「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「タケノコは何処へ」

2024年05月18日 | ニュース・世相

            
                   満開を迎えた庭のゼラニウム 

今年はついに、旬の味を頬張り尽くさないまま季節は夏を迎えようとしている。
旬の味、それはタケノコさんである。竹やぶを持つ同級生から、例年2度や3度は電話が掛かって「今日は茹でに来ないかい」とか「今日は茹でたのが家に置いてあるので持って帰って」とか言いながら、何度も何度も掘り立て茹でたてのタケノコを頬張らせてくれた。

もう少し若さが残っていて元気な頃のタケノコシーズンは楽しんだねー。同級生10人が食材を買い込んで藪に上がり、やぶの持ち主の彼がしつらえた、我楽多を集めた宴会場で藪の中のクラス会に雄たけび上げた昔が懐かしい。そんな楽しい思い出や、イノシシ対策の囲いの隙間からイノシシが入って、タケノコが地上に芽を出す前に全部食われて、私たちに回って来なかった悲しい思い出など、多くの思い出を作った。そんな短い時間さえ、いつしか遠くへ行ってしまったような。

やはり春夏秋冬の季節に合わせた催し、食べ物、お祭りなど、長く続いてこそ人間の温かみや故郷の丸っこい味わいが沁みてくるもの、そんな気がする。
そんな中で今年のように何が何だかわからないまま、タケノコが生えないという異変。タケノコの出荷を生業にしていた人たちを誰が救うのだろう。ま、そこまで考えないにしてもイノシシも空腹の5月である。

せっかくの、風爽やか緑の美味しい空気を吸う5月。もっといいこともいっぱいあるのに、書くとなるとついつい遠い過去が浮かんでくる。どうしたもんかね~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「クルマの進化」

2024年05月17日 | ビッグニュース

クルマの足元からペダルを取っ払って、足下スイスイ快適に。エッ?アクセルは?ブレーキペダルは?
私のような凡人にはその程度の発想しか浮かばないが、車の運転席の足元をスッキリさせるには、アクセルもブレーキも移動させてハンドルに接続する。まさしく発想の転換。やるな!自動車業界!!   

                
ハンドルとは、両手でしっかり握って、進行方向をコントロールするモノ。と思い込んできたこの石頭には到底想像の片隅にもないし、足下のペダルが邪魔になるなど考えたこともない。むしろ先ずは右足で軽くアクセルを1・2度踏んで、その足をブレーキペダルに移して踏み込んでエンジン始動。この手順がぴったし板についている。ましてミッション車の時代は、右足でブレーキを左足でクラッチペダルを踏む体験が長かった。

それでもハンドル握る手で操作できるように右側にアクセル、左側にブレーキを設置するという。そんなクルマ業界の進化は留まるところを知らない。ま、こちらは許せるとしても、空を飛ぶ自動車などというのはどう考えてもやめて欲しいねー。❝ 狭い日本そんなに急いでどこへ行く ❞ だよ。下手をするとすぐにあの世へ行っちゃうよ。そんなことをせずに自動車は陸地に足を付けて走るのがいい。まいいか、どっちにしたって私が次に新車を購入することはないのだから。ただ、孫世代に危険を生まないようにしてほしいよね~。          

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「成長の季節」

2024年05月15日 | 季節の移ろい・出来事

     ジャガイモの花 
        初生りのキューリ 

少し強めの五月雨に畑をしっかり潤してもらって、次は心地よい皐月の陽射し。この見事なコンビネーションは、たとえわずかな家庭菜園と言えども、夏野菜の成長を楽しみにする者にとって実に有難い。春先から肥しを入れて畑を作り、草取りをして苗を植える。害虫にやられないようひまを作っては畑に下りる。
やがてジャガイモもキューリもナスも花を付け実を結ぶ。

この五月雨と皐月の日差しは、菜園づくりの応援をするのはもちろんだが、山深い森林の椎の木や樫の木などありとあらゆる樹木の生長を助け、椎の実などを実らせる。それはクマやサル鹿などの野生の命をつなぐ大切な食料である。それでも地球温暖化による夏季の温度上昇や雨不足、そして台風など大風によって木の実が熟すまえにふるい落とされて、野生動物の食料不足を招き、人里を恐れずエサを求めて人家近くに出てくる。

今年も、私の団地にサルがやってきて駆け回るのを目撃した人がいて、市役所に相談したら、サルの対処法のパンフレットを団地内の各家庭に配布された。要するに、サルがやって来る団地の人間自身が身を守るということで、役所が主導する具体的な対応はなし。警察も怪我などの実害が発生しないうちは、具体的に動かない。サルが来るからにはやがてクマが、山続きのこの団地に下りてくる可能性は大である。やれやれどうるかねー。ここ数年、毎年クマの出没大騒ぎが続いている。なんとかしないとね~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「旅立ちの黄色い車」

2024年05月14日 | 家族・孫話

 
             

「僕は将来サッカーの選手になりたい」「優しい看護師さんになりたい」「周りから尊敬される人になりたい」などなど、景気のいい将来の夢を語る中学2年生の立志式で、あまり大きな声でもなく「僕はまだやりたいことが決まっていません、これから探したいです」と。うつむき加減に夢らしい夢を語らなかった、孫三兄弟の次男君。長男君より2学年下。中学生になったころから、パソコンでごちゃごちゃ調べるのを趣味とするようになった。特に電車のメカニズムは、何を聞いても明快な答えを出してくれるようになった。

高校に入ってやがてクルマのメカ、さらに戦闘機から旅客機までの航空機メカまで探求していたと聞いた。
カーキチでもあった叔父さんである私の倅と夜の明けるまでも話し込むほどクルマの魅力にのめり込んだ。クルマの歴史にも話が及びクルマの進歩の過程などに加えてクラシックカーの魅力にまで話は及んだらしい。

そんな高校時代に意を決したのか、進学は神戸トヨタ自動車大学校。整備士と板金塗装工程を学んで、山口県内に就職。当面実家から通勤する範囲の整備工場、いわゆるディーラーに落ち着いた。
そこで手にしたいのは通勤に使うマイカー。
叔父さんともいろいろ話をしたうえで、古い古いホンダビートという、一世を風靡したホンダの若者向け二人乗りのオープンカー。

青春だね~、古いミッション車でも自ら整備できる優位性を考えての選択。色々やってみなはれ!!
ただ、じいちゃん乗せてどこかに行こうかと誘われても、2・3回乗り降りを繰り返したら腰が痛くなりそう。そのくらい車高が低く、お年寄り向きではないので、ノーサンキューを伝えた。
若い彼には魅力いっぱいの5月。旅立ちの黄色いクルマである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「旅立ちの春」

2024年05月13日 | 家族・孫話

               
             手前から、クローバー・ゼラニウム・松、それぞれの花

やっぱり5月はいいね~。やさしい緑に差し込む爽やかなお日さま。色とりどりの花がそこここに咲き匂う。
普段はどこにもはびこって、除草に苦労するあのクローバーが気持ちをくすぐるような涼やかな花を見せてくれる。ゼラニウムは冬のあいだ葉っぱを最小限に小さく丸まっていた。それが赤やピンクをあしらった見事な花を。それらを覆うように守っている五葉の松は、松の花を咲かせて新たな芽を伸ばす。
こんな小さな花壇に三層の花を咲かせる。何とはなしに活力をもらって元気が出てくる5月である。

そんな5月なのに一方では「五月病」と呼ばれて、新入児童生徒や新入社員を悩ませる病気がある。
幸か不幸か無頓着なのか、私自身五月病を経験したことがない。唯一、岩国の片田舎から東京のど真ん中に単身赴任したときは、気持ちの中に多少それらしいものを感じたが、色んな先輩や同僚が5月連休明けから食事や軽い飲み会に誘って、東京の夜を紹介してくれたことで吹っ飛んだような気がした。

我が家の孫三兄弟の動向も気になる5月ではある。
長男君は、ひとつの夢を描いて4年制大学に進学した。大学生活の中で「自分の本当にやりたいことは何か」を考えるようになった。その後は本人の本当にやりたかったことに向かって出発した。親としては、大学4年間は何だったの?と言いたいと思うが、人間の一生で無駄な時間などと言うものはない、と爺は思っている。孫君のいい意味での心変わりにやっぱり新たな声援をおくりたい。価値観の相違などと軽く言ってはいるが、自分に合ったものが何か、生涯をかけて探し続けるものなのではないか。
人の一生、ベターやベストを目指して、回り道をしたり近道をしたり、そんな繰り返しの中で終わるのだと思う。思いっきりやってみなはれ。結果はついてくるよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大きな衣替え」

2024年05月12日 | つれづれ噺

 

このように茂り枝葉を広げていた、我が家の樹齢50数年、幹の周囲は36cmのクロガネモチの木。
狭い敷地ながらも南東の一角を居場所として、長い年月をかけ根を張り枝を広げてその存在価値を示して来た。元は、無謀にも26才で大きなローンを組んで最初の家を建てたときに、会社の先輩が新築祝いといって贈ってくれたクロガネモチの木である。当時は親指と人さ指で丸を作るくらいの大きさだった。

約25年の後に新たに建てた今の家に引っ越すときも一緒にやってきて、南東からの風雨を身体を張って守ってくれた心強くも優しい思い出多い木である。
そんな守り神的な我が家のクロガネモチも、私たちと同じで年を取って来た。根っこは長く伸びて家の中に入り込む危険性が出て来た。枝葉は広がり過ぎていつか切る時が来る。そんな負の遺産を若い者に押し付けるのは気の毒。これは私たちの手で処分をして解決しておかなければ。と思い立ったカミさんに尻を叩かれ、惜しい、となかなか思い切れない私にせっついてくる。ついに観念して裁断することに決め
た。

天に向かって枝を切るのにチェーンソーは危険で使えない。しゃーない、新品の剪定用ノコギリをゲット。
丈夫な幹に脚立を縛って固定し、兎に角安全は念入りに、しかも懐かしさと感謝で抱き着くようにして落ちないよう、右手一本で思いっきりノコを引いた。段々スマートになってくる。そしてついに・・・。



そしてついにこんな姿になってしまいました。でもこれ以上の伐採はひとまず置いといて、この幹から新たな枝葉が広がるのを楽しんだ後に根っこからバッサリ。これはもう覚悟をしておかなければならないだろう。
私たちの後のことはどうなるか分からないが、兎に角若い者に負担を負わさない心遣いはしておきたい。

それにしても、がんばって年を重ねたのにご苦労さんで終わってしまう。人間も同じ、万物みんな同じ足取りで新旧交代していくということだね~。そしてもう一つ、季節的に言えば程よい衣替えにもなった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「夏に備えて その2」

2024年05月10日 | カープ一喜一憂
            
これもまた夏を迎える前の我が家の恒例であり、西日除けが最大の目的であるが、爽やかなアサガオの花で車庫の側面を飾る役割も果たしてもらっている。
しかもオーシャンブルーとも呼ばれる、ちょっと大柄の琉球アサガオが咲きはじめると、道行く人や、ペット散歩のおばさま方と社交の場になったりする。

クルマが新車になった昨年から、特に強烈な西日を遮る役目として琉球アサガオに寄せる期待は大きくなる。
例年のことなので慣れた作業ではあるが、縦横にしっかり固定した棒に、10cm四角の網目になったネットをあちこち貼り付けながら、幅5m縦3mを引っ張ったり縮めたりして仕上げて行く。

この時は、秋深まるころに貼り付けたネットを剥がすのにまた大変な作業をする難儀さを忘れている。だから毎年同じ事を繰り返し楽しんでいるうちに段々年を重ねている。
それでも何でもこの季節になれば、夏に備える作業として当たり前のように自然に繰り返している。
そして最初の一輪が咲くと嬉しくなって、今年も咲いたよ~~と親しい友に報せたりする。
やっぱり、そんなこんな雑事を追いかけながら、季節の移り変りを楽しんでいるのだと思う。春夏秋冬という素敵な国に住んでいるのだから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「夏に備えて」

2024年05月09日 | 風物詩
初夏の日差しに誘われて、長いことほったらかしにしていたメダカの水替えをし、水槽をゴシゴシこすってきれいにしてやった。
こんな状態でも平気で生きていられるんだねーと感心させられるほど苔が溜まり汚れていて、さぞかし酸欠気味の水は不味かっただろう、よくぞで我慢して生きていてくれたと、タフなメダカさんたちを褒めてやりたくなる。
もっと早く水替えしてやればよかったのに。
         
古い水槽からすくい出して、新しい水に入れたら気持ち良さそうに泳ぐは泳ぐは。水を得た魚とはこのことを言うのか。イヤちょっと違ってるけど、兎に角きれいな水、真っ白い仮の住まい。そして洗い清めた元の水槽に、新しい水と共に戻す。この作業によって、メダカは種の保存とばかりに産卵を繰り返す。何はともあれ、夏に備えての一仕事を終えた。

ところが、この行為がメダカにとって本当に有難いことなのかどうか。
元の水槽に戻したメダカは、食料を求めてさまようように、ツルンツルンになった水槽の壁面を舐めるように泳ぎ回っている。古い水槽の苔むして青くなった壁面は彼らにとって、おやつの宝庫だったのではないのか、それをきれいに水替えすることで奪ってしまったのではないか、などと考えてしまう。

いずれにしても、水槽の水が常時入れ替わるような施設を使わず、単にそこらにあった古い火鉢や陶器の水がめなどに水をためて、エサだけはちゃんと与えるだけで、一丁前に「メダカ飼っています」と言うのだから、いい気なもんだよね~。
間もなく始まる産卵によって孵化した子メダカは、もっと住みよい施設で過ごさせるよう、一工夫してみよう。物言わぬペット。可愛がって上げなければ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「新緑萌えて」

2024年05月08日 | 季節の移ろい・出来事
日差しは強く日焼けもひどいが、ひとたび陰に入るとひんやり爽やかで暑さを忘れる。その上に風かおる、山笑う、草木の芽はぐんぐん伸びるいい季節。
新緑萌える中に小さいながら真っ白い花の集団が目を引く。近寄ってみると、夏から秋にかけて、鮮明な赤や黄色の絵の具で奔放な模様を描き出すピラカンサの実を結ぶ白い子粒の花だった。     

            
           こちらは鉢植えのピラカンサ
ゴールデンウイークの後半から突然我が家に舞い降りたてんやわんや。
いまや家族の中心的存在である山の神が、5月初めから「寒い寒い」と何度も繰り返していた。この爽やかな新緑萌える暖かさに寒いとはなんじゃ、少し感覚が鈍ってきたか?くらいに軽く構えていた。ところがなんと、我が家の看護師による検査でコロナ陽性反応が出た。さあ大変。

里帰り中の倅一家も、休みで帰省中の孫君たちも一斉にお払い箱。山の神は二階の一室に隔離。困るのは取り残されたジジである。朝のお粥の炊き方から洗濯機や食洗器の扱い方を急遽習う、世にいう泥縄作戦。
いっとき高熱も出たが割と早めに正常に。その後は嚥下痛がひどい程度で、幸いなことに大事には至らず、今のところ事なきを得ている。
ジジの方は、何を思ったか、山の神の寒い連発を聞いてからすぐに、買い置きのジジによく合う風邪薬を3夜連続で服用して早めに眠ったことが功を奏したのか、よくわからないまま発熱もなく咳もなく元気でいる。
ただし、念のためG・ゴルフは自粛している。

コロナコロナとあの長い間大騒ぎしたときは感染なしでやってきた。今になって感染などしてなるものかと思ってはいるが、わりと制約に甘くなっている現在。何があってもおかしくはない。
新緑に萌えるよい季節の中にあってもコロナには気をつけよっと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「フレンドシップデ―」

2024年05月05日 | カープ一喜一憂
正式には「米海兵隊岩国航空基地「フレンドシップデー」2024」と呼ばれる、米軍岩国基地の一般開放デ―が、子供の日の今日行われ、遠く近くから11万3000人が訪れたという。まっこと広い広いコンクリートのスペースに人の波が右往左往する様子が、テレビに映し出されていた。
6機の戦闘機が編隊を組んで、大きく旋回したり轟音を響かせて頭上を飛び交う、超スピードの世界と超轟音を楽しんでいた。
           
            ブルーインパレスのモデル飛行(資料)
この日ばかりは、外来愛好家の邪魔をしないよう、半端ない渋滞を避けるためにも、岩国市民は車での外出を避けるよう協力している。これもまた一つのフレンドシップで―の本分に協力したもの、なのかどうか定かではないが。

まあ言ってみれば、日米友好の証の一つとして取り上げられている行事で、ファンも多い。特に展示してある超音速戦闘機やオスプレイが人気を集めているらしい。あのジェット機の轟音も心地よいのだとか。
聞きようによっては、騒音訴訟を闘っている岩国市民を冒涜した話ではある、がこれも価値観多用の現在、致し方ないのかもしれない。
もう一つ。あの戦闘機が訓練で上空を飛ぶのは百歩譲って許せても、チャイナや北そしてロシアのマークの入った戦闘機が上空を飛び交うことだけは避けなければならない。
永遠に、のんびりゆっくり見物を楽しむためであったり、戦争抑止の任務を果たすための戦闘機やオスプレイであってほしいものである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい