関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

オウム問題と死刑制度

2018年07月06日 | 政治全般
被害者・ご家族のお気持ちは、お察しすると言葉が出ません。
しかし、社会の在り方として考え、宇津宮さんのご意見に深く共感します。

死刑囚の中には、悔い改め懺悔の日々を送る者も少なく無いと言います。それでも、執行の時には足腰立たず大小便を垂れ流す者もある。
それを刑場に引摺り首に縄を掛け、絶命を見届け、骸を片付ける。そういう仕事をしなくてはならない刑務官がいる。
冤罪で執行された人が数多あることも明らかです。

そんなことを知らされない一般の方々が、「あんな犯罪をおこなったんだから殺して当然」「人を殺した者のために刑務所に金を使うのは無駄」と、街角でインタビューされて平然と喋っている。
このままではいけない。

死刑廃止問題も、一人一人が社会の在り方を深く考える、そういう社会を作っていくための大事なテーマの一つと思います。


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医療で働く人の人権を守ること~理学療法科学生、パワハラ自殺~

2018年07月06日 | 医療・介護・福祉など社会保障
理学療法科、作業療法科の学生達から、同様の話を聞きました。

「実習生の報告書を黙って何度も突き返す」「成績の良い、誰が見ても真面目で優秀な学生なのに、『札付き』の厳しい医療機関での実習になって、合格点を貰えず留年」などという例もあったといいます。

「実習を受け入れてもらう」という学校と医療機関の関係の中で起こっている事ですが、学校もパワハラに対しては学生の人権を守るために毅然とした態度をとらねばなりません。人権侵害を容認してどんな理学療法士を「育てる」と言うのでしょう?
優越的地位の上に立って、学生を自死に追い詰めたこの医療機関には、自らの有り様を根本から総括するか、それができないのなら廃業を勧めたいとさえ思います。絶対に許されません。

と、この二つだけ断罪するだけではすみません。技師会など関係者の方々には、この問題を重く受け止めて、実習にみならずリハ技師養成校の在りかたを問い直す機会にされる事を強く期待します。

https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/897