3/21(水) 珍しく寝坊をして、しまった。二度寝というやつだが、昨夜遅かった所為か。そんことで、今朝の弁当作りは急がないと間に合わない・・・。
出来合いの「鶏唐揚げ甘酢」を電子レンジで温め、スライス豚とキャベツ葉・モヤシを中華スープで茹煮する。他には、定番の卵焼のエノキ巻きとシメジ炒めとした。
時間が無くて大忙しで作るはずが、何時ものようにのんびりとしたスピード。日頃の習慣というものは恐ろしい。慣れは怖い!
漸く三人分の弁当が出来上がった。K君用には、昨日田舎から持参した巻き寿司(勿論柚味)と稲荷寿しを少々詰めた。この巻き寿しは、郷里の安田町にある「中村」と云う店で作っているが、大した人気の店なのだ。仄かなというか、控え目なで上品な柚酢と砂糖の塩梅がいい。
難点は、すし飯がぎっしりと詰っているので持ち運びには重い、重いのだ・・・が、従姉がわざわざ持たしてくれた代物である。何時食しても、旨い!旨い!その味を、Kにもお裾分けと云う次第。
寿しの周りは、白飯で囲み城壁に。城壁の中には、爆弾に見立てた海苔佃煮を埋め込んで寿しを守っている。と、云う見立て。こんなことをして遊んでいる、時間を喰うはずだ・・・。
話題は一転するが、後輩のOkadaからメールが届いていた。四国・高知事業部に転勤になるとのこと。東京を離れるのを嫌がり抵抗していたが、地元に戻らざるを得なかったようだ。
所詮サラリーマンとはそう云うものなのだ、意思と云う厄介なものが働くようになるとややこしくなる。しかし、意思がないと云うのはもっと困りものだが。兼ね合いが涵養か?
再雇用制度という枠組みの中に絡み捕られている以上は、余程の戦略と計画を立てて、かつ若いうちから積み重ねて行かなくては・・・それでも、思いどおりに行くことは希なのがサラリーマン人生。致し方なし、新職場で大いなる活躍を祈る。
私はそう云うことが嫌なのでサラリーマンを辞めた訳だが、この道を行くのも中々しんどいのだ。思い通りに行く道なぞは無いと思って進む、それだけのこと。
四年ほどつづけてきたある案件と三年つづいた仕事が終了する。四年の方は、先輩の配慮でスタートできた仕事であったが、相次ぐ値下げ競争・要請の末に終わることとなった。時代の流れといえ、サリーマン仕事(敢えてそう云うが)をしていては生き残れない。
そう云うこともあるさ、と笑っていたいが、笑えるだけのゆとりがないのも事実。ただ一つ、失ったものの倍を取り返せ。それだけのことである。