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保坂正康の昭和史を味わうを聞いて

2014-05-04 09:20:10 | 日記
5/4の今朝4時から「昭和史を味わう」ノンフィクション・評論家保坂正康のトークを聞いた。大正天皇崩御15.12.25の若槻礼次郎は歴代総理で一番頭脳明晰という。そして、昭和史と言えば、戦前、戦中、戦後に分けられるが、3つの顔の前期、中期、後期に分けられるという。

第1回4/6放送内容から、西暦と元号があり、西暦は100年ごとに客観的歴史、元号は主観的で国民意識が新たになるもの、そして前中後期の3つの音声で昭和を回顧する。

前期元年12/25~20年9/2は、大正14年に放送開始で同時にラジオの歴史でもあると。3年11/6昭和天皇の即位式で格調高い文語体での放送、馬のひずめの音を説明していた。

中期20.9/2~27.4/28は、占領政策で、三権はあっても主権を失い、外交権もない時代で、元号的には8/15が終戦、しかし、国際法上はミズリー号上で降伏に調印した日から、27年4/28サンフランシスコ条約調印で日本が主権を回復した日までとする。流れた放送は18年11/21学徒出陣で東大始め77校が明治神宮の雨の中角帽、ゲートルスタイルで行進、女学生や父兄が涙で見送った。

後期は64.1/7まで、39年10/10快晴の中、ラスト94番目入場した日本テーム378人でアジアで初めての開催東京オリンピックである。昭和15年に東京で開催の予定が戦争で中止されている。日本人が一番変わった姿を戦争があったという事実だけの歴史でなく、天皇実録や音や写真、永久保存できるデジタル版でデータを保存しておくべきと。東京行進曲、麦と兵隊、青い山脈の3曲で締めくくった。


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