じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

古本屋の楽しみ

2015-06-03 20:30:19 | 日記的雑談
本が好きであります。
読むのも好きですが、読み終わった本を棚に並べて眺め、背表紙などから読んだ時のアレコレ、状況やら気持ちのアレとか、そう言うのを思い出す種としても味わう訳です。
で、ありますから本は買う事は有っても売る事はほとんど無いのであります。

まっ、ホントの事を言いますと、売らずに捨てているんでありますが。
いや、ナンでぇ~?と、驚かれる向きもあろうかと思いますが、私の読み方は乱暴でして、後でネタにしたいとか、引用してヤルベ、ナンて所は、付箋とか挟み込みでは無しに、ページを折って印をつけ、さらに欄外にメモなどを書き込むと言う恥ずかしい状態なのでとても次の人に回せる代物ではなくなっている訳です。

おお・・・かなり強い雨脚で雨が降ってきました・・・畑の野菜にはとても良いです。

で、本日はブックオフから100円を7冊と410円を一冊買い求めてみた訳であります。
いや、ナンと申しましようか、古本も変わりましたなぁ・・・実用書と言いますか、ハウトゥー本なんかはそこそこ量があるんですけれども、文庫本なんか、特に小説は減りましたなぁ・・・あの偉大な司馬遼太郎の作品なんかは100円コーナーには皆無でして、ンじゃぁ高ければあるのかと思って探しますと、有るには在るんですけれども、ナンと申しましょうか、超有名所しか無くて、読み漏らしていそうなレアなのは無い訳です。

で、まぁ、こう言う事だと中古本は0円で送料250円のアマゾンの方に軍配が上がっちまうよなぁ・・・でも、100円で買えないと痛いよなぁ、ナンて事を思っていた次第であります。

Amazon.co.jpが本買い取りサービス 1冊からでも無料で集荷

で、まぁ、アマゾンの体質やら税金のアレコレなどを真面目に鑑みますと、日本人としてはあんまし歓迎すべからざる夷狄のモノでありますから心情的にはナニなんですけれども・・・現実的には超便利で魅力的、と。

あとアレ・・・遠近両用メガネで対応しているんですけれども、古本屋の本棚の上から下まで並んだ文庫本の小さな背表紙の文字を読むのも難儀な訳であります・・・その天、アマゾン様のネット検索と言うのはとても楽な訳であります。

いや、しかし・・・アマゾン様がこの様にして買い取りをしてくれると言うんであれば、今後は成る可くキレイに読書をして売り飛ばそうかとも思う訳です。
近頃は以前程読み返す事も無くなりましたしね。

で、アレです・・・今晩は何を読もうかと思案しつつ、八冊の本の頭を数ページ読んでムムムっと思ったんですけれども・・・司馬遼の時代劇にはあっという間に引き込まれるのに、例えば石田衣良の現代風なモノだと中々入り込む所まではいかない。
いや、詰まらないとかではなく、自分が無条件で場面に同席している感じでは無い、と言う事でありましょうか?

で、まぁ、面倒臭い性格なんで、ナンで時代劇の方にスルッと入れるのか?
何故に現代劇の方には距離を感じるのか? と、考えますと・・・時代劇は何も知らなくて実体験の中に比較する基準が無い・・・よって素早く全面的に受け入れて染まる事が出来る。
しかし、現代劇では、どんな設定をされようとも、自分の持っている経験や知識から近いモノを当てはめて舞台設定を見ようとする・・・そんな事が必要なんで文字から得る情報の咀嚼と言うか、馴染むのに時間を要する・・・なぁ~ンて事を思っていたんですけれども・・・ナニを宣いたいのか意味不明ですよね・・・はいっ、失礼いたしました、と。


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2 コメント

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Unknown (ぽぷら)
2015-06-03 21:58:45
私も歴史時代小説は好きで、よく買いに行きます(100円本探し)。作者も含めて誰も本当にその時代は正しくは知らないもんですから、「それはないだろ!」というイチャモンは言えない。知っているとしても作者の方が格段上だろうし・・・。とにかくその時代が楽しめますね。
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Unknown (0yazi)
2015-06-04 19:06:30
ぽぷらさん こんばんは
時代小説って苦手だったんですけど、年をとる毎に好きになる感じです。
と、言いつつ、司馬遼太郎と山本周五郎しか知らないんですけれども。
返信する

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