関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

被爆77年、核兵器廃絶を目指して

2022年08月12日 | 平和と民主主義・外交

(こびあに三浦さんが描かれた絵が展示されました。)

 先週から、核兵器廃絶にかかわるテレビ•新聞等の報道が続いています。6日広島、9日長崎の原爆投下の日の前後は、日本社会にとって大切な日々です。
 私は4日に鶴岡生協こびあでおこなわれた、鶴岡在住の被爆者三浦つねきさんお話を聞く会に出席、その後、何度か街頭宣伝をおこないました。
 今年は2月にウクライナを侵略したロシアが核使用の威嚇をおこなうという重大事態、6月に核兵器禁止条約第一回締約国会議、今月は核不拡散条約再検討会議がおこなわれるという中で、77年目の原爆投下の日を迎えました。
 台湾を巡る米中の緊張も含めて、核戦争の危機感が高まっていますが、歴史的な核兵器禁止条約を軸とする新たな世論と運動が希望の光を発しています。
 ドイツ、オラ、オーストラリア等、核軍事同盟に関わる国々からも締約国会議に参加する国が生まれる中で、条約を口にも出さない被爆国の首相、日本政府が国民のみならず世界から問われています。
 山形県議会にも昨年9月定例会に条約批准を政府に求める請願が提出され、共産党県議団が紹介議員となりましたが、自民党等が「日本はアメリカの核の傘で守られている」という、牢固とした主張で採択を拒んでいます。

 核兵器廃絶を願う多くの県民の皆さんと力を合わせて請願を採択し、山形県から日本と世界に発信するため全力を尽くして参ります。