ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

旧官舎再現

2011-10-07 05:00:00 | 田舎
台風去って9月22日、N田夫妻が来るので11時に白浜まで迎えに行き、とれとれ市場で昼食、円月島や白良浜を眺めながら車を走らせ、枯木灘を満喫して潮岬を廻り大島の海金剛へ、最後に少し歩いてもらわねばなりませんが、樫野埼の灯台を案内しました。

この夏樫野の灯台付近に行ってなかったので知らなかったのですが、長い間工事をしていた灯台の官舎が完成していました。

             

白い壁が印象的ですが、樫野埼灯台とある表札は昔のまま、以前はどうだったのかとこのブログを探してみるとありました。比べてみてください。

             

最初の写真と比べるなら、こちら、ブログを始めた頃なので写真が小さいですが、灯台の上から同じ角度で撮っています。上の写真と同様のものもありますが、官舎のついでに灯台の木戸も新調したことが分ります。

             

このプレートには今まで気がつきませんでしたが、古い写真を見ても存在するようです。今回は目立つように字を黒く上塗りしましたね。

明治3年庚午(かのえうま)6月10日初照、旧暦ですね。上段はILLUMINATED 8’”JULY 1870とありますから、7月8日の点灯です。次の庚午年は2050年、私は生きていませんでしょうが、日本国や世界は無事なのでしょうか?

                  

いつから工事が始まったのかと記憶を辿ってもぼんくら人間の頭には残っていませんが、ブログにはちゃんと残っています。去年の10月1日の記事ですから写真は9月に撮ったもの、この時は未だ昔の官舎そのままですが、記事に官舎を修理すると綴ってあります。

11月25日の釣行というタイトルの記事では着工にかかっていて、足場も組み終わっていました。

             

文化庁の有形文化財に登録とあり、灯台ではなく官舎が登録されたというのにも、妙な感じを受けてしまいます。

イギリス人のプラントンという人が設計した日本で最初の石造りの官舎だそうで、古い部材は出来るだけ残したとあります。

                  

しかし、ガラス張りで見えなくもありませんが、こんなに厳重に囲ってしまわなくてもいいじゃないかと抗議したくなります。着工するまでは放ったらかしだったんですから。

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