福島県三春町の交流館「まほら」で2月末「石田智子展・御春」が行われ行ってきた。写真はgooglより。
三春在住の石田さんの作品は紙縒り芸術作品という。
ファイバーアートと呼ばれる彼女の作品は、海外のアメリカ、ポーランド、ドイツ、オランダ、アラブ首長国連邦等国際ビエンナーレ賞を二度も受賞。
会場入口ロビーに和服の石田さんがおり、ご主人は福聚寺住職芥川賞作家の玄侑宗久さんである。
お寺の嫁さんの仕事は多忙で、参拝者のお供えの包装紙から、紙縒り作りと日常を共存させ、芸術作品が出来たという。
展示会場のすべての空間に真白なメッシュ状の白雲のような、白波のような巨大な塊りが浮き、全て紙縒りで組み立てられと聞き、涙が出そうになった。
そこから、光と影の絶妙な変化で舞台全体が春色に覆われた。
サァ、春だ頑張ろう。
素晴らしい、世にこんな方がいたとは驚きである。