本日も造園科の授業でありました・・・しかし、金曜日は日本式庭園の勉強では無く今時流行のガーデニングや家庭菜園の授業なんであります。
そんな訳で本筋の造園科としてはナニなんですが、現実問題としては一番役に立ちそうな技を伝授される授業と言う事で疎かに出来ないのであります。
と、言う事で本日は「園芸」の授業でありまして、その内容は「種蒔き」であります。
先週が芋の苗植えとかトウモロコシの種蒔きでありましたが、本日は花の種蒔きでありました。
いや、これがたかが花の種蒔き、されど花の種蒔きな訳でありまして、ちゃんとやったら大変なもんであります。
と、言いますか、教えられている技は殆どプロの園芸家の為の技でありまして、例えばコスモスの種なんかを288升目の育苗シートに、一升に3粒とか播いていくんでスゼぃ・・・老眼には辛い作業であります。
しかも、松葉牡丹の種なんてのは人参と同じ位小さい訳でして・・・ナニっ? 人参の種を知らない? 人参も種を植えて育てるんでスが、まっ、いいでしょう。
先週播種した人参の発芽を確認してる
トウモロコシは元気に発芽して伸び盛り
室内での種蒔き風景
松葉牡丹の種蒔き風景 爪楊枝で3粒ずつ
若い者に任せて老眼親父は監督に回る
と、言う事で午前中に軽く畑の状況確認と水撒きなどをした後座学を受けまして、本日の作業の段取りなどを学んだ訳であります。
いや、育苗のバレットを使ったんですけれどもとんでもなく細かい作業でして風があるので外では出来ない訳であります。
まっ、種が小さいんで風で飛んじまうと言うのもアレなんですが最大のポイントは風に運ばれて来る雑草の種を混入させたく無い、と言うのが重要な訳であります。
いや、皆様、家庭の庭でこんな面倒な事は無用と思います。
ナンと申しましようか、こんな大変な作業の後に咲く花は特別見事なのかと言うとそんな事も無い訳でして、何百本と言う苗を必用とする学校の花壇の植栽用の育苗だからやる訳であります・・・ソレがプロの道である事は百も承知二百も合点ですからしっかりと学んできましたが、商売人以外には無用の知識とも思うモノでありました。
ナンとなれば、余りに細か過ぎて楽しく無い!!! 作業の果てにある物は・・・精神的疲労感ばかりでして花の種を蒔くと言うメルヘンチックな感じは1ミリも無いのであります。
ここだけの話しですが、例えば松葉牡丹なんかは・・・オオッと、皆様、ヒョットして松葉牡丹をホントにご存知ですかぃ? いや、松葉牡丹は一年草でして越冬は出来ないんでスゼ。
と、言う事で、陽当たりの良い所・・・例えば公園のコンクリートの囲いなどで越冬して毎年自然に花を咲かせるのは「マツバギク」と言う花なんですけれども・・・知っていたらご免なさい、と。
で、松葉牡丹の種は1袋に1000粒や2000粒は入っている訳であります。
その松葉牡丹の発芽率は案外低くて、良くて50%、程度だそうであります。
しかし、皆様・・・花壇の手入れをして良い土を入れたとすれば、種を畳み一畳程度のスペースに1袋バラ撒いたとして、適当に播いたとしても相当な密度になると思う訳です。
で、1000粒の、仮に3割の発芽率だったとしても・・・300本でスゼェ・・・いや、1割だったとしても100本でスゼェ・・・一畳に100本あれば多過ぎでありましょう。
と、言う事で、私は冷ややかな目つきで眺めつつ、監督としての役目に重きを置いて声だけは出し続けた訳であります。
ナンて随分とバカにした感じで書いてますが、しかし、本式の播種と育苗の方法を学んだ意味は大きく、本職の庭師になるには必修科目であるなと、本心では思っている訳であります。
で、播種したパレットは水の入る浅めのコンテナに沈めまして種に水撒きなどは居ない訳であります・・・いや、この手は来年の野菜苗の育苗に使える手でありますね・・・4段階で苗を育てつつ、最終段階では水立ちをして苗を鍛えてから移植するナンて裏技も教わった訳です・・・奥が深いですねぇ・・・と、言うよりも知らな過ぎなのか?
で、昼休みにはサッサと飯を食べ終えまして・・・と、申しましてもファミマの398円のいなりセットを軽く食べるだけなんでホントに5分で食べ終えちまいます。
と、言う事で、昼飯の後は来週剪定する松の木の周りの除草であります。
刈り払い機をブンブンと振り回して草を刈る訳ですが私しゃチェンソーは馴れてますが刈り払い機はシロートなんで刃を石なんかに当ててはチュイーンってな高周波音を発しながら刈り込んでいく訳であります。
しかし、シロートの私が言うのもナニなんですが刈り払い機のチップソーが切れな過ぎでしてやたらと力が要る訳です・・・要するにとても疲れる、と。
いや、昼休みはきちんと休め、でありますね・・・しかも、こんな炎天下の日はしっかり休むべきでありまして自分の年齢を超えた活躍をしようとした事を後悔しちまいました。
ナント申しましょうか、午後の種蒔きの作業が眠くて怠くて脳天に応えました。
で、ドー言う訳か本日は早めに終了したんで学校からシルバー人材センターに廻りまして登録完了であります。
しかし、只今は高等技術専門校にて造園を学んでいるんで学校が終わるまで平日の仕事はできない旨も伝えた訳であります・・・そしたらお仕事は来年からですね、と、温かいお言葉を頂きましてそう言う事に成った訳で仕事の声は掛からないようであります。
おおっと、ネタはまだありました・・・刈り払い機にも「免許」があるって知ってましたか?
まっ、免許とは少し違うんですけれども、お金を貰う仕事として刈り払い機を扱う時には10時間程度の労働安全法講習を受け受講証を持たなければならないんだそうであります・・・オラそんな物は無い訳です・・・が、造園屋で刈り払い機を取り扱えないと言うのは笑われちまうんで来週にでも受けて来ようと思う所存であります。
と、言う事で本日もとても狭い世界の私的なお話で恐縮でありましたが、まっ、今夜は金曜の夜・・・明日はお休みの私は久しぶりに焼酎を飲みながらのブログ遊びを楽しんでいる訳です。
皆様におかれ伸しても今夜は「花金」でありましょうか? いや、未だまだ仕事でありましょうか? ナンであれ、とりあえずは おやすみなさい、と。
そんな訳で本筋の造園科としてはナニなんですが、現実問題としては一番役に立ちそうな技を伝授される授業と言う事で疎かに出来ないのであります。
と、言う事で本日は「園芸」の授業でありまして、その内容は「種蒔き」であります。
先週が芋の苗植えとかトウモロコシの種蒔きでありましたが、本日は花の種蒔きでありました。
いや、これがたかが花の種蒔き、されど花の種蒔きな訳でありまして、ちゃんとやったら大変なもんであります。
と、言いますか、教えられている技は殆どプロの園芸家の為の技でありまして、例えばコスモスの種なんかを288升目の育苗シートに、一升に3粒とか播いていくんでスゼぃ・・・老眼には辛い作業であります。
しかも、松葉牡丹の種なんてのは人参と同じ位小さい訳でして・・・ナニっ? 人参の種を知らない? 人参も種を植えて育てるんでスが、まっ、いいでしょう。
先週播種した人参の発芽を確認してる
トウモロコシは元気に発芽して伸び盛り
室内での種蒔き風景
松葉牡丹の種蒔き風景 爪楊枝で3粒ずつ
若い者に任せて老眼親父は監督に回る
と、言う事で午前中に軽く畑の状況確認と水撒きなどをした後座学を受けまして、本日の作業の段取りなどを学んだ訳であります。
いや、育苗のバレットを使ったんですけれどもとんでもなく細かい作業でして風があるので外では出来ない訳であります。
まっ、種が小さいんで風で飛んじまうと言うのもアレなんですが最大のポイントは風に運ばれて来る雑草の種を混入させたく無い、と言うのが重要な訳であります。
いや、皆様、家庭の庭でこんな面倒な事は無用と思います。
ナンと申しましようか、こんな大変な作業の後に咲く花は特別見事なのかと言うとそんな事も無い訳でして、何百本と言う苗を必用とする学校の花壇の植栽用の育苗だからやる訳であります・・・ソレがプロの道である事は百も承知二百も合点ですからしっかりと学んできましたが、商売人以外には無用の知識とも思うモノでありました。
ナンとなれば、余りに細か過ぎて楽しく無い!!! 作業の果てにある物は・・・精神的疲労感ばかりでして花の種を蒔くと言うメルヘンチックな感じは1ミリも無いのであります。
ここだけの話しですが、例えば松葉牡丹なんかは・・・オオッと、皆様、ヒョットして松葉牡丹をホントにご存知ですかぃ? いや、松葉牡丹は一年草でして越冬は出来ないんでスゼ。
と、言う事で、陽当たりの良い所・・・例えば公園のコンクリートの囲いなどで越冬して毎年自然に花を咲かせるのは「マツバギク」と言う花なんですけれども・・・知っていたらご免なさい、と。
で、松葉牡丹の種は1袋に1000粒や2000粒は入っている訳であります。
その松葉牡丹の発芽率は案外低くて、良くて50%、程度だそうであります。
しかし、皆様・・・花壇の手入れをして良い土を入れたとすれば、種を畳み一畳程度のスペースに1袋バラ撒いたとして、適当に播いたとしても相当な密度になると思う訳です。
で、1000粒の、仮に3割の発芽率だったとしても・・・300本でスゼェ・・・いや、1割だったとしても100本でスゼェ・・・一畳に100本あれば多過ぎでありましょう。
と、言う事で、私は冷ややかな目つきで眺めつつ、監督としての役目に重きを置いて声だけは出し続けた訳であります。
ナンて随分とバカにした感じで書いてますが、しかし、本式の播種と育苗の方法を学んだ意味は大きく、本職の庭師になるには必修科目であるなと、本心では思っている訳であります。
で、播種したパレットは水の入る浅めのコンテナに沈めまして種に水撒きなどは居ない訳であります・・・いや、この手は来年の野菜苗の育苗に使える手でありますね・・・4段階で苗を育てつつ、最終段階では水立ちをして苗を鍛えてから移植するナンて裏技も教わった訳です・・・奥が深いですねぇ・・・と、言うよりも知らな過ぎなのか?
で、昼休みにはサッサと飯を食べ終えまして・・・と、申しましてもファミマの398円のいなりセットを軽く食べるだけなんでホントに5分で食べ終えちまいます。
と、言う事で、昼飯の後は来週剪定する松の木の周りの除草であります。
刈り払い機をブンブンと振り回して草を刈る訳ですが私しゃチェンソーは馴れてますが刈り払い機はシロートなんで刃を石なんかに当ててはチュイーンってな高周波音を発しながら刈り込んでいく訳であります。
しかし、シロートの私が言うのもナニなんですが刈り払い機のチップソーが切れな過ぎでしてやたらと力が要る訳です・・・要するにとても疲れる、と。
いや、昼休みはきちんと休め、でありますね・・・しかも、こんな炎天下の日はしっかり休むべきでありまして自分の年齢を超えた活躍をしようとした事を後悔しちまいました。
ナント申しましょうか、午後の種蒔きの作業が眠くて怠くて脳天に応えました。
で、ドー言う訳か本日は早めに終了したんで学校からシルバー人材センターに廻りまして登録完了であります。
しかし、只今は高等技術専門校にて造園を学んでいるんで学校が終わるまで平日の仕事はできない旨も伝えた訳であります・・・そしたらお仕事は来年からですね、と、温かいお言葉を頂きましてそう言う事に成った訳で仕事の声は掛からないようであります。
おおっと、ネタはまだありました・・・刈り払い機にも「免許」があるって知ってましたか?
まっ、免許とは少し違うんですけれども、お金を貰う仕事として刈り払い機を扱う時には10時間程度の労働安全法講習を受け受講証を持たなければならないんだそうであります・・・オラそんな物は無い訳です・・・が、造園屋で刈り払い機を取り扱えないと言うのは笑われちまうんで来週にでも受けて来ようと思う所存であります。
と、言う事で本日もとても狭い世界の私的なお話で恐縮でありましたが、まっ、今夜は金曜の夜・・・明日はお休みの私は久しぶりに焼酎を飲みながらのブログ遊びを楽しんでいる訳です。
皆様におかれ伸しても今夜は「花金」でありましょうか? いや、未だまだ仕事でありましょうか? ナンであれ、とりあえずは おやすみなさい、と。