまお元気ですか?

お正月気分もすっかりふきとんで、日常生活が戻ったころかと思います

 

そんなこの時期にもちつきの話をする私

スミマセン。どうぞ広いお心でおゆるしくださいませ。

 

うちでは、毎年年末にお正月のためのお餅をつきます。

やる日にちが決まっていて、なんと12月25日

クリスマスの朝は毎年早起きして、早朝からもちつきなのです

 

ついたもちは親せき中に送り、私の実家にも送り、その量10臼(うす)。もち米30升。

キログラムに直すと、60キロ弱でございます!

いやはや、農家というのはすごいものですなー。

 

そんな大量のもちつきも今年で8年目。もうすっかりなれっこに

大変だけど、楽しみなイベントでもあるのです

前日に精米し、研いで、水にひたしておいたもち米30合です。(一回分)

うちで育て、収穫した田もちです

 

 早朝の寒い中、日向で見守るうちの猫。怖い顔とうらはらに、人が好きな男です

 

かまどで火をおこし、どんどん薪を燃やして一気に蒸していきます。

私は、薪を燃やすのが大好きで冷えてしけったからだもぽっかぽかになります

 

15分から25分くらい蒸して、もち米に芯がないくらいに蒸しあがったら臼に入れます。

米粒同志がくっついて、食べるとおこわよりちょっとかたいかな?くらいがいい具合

ふかしすぎるとコシの少ないおもちになるのです。火加減で蒸し時間が全然変わるので、火の勢いが大切

 

最初は臼のなかで、すりつぶすようにきねでこねます。

ぐるぐる回りながらきねに体重をかけてよーくこねて、まんべんなくこねられたらいよいよついていきます

 

お母さんとだんなさまの名コンビ

もちをこねる役を「かいどり」といいます。知ってました?

 

私も何回かやらせてもらっていますが、これがまた重労働!

もち米は実際はきねでついた所ではなく、臼と直接接している部分からなめらかなもちになってゆくので、

その面が上になるようにつかんでぐいっ!とひっぱりだしおりたたみます。

一回ごとにつかむ位置をずらしながら、まんべんなく、かつ、つく人のじゃまにならないよう手早く

ふかしたてのもち米は熱く、手を水で冷やしながらせっせと行います

 

 

つきあがったおもち

熱くて重くて、持ち上げるのもコツがいります

四角くなるようたたみ、しわをなくし、回転させるように持ち上げるのが大事だそう

 

 

 

つきあがったもちは平たく伸ばし、固まったら切り分けます。

今まではもちとり粉を使っていましたが、おととしから新アイテムのもち袋が登場。

粉のように作り手が真っ白にならず(笑)、カビず、もちが固まるとぺらりとはがれて便利

昔ながらのもちとり粉はおそなえもち作りのときに使います

 

 

朝ごはんも食べずにはじめたので、途中でお母さんが握ってくれたおむすび。

しゃけ。おいしいいい

 

もち米をふかす間に昼ごはん。この日はおもち入りのラーメンにして、一人火のそばで食べてました。

なんか、ワクワク

 

朝7時から始めて午後3時半を回るころ、全10回のおもちつきが無事終了

今回もいいおもちがつけました

 

 

ついたおもちはさっそくおろしもちと、もちピザに

(フライパンで多めの油で両面かりっと揚げ焼きし、ミートソースとチーズとオレガノを振ってふたをして、溶けたら完成です

おいし!

カロリーは…気にしない

磯辺もち、きなこもち…

 小さく切って多めの油でふくらむまで揚げ焼きし、しょうゆをまぶす「揚げモチ」も最高

 

 こうしてお正月を迎える前におもちに食べ飽きるのも、例年のことなのでした

 

 

 

…と、去年までは思っていたのですが。

最近、夫がなっとうもちを作ってくれた際、おもちを柔らかくするのに鍋でゆでていたのです。

サラリーマン家庭で育った私は、いつも早くできる電子レンジを使用してたので、(え、わざわざゆでるんだ)と新鮮でした。

 レンジは均一に柔らかくなるのですが、それがおもちの味だと思っていた私。

わりとすぐに食べ飽きていたのです。


そしたらゆでたそのおもちが…すっごくおいしくて


外側がとろーっととけつつ内側はしっかり腰があってかみごたえがあり、

お米の香りがして、甘くて、伸びた時に感じるもち米のつぶつぶの舌触りも楽しく

もう、とにかく別物だったのです!!

煮くずれたところがまたうまいの!(レンジだと、びしょっとするのに)

おまけに…時間もそんなにかからなくて…

 

 

次々と運ばれてくるゆでたてのおもちを、しょうゆを多めにいれた納豆の入った小皿にとってつけて食べて…

ああああやばいやばいこの方式はやばい!どんどん入る!どんどん入るよ!

分かったよ!もち食いのおじいちゃんたちの気持ち今、あたしわかったよ!

 

「なんてことだ!!!太ってしまう!

と心で叫びつつ、ぺろりと自己記録更新したのでした

 

冷凍したおもちでも、10分かかるかかからないくらいです

芯が残っても、火をとめてふたをして蒸らせばすぐ柔らかくなります。

お好きな味の小皿にとって

一度おためしください

 

ぷくぷくの、しのでした

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稲刈りの風景☆

2014年10月05日 | 農業

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは。しのです。

 

 

 

 

先日、我が家でも稲刈りが行われました。

そう、このときに植えた苗たちです

稲の成長って早いですね~!

夏を超えるとあっというまに金色です

 

どうぞ、写真をたっぷりご覧ください

稲が倒れていますが、根本さえ立ち上がっていれば機械で刈ることができます(バリカンで丸刈りにするのと一緒?

でも雨が続くと、なかなか田んぼが乾かず、機械が入れなくてはかどりません。一回刈っては一回休み、というように。

今年はそんな年でした

キラキラと黄金色美しいですね

どこの田んぼだって、どんな品種だって、きっとこのうつくしさは変わりません。

人が植えて、自然が育てて、人が守った実りの色。命、こどもたちです

 

(かっこいい、うちのお母さんかっぽうぎは手作りです

 

しかし秋とはいえ、日差しが熱い!

暑い、だけじゃなく長靴がほんとに熱くなるんです。

でこぼこの田んぼを歩き回り、機械で刈れない隅の稲を鎌で刈っているとあっというまに足がしんどくなってきます。

ほどよいところで土手の草の上に腰を下ろし、お茶を飲んで休憩。

汗をかいたあとのそよ風は本当に心地よいです

 

元気が出たら田んぼのまわりの美しいものをパシャ

 

水路とツユクサ

トタンと杭で支える水路。私は人が自然に手を加え、作り出した景色も好きです

 

 

なめらかな水面

 

 

ある晴れた日の夕方、作業が終わらず疲れていたら、

とんぼが小虫をもとめて田の上を飛びかっているのに気づきました。

山肌へかたむいた日を羽が反射して、キラっと光ります。

あ、あそこ、ここにも、と思う間に数が増え、気づいたら無数の小さな光がまたたきながら田んぼの上を舞っていました

 

数えきれない星が遠く、近く、すべるように飛び、

光っては消え、空気全体がまたたいているかのよう

そのひとつひとつが違ういのちで。

 

彼らは食事のための狩りをしているだけなのに。

 

言葉にならない美しさでした

 

いのち。ってそれだけで美しい。

それとも、違う種だからこんなにもその美しさがわかるの?


夕空の星の群れは、昔、西表島で見た夜光虫のようでもあり

写真におさめられない自分をはがゆく思いながら、動けませんでした

 

 

 (おれ、すごい)

 

 

ものすごく美しいものを、しかも膨大な量で、ある日とつぜんひょいっと与えてくる。

自然って、そんなところがあります

 

 

 

食べきれない、新米たち 

ぴかぴか、つやつや、ほくほくのもっちもち

(大人ひとり、軽く埋まるくらいの量の米を初めて目にしたときは衝撃でした。


今年も豊作に感謝です

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夏の農業/ぎゅうぎゅうミントティー♪

2014年07月25日 | 農業

しのです

梅雨明けしたらあっという間に猛暑

でも農業は続くので、昼間の暑い時間を避けて仕事しています。

すっかりサマータイム朝早く起きて、夜早く寝る。お昼は昼寝という生活です。

 

 

ビニールハウスの中はもちろん暑いけど、なるべく汗をいっぱいかくようにして、

ちょっとでも気分がすぐれなくなったらすぐ外に出て休憩するようにしているので、

けっこう大丈夫なものです。

飲み物はきれいなお水やお茶。塩分は食事で取っています。

睡眠をたっぷりとることで、疲れ方が全然違ってくるので、寝るのは大切

ちなみにクーラーはめったにつけません。

 

でも農業をするようになって、あきらかに気づいたことがあります。

それは、季節の変わり目のからだの切り替え! 

6月ちょっと前、暑さがぐぐっ!とましてきましたよね?そういう時期、わたしは必ず胃が調子をくずします。

「あつい…冷たいものがのみたい…食欲ない…でもおなかすく…やる気ない…」

そんな感じ。だるくてこまっちゃう。

OLのころはそんなに気づきませんでした。(そしてじんわりと夏バテ)

 

でも、そういう時の特効薬を見つけました

それは、熱ーいミントティー!

私流のやり方ですが、、庭に伸び放題に生えているペパーミントを摘んできて、

山盛りにティーポットに入れ、じっくり蒸らして、小さなグラスで少しずつ飲みます。

熱いミントティーをちびちび飲むと、おなかの中からじんわりとあたたまり、顔や全身から汗が出てかつ口やのどはヒンヤリ

ふしぎな気持ちよさ…

消化もよくなって、食欲が出てきます

そしてこうして毛穴をしっかり開いて汗が出やすくしておくと、その後の夏の体がとてもラク

夏バテしません。

 

ポイントはティーポットにぎゅうぎゅう(笑)に詰めること。

3分から5分蒸らして、ふたをずらし、湯気をかいで目がスースーしたら出来上がり。

もちろん乾燥したミントでもかまいません。普段の倍の量で作るといいと思います。

そして、ちびちび(濃いから)

ぎっしり

お気に入りのぐい飲み田村一さんという作家さんのものです

 

 

なんだか春の汗と夏の汗は違うような感じなので、こうしていったん切り替えて、

毛穴のとおりを良くして夏はさらさらの汗をいっぱいかくことが大切だと思っています

汗をかいても不快じゃないし、

ビニールのスキマから入るほんの少しの風でも

「か、甘露…!!!」、「清流がきた!」って感動するくらい、

気化熱で体を涼しくしてくれます

外なんか出たらもう、そこは軽井沢です!(畑です)

 

みなさまのよい夏のお役にたてばさいわいです

 

しの

 

P.S. みなさんはどんなUV対策をしてますか?いい日焼け止めがあったら教えてほしいです

 

 

 

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妖精の食事

2014年07月22日 | 農業

しのです

 

梅雨明けを前にして、過ごしやすい気候が続いています

おげんきですか

 

今はトマト収穫あとの後片付けの日々です。

枯れた枝葉をばきばきまとめて、一輪車にのせ、ハウスの外に出します。

ぽたぽた汗をかいてシャワー浴びて、お昼を食べたら昼寝の毎日です

暑かった日は、夕方もふしぎな色

 

 

 

さて、今日はちょっと前にビニールハウスで見つけたちいさなものを、お届けします

 

 

これはよくある雑草のたね。

ハウスの中は草がはえないよう、うすいビニールを引いていますが、それでもすきまから生えてきます。

 

まだトマトがあったころのある日の農作業中、一人でビニールハウスにいて、

一息いれようとしゃがんだら見つけました。

あれ?なんだか、なにかに似ている…というか、そっくり!

 

ほら、まるでちいさな、オクラ

 

側面の凹凸までほんものそっくり

(中は種がつまっていて、熟すと、ちょっと触れただけでパラパラッ!とはじけます。

極小のスイカの種のようなつぶつぶ、この時期は私も夫もよく種まみれになって帰ってきます)

 

こっちは菜のみたい

 

 


ささっとつんでお皿にピッタリな葉っぱも見つけ、盛り付けてできあがり

今日のこんだては、おくらの焼いたのと、菜の花のからし和えです。いんげんもそえて。

 

うふふ、小さな人がやってこないかな

 

なんだかなごりおしく、休憩が終わったあとそのままにして帰りました。

 

妖精のしょくじ、でした

 

 

 

 

 ソレニシテモ、ヨクデキテル…(じーっ)



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