関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

安心の介護をめざしつつ、日々格闘

2015年03月19日 | 医療・介護・福祉など社会保障
「夫が仕事中に倒れて市立荘内病院に緊急入院、『二週間で退院』で市立湯田川病院(医師会に経営委託)、ここも『3ヶ月で退院』とされて途方にくれたが運良く老人保健施設かけはし(社会福祉法人山形虹の会)へ。
家に帰ってくる位まで回復させてもらえそうだが、夫と自分の年金で生活していけるとは思えない」と、60代の女性の切羽詰まったお話は止めどありません。
「かけはしならしっかりとした支援をしてくれるし、私も一緒に応援する」とをお約束して別れました。

市議としての9年間、日々こんなご相談を頂いてきました。

私が医療・介護の職場に就職した30年前から見ると、現場は本当に様変わりしました。

 医療・看護の一部が介護に切り離され、安上がりのサービスに、
 介護保険制度が創設され、国民から新たに保険料を徴収、福祉としての無償サービスが一律一割の利用料へ、
 介護事業が営利企業の市場として開放

こうした政策の結果、介護サービスのバリエーションは増え、サービスを受ける人は格段に増えました。
お金のある人にとっては、介護が充実し、安心して暮らせる体制が整ったと言えます。

しかし、国民年金は勿論、鶴岡の標準的な厚生年金程度で暮らす人にとっては、介護を必要とする生活は、苦しいもの、無理なものになってしまいました。

日々寄せられる「苦しみ」を少しでもやわらげるために格闘しつつ、制度の根本的な改善をめざして戦い続けます。

これじゃダメ! 「消費税で社会保障」


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