8日は白露、草花に朝露が付き白く見える秋の気配、
二本松市の安達ケ原ふるさと村では白いマンジュシャゲが満開となり来場者を魅了している。福島民報9/8号より。
20日から赤の彼岸花が満開になるという。
広辞苑には田んぼのあぜ道に自生と書いているが、
球根には猛毒があり、田んぼの土手に穴をあけるモグラ対策で球根を植えたものである。
ここいわきは、彼岸には田んぼの穂が垂れた畦道にきれに一本の茎に数個の赤花が咲いてくれる。
TIme9/8号に、喜多方出身慈善家・瓜生岩子を福島民報の過去の紙面から取り上げていた。
岩子は1829年生まれで、幼少から苦労して、夫と死別後遺児養育の傍ら、貧民救済に努めた。
戊辰戦争では敵味方なく負傷兵・難民の看護にあたり、1887年に県令とのつながりから福島市の長楽寺に移り住んだ。
貧困者救済・孤児や貧困の子供の救済と医療・災害救済と救済事業に取り組んだ。
その中身は、1889年に福島鳳鳴会育児部を設立、1892年貧困者のために福島瓜生会を、更に1893年には育児部を作り、
事業家や仏教家の寄付金をもとに,貧児のいる家庭に教育費を与える組織設立に当たり、新聞広告を出しクラウドファンデイングの先駆けをした、
また、生活では、明治時代かSDGsの精神で捨てられていたさつま芋のくずから甘い水飴作ったり、
搾ったかすからお菓子を作ったり、全ての物を無駄にしない世の中にし、幸せをもたらした。
その甘薯水飴製造法レシピが1896年(明治28年3月18日付け)に当時の文章で掲載されている。
いや!すばらしい女傑が明治時代にいたものである。感動!
今朝12時過ぎて目覚め寒く、毛布2枚かけて眠りました。
福島民報9/5号のトップページに、4日の天気は湿った空気で晴や曇となった。
何時も30度を超す福島市は28度、そんな時の観光道路「磐梯吾妻スカイライン」には
出始めたススキの穂が爽やかな風に揺れ、秋の足音を感じさせている。
周辺の山々はまだ緑、例年だと今月中旬から山は色づき始める。
両親が陶芸家に生まれた、天山文庫の管理人であり、陶芸家でもある志賀風夏さんは
相馬で3.11を経験、5年前に村に戻り、草野心平記念天山文庫の管理人として、陶芸家として、この10月には
自宅敷地内にある古民家を活用カフェをオープンし、川内の魅力を伝えたいと。ハイ!みんぽう9月号より。
私も、この天山文庫には行ったことはないが、心平の生まれ故郷小川の生家や小玉川のダムの下の方にある草野心平記念館には大分足を運んでいる。川内には平伏沼のモリアオガエルの繁殖地があり、その卵を撮影している。
素晴らしい村をこのような若い方に伝えて頂く、感謝の何物でもない。