生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

種システム学/発生学

2014年03月24日 14時06分20秒 | タクソン学 事始
2014年3月24日-2
種システム学/発生学



[あ]
浅島誠・駒崎伸二.2000/11/15.分子発生生物学:動物のボディープラン.vii+131pp.裳華房.[2,300円+税][B20020117]

[こ]
小長谷明彦.2000/1/25.遺伝子とコンピュータ??生命の設計図をひもとく.viii+164pp.共立出版.[1,700円+税][B20000128]

[ほ]
本多久男.2010/5/30.形の生物学. 365pp.日本放送出版協会.[1,400円+税][B20100707]

[ま]
丸山工作.1999/10/12.遺伝子がわかる.[6+]197pp.筑摩書房.[1,200円+税][B20000316]

[よ]
米本昌平.1997/11/20.クローン羊の衝撃.62pp.岩波書店[ブックレット No.441].[B20000317]

[る]
ルドアラン,ニコル.2000(仲村春和・勝部憲一 訳 2012/1).キメラ・クローン・遺伝子??生命の発生・進化をめぐる研究の歴史??.435pp.西村書店.
[3,800円+税][B20121218][Nicole Le Douarin. Des cheme'res, des clones et des ge'nes. ]



分類学の基礎〈1〉

2012年06月22日 00時27分33秒 | タクソン学 事始
2012年6月22日-3
分類学の基礎〈1〉
2012年6月21日

 1. 分類 classifcation とは、対象とする存在者をなんらかの分類枠 classificatory frame または概念 concept と対応づけることである。すなわち、なんらかの意味で存在する(或る世界に実在するか、脳などを使って構築されて仮想的に存在する)個体 individual または個物 individual を、われわれ、 _Homo sapiens_に属する生物体が、その能力によって、
 2. この分類枠を、カテゴリー category と呼ぼう。そしてそれに一つ以上のカテゴリーを設けた場合、名称をつけておくと便利である。人どうしでの交信伝達には、同一対象について述べていることをまずは共有する必要がある。そのためには、同一の名称によって同一の事柄を指示したり意味することを取り決めておくとよい(規約または約束事 convention)。
 3. したがって


システム的種概念についての覚書1

2011年11月25日 11時22分32秒 | タクソン学 事始
2011年11月25日-3
システム的種概念についての覚書1 Memo #1 concerning systemic concept of species
20111125

 或る種(タクソン(∈ 概念))の記載または記述 descriptionは、システム的種概念 (the or a) systemic concept of species の立場から言えば、

 1. その名称によって指定される種システムについての記述である(べきである)。
 2. しかし、現在のところ、種システムを直接に観察することはできない。
  したがって、観測できる事項によって推論した種システム(のモデル)を図解するのが、現在有望な接近である。その際には、生物体をたとえばいわゆる遺伝子操作を行なって(ただし倫理的問題や環境的問題などがある)その結果から、システムのメカニズムを推定するというやり方は有効であろう。まずは発生メカニズムの解明が問題である。発生システムに見られるであろう種分けの解明が肝要である。
 3. 観測事項とは、生物体についての諸観測結果を事項として抽出ないしは要約したものである。
 4.