関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

学童保育県集会

2007年12月02日 | 子育て・教育

 12月1日(土)2日(日)、湯野浜温泉ホテル海山で、第29回山形県学童保育研究集会が開催されました。
 主催は、県学童保育連絡協議会と鶴岡市学童保育所連絡協議会で、県内の学童保育所の保護者・指導員・役員など、参加者は300人ほどに達したようでした。

 主催者挨拶・来賓挨拶の後、「学童保育の量的・質的充実に取り組む年に」と題してた基調報告がおこなわれました。
 
 共働き家庭、一人親家庭の増加、地域の安全の揺らぎの中で、学童保育の必要性はますます高まっていますが、国の施策の立ち後れから、絶対数の不足、既存施設の劣悪な状況などなど学童保育は多くの課題を抱えています。
 国は、厚生労働省と文部科学省の両省の事業として「放課後子どもプラン」を策定し、学童保育所の増設と、すべての児童・生徒を対象にした「放課後子ども教室」の推進を打ち出しました。
  必要とするすべての地域に学童を設置することは当然のことながら積極的なことであり、全国の保護者・関係者の長年の努力の成果です。

 同時に、「子ども教室」に放課後の子どもを吸収することによって、学童保育所の入所者を減らし、学童保育所の必要数を減らそうと言う、ヨコシマな期待を抱く人々もいるようです。(鶴岡にもいらっしゃるのです、これが)

 

 全体集会後の分科会では、大規模化した学童の分割の問題を話し合いました。
 県内至る所で、ただでさえ大変な運営の苦労に加えて、3年以内に分割しなければならないという新たな壁に挑む、保護者・指導員・関係者の熱い討論がおこなわれました。

 これまでの頑張りで獲得した到達点に確信を持ち、新たな段階への飛躍をめざして頑張っていきたいと思いました。