おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第3・349

2010-03-01 | 万葉集巻3
【  生けるもの  遂 ( つい ) にも死ぬる  ものにあれば  この世にある間 ( ま ) は   楽しくをあらな  】                                大伴旅人   生きている  あいだに     楽しみましょう                           はぃ                             すき  ぃと . . . 本文を読む

万葉集巻第3・416

2010-02-25 | 万葉集巻3
【  ももづたふ  磐余( いわれ )の池に  鳴く鴨を  今日のみ見てや  雲隠( かく )りなむ  】                          大津皇子( おおつのみこ )     あぁ  もう     終わりです                 これまで                           何度も                              . . . 本文を読む

万葉集巻第3・282

2010-02-12 | 万葉集巻3
【  つぬさはふ  磐余( いはれ )も過ぎず  泊瀬( はつせ )山  何時( いつ )しか越えむ  夜は更けにつつ  】                           春日老( かすがのおゆ )     まだ  磐余の      村さえも               通り過ぎて                            いない                   . . . 本文を読む

万葉集巻第3・241

2010-02-11 | 万葉集巻3
【  大君は  神にしませば  真木の立つ  荒山中に  海をなすかも  】                                柿本人麻呂     皇子さまは   神さま     なのです           ご威力で               桧の                  はえている                       おそろしい             . . . 本文を読む

万葉集巻第3・290

2010-02-05 | 万葉集巻3
【   椋橋( くらはし )の  山を高みか  夜ごもりに  出で来る月の  光ともしき  】                        間人大浦( はしびとのおほうら )    あっ  お月さまが    出ていらしました                倉橋山さまは                          高いから                        . . . 本文を読む

万葉集巻第3・240

2010-01-03 | 万葉集巻3
【  ひさかたの  天( あま )ゆく月を  網にさし  吾が大君は  蓋( きぬがさ )せり  】                                柿本人麻呂        5月の    さわやかな        ぉ空に             浮かんでこられました                          お月さまは                     . . . 本文を読む

万葉集巻第3・348

2009-12-10 | 万葉集巻3
【  この世にし  楽しくあらば  来( こ )む世には  虫に鳥にも  我はなりなむ  】                                大伴旅人    この世が   楽しかったら     来世で                   私は                           虫さんでも                             鳥さんにでも  . . . 本文を読む

万葉集巻第3・442

2009-12-03 | 万葉集巻3
【  世の中は  空しきものと  あらむとぞ  この照る月は  満ちかけしける  】    世の中とは  むなしい      ものですね                 とおっしゃって                         おられるように                             お月さまは               まんまるに  なったり    小さく . . . 本文を読む

万葉集巻第3・275

2009-11-13 | 万葉集巻3
【  いづくにか  我が宿りせむ  高島の  勝野の原に  この日暮れなば  】                                  高市黒人      どのあたりで   野宿       致しましょうか                    高島の                             勝野の原で                             . . . 本文を読む

万葉集巻第3・351

2009-11-12 | 万葉集巻3
【  世間( よのなか )を  何に譬( たと )へむ  朝開( あさびら )き  漕ぎ去( い )にし船の  跡なきがごと  】                        沙弥満誓( さみのまんぜい )    世の中を   何にたとえたら         いいのでしょう                   港から                           漕いで      . . . 本文を読む

万葉集巻第3・336

2009-10-31 | 万葉集巻3
【  しらぬひ  筑紫の綿は  身に着けて  いまだ着ねども  暖けく見ゆ  】                         沙弥満誓( さみのまんぜい )   筑紫の綿は   着たことは     ないけれど                   いかにも                         暖かそうな                             感じに見 . . . 本文を読む

万葉集巻第3・306

2009-10-30 | 万葉集巻3
【  伊勢の海の  沖つ白波  花にもが  包みて妹が  家づとにせむ  】                          安貴王( あきのおおきみ )   伊勢の海の  沖の白波は      美しいね              花だったらいいのに                        お花だったら                            つつんで     . . . 本文を読む

万葉集巻第3・361

2009-10-28 | 万葉集巻3
【  秋風の  寒き朝明( あさけ )を  佐農( さぬ )の岡  越ゆらむ君に  衣( きぬ )貸さましを  】                          山部赤人( やまべのあかひと )    秋風の 寒い    夜明けに                    佐農(さぬ)の岡を                         越えているのでしょう           . . . 本文を読む

万葉集巻第3・267

2009-10-20 | 万葉集巻3
【  むささびは  木末( こぬれ )もとむと  あしひきの  山のさつ男に  あひにけるかも  】                           志貴皇子( しきのみこ )     むささびは   木の上を     飛び回るので                          ぉ山で                          狩りをする人に              . . . 本文を読む

万葉集巻第3・464

2009-10-15 | 万葉集巻3
【  秋さらば  見つつ偲へと  妹が植ゑし  やどのなでしこ  咲きにけるかも  】                               大伴家持         秋がきたら    この花を見て         私をしのんで下さいね                  すき                           と言って                      . . . 本文を読む