ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

放射能汚染稲わら、ホウレンソウなどの根拠は

2012-09-25 13:07:46 | 日記
福島県HPより、昨年4/5,6の県内小学校敷地の土壌検査の結果は
北(福島一、大久保、岳下、保原、山木屋、中村一、原町一)南(平一、勿来一、四倉)計10校では
北・・・ヨウ素I:セシウムCs=4:6 (Cs/I=1.5)   南・・・I:Cs=8:2 (Cs/I=0.2)
から、ヨウ素Iは北が南の5倍、セシウムCsは10倍と高い。
原発から南の笠間の牛乳、日立、高萩のホウレンソウはヨウ素Iが主で、北の宮城など稲わらはセシウムがより多く飛散していたことが事実であった。
データの代表として北の山木屋I+Cs=29,944+29,115=59,059・・南の四倉小I+Cs=6,183+1407=7,590Bq/kg。四倉小校庭の除染が済み子供たちの元気な声が校庭から聞こえる。
   

遅れている山林の除染

2012-09-24 17:03:47 | 日記
画像はわが町いわき市の草野心平故郷、小川の二箭山のふもとのワラビです。
線量が高く、シイタケや茸は勿論ダメ、このワラビも採らないから9月になっても枯葉ワラビの中に生えています。
宮城や岩手でも稲わら、牛の干し草などはどう処分していいかと問題になっていることも忘れがちです。放射能は北にセシウム、南によう素がより多く飛散していました。
それは、茨城の高萩のホウレンソウや笠間の牛乳そして、静岡の茶にまで飛散しています。よう素であったため少しは救われましたが、悲しいです。

会津只見線で最後のタブレット

2012-09-23 09:59:57 | 日記
昨日22日只見線で最後の運転保安装置タブレット(通行証)しようとなり、全国JRからそのタブレットの姿が消えた。
只見線は最高時速65キロの列車が会津若松~新潟魚沼市小出間135.3キロ38駅を通る無電化の線路である。1928年に若松~柳津まで会津線として、1942年若松~小出まで全線開通した山間地を走る列車で途中只見電源開発などで多くの貨物列車が通った。鉄道の自動化が進む中で、会津坂下駅~金山町川口駅間は単線の衝突防止の手渡し通行証タブレットが昨日まで使用してきた。が、自動化で廃止最後の運行となった昨日は沢山の鉄道フアンが坂下駅に詰めかけた。
そんな中で、中通り、会津の13地区でのコメの放射線量検査で検出されず、出荷が認められた。

水素爆発直前の線量値双葉の上羽鳥で1,590μSv/h

2012-09-22 08:54:04 | 日記
福島県は3/12爆発直前の午後3時、原発北5.6キロの双葉上羽鳥地区で1,590μSv/hとモニタリングポスト測定したことを一昨日の20日発表した。14日以降は停電で測定されていない。
原発周辺の各地で一番高いのは朝3~4時ころで、浪江3/12,134、3/15からは双葉1,020、大熊219、富岡186、楢葉136、広野54.6、いわき平23.7、わが町四倉38.83(当時未測定、3/22の線量値から推計)であった。
爆発前から放射能が漏れていたことになる。現在私たちに届く線量値は爆発後の数値である。
この発表で、周辺の避難していない住民の不安はますます高まったことになる。私たちはまだしていない内部線量検査をすべての避難住民にすべきと思う。

原子力安全委に代わる規制委が発足

2012-09-20 13:09:42 | 日記
政府原子力安全委と経産省安全委・保安委が廃止19日原子力規制委が発足した。
原発の安全・保安の役目を果たさずに事故を引き起こし地に落ちた信頼を回復するために新たに発足した。廃炉へそして今でも飛び散る線量の安全をどう処理するか・・・?
いわき市には北部、南部の焼却施設清掃センターがあるが、各地の線量データの報道でも毎日違う。事故原発から出るもの、がれき焼却で出る高線量の飛灰などからのもの。焼却に反対はしないが飛灰の置き場が決まらず山積みの袋に対する不安があると南部・北部清掃センターのある江尻区長、木村会長は一日も早く処分してほしいと。
飛灰の放射性濃度6,000~12,000Bq/kgという高い線量が背景にあるからだ。