TIme9/8号に、喜多方出身慈善家・瓜生岩子を福島民報の過去の紙面から取り上げていた。
岩子は1829年生まれで、幼少から苦労して、夫と死別後遺児養育の傍ら、貧民救済に努めた。
戊辰戦争では敵味方なく負傷兵・難民の看護にあたり、1887年に県令とのつながりから福島市の長楽寺に移り住んだ。
貧困者救済・孤児や貧困の子供の救済と医療・災害救済と救済事業に取り組んだ。
その中身は、1889年に福島鳳鳴会育児部を設立、1892年貧困者のために福島瓜生会を、更に1893年には育児部を作り、
事業家や仏教家の寄付金をもとに,貧児のいる家庭に教育費を与える組織設立に当たり、新聞広告を出しクラウドファンデイングの先駆けをした、
また、生活では、明治時代かSDGsの精神で捨てられていたさつま芋のくずから甘い水飴作ったり、
搾ったかすからお菓子を作ったり、全ての物を無駄にしない世の中にし、幸せをもたらした。
その甘薯水飴製造法レシピが1896年(明治28年3月18日付け)に当時の文章で掲載されている。
いや!すばらしい女傑が明治時代にいたものである。感動!