【 生けるもの 遂 ( つい ) にも死ぬる ものにあれば この世にある間 ( ま ) は 楽しくをあらな 】 大伴旅人 生きている
あいだに
楽しみましょう
はぃ
すき
ぃと . . . 本文を読む
【 つぬさはふ 磐余( いはれ )も過ぎず 泊瀬( はつせ )山 何時( いつ )しか越えむ 夜は更けにつつ 】 春日老( かすがのおゆ ) まだ 磐余の
村さえも 通り過ぎて
いない
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【 椋橋( くらはし )の 山を高みか 夜ごもりに 出で来る月の 光ともしき 】 間人大浦( はしびとのおほうら ) あっ
お月さまが
出ていらしました
倉橋山さまは
高いから
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【 世の中は 空しきものと あらむとぞ この照る月は 満ちかけしける 】 世の中とは
むなしい
ものですね
とおっしゃって
おられるように
お月さまは
まんまるに
なったり
小さく . . . 本文を読む
【 世間( よのなか )を 何に譬( たと )へむ 朝開( あさびら )き 漕ぎ去( い )にし船の 跡なきがごと 】 沙弥満誓( さみのまんぜい ) 世の中を
何にたとえたら
いいのでしょう
港から
漕いで
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【 秋風の 寒き朝明( あさけ )を 佐農( さぬ )の岡 越ゆらむ君に 衣( きぬ )貸さましを 】 山部赤人( やまべのあかひと ) 秋風の
寒い
夜明けに
佐農(さぬ)の岡を
越えているのでしょう
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【 むささびは 木末( こぬれ )もとむと あしひきの 山のさつ男に あひにけるかも 】 志貴皇子( しきのみこ ) むささびは
木の上を
飛び回るので
ぉ山で
狩りをする人に
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