① ""【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース""
松井玲-
ADP民間雇用者数は予想下回る、WTOが米国に報復関税認める
-
英首相の離脱案に「問題点」、電話会談に参加、サンダース候補
① 人材採用に影響
ADPリサーチ・インスティテュートが発表した9月の米民間雇用者数は13万5000人増と、3カ月ぶりの低い伸びにとどまった。市場予想の中央値(14万人増)に届かなかった上に、前月の数字も下方修正された。製造業活動の縮小や世界経済の脆弱(ぜいじゃく)な見通し、貿易戦争が人材採用に影響を及ぼしていることが示唆された。
② 史上最高額
世界貿易機関(WTO)は欧州連合(EU)が航空機メーカーのエアバスに不当な政府補助金を提供している対抗措置として、米国が75億ドル(約8100億円)相当のEU製品に報復関税を課すことを認めた。承認された報復関税の規模はWTO史上最大。これまでで最大だった2002年の40億4000万ドルの2倍近くとなる。
③ 英首相の離脱案に「問題点」
④ 電話会談に参加してました
ポンペオ米国務長官は、7月25日に行われたトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領による電話会談に参加していたことを認めた。会談では「ウクライナに対するロシアの脅威を減退させる」ことや、ウクライナ政府の「汚職」撲滅支援などが話し合われたと説明したが、バイデン前副大統領とその息子についての調査協力を要請したことなどホワイトハウスが公表した会談要旨には触れなかった。
⑤ 最年長者の闘い
2020年米大統領選に向けた民主党指名争いの有力候補、バーニー・サンダース上院議員は選挙運動の予定を「当面」キャンセルした。サンダース氏(78)は胸部に不快感を訴え、動脈閉塞(へいそく)の治療を受けた。同氏の選挙陣営によると、現在は回復過程にあり、「気分は良好」だという。サンダース氏は今回の候補者の中で最年長。
★ その他の注目ニュース
クレディスイスCEO、ウェルスマネジメント幹部引き留め-関係者
(米ドル/円)
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
買・売 | 107.16-107.19↓(19/10/03 08:53) |
---|---|
前日比 | -0.01 (-0.01%) |
高値 | 107.22 (06:01) | 始値 | 107.17 (06:00) |
---|---|---|---|
安値 | 107.13 (06:15) | 前日終値 | 107.17 (19/10/02) |
① ""〔マーケットアイ〕外為:ドル106.80─107.60円の見通し、地合いは円高””
2019/10/03 08:04
[東京 3日 ロイター] -
<07:59> ドル106.80─107.60円の見通し、地合いは円高
🌹 きょうの予想レンジは
ドル/円が106.80―107.60円、
ユーロ/ドルが1.0900─1.1000ドル、
ユーロ/円が117.00―118.00円付近。
¥🛫 海外市場では世界的な株安を背景に円が全面高。
🎆 9月ADP全米雇用報告要因の下振れ、世界貿易機関(WTO)が欧州航空機大手エアバス<AIR.PA>に対する欧州連合(EU)の補助金は違法だとして、米国が欧州製品に輸入関税をかけることを承認したことなど、様々な要因が指摘されている。
アジア株式市場がこの流れを引き継げば、円は堅調展開が続く見込み。ただ「107円割れは国内勢の押し目買いが期待できる」(外銀)との指摘もあり、株安に比して円高が限られる可能性もあるという。
(NASDAQ)
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 | 7,785.24↓ (19/10/02 17:15 EST) |
---|---|
前日比 | -123.43 (-1.56%) |
始値 | 7,851.13 | 前日終値 | 7,908.68 (19/10/01) |
---|---|---|---|
高値 | 7,852.70 | 直近52週高値 | 8,339.63 (19/07/26) |
安値 | 7,744.95 | 直近52週安値 | 6,457.13 (19/01/03) |
① ""<きょうの個別材料>テラ、瑞光、カネコ種、ビリングSなど””
2019/10/03 07:58
▽テラ<2191.T>、福島県立医科大学と、胸腺がんに対する樹状細胞ワクチンの医師主導治験に関する契約を締結
▽瑞光<6279.T>、20年2月期第2四半期(19年2月21日-8月20日)の連結業績は、大幅な増益で着地
▽カネコ種<1376.T>、20年5月期第1四半期(19年6-8月)の連結決算は、2ケタの営業減益に
▽ビリングS<3623.T>、東京証券取引所は3日からの売買について、信用取引による新規の売りおよび買いに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)に引き上げ
▽キャリアL<6070.T>、20年2月期上期(19年3-8月)の連結営業利益予想を従来の2億3900万円から3億4500万円(前年同期は1400万円)に上方修正
▽ニトリHD<9843.T>、20年2月期上期(19年2月21日-8月20日)の連結営業利益は555億7700万円(前年同期比0.6%減)で、従来予想を24億7700万円超過
▽TSIHD<3608.T>、20年2月期上期(19年3-8月)の連結営業損益は1億6400万円の赤字(前年同期は1億8600万円の赤字)ながら、計画比4億3500万円改善
▽ABCマート<2670.T>、20年2月期9月度の月次売上高は、既存店が前年同月比7.4%増で、全店は同9.6%増と、それぞれ8月度の同1.3%増、同2.4%増から勢いを増している
▽QBネットH<6571.T>、20年6月期9月度の国内店舗売上高(速報)は、既存店が前年同月比13.3%増、全体が同14.5%増と順調に推移
▽サックスバー<9990.T>、100%子会社・東京デリカの20年3月期9月の商品売上は、既存店が前年同月比10.2%増、全社が同9.6%増と、それぞれ8月の同0.6%増、同1.0%減から勢いを増している
▽ラウンドワン<4680.T>、ロシアで子会社を設立し、店舗賃貸借契約を締結
▽主な決算発表=ニューテック<6734.T>
▽主な月次=アダストリア<2685.T>、ライトオン<7445.T>、ジーンズメイト<7448.T>、ユナイテッドアローズ<7606.T>、トップカルチャー<7640.T>、ナルミヤ<9275.T>
[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2019-10-03 07:48)
(NYダウ)
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 | 26,078.62↓ (19/10/02 17:12 EST) |
---|---|
前日比 | -494.42 (-1.86%) |
始値 | 26,425.86 | 前日終値 | 26,573.04 (19/10/01) |
---|---|---|---|
高値 | 26,438.04 | 直近52週高値 | 27,398.68 (19/07/16) |
安値 | 25,974.12 | 直近52週安値 | 21,712.53 (18/12/26) |
① ""朝イチ情報、<相場の読み筋>""
<相場の読み筋>10月3日
更新 : (更新予定時間:8:30頃)
☔⛆ 2日の米国株式は、続落した。NYダウが前日比494.42ドル安の2万6078.62ドル、ナスダック総合指数が同123.439ポイント安の7785.246ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が9億3997万株、ナスダック市場が26億1199万株だった。
米9月ADP雇用統計で、非農業分野の雇用者数が前月比13万5000人増となり、市場予想平均の同14万人増に届かなかった。
1日に発表された米9月ISM製造業景況指数に続き、市場予想を下回る結果となり、経済の先行き見通しに対する警戒感が強まり、NYダウは一時600ドル近い下げを演じる場面もみられた。
同指数採用銘柄では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスやアメリカン・エキスプレス、シェブロンなどが値下がり率の上位に入っている。
☔⛆ 3日の東京株式は続落後、落ち着きどころを探る展開か。
現地2日の欧米株式が下落した動きを受け、売り先行となろう。売り一巡後も、様子見気分が広がり、積極的な売買は控えられそう。
💲¥ 為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(2日終値は107円67-68銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=117円台の半ば(同117円57-61銭)で小動き。対ドルでの円高が警戒され、輸出関連銘柄を中心に軟調な展開を強いられそうだ。
2日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、TDK<6762.T>、ソフバンG<9984.T>などが、2日の東京終値に比べ安い。
🎆 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比365円安の2万1345円だった。
🌼 <きょうの個別材料>
○プラス材料 テラ<2191.T>―福島県立医科大学と、胸腺がんに対する樹状細胞ワクチンの医師主導治験に関する契約を締結 瑞光<6279.T>―20年2月期第2四半期(19年2月21日-8月20日)の連結業績は、大幅な増益で着地
●マイナス材料 カネコ種<1376.T>―20年5月期第1四半期(19年6-8月)の連結決算は、2ケタの営業減益に ビリングS<3623.T>―東京証券取引所は3日からの売買について、信用取引による新規の売りおよび買いに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)に引き上げ
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
🌼 <きょうの狙い>
更新 : (更新予定時間:8:30頃)
キャリアリンク<6070.T>は2日大引け後、20年2月期第2四半期(3-8月)の連結業績予想を増額した。
営業利益は3億4500万円(前期実績は1400万円)と、7月時点の予想2億3900万円に対して1億600万円上積みし、増益幅を拡大させる。
人材派遣会社で、コールセンター向けの派遣に強みを持つ。消費税増税関連のスポット案件(BPO案件)の新規受注高は予想を上回ったが、一般事務案件の新規受注高が予想を下回り、また、製造加工メーカーからの受注量の減少も響き、売上は予想に届かなかった。
半面、利益面では、消費税増税関連のスポット案件など利益率の良い案件の売上が増えた。新規受注案件に関わるスタッフ募集費の節減や、業務効率化による事務職社員の不補充、事務所移転などによる賃借料の削減など収益改善対策が奏功する。
2日の終値は前日比10円高の608円。
🌼 <ダイジェスト>
SMSが連続最高益、増額期待も後押しで年初来高値は通過点に
更新 : 19/10/3 7:30
エス・エム・エス(SMS)<2175.T>は、介護・医療業界向けに特化した人材紹介会社で、求人情報サイトの運営も手掛ける。
20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前期比11.0%増の23億2100万円だった。キャリア分野(介護・医療系職種を対象とした求人情報や人材紹介)は人手不足を追い風に伸び、介護事業者分野では、介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」の導入拠点が拡大している。利益面では、人件費も増えるが、増収効果で吸収する。
20年3月期予想の連結経常利益は前期比14.6%増の68億5400万円と連続最高益を更新する。通期予想に対する第1四半期の業績進ちょく率は33.9%と高い。増額期待の買いが本格化すれば、年初来高値(2787円、7月30日)は通過点となりそうだ。
2日の終値は前日比21円高の2709円。
OKIが堅調、SMBC日興証は「2」・目標株価1700円でカバー開始
更新 : 19/10/3 7:31
OKI<6703.T>が堅調。SMBC日興証券では1日付で、投資判断「2」(中立)、目標株価1700円でカバーを開始している。
2017年以来、株価のディスカウント要因であったブラジルATM(現金自動預け払い機)事業の損失は一巡、社会インフラ投資、IoT(モノのインターネット)化への対応の中で情報通信、EMS事業が業績をけん引すると予想している。情報通信、EMS事業の伸びに対して、メカトロシステム、プリンター事業の縮小をどこまで抑えられるかに注目したいとしている。
カタリストとして、2020年5月に発表が想定される次期中期経営計画で、広範な事業ポートフォリオの最適化、新事業の抽出など同社の中長期戦略が示されること、を挙げている。
同証券では連結営業利益について、20年3月期186億円(前期比6.1%増、会社側計画は185億円)、21年3月期196億円、22年3月期210億円、23年3月期224億円、24年3月期238億円と試算している。
2日の終値は前日比1円高のの1464円。
椿本チエインが反落、SMBC日興証は「2」継続、目標株価は3500円に引き下げ
更新 : 19/10/3 7:32
椿本チエイン<6371.T>が反落。SMBC日興証券では1日付で、投資判断「2」(中立)を継続、目標株価は4200円から3500円に引き下げている。
同証券では業績予想を修正、あわせて目標株価を3500円に引き下げるとしている。事業環境は自動車向け、非自動車向けとも厳しく、20年3月期連結営業利益は会社側計画を下回ると予想。21年3月期もチェーンや精機事業が連動する設備投資の改善は限定的で、自動車販売も横ばい圏の前提とし、連結営業利益は前期比4%増にとどまると予想している。利益の本格的な改善は自動車部品事業の工場の立ち上げ費用が減少し、新規案件の納入開始により欧州工場などの稼働率が上昇してくるとみられる22年3月期以降と考えるとしている。
同証券では連結営業利益について、20年3月期170億円(前期比21.9%減、従来204億円、会社側計画は208億円)、21年3月期177億円、22年3月期193億円、23年3月期217億円、24年3月期245億円と試算している。
2日の終値は前日比80円安の3385円。
NSDが年初来高値を射程圏に、サインポストと提携し「ワンダーレジ」実用化目指す
更新 : 19/10/3 7:33
NSD<9759.T>が続伸。年初来高値(3405円、7月30日)を射程圏にとらえてきた。
市場では、サインポスト<3996.T>との業務提携を評価している。具体的には、サインポストが単独で開発を進めている設置型搭載レジ「ワンダーレジ」の量産化や運用に関するシステム面で、技術力と開発力を提供し、実用化を目指す。
20年3月期予想の連結経常利益は前期比7.4%増の94億円。主力の金融機関向けソフト開発が伸び、連続増益を目指す。
「ワンダーレジ」の販売見込みが今後、具体化すれば、普及を期待した買いが、サインポストともにNSDにも流入してくる。
2日の終値は前日比60円高の3220円。
ヤマハ発動機、日本ボッチャ協会とゴールドパートナー契約
更新 : 19/10/3 7:34
ヤマハ発動機<7272.T>は2日、日本ボッチャ協会とゴールドパートナー契約を締結したと発表した。
同社では今後、ゴールドパートナーとして、電動車いす製品・JWシリーズやメンテナンスサービスの提供を通じ、日本ボッチャ協会とともにボッチャの普及と振興に努めるとしている。
ボッチャとは、重度脳性まひ者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案された、ヨーロッパ発祥のスポーツで、パラリンピックの正式種目に採用されている。
2日の終値は、前日比61円安の1967円。
シャープ、住宅用クラウド蓄電池システムを発売
更新 : 19/10/3 7:35
シャープ<6753.T>は2日、住宅用クラウド蓄電池システム「JH-WBPB6150」を発売すると発表した。
同システムは、停電時の出力電圧を200V対応に、最大出力電力を5.5kVAに大幅アップ。停電時に家中のコンセントが利用可能になったほか、より多くの機器の同時使用が可能になった。また、6.5kWhのリチウムイオン蓄電池を2台組み合わせ、13.0kWhに大容量化することが可能となり、長期停電時にも対応するとしている。
2日の終値は、前日比13円安の1239円。
電通、ファイターズおよび日ハムと新球場を保有・運営する新会社を設立
更新 : 19/10/3 7:36
電通<4324.T>は2日、北海道日本ハムファイターズ(北海道札幌市、ファイターズ)、日本ハム<2282.T>と共同で、新球場を保有・運営する新会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントを1日付で設立したと発表した。
設立したファイターズ スポーツ&エンターテイメントは、これまでにファイターズが手掛けてきたプロ野球関連興行業務のほか、2023年に予定される新球場・ボールパーク開業後は、新球場の運営業務やボールパーク全体のマネジメント業務を行う。出資金は201億円で、ファイターズが40.8%、日ハムが39.3%、電通が19.9%を出資する。今後、民間都市再生整備事業計画が国土交通大臣の認定を受けたのち、民間都市開発推進機構(東京都江東区)を引受人とする39億円の第三者割当増資を行うことを予定している。増資が行われた場合、4社による出資金は合計240億円となる見込み。
2日の終値は、電通が前日比35円安の3795円、日ハムが同30円高の4415円。
丸紅建材は売り圧力和らぐ、中期計画評価の買い続く
更新 : 19/10/3 7:37
丸紅建材リース<9763.T>は売り圧力が和らぎ、持ち直しの動きが期待できそうだ。2日の終値は前日比11円高の1702円、続伸となった。
丸紅<8002.T>系の建設仮設材リース大手で、建設基礎工事用に強みを持ち、海外展開にも力を注いでいる。20年3月期予想の連結経常利益は前期比14.0%減の11億5000万円。2期ぶりに減益に転じる。
重仮設事業は首都圏の賃貸稼働量が伸び悩み、コストも増える。また、重仮設工事事業では受注済み工事案件の進ちょくの遅れが響く。土木・上下水道工事事業では、官公庁工事の受注が伸び悩む。さらに、鋼材費や輸送コストの上昇に応じて値上げを進めるが、交渉に遅れが生じて利益に結びつかない。
株価は、悪材料を織り込む一方、9月30日に発表した中期経営計画を評価した買いが優勢となっている。最終年にあたる24年3月期予想の連結純利益は11億円(20年3月予想は8億7000万円)を目指すとしている。
2日の終値は、前日比11円高の1702円。