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ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

老舗焼き菓子の添加物

2022-10-11 10:17:37 | エッセイ

7日に頂いた老舗の新焼き菓子には20個の添加物が入っていた。

トレハロース(甘味)、酸化防止剤(V.C)、(V.C・E)、クチナシ色素、カロチン、ソルビット、アルギン酸Na、

カラギナン、クエン酸、増粘剤、乳化剤、安定剤,Na塩、膨張剤、香料などです。

コレステロール抑制、便通によいが、下痢、大腸・肝臓に出血、炎症、大腸がんなどを引き起こす。

また、メーカーMののりの佃煮のカラメル色素は一番危ない着色料が入っているようです。

これは、免疫力を低下させる働きから、がんを引き起こす可能性が大である。

カラメル色素は以前タールから作っていたので天然もの、しかし今は合成されたもので、黄色4号・5号、赤、紫など沢山あり、

添加物食品から多く摂れば、蕁麻疹、喘息、鼻腔内狭窄、目の充血、アレルギー症状を引き起こします。

そして、見えない添加物があり、知らぬまま、塩分、油分、糖分を食べればもともと防衛力を持っていますが、

添加物で舌がマヒして、美味しさに変わり遂食べてしまう。

ですから、1日分の塩分を1食で採ってしまう結果になります。

お母さんの弁当はもういらない。合成着色料でキレる子供、母と喧嘩して、母に出て行けと言われ、テメェが出ていけ、コンビニがある。

そのコンビニの残りものを豚の餌にしたら、流産したり、奇形の子豚が生まれた。

コンビニの弁当、サラダ、ムスビは最悪な食べ物です。

人は手軽で美味しく、形がよいから自然と面倒な手作りの弁当から離れていく。

ではその添加物を減らすには、コンビニの加工品より、無駄がいを避ける。

次に、手作りで薄味にする。そして3番目はみんなで家事をしようと。

安部さんの食べ方は「昭和そうす」小食、和食、粗食、薄味で、外食やフアストフードは味が濃すぎて食べれなくなるという。

科学の限界を感じ、やはりオヤジの作る昆布と節のダシで作った食べ物が自然で一番ですね。

 


大石邦子「映画の結末」

2022-10-11 05:08:34 | エッセイ


第二次世界大戦下のイタリアはナポリの若き日の凛と美しいソフィア・ローレン演じるジョバンナと、出征が決まった夫アントニオはつかの間の新婚の日々を過ごしている。
時は瞬く間に過ぎ、夫はソ連の最前線へと送られ、行方不明となっていた。
終戦となり、更に何年たっても帰らない夫、終戦から10年近くもたっていた。
それでも、生きていると信じて疑わなかった彼女は決心する。かってイタリア軍が戦っていたモスクワの南部ウクライナの街で、写真を示せながら夫を探し続けてみようと。
そこは一面のひまわり畑だった。地平の果てまで続いているひまわり花の下には沢山の兵士が眠っていると聞かされる。
敵国の兵士に、老女は「貴方が命を落とした時も、そこから花が咲くように、この花の種をポケットに入れてゆきなさい」と言い放った。
彼女はある村で、写真に似た人知っている人に出会う。
案内された家庭には、若い美しい女性と子供が住んでいた。すぐに状況を察した女性は彼女に打ち明ける。
雪原に意識を失って倒れていた彼を助け、何時しか一緒に住むようになった。工場からすぐ帰ってくる。一緒に駅に出迎えようと。
彼が列車から降りてくる。ジョバンナは彼と目が合った瞬間、走り出した列車に飛び乗って、泣きじゃくりながら、ひまわり原を去ってゆく。
あの女性まで不幸にできない・・・。6月23日ブログ仙岩の「大石邦子のひまわりを読んで」より。

と、この映画「ひまわり」がこの8月11日NHKBS「プレミアムシネマ」で放映、1970年作と、翌日の夜、読者から電話があり、

昨日「ひまわり」を見て、終わりはあんなだったんですね。

反射的に、最後の部分は私には書けなかった。いや、書きたくなかった。ジョバンナが泣く泣く夫のもとを去っていく場面までにした。

映画の結末は、雪の中で倒れていた意識のない夫を助けてくれた子持ちの女性、そうは自分に言い聞かせても、ジョバンナの日々は次第に荒れたものになり、男とも遊んだ。

1年後だったか、2年後だったか、ある日夫が彼女を探し当てて訪ねてきた。

「もう一度やり直そう」彼は言った。それを厳しく拒んだとき、隣の部屋から赤ちゃんの泣き声が聞こえた。

彼は驚き、子どもの名を尋ねた。彼女は応えた。「アントニオ」目の前の夫の名だった。

愛は力、きっと彼女は赤ちゃんと二人、力強く生きてゆくであろう。と結んだ。

私は目が悪いから、テレビや映画は見ない。もっぱらラジオを楽しむ。

ウクライナにも終わりは来るであろう。そして、どんなドラマが世の中に放出されるであろう。