2/2(木)帰京してから十日になるが、家に垂れ込めていることが多い。今年は飲み歩く生活を改めて、清貧に生きる!。これが新年からの誓い?。
一月末日の火曜日、先般逝去した御子柴孝さんの告別式が川越市のセレモニーホールであり参加。火葬場まで同行した。身内の少ない彼は、親族は甥親子の三人、四半世紀も前に職場を同じくした我ら六人と、少人数ながらも心のこもったものであった。
祭壇を飾る生花は春を思わすようで、葬儀の湿る場を明るくしていた。早くに亡くなった奥様の縁で篤い付き合いだったと云う導師は塩尻の寺の住職で、葬儀の終わりに御子柴さんとの交流を話し、雪に囲まれた寺の一隅から蕾も硬いながら微かに色づいた紅梅の一枝を祭壇に供え、御子柴孝さんの人柄が偲ばれる説話をされた。
この日の夕、以前からの約束があった人形町「はかりめじゅん」なるアナゴ料理をメインにした居酒屋さんへ。中央区で長く議員を務められた高橋伸治さんの案内による。暮れに「うまし」で懇談したおりに、アナゴ料理の話になり「人形町にもうまい店がありますよ」と、この日を予約してくれた。
店はオープンから一年ほどとのことだが、繁盛しているようだ。料理はアナゴをメインにしており、肝煮つけや刺身、鍋を頂いたがどれも旨かった。仕上げに出た雑炊も上品な味わいで良かった。
流石、中央区で長く議員をされ、その後も町会・防犯協会その他諸々の地域活動の長をされている高橋さんだけに、地元の世事にも通じている。
因みに「はかりめ」の意味を問うと「アナゴの側紋からきた秤目で、アナゴをさす意」とのこと。未だ知らぬことばかりなり。
そして昨夕、田町駅で岸本大兄とお会いした。知り合った頃に飲んだことがある三田界隈でやろうと云うことで。慶應義塾に向かう細い通りは飲み食いどころが軒を連ねて賑わっていた。この界隈で私が知っている店と云えば「こんね」だけだ。
「こんね」は、神パパの案内で二三度行き、落ち着いた雰囲気が気にいった店なのだが・・・。朧な記憶を頼りに慶應仲通りを右往左往して店を探した。行ったり来たりを繰り返しても店の場所が分からない。店に電話し、グーグルの地図情報をみても・・・。分からん!。
改めて店に電話し、聴きながらながら道すじを歩いて漸くたどり着いた。三十分以上も探し回っていたことになる。大兄は草臥れ、呆れ果てたことであろう・・・。静か店内、カウンターに腰を下ろしてビールで喉を潤してからお酒と会話を楽しんだ次第。
この日、花岡女史からメールが届いた。四月に沖縄・西表島と小浜島に一週間行くことにしたので同行しないかとのお誘いだった・・・。
春本番、畑仕事や山菜、筍のシーズンだ。ためらったが、津川さん&花岡さんと旅をするのもこれが最後かもしれない、そんな気がして西表島の三泊だけ同行することにした。津川さんの指令で、女史が連絡をくれたのであろう。
西表島は四年前に一度上陸したが、日帰りだった。マングローブ林、水牛で渡る島に行ったが・・・。それだけのことであった。今度は何か発見があるかな?。
最後に、弁当写真を一部掲載します。
タイトルで「節分か・・・」と、つぶやいたのは、亡父母の結婚が昭和22年の節分と聞いていたらから。明日は節分かと思いタイトルにしただけのこと。他意はない。