今日も何事もなし

昨夜も良く呑んだ・・・が、電車で帰って来る辺りが大人になりました。

ホヤ酢が美味かったし、しめ鯖も美味かった、が、一番美味かったのは「話し」でありました。
他愛無い話しの連続でして、中身に価値や意義は殆ど無いのであります・・・が、そう言う時間って絶えて久しい自分としては、嬉しく楽しい時間で有りました。
呑み友は一回り以上も若いのですが、ホントに良く半ジジイの駄法螺につき合ってくれます・・・ありがとう、と。

しかし、私の記憶に拠れば、中ジョッキ2杯の後はいいちこの水割りだったと思うんですが、一本呑み切っていなかったです・・・私も随分と控えめになったもんです・・・って言うか、呑めなくなっちまったんですね。

で、仙山線と言うローカル線の北仙台駅と言うローカル駅から乗って来たんですけれども、駅前にはしっかりしたスーツを着た若い娘がすっかり出来上がっちまって路上に寝てました。
そして、周りには彼女の同僚と思しき同年代の若い男が3～4人いたんですが、一緒になって座り込んでいるだけでして介抱している風でもなく、ナニをやっているのか意味不明な一段もいた訳です。

で、200円のキップを買ってホームに行くと・・・結構込んでる訳でして、やって来た電車もそれなりの乗客で、仙台の夜の電車も変ったなぁ～ナンて驚いた次第であります。

アレ・・・ガラスに映る人の姿って直接覗いて見ている訳じゃないんで少し安心してみられて面白いです。
で、車内の明かりと一緒に映り込んだ妙齢の御婦人の姿を見て私しゃ250V位の電気が走った訳です・・・あっ、あの人だ、と。

まっ、夜目酔目ガラスに映った他人のそら似、だったんですけれども・・・その後も何度かチラ見しちまいました。

で、降りるのは4つ目の駅なんで大した時間でもないんですが、その間に大学が二つ有って、昼間だと大学生が我が物顔と言いますか、徒党を組んだ傍若無人とでも言いますか、まっ、ナンでアレ煩いんですが、流石に最終の一つ前ともなると大学生はいなくて「大人の列車」的な雰囲気でありました・・・それって、田舎者の私に言わせると少し都会チックな匂いだなと思うんであります。

で、陸前落合駅で降りると・・・まっ、次が終点なんで当たり前だと言えばソーなんですが、殆どと言える程の人が降りちまった訳です・・・7割り方降りたと思う感じですかね？

で、階段を上って、また降りてタクシー乗り場に行くんですが、連絡橋から見えたタクシーは3台しか無い訳です・・・あらぁ～待つのか？と、思いつつ歩んでゆくと、私は二台目のタクシーに乗れちまった訳です。

と、言う事は、大半の人が歩いて帰れる距離の乗客であった、と、驚きました・・・いや、自転車置き場は反対側なんでそれは無いのです。

北仙台駅や落合駅がこんな事になろうとは、40年前には想像できなかった私の未来見通し力はかなり貧困であったと、しみじみ思った夜で有りました。

さて、本日は二日酔いと言う程では無いのですが少し鈍く思い頭を抱えて遅く起き、庭の花の手入れなどし、午後からブドウの収穫を本気でやろうした訳ですが、スズメバチが多くて手が出せませんでした。

で、テレビなど見ていると蜂を煙で燻して追い払うと言うのが有ったので材木の切れ端を燃やして燻してみたんですが、私がむせ込む程の煙を立ててもスズメバチはびくともしない訳でして・・・アレ、ホントなのかな？　なんて疑っちまいました。

結局はキンチョールを連続噴射して一瞬追い払った好きに刈り込んだんですけれども、随分と蜂にやられて痛んでいました。

で、夕方近くから先週片付け切らなかった畑の小屋の残骸をまとめましてロープで結わえてゴミ処理場に搬入できるようにした訳であります。

そんな訳で私の一には相も変わらず樹木や花の手入れと下働きと言う・・・休日ってどんなだったか忘れちまった感じであります。

本日も暑かったんですけれども蝉は消えちまいましたね・・・もうツクツクボーシさえ聞こえなくなりました。
代わってアキアカネが随分と山から降りて来てまして、これでクルマトンボが混じったらホントの秋です。

まっ、訳あって夏は明日までと相場は決まっているんですけれども・・その訳は内緒です。

では、皆様・・・おやすみなさい、と。