オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

牛煮

2017-02-01 | Weblog

2/1(水) 今朝と云うより、夜中に目覚めてしまった。昨日は四時過ぎだったが、今日の目覚めは三時半だよ。参ったねぇ~。昨夕、急に喉が痛くなった。これやぁ風邪ぴきになりそうだと、用心のため六時に会社を後にした。

今週は日曜日まで予定が詰まっている。勿論夜の部が主体だが。そんな時に風邪でダウンです  、なんて言えた義理じゃない。早く帰って、週の後半戦に備えようと云う次第だ。退社後、今日の弁当の菜にと「日山」で牛小間と焼肉用の肉を買った。アメリカンビーフの口直しと云うやつだ。

買い物をサクッと済ませ、駅に向おうとしたが・・、思い留まった。喉が痛いんじゃ、喉をアルコールで消毒するか、或いは焼くのがいいんじゃねえかと。我ながらの迷案が浮かんだのだ・・・。

長居はしないでサクサクッとうがい程度に飲むことにし「ちょっぷく」へと回れ右をした。そんなことで焼酎のお湯割りを先ずは頂く、次いでメニューにないウイスキー湯割りを所望すると。「いいよ、ウイスキーに湯をいれるだけだろう」と、YAMAちゃん店長が請け負った。

このウイスキー湯割りが、超濃い~ぃ。おまけに売り物じゃないやつを出してきた。ダブルならぬトリプルの濃さだったが、これだけ濃いぃと美味いネ  。そして赤ワインを飲み、勇士ならぬ老兵は帰還したのである。帰り着くと風邪のことはすっかり忘れていたのだ。が、十時前に蒲団に入った。その所為だろうな、三時半の目覚めは。

眠くならないので、本を読むことにした。一冊だけ残っていた「開高 健」の古い文庫を引っ張りだして読む。文豪がベトナム戦争に従軍した頃の物語である。これを読むのは四度か五度目であろう・・・・。言葉と文字の魔術師、森羅万象を眼鏡の奥の細い目で透徹する作家らしい文章に二時間ほど目を奪われていた。

五時半を過ぎて眠気がやってきた。が、時すでに遅し。早や弁当作りに入っていい頃合いである。今日は一人分の弁当だが、メニューは昨夕に買った牛小間で「牛煮」を作ることにしていた。

牛小間にタマネギと木綿豆腐に糸蒟蒻を加え、酒と味醂・醤油で味を調える。牛小間ながら旨味のある肉なので味付けは楽である。鍋で米を炊き、冷凍してあったギンダラを照り焼きにする。野菜はオリーブ油を熱してニンニク片を焦して香り付し、ホーレンソウを炒めた。後は定番の卵焼きでお仕舞にした。

                       

前日のアメリカ牛の味について、家人に問うと。「美味しかったよ、噛み応えのある肉が好きなの」と返ってきた。なんじゃや?

一月の五百円玉投入数は、104枚であった。104?って、なんかの番号と同じじゃないか。何時までも経っても、かつての仕事との縁は深いようだ・・・。

 

 

 

 

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