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じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

今日は寒いです

2019-06-10 16:42:55 | 日記的雑談
私の海を真っ赤に染めて 夕日が血潮を流しているの・・・と唄ったのは石川セリの「八月の濡れた砂」でありました。

この歌は強烈でありました・・・海と言ったら潮溜りで雑魚を追い回し冷えた体を焼けた砂に寝転んで温める、そんなガキの遊びの海からいきなり大人の海ってのは暑さが違うんだなと、映画「八月の濡れた砂」をみて目覚めたのでありました。

あの夏の日から50年近くになりまして最早海水浴にさえ行く機会の無いジジイは遠い記憶に浸りつつ微かなため息などつくのでありました。

いや、時の移ろいを語りたい訳ではなく、寒いと書いた途端に思い浮かんだのがこの歌詞だった訳です。

恐らく自分の中の条件反射で寒いと対比して出るのがこれなんでありましょう。

それほど強烈な夏が有ったんですなぁ~と、遠い目をする私であります。

いや、寒いのであります。
本日は長袖のポロシャツの上にもう一枚羽織らないと室内でも寒くて耐えられません。

ヒーターに灯油は入っているのでスイッチを押そうかとも思いますが六月だからそれは止めておこうと、貧乏性の私が止めるのであります。

今日は全面的に休みでありました。
プールも植木屋も休みでした。

プールは元から休みでして朝から雨なので植木屋を控えた次第であります。

が、9時過ぎ頃で雨が上がったので畑仕事を少ししました。
七月のビールのつまみ用に枝豆の苗を玉ねぎを抜いた後に植えました。

序でに畑の草掻きをし、サツキの剪定などもした次第であります。

いや、もっともっとやらなくてはならない事が山ほど有るんですが身体が嫌がるので控えました・・・まだダメなんですね。

で、ふと思ったんですが、これは不調では無く老化によってこれが通常になってしまったのか❓と。

どーしても意識は絶頂期を我が体力の尺度としているんだろうと思う訳です。
要するに若い頃の意識が現実とずれていてこんなはずでは無い、と足掻いているのかと思う訳です。

不調では無くこれが日常なのだ・・・となるとかなり寂しくなる訳です。

造園屋で終日スコップを持ち穴掘りをした帰り道にジムに立ち寄り筋トレをしていたのは昨年の事なんであります。

新年明けましてと言ったからってそんなに急に衰えるとは信じられないし、平成から命和になったとて突然老け込むなんてのは考えられないんですが・・・どーもこれが自分の今の実力なのかも知れないと思わざるを得ない訳です。

そんな訳でここに来て自分は一日にできる事が限りなく限定されている訳です。

バイトに行ったらジムに行く気力はなくなり畑仕事に手を出すのが精一杯であります。

植木屋を目一杯やった日はさっさと風呂に入って早く寝ないと翌日のバイトが辛くなる訳で、日が高いのに畑のことをやる余裕は無いのであります。

こうして振り幅の少ない暮らしに向かうんでありましょうか❓

なんだかなぁ~ 約束事と言うよりは掟なんですけれども、その日に向かっているのをひしひしと感じる今日この頃・・・こうなったら悪あがきと知りつつも死ぬ気で気力を振り絞ってみましょうかねぇ~

身体を労わって長生きができるとも限らないし・・・と、言うよりも長生きに価値を見出せない自分は周囲に「だから言わないこっちゃ無い」と言われつつ前向きに逝きたい訳ですから、少しくらい身体かきつくても頑張るのが本筋でありましょう。

と、意識は勇ましいんですがねぇ・・・歳は取りたくねぇなぁ~ホントに。

と、言うことで、他愛も無い愚痴でありました。





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あたらしい相棒

2019-06-10 14:21:28 | 愛車の事
手足が2本ずつで胴体が1つなのに愛車と呼ぶべき乗り物が四輪と二輪で5~6台ある訳です。

そこにまた一台の二輪が加わったんですけど・・・乗り手の持ち時間は限られているので既存の愛車のどれかの影が薄くなるのは必定であります。

用途別とは言えどもそれほど多様な日常では無い訳ですから特殊な用途の乗り物ほど出番は少ないのは否めないのであります。


スズキ SH42A ジェベル200

1999年生まれ(推定)の古いバイクをヤフオクで手に入れた訳であります。

使用目的はツーリングと山道を駆け回る、であります。

いや、今まで乗り続けてきたホンダスーパーカブC110は健在ですし手入れも怠ってはいないのであります。

が、東北地方の田舎道でも時代の波に乗りましてズンズンと自動車道が伸びている訳であります。

で、スパーカブC110は原付二種なので自動車道には入れない訳であります。
その結果理不尽な遠回りをさせられることが多いんですが、迂回路があればまだ救われますけど近頃の田舎の自動車道はとんでもない山奥を切り開いて作られることが多くて迂回路が無かったりするんであります。

いや、辺鄙な裏道や農道を繋げば抜けられるんでしょうけれども、数年前のツーリングではどーしても抜け道が見つからずに違法と知りつつ自動車道を一区間だけスーパーカブで走り抜けた事があった訳です。

私の白ナンバーバイクへの思いはあの日からずっとくすぶっていたのでありました。

あれです・・・たった200CCのジェベルですが一応軽二輪なので自動車専用道路も高速道路も入れる訳であります。

で、数日前の八戸ツーリングでは三陸自動車道を頼って走った訳ですが宮城県の鳴瀬の料金所から先は全線無料と美味しい訳であります。

この幸せを享受するためにはどーしても白ナンバーのバイクが無くてはならない訳でして、それでヤフオクで競り落とした次第であります。

さて、200CCのジェベルとはどんなバイクなのか❓

いや、ジェベルと言うのは同じ形式のDR200SEがトレールバイク仕上げなのに対してこちらはツーリング仕様の小さな違いがあるだけで足回りや駆動は同じなんであります。

とは申しましても他の仕様は見た事が無いのでほとんど勘で書いてるのでありますが。

ジェベルの中でも前期型とでも申しましょうか、キックスターターが無いタイプであります。

私に言わせるとオフロードバイクにセルスターターってどーなの❓と訝しく思う訳ですが、恐らくこの時代になると単気筒のデコンプ抜いてよっこらしょのキックスタートなど忌み嫌われていたのかもしれません。

しかし、後期にはキックが付いたということは不評だったんでありましょう。
でなければシャフトを一本増やして敢えてキックを入れる面倒をするはずが無いですから。

と、言うことで私のジェベルはバッテリーが上がったらエンジンは掛からない・・・なんてこと無い訳でして昔ながらの押し掛けがあるので平気であります。

さて、白ナンバーなので高速に入れるのではありますが、所詮は200CCの軽二輪であります。
最適巡航速度は90キロでして100キロ巡航だとバイクの頑張り度が乗り手に伝わり疲労度が増すと思います。

んじゃぁ緊急事態で全速を駆けたらどんだけなのかと言いますと・・・125キロが限度でありました。
いや、制限が120キロの高速でのお試しなので速度違反ではありませぬ、念のため。

その昔、スズキのDR250Sと言うトレールバイクに乗っていましたが、それの最高速度が130キロだったことを考えると50CCで2馬力低くて最高速は5キロ落ちとは優秀であります。

このバイクの利点は多すぎて列挙するのもナニなので端折りますが、一番は足つき性でありましょう。

私は足が長い方ですが・・・いや、お褒めに預かってどーも(胴も)と

バイクに乗って長距離を走った時の信号停止は魔物でありましてボケて来ると足を出すのを忘れることさえあるんです・・・いや、これホントでして自分はバイクの一気走りは900キロなんですが、その時高速の料金所で足を出すのを忘れて立ちゴケしたことがあります。

余談ですが900キロを一気走りした時はホントーに尻の皮が剥けたんであります。

そんな時足つきの良いバイクだと倒れる前に足が地面を捉える確率も上がるし、何よりも信号待ちで爪先立ちして足がつったなんてことも無くなる訳であります。

そして次の利点は・・・古いバイクなのにヘッドライトが明るい、であります。

カブなんかでトンネルに入るとライトが暗いので怖いのですがジェベルは大経のライトが明るくて路面をしっかり照らすんであります。

で、次の利点は・・・13リットルと大きなタンクであります。
どんだけ回してもリッター30キロは走るのでほぼ400キロは走れるバイクなんで給油の心配が格段に減るのであります。

と、言うことで・・・欠点は、ほぼ無いかな❓

シングルポットのディスクブレーキは効きが悪いと不評のようですが山道で握ってもロックしない程度が良いと思う私にはベストタッチであります。

欠点ねぇ・・・❓ ホントに無いんですね、これが。

もっと大きいバイクと比べて非力だと言っても200CCのトレール群で見たら健闘してますしねぇ。

強いて言えば排気音がつまらない、ですかね。
つまらないと言うよりも静かすぎて走っていてもほとんど聞こえないんであります。

ショートストローク単気筒特有の軽快な音と言えばアレなんですが、その実は屁みたいな音でして勇ましい排気音でやる気が出るタイプでは無いのであります。

でも・・・これ、事故車だと思うんであります。
もしくはニコイチかも知れません。

いや、機関が好調なので細部は追々手を入れれば済むことなんですが、でも、リムの歪みとスポークの張りの不揃いを買う時に見逃したのは痛恨であります。

まっ、なんと言っても20年落ちですからね。
新車を買った訳じゃ無いので仕方ない訳で、これから仕上げていく楽しみがあると思って吞みこんでしまう所存であります。




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