福島県三春町の交流館「まほら」で2月末「石田智子展・御春」が行われ行ってきた。写真はgooglより。
三春在住の石田さんの作品は紙縒り芸術作品という。
ファイバーアートと呼ばれる彼女の作品は、海外のアメリカ、ポーランド、ドイツ、オランダ、アラブ首長国連邦等国際ビエンナーレ賞を二度も受賞。
会場入口ロビーに和服の石田さんがおり、ご主人は福聚寺住職芥川賞作家の玄侑宗久さんである。
お寺の嫁さんの仕事は多忙で、参拝者のお供えの包装紙から、紙縒り作りと日常を共存させ、芸術作品が出来たという。
展示会場のすべての空間に真白なメッシュ状の白雲のような、白波のような巨大な塊りが浮き、全て紙縒りで組み立てられと聞き、涙が出そうになった。
そこから、光と影の絶妙な変化で舞台全体が春色に覆われた。
サァ、春だ頑張ろう。
素晴らしい、世にこんな方がいたとは驚きである。
国重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は25日開幕した。
もともと6月の始めに実施していたが、観光のため7月に、暑さのため5月末に。
薫風を浴びた北郷の騎馬武者たちが威勢よく出陣した。26日福島民報。
中ノ郷、小高郷、標葉郷、総大将の宇田郷の5郷の騎馬武者が出陣した。
今日26日が雲雀が原で甲冑競馬、神旗争奪戦があり、明日は小高の野馬懸で締めくくる。
私は、この野馬懸が大好きである。
蒔絵の技法を使った風鈴の絵付け作業が喜多方市の漆器店で本格化している。
四季折々の花や金魚、赤べこ、こけし、猫など絵柄は約70種類あり、
作業員が一つ一つ丁寧に仕上げている。21日福島民報より。
会津桐を使った卓上風鈴が人気を集めているが、和風の絵柄の注文が外国人向けとして増えているという。
日本の土産として風鈴が認知されていることは大変良い事である。