じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

建仁寺垣 作成

2016-09-14 19:57:59 | 日記的雑談
まっ、本日も相変わらずの造園科でありまして特筆すべき事は何も無いのでありますが、だからと言って他にネタがある訳でもなく、やっぱし私のお話は造園科の事に成っちまう次第であります。

本日は3週間前に親柱を立て胴縁(どうぶち)を打った続きの立子(たてこ)を立てた訳であります。
まずは竹を4つ割りにしまして、面取りなどしつつ曲りの修正などもして下準備であります。

まっ、細かい技術的な事など列記しましてもドーにも成らないとは思いますが、取り敢えず書いちまいますと、長い竹を均等に割るのは至難の業でありまして、それを修正しながら割る練習などをした訳であります・・・が、私は自前の切れる竹鉈を持っていますんで意外と簡単に割れるんですけれども、学校の備品の刃が磨り減った鉈ではとても難しい技になっちまう訳であります。

で、それらを切り揃えつつ、180センチの間にぴったりとハマるように形を整え削ったり、節目に切り込みなどいれて曲りを修正したりして列べて行く訳です。

で、慣れた職人だと立子を胴縁にシュロ縄で直接結んでゆくんですけれども私らにはその芸当は出来ないので「ネコ」と言う隠した竹の棒を胴縁に一本いれまして立子を針金で「ネコ」に括り付けて行く訳であります。
しかし、天然の竹に真っ直ぐな物など無いし元と口では太さも違うのでピッタリに列べるのは至難の業なのであります・・・が、私の鉈の扱いは天災的でありまして、パッカ~んと竹を割ってはシュッシュと削って揃えちまう訳であります・・・いや、これホントです。


我が第一班のムードメーカー 奈美チャン


第一班はダントツの早さ いい加減さもダントツ


授業終了時に予定工程が終わったのは我が班のみ

いや、皆様、如何でありましょうか?
日本の伝統美であり、また伝統技能とも言うべき建仁寺の竹垣・・・その背景が実の成らないバナナとシュロの木と言うのは如何なモノでありましょうか?

まっ、割り当てられた場所がここであったと言う事なんですけれども、それにしても斜め45度的ミスマッチがそこはかと無く醸し出す美観がいとおかし、と、思いませんか?
あぁ ソーですか、思いませんか? 貴方様は美的感覚がナニなんですね。

と、言う事で、本日は朝から比較的涼しげであったのでサッサと野外での実習に入った訳でありまして、疲れました。

アレです・・・造園科の疲れはジムでの筋トレで回復と言う近頃のパターンに乗っ取りまして本日は帰り道でジムに立ち寄って来た訳なんですが、やる気の出ない事夥しい訳でして、腹筋だけして風呂に入って帰って来ちまった私大であります。

いや、只今スマホの緊急ブップが鳴ったんで見たら我が家地方を含む青葉区に大雨警報ですって・・・まぁ~た降るのかやぁ~? もう当分雨は要らないんですがねぇ。

で、明日は何処かの中学校の校庭の草刈りに行くので、明日の為に今日は寝る、であります。

と、言う事で 皆様 おやすみなさい、と




コメント
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