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入学式に臨む担任の欠席で問われない教委責任

2014-05-03 06:04:44 | 日記
各学校での入学式が終わり、そろそろ勉学にリズムにも慣れ、GWが終わると5月病になる児童生徒、学生、社会人に見られる。

埼玉県の高校入学式で、1年の担任教諭がわが子の入学式に臨むため、事前に校長と相談、有給休暇が認められて、女性教諭らしくメモなど準備して欠席していた。男性教諭は2人の同時入学で、妻と手分けしての欠席であったという。法的には何ら問題はない。

が、ある埼玉県議が、簡単に職場放棄をする態度に怒りを覚えるというコメントや尾木ママも、「思いと止まらなかった教諭、説得できなかった校長にも責任は重い」から、世間は賛否両論で大分白熱した。確かに欧米の個人主義ではわが子の入学式が優先するであろう、しかし、埼玉は入学式を重視する日本であり、始めの出会いを大切する伝統の国でもある。

しかし、一昨年滋賀県大津市中2のいじめ自殺で学校と教委の対応での問題や責任の取り方で議論が、現在も教委や教育長の責任のあり方とその改革で議論が殺到している。

が、教師も人の親、今回の入学式担任欠席で、教委の責任が問われていない。福島県は以前入学式と言えば4月の4日で午前中が小学校、午後は中学校、高校は10日頃だったと思う。今年は6日が日曜日で7日に行われたが、埼玉県は同時に入学式を行うところに問題があり、教委はその責任を感じているであろうか。


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