ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

釣り大会

2013-10-16 05:00:00 | 田舎

9月の串本では波風が強かったので一度も釣りをしていません。随分不精になったものだと思いますが、船を持つようになってからは波止も磯も行きたいとは思わないのです。毎月のように通っていた大島港にも、様子さえ見に行ってないのです。くしもと大橋から大島の坂を登り降りする行程は、愚車のガソリンを大量に喰ってしまうと思っている貧乏性がそうさせているのではないかとさえ思います。

             

さてタイトルの釣り大会ですが、古座の動鳴気漁港で開催されていたもの、自分では参加するつもりは到底なく、どんな催しになっているのだろうと、そういうところが気になってちょっとだけ、覗いてきたのです。今年新しく出来た波止場、以前は浅い岩場だったところです。

             

風が強く、軽い仕掛けで釣りをするのは難しい状況です。参加者よりもスタッフ、スタッフよりも幟旗が多いと言う状態、あまりにも寂しい、そういう感じを受けました。岩場ならともかく、こんな所で釣れるのかと思っていましたが、20cmぐらいのバリコ(アイゴ)や大きなボラが竿を曲げていました。玉ウキの固定仕掛けでハリスも細そうでしたから、ボラは上げることが出来ないようでした。

                       

これがその時のチラシ、最初に“日本唯一のフィッシングタウン串本”って書いてあるのですが、ちょっと言い過ぎじゃありませんか?社会実験とも大書きされていますが、何を実験するのかよく解りません。10月、11月、12月と連続して開催されるようですが、あまり期待できそうにはありません。10月27日の珍魚釣り大会はひょっとしたら面白いかも知れませんが、私はあいにく見に来ることも出来ません。船の出入り口を塞いで、魚を投入すると言うようなことでもしてあげないと、なかなか釣れませんよ。

             

でも翌日も行ってみたのです。参加者は確実に増えていました。ところがさっぱり、前日よりも釣れてないのです。

             

出店していた人たちも手持無沙汰、人が店を呼び、店が人を呼ぶ、そういう関係にならないと盛況は難しいだろうと思います。何故かすさみ町が本場であるはずのイノブタの店がありました。

             

釣れてないので、取材に来たテレビ局の人もヒマそう、夕方のニュースで放映されたのでしょうか?

             

釣りをするイベントに来て、仮に誰かが大物を釣ったとしたら、釣れなかった人もまた来ようかと思うでしょうが、何も釣れなかったら二度と来る人はいないでしょうね。子供連れも多かったけど、竿とリールは貸してくれ、参加費無料なのは良いとしても、釣れなければ子供に釣りの面白さは伝わらないと思います。

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