生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

Serious MOONLIGHT

2010年06月30日 12時01分00秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月30日-2
Serious MOONLIGHT

 2010年6月29日夜、久しぶりに、ソフトでの映画を見た。Meg Ryan主演(者の一人)の最近作、『メグ・ライアンの男と女の取り扱い説明書』のDVD。
 新作なので、420円かかるところだが、更新手続き料の100円を払ったら、無料で借りれた。解釈し直せば、(或る条件下で)100円で借りたということ。さきだつ2回は、借りることもなく更新手続きだけをしていた(そのときは更新手続き料は無かった)。
 この数年間、テレビでの映画の再放送のほとんどは見たことがあるという状態が続いているほど、多くの本数を見た。学生のときは、京一会館という祇園近くにあった映画館では、一日に3本(だったと思う)を見ることを(間欠的に)続けたことがあった。ダブルヘッダーで6本(だったと思う)を続けてみたことがあったが、さすがに気分が悪くなった。練獄エロイカでは、なんらかの操作の誤ちで(憶測)、途中で先頭に戻って同一の映像が繰り返されたと思ったのだが、観客は平然としていたようで、気味が悪かった。とにかく、元に戻って(展開があるはずの)先に進まないのだから、シジフォスの神話みたいに永遠に繰り返されるのではないかという感じになって、映画館を出た。(脱線した。)
 数多くの映画を見たために、筋書きのパターン分類がおのずとできあがっしまったせいか、どの作品も筋書きが分かってしまって、先が読めてしまう(簡単な例は、The Sixth Sense〔第六感〕。ホラー映画は見ないことにしているが、これはそのカテゴリーに分類されているらしい)。むろん、読めてしまっても、数年ほど毎年見ていたような、(ハン・ソロが出てくる方の、かつ、digital映像挿入の無い旧作の方の)Star Wars三部作のように面白いものもある。つまり、筋書きが分かってしまうことは、(わたしにとって)面白くないことの十分条件ではない(また、必要条件でもない)。Star Wars三部作は、おすすめ。数年前に何かの本で出ていた、玄人筋では投票で100位中で一位だった、市民ケーンはかなりしょうもないと思う。後の人が古い作品をそう判断するのは、当然だろうと思うのだが。

 Meg Ryan(Germanyのアナグラム(ウィキペディア)だって、なぜ?)の、VHSで借りられるものはほとんど見た。

  トップガン Top Gun(1986年)
  恋人たちの予感 When Harry Met Sally...(1989年)
  めぐり逢えたら Sleepless in Seattle(1993年)
  男が女を愛する時 When a Man Loves a Woman(1994年)
  戦火の勇気 Courage Under Fire (1996年)
  シティ・オブ・エンジェル City of Angels(1998年)
  ユー・ガット・メール You've Got Mail(1998年)
  ニューヨークの恋人 Kate & Leopold(2001年)
  メグ・ライアンの 男と女の取扱説明書 Serious Moonlight (2009)
        (ウィキペディアから張りつけました。感謝。)

 (二度は見たが)トップガンに出ていたとは、気づかなかった。さて、ユー・ガット・メールのような、筋書きはありきたりでも、それなりに楽しいようなラブ・コメデイだと思ったら、違った。原題は、Serious MOONLIGHTだったのだ。half seriousなら、雑誌名にもあった、面白半分だが、halfはついていないので、深刻な月光〔月明かり〕。これは、冗談ではない月明かり、と訳すべきか。いずれにしろ、人のどちらかと言えば情緒的な判断を投影している。月光を物理的なものと解釈すれば、(量や程度が)かなりの月光。

 さて、21.5インチのiMacで見た。わりと最初の方で、「ストックホルム症候群」(これは、職を追われた岩月謙司氏の著書の、たぶん『娘の結婚運は父親で決まる:家庭内ストックホルムシンドロームの自縛』で知った)という言葉が、(Meg Ryan演じる)ルイーズから出たところで、む?と思った。6章のところでは、便器付き浴室の洋式便器に妻ルイーズが夫を縛りつけた状態の浴室へ、(にわか)泥棒がなぐって気絶したルイーズを浴室に運び入れてきて、手と足を縛る。この縛りの程度のところで、怪しい。決定的には、(ルイーズがやったことだが)夫が窓を見ることができて、かつ、口は塞がれておらず、したがって、芝刈り人(この者が泥棒になる)に助けを呼ぶことができた、という場面である。手抜きというか、出来過ぎというか、ははん、ルイーズが買い物に出かけたときに、夫に離婚を<心から>思いとどまらせるために、泥棒役の芝居を頼んだのだな。
 最後のシーン。夫婦が街に出たときに、泥棒役の男がルイーズに挨拶をするということで、(むろん!)種明かしがされる。推理映画だったのか。実に、期待はずれのものを見てしまった。出来も悪い。

 意志薄弱。わが優先順位を遵守しよう。

地球温暖化スキャンダル/IPCC信話〔神話ではない〕の崩壊 1

2010年06月30日 02時27分17秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月30日-1
地球温暖化スキャンダル/IPCC信話〔神話ではない〕の崩壊 1

 2010年6月29日、オートポイエーシス論の参考になる記事があるという知らせを得て、特集「ネオ・サイバネティクスと21世紀の知」がある『思想』2010年第7号(No.1035)を買おうと、無害な二酸化炭素と水蒸気と有害物質である一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物や粒子状物質などを含む排気ガスexhaust gas(ウィキペディア)を出しつつも、大型書店へと走った(片道約7km)。生物体は環境に積極的に働きかけることをする。もし二酸化炭素を出せば(全地球ではなく)この地方が温暖化するのならば、多くの利益があるから、せっせと出すに限る。不利益はガソリン代がかかることと、有害物質の排出である。人はまず食べなければならない。東北地方でも、「寒さの夏はオロオロと歩く」ように、冷害は怖い。純粋な二酸化炭素を作って放出するというのはどうなのだろうか。
 さて、その大型書店では、検索して在庫書棚へと行き、前から気になっていた(1冊しか無かった)『地球温暖化スキャンダル』を買った。『思想』は入荷していないとのこと。

 結局、駅前にあるもう一つの大型書店へと走ったが、そこでも『思想』は無かった。そもそも入荷させていないのである。その書店には、『地球温暖化スキャンダル』は1冊しか無かった。一方、明日香壽川『地球温暖化:ほぼすべての質問に答えます!』(岩波書店)は、入り口近くの特別の棚に、表紙むけての少なくとも1冊と背表紙向けの5冊が並んでいた。「なので」!?、1冊買った。

 で、もっと後で検討する予定だったが、

[M]
モシャー,スティーブン & フラー,トマス.2010.(渡辺正訳 2010.6.15)地球温暖化スキャンダル:2009年秋クライメートゲート事件の激震.4(口絵)+2+xii+304pp.日本評論社.[ISBN 9784535786523 / y2,310] [Mosher, Steven & Fuller, Thomas. 2010. Climategate: the CRUtape Letters.] [B20100629]

を読み始めた。

 2009年11月17日、英国イーストアングリア大学の気候研究所(CRU)のサーバから、電子メール1073通と、演算プログラムを含む文書3485点が、インターネット上に(許可無く)公開された(1頁)。外部からのhacking(crackingではない)だと言われるが、著者は、内部からの流出と見ている[要、引用頁]。

  「IPCC関係者は、メールの文章を「深い意味はないイタズラ書き」、クライメートゲート(Climategate)の名がついたスキャンダル全体を「空騒ぎ」とみて、温暖化の科学は揺るがないと言い張った。」(2頁)。

 まったくのところ、日本でもそのような反応である。そこで、日本学術会議第三部主催のシンポジウムを聞きに出かけた(搭乗したJAL機は、一人分増の燃料を消費し、二酸化炭素を含む排気ガスをまき散らしたに違いない)のだが、たとえば草野完也氏のより妥当なモデルであり得る研究や米本昌平氏の面白い見方や伊藤公紀氏の冷静な見方やらがあったにせよ、これらとてクライメートゲート事件の解明に直接関係するものでもなく、またパネルディスカッションでもそのようになったわけでもなく、日本学術会議の少なくとも一部の予算は、税金の使い道の有効な使い方へと向けた事業仕分けの対象にすべきだ。と言いたいところだが、日本でのきちんとした議論への最初の一歩にはなり得る。そうなってほしい。

 ついさきほど検索すると、記者の岩上安身氏が文字起こしした、
2010年4月30日 日本学術会議 公開シンポジウム「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)問題の検証と今後の科学の課題」全記録

http://www.iwakamiyasumi.com/column/politics/item_371.html
20100701リンク切れ↓
http://nagatsuki07.iza.ne.jp/blog/entry/1608578/
に、あった。と思ったら、さらに、音源にもとづいて修正されたのがあって、その下方にwebsiteがリンクされている。

日本学術会議公開シンポジウム全記録その1・開会の辞 岩澤康裕(日本学術会議 第三部 部長)
  100430_NihonGakujutu_01_Aisatu.pdf〔4pp.〕
日本学術会議公開シンポジウム全記録その2・中島映至(東京大学 大気海洋研究所 教授)講演
  100430_NihonGakujutu_02_Nakajima_c1.pdf〔11pp.〕
日本学術会議公開シンポジウム全記録その3・西岡秀三(国立環境研究所 特別客員研究員)講演
  100430_NihonGakujutu_03_Nishioka_c1.pdf〔12pp.〕
日本学術会議公開シンポジウム全記録その4・草野完也(名古屋大学 太陽地球環境研究所 教授)講演
  100430_NihonGakujutu_04_Kusano.pdf〔10pp.〕
日本学術会議公開シンポジウム全記録その5・米本昌平(東京大学先端科学研究センター 特任教授)講演
  100430_nihongakujutu_05_yonemoto.pdf〔9pp.〕
日本学術会議公開シンポジウム全記録その6・パネルディスカッション。
  100430_nihongakujutu_06_paneldiscussion.pdf〔49pp.〕
  (第二部 パネルディスカッションは、「IPCC問題が問いかけるもの:科学的作業、情報・倫理、科学者の行動規範」
   司会:岩澤 康裕(日本学術会議第三部 部長)、パネリスト:中島映至(東京大学 大気海洋研究所) 江守正多(国立環境研究所) 草野完也(名古屋大学 太陽地球環境研究所) 安成哲三(名古屋大学 地球水循環研究センター) 伊藤公紀(横浜国立大学 大学院工学研究院) 米本昌平(東京大学先端科学研究センター) 横山広美(東京大学 大学院理学系研究科))

 ご苦労様でした。感謝。

 有用な脱線をしたが、原著者は、「日本の読者に」で、
  「気候科学が「まともな科学」に戻るよう、ここから願っている」(v頁)。
と述べている。

山田百合子 戯言集/頓死死体病理解剖

2010年06月29日 18時01分43秒 | 詩 poetry

頓死死体病理解剖


                 山田百合子

あるとせよ そうすれば にぎやかになる



だろうし それはそれとして ひとりでに



うごくだろう ならば このようにもでき



る はずみで やぷれることもあろう そ



のような ようすで うかがうこともでき



よう そのままを やがて たどるのであ



ろう めちゃくちゃに ごくふしぎに そ



こへとどまるようにみえて しかし やは



りそこへ とほうもなく とどまる こう



しておけば さて ないとせよ というな



ら それまでしばらくおいて もはやあり



えないというところへ いわゆる そうす



ることによって これまた どちらかとせ



よ そうすれば あのようなことが とつ



ぜんに ただひたすら ありつづけるとい



うことになり つまり たとえばのことで



はあるが ほとんど どちらでもなく そ



うはならないとしても ざわめきや ある



いは あたりまえだが そのようにもおも



えるし とてもあのようだといったり そ



して たとえ そうであるにせよ まさか



そうではないだろう だからというわけで



はないが とにかく こうなんだ そうし



たところで どちらかであるかどちらかで



ないかのどちらかとせよ そうなると こ



うにもああにも どうにもならなくて そ



うかといって さて とはいうものの さ



あ そろそろ あさめしでもたべましょう



かね いや それはきのうにまわして ど



うです こんばん いっぱつ おや それ



もよろしいですねえ いやほんとに ええ



そうなんですよ あははっは ぬははっは


山田百合子 戯言集(1979)『死体病理解剖 × ・・・・・ノオト』より
http://www.k4.dion.ne.jp/~rainbow3/yamada/zaregoto.htm


山田百合子 戯言集/らりらりるれろノオト

2010年06月27日 22時04分51秒 | 詩 poetry

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らりらりるれろノオト


                    山田百合子

 

街角をかっぽりと切り取ると、雨がどっ
と崩れてきて、あたしは湯舟の中で、ど
っぷりと夕映えにつかっていたところ、
虫のような蝶々が〇匹漬物畑へ墜落して
いった。そのとき実にあたしは、あたし
は夜の鞄を味噌の中にたずさえていたの
だ。

朝の光。持ちこたえる最中、苦しみの鎖、蒼
空に敷き詰める。風。あたしの、空を切り仕
                がらんどう
切り聳える梢を鐘の音伝わる、夢の   。

あたしの心的状態、は何に依っているのか? あたし
はあたしをある状態へとおとし入れることができる(
修練によってできるようになった)。ついであたしは
      ヽヽ
、その状態に殆どとらわれてしまう。
際限なく拡がる思考、思念、それにまつわる情景、風
景、<思い>、あたしはそれらを全くとらえようとす
る。なぜ、そうしようとしてしまうのか。むだなこと
。(らりらりるれるれろろ)
あたしは一体、(一体なのか)、あしたなのか、いま
なのか、それともきのう? もしかしてずっとずっと
むこう?

??みだれ髪しだれつつ
しんとした闇
いたたまれなくなる、闇、闇よ、
あたしを狂いの中へひきいれておくれ。
(おそらくは、あたし、
 とらえきれずつねにはみだしていく、ここ、……)
……ほしくずのあわいをみだれ
   なだれてひいていくあつ
    くひびわれたにびのい
     きづかいのながれな
      がれるふきとんで
       いくゆっくりゆ
        っくりのぼっ
         てくるふし
          ぶしにと
           りかこ
            まれ
             た
              い
              わの
              くだけ
              ちりゆが
                  む

あさのひかり (あたしをさえぎり) もち
こたえるさなか (ゆらめきたちのぼる)
くるしみのくさり (ひきつるうめき) あ
おぞらにしきつめる (ふりしきるやみ)
かぜ (とおりぬけてゆく) あたしの (
なりひびきわたる) そらをきりしきりそび
えるこずえをかけぬける (かねのおと)
こだまし (つたわる) ゆめのがらんどう
 (ふっつり) とだえてしまった (うご
めき) ひきしまる (かぜの) さえわた
り (つぎつぎと) さざめきながら (ひ
としきり) こごえてゆく (あたしの)
とりとめもなくひろがる (ながめ)、、<
はるかにおしよせてくる <きりたち> <
ふかく> <そこなしの> たに> ひきず
りこみ なおうちよせる (おぼろにけむま
き)((まといつき)<つきおとされる>)
          がらんどう
かたまり、 ゆめの     。
              がらんどう
      ゆめの         。

切り取られた街角よ。崩れてきた雨よ。
湯舟の中のあたしよ。どっぷりと夕映えよ。
ふらふらと漬物畑へ蝶々が。〇匹。
あたしの実よ。そのときの実よ。
夜の鞄が街角を。
あるはずのないものたち。

朝の光よ。
     (からっぽのぬけがら
      のなかで すすきが
      ゆっくり ゆっくり
      そよいでいた??、)
                ふりしきる闇よ。

真昼の兎の夢が跳ねる街角に崩れる雨に
犯された湯舟の中のあたしは風にそよぐ
夕映えから遮られた鎖へと引き攣れなが
ら蒼空を摩り抜けて響き渡る梢のさざめ
きを凍えながら眺め、押し寄せてくる谷
へ突き落とされた。つまり、あたしはい
なかった。どこにも、いなかった。する
と、ぴったり反転して張り付いていた、
あたし。ゆめのがらん。ほしくずのあわ
い、この卑猥さを楽しむ。鏡の中の鏡。
閉じ込められた外。外の外。らりらりる
れろ、らりるれろ。らりらりるれろ、ら
りるれるれ、ろろらりる、れろ。れろ。

いっちゃった、あたしのすべて、

おっきなゆうひ、風にそよいでいた。

からっぽのぬけがらのなかですすきが海にゆらめいていた。

   しりめつれつのままにつくされていた、
   しりめつれつのままにつくされていた、??





山田百合子 戯言集(1979)『死体病理解剖 × ・・・・・ノオト』より
http://www.k4.dion.ne.jp/~rainbow3/yamada/zaregoto.htm

Zero BookJ-[P]

2010年06月25日 19時07分07秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月25日-1
Zero BookJ-[P]

[P]
パウエル,A.E.(編著).(仲里誠桔訳,2000)神智学大要 第1巻 エーテル体.251pp.出帆新社.[B000830, y2,700]

*パウエル,A.E.(仲里誠桔 訳)神智学大要アストラル体〔上〕 (改訳決定版).出帆新社.[y2,700]

*パウエル,A.E.(仲里誠桔 訳)神智学大要アストラル体〔下〕 (改訳決定版).出帆新社.[y2,500]

*パウエル,A.E.(仲里誠桔訳,2002)神智学大要〈第3巻〉メンタル体(上).出帆新社.[y3,000]

*ポーター,T.M. 統計学と社会認識?統計思想の発展 1820‐1900年.梓出版社.[ord20030701, y4,000]

「ペシッ」編集委員会.1992.ペシッ波紋.36pp.株式会社クルーズ.[y500]

パーク,R.L.2000.(栗本さつき訳,2001)わたしたちはなぜ科学にだまされるのか:インチキ!ブードゥー・サイエンス.383pp.主婦の友社/角川書店.[Park, Robert L. Voodoo science: the road from foolishness to fraud.] [B020301, y1,900]

パース (, Charles Sanders).1898.(伊藤邦武編訳 2001.7)連続性の哲学.324pp.岩波書店.[B010810, y700]

パース,A.S.*.(野村七録・石田周三・永野為武訳,1937)動物の移行と進化.2+3+198pp+20.内田老鶴圃.[y2.8]

パーソンズ,T.1951.(佐藤 勉訳,1974)社会体系論.viii+573+xxivpp.青木書店.

パーマー,J.D.2002.(小原孝子訳,2003)生物時計の謎をさぐる.大月書店.[B20030903, y2,400]

パウン,G., ローゼンパーグ,G.& サローマ,A.1998.(横森 貴・榊原康文・小林 聡訳,1999)DNAコンピューティング:新しい計算パラダイム.x+444pp.シュプリンガー・フェアラーク東京.[B000542, y4,800]

パウンドストーン,W.19**.(松浦俊輔 他訳,1995.3)囚人のジレンマ-フォン・ノイマンとゲームの理論.372pp+x.青土社.[B951020, y2600]

パットナム,H.1986.(藤川吉美訳,1984)科学的認識の構造?意味と精神科学?.v+206pp.晃洋書房.[B980828=y1800*, y2400]

パトナム,H.1981.(野本和幸・中川 大・三上勝生・金子洋之訳,1994)理性・真理・歴史:内在的実在論の展開.xv+338+6pp.法政大学出版会.[970829品切れ, B990730]

パトナム,H.1983.(飯田 隆・金田千秋・佐藤 労・関口浩喜・山下弘一郎訳,1992)実在論と理性.vi+385+12pp.勁草書房.[B950314, y4532]

パトナム,H.1988.(林 秦成・宮崎宏志訳,1997)表象と実在.iv+200pp.晃洋書房.[B970313, y2781, Pepresentation and Reality.Massachusetts Institute of Technology.]

パブスト,H.R.19??.(平田種男訳,1974)森林の社会的機能評価の試み.ix+124pp.水利科学研究所.[H, y1000]

パスモア,J.1974.(間瀬啓允訳,1979)自然に対する人間の責任.xii+349pp.岩波書店,岩波現代選書34.[Man's Responsibility For Nature.Ecological Problems and Western TraditionsGerald Duckworth]1700]

パスモア,J.1978.(野田又夫・岩坪紹夫訳,1981)科学と反科学.186pp.紀伊國屋書店.[y1700]

パターソン,C.1978.(磯野直秀・磯野裕子訳,1982)現代の進化論.vi+207pp.岩波書店.[y2800]

パターソン,C.1999.(馬渡峻輔・上原真澄・磯野直秀訳,2001)現代進化学入門.x+283pp.岩波書店.[B011016, y3,800]

パンタ笛吹.1999.ミステリーサークル2000:新千年期ミレニウム突入レポート.283pp.たま出版.[B991012, y1,600]

ピート,F.D.1987.(菅啓次郎訳,1989)シンクロニシティ.343pp.朝日出版社.[y2100]

ピールー,E.C.1969.(南雲仁一監訳,1974)数理生態学.8+315pp.産業図書.[y2500]

ピアース,J.M.1987.(石田雅人・石井 澄・平岡恭一・長谷川芳典・中谷 隆・矢澤久史訳,1990)動物の認知学習心理学.v+405pp.北大路書房.[y4800]

ピアース,J.R.1983.(村上陽一郎訳,1989)音楽の科学:クラシックからコンピューター音楽まで.0+255pp.日経サイエンス社.[OUL760.4, y7000]

ピアジェ,J.・ガルシア,R.1983.藤野邦夫・松原 望訳,1996)精神発生と科学史.429pp.新評論.[B960329, y4944.Psychogenese et histoire des sciences.La librairie Ernest Flammarion.]

ピアス,F.1991.(平澤正夫訳,1992)緑の戦士たち-世界環境保護運動の最前線.384pp+5.草思社.[y2600]

ピアンカ,E.R.1978.(久場洋之・中筋房夫・平野耕司,1980)進化生態学 原書第2版.420pp.蒼樹書房.[Evolutionary ecology. y5000]

ピッチョン,パトリシア.2002.(大堤直人訳,2007)マイトレーヤを探して:ある霊的教師をめぐる記録.253pp.アルテ/星雲社.[B20090305, Rh20090313, y2,100]

プイヨン,J.1966.(伊東俊太郎・花崎*平・松崎芳隆・田島節夫・荒川幾男・井村順一訳,1968)構造主義とは何か.244pp.みすず書房.[y600]

ピエール.1999.西成勝好・大江秀房訳,1999 科学は冒険:科学者の成功と失敗,喜びと苦しみ.285pp.講談社.

ピリシン,Z.W.1984.認知科学の計算理論.383pp.産業図書.[y3,605]

ピンカー,S.1994.(椋田直子訳,1995)言語を生みだす本能(上).312pp.日本放送出版協会.[B990119, y1280]

ピンカー,S.1994.(椋田直子訳,1995)言語を生みだす本能(下).325pp.日本放送出版協会.[B990119, y1280]

ピンカー,S.1997.(椋田直子訳,2003)心の仕組み?人間関係にどう関わるか〈上〉.318pp.日本放送出版協会.[B20030704, y1,160]

ピンカー,S.1997.(椋田直子・山下篤子訳,2003)心の仕組み?人間関係にどう関わるか〈中〉.317pp.日本放送出版協会.[B20030704, y1,160]

ポルトマン,A. ほか.(谷口 茂・長谷正富・久米 博・嶋田義仁訳,1991)光・形態・色彩.313pp.平凡社.[y3000]

ブレイナード,J.W.1971.(長野県自然保護の会訳,1974)自然保護ハンドブック.269pp.地人書館.[OUL460.7]

プリースト,G.2008.(菅沼 聡訳,2002;清水哲郎解説)論理学.x+170pp.岩波書店.[Oc116, Rh20080718, y1500+]

プリッチャード,P.1992.(山田 淳訳,2000)ホルニストという仕事:音楽家のビジネス・ライフ.iv+204pp.春秋社.[B000612, y1,800]

プリコジン,I.1997.(安孫子誠也・谷口佳津宏訳,1997)確実性の終焉:時間と裏子論,二つのパラドクスの解決.v+200pp.みすず書房.[B000505, y3,400]

プリゴジン,I.1980.(小出昭一郎・安孫子誠也訳,1984)存在から発展へ-物理科学における時間と多様性.xi+306pp.みすず書房.[y4800]

プリブラム,K.・甘利俊一・浅田彰.1985.脳を考える脳.166pp.朝日出版社.[y1,800]

プリマック,R.B.・小堀洋美.1997.(小堀洋美訳,1997)保全生物学のすすめ:生物多様性保全のためのニューサイエンス.400pp.文一総合出版.[B961015, y3,800]

プリングル,J.W.S.1972.(小原秀雄訳,1978)生物学と人間科学.v+188+12pp.三共出版.[y1600]

プラトーノフ,*.1959.(亀井健三訳,1971)生物哲学の根本問題-ダーウィン,ダーウィニズムとその発展.289pp.たたら書房.[y2500]

プラトノフ,*.1955.(亀井健三訳,1957)チミリャーゼフ-ソビエト・ダーウィニズムの創始者.254pp.三一書房.[y340]

プラバヴァーナンダ・イシャウッド,C.(編).194*.(熊澤教眞訳,1983)バガヴァッド・ギータ.245pp.ヴェーダーンタ文庫.[B911231, y1545]

ペレック,G.2000.(阪上 脩訳,2000)考える/分類する:日常生活の社会学.v+143pp.法政大学出版局.[B000209, y1,800]

ペンフィールド,W.1975.(塚田裕三・山河 宏訳,1987)脳と心の正体.198pp.法政大学出版局.[y1400]

ペンローズ,ロジャー.1997.(中村和幸訳,1998)心は量子で語れるか.260pp.講談社.[B990705, y2400]

ペルト,J.M.1996.(ベカエール直美訳,1997)植物たちの秘密の言葉:ふれあいの生命誌.219pp.工作舎.[B000505, y2,200]

ポーキングホーン,J.C.1984.(宮崎 忠訳,1987)量子力学の考え方:相対性理論よりおもしろい.222+17+ivpp.講談社.[B000522, y900]

ポール,B.1994.(岡山 博人監訳,1994)分子遺伝学の基礎.xv+200pp.東京化学同人.[B991013, y3,300]

ポパー,K.1950.(久野 收・市井三郎訳,1961)歴史主義の貧困-社会科学の方法と実践.265pp.中央講論社.[y1300]

ポパー,K.1959.(大内義一・森 博訳,1971)科学的発見の論理 上.268pp+23pp.恒星社厚生閣.[y2200]

ポパー,K.1959.(大内義一・森 博訳,1971)科学的発見の論理 下.6+269-597pp.恒星社厚生閣.[y2500]

ポパー,K.1972.(森博,1974)客観的知識:進化論的アプローチ.411pp+16pp.木鐸社.[B990419, y4500]

ポパー,K.1974.(森 博訳,1978)果てしなき探求-知的自伝.ix+340pp+36.岩波書店.[y1700]

ポパー,K.R.1950.(内田詔夫・小河原誠訳,1980)開かれた社会とその敵:第一部 プラトンの呪文.371+9pp.未来社.[B991217, y4,200]

ポパー,K.R.1950.(小河原 誠・内田詔夫訳,1980)開かれた社会とその敵:第二部 予言の大潮ヘーゲル,マルクスとその余波.390+10pp.未来社.[B000516, y4,326]

ポパー,K.R.& W・W・バートリ三世(編).1983.(小河原誠・蔭山泰之・篠崎研二訳 2002)実在論と科学の目的(上)(W・W・バートリ三世編『科学的発見の論理へのポストスクリプト』より).liv+354 pp.岩波書店.[B20020415, y4,000]

ポパー,K.R.1983.(小河原誠・蔭山泰之・篠崎研二訳 2002)実在論と科学の目的(下):W・W・バートリ三世編『科学的発見の論理へのポストスクリプト』より.xii+317+33 pp.岩波書店.[B20020415, y4,000]

ポパー,K.R.1990.(田島 裕訳,1998)確定性の世界.xv+126pp.信山社.[B981023, y680]

ポパー,K.R.1994.(ポパー哲学研究会訳,1998)フレームワークの神話??科学と合理性の擁護.366+viipp.未来社.[B980804, y3800]

*ポパ-,K.R.& エクルズ,J.C.(大村裕・西脇与作・沢田允茂訳,2005)自我と脳【新装版】.新思索社.[B2007-*]

ポパー,K.・ローレンツ,K.1985.(辻瑆訳 1986)未来は開かれている-アルテンベルク対談/ポパー=シンポジウム(ウィーン)記録.237pp.思索社.[y1,800]

ポパー哲学研究会(編).2001.批判的合理主義 第1巻:基本的諸問題.299pp.未來社.[B010926, y3,500]

ポパー哲学研究会(編).2002.批判的合理主義??第2巻:応用的諸問題.401pp.未來社.[B20020913, y4300, y4,500]

ポストゲート,J.1995*.(堀越弘毅・浜本哲郎訳,1998*)超微生物スーパーバグ:生命のフロンティアたち.ix+356pp.シュプリンガー・フェアラーク東京.[B990715, y2,330]

ポリツェル,G.1950.(陸井四郎訳,1955)哲学入門-行動への生きた指針.232pp.三一書房.[y230]

ポラニー,M.1966.(佐藤敬三訳,1980)暗黙知の次元-言語から非言語へ.146pp.紀伊國屋書店.[y1500]

ポラニー,マイケル.1985.(長尾史郎訳 1985)個人的知識:脱批判哲学をめざして.xiii+460pp.ハーベスト.[B990414, y4800]

ポントリャーギン,*.C.1965.(千葉克裕訳,1968)常微分方程式.iv+332pp.共立出版.[y1000]

ポルトマン,A.1951.(高木正孝訳,1961)人間はどこまで動物か-新しい人間像のために.viii+254+9pp.岩波新書.[Biologische Fragmente zu einer Lehre vom Menschen.Verlag Benno Schwabe & Co., Basel.]

ポルトマン,A.1960.(島崎三郎訳,1990)動物の形態.286pp.うぶすな書院.[Die Tiergestalt.y2980]

ポルトマン,A.1973.(八杉龍一訳,1976)生命あるものについて-生物の科学と人間.238pp.紀伊國屋書店.[Vom Lebendigen.Suhrkamp Verlag.y1500]

ポルトマン,A.1974.(八杉龍一訳,1981)生物学から人間学へ-ポルトマンの思索と回想.302pp.思索社.[An den Grenzen des Wissens.--Vom Beitrag der Biologie zu einem neuen Weltbild.Econ Verlag GmbH.y2200]

ポルトマン,A.1976.(島崎三郎訳,1979)脊椎動物比較形態学.344pp.岩波書店.[y4200]

ポルトマン,A.・ショーレム,G.・コルバン,H.1991.(桂 芳樹・市川 裕・神谷幹夫訳,1991)一なるものと多なるものI.242pp.平凡社.

宇宙システムの物質的構成/light matter

2010年06月23日 18時12分38秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月23日-2
宇宙システムの物質的構成/light matter

 宇宙をシステム分析した場合、その物質的構成はどうなるだろうか?
 物質的構成は、物質をなんらかの分類をして、その割合または数を示すことになる。

 立花隆氏が、『週間読書人』2010年1月8日号(第2820号)で、基本的なことを指摘している。

  「科学の世界で、次々と、これまでわかっていたと思われていたことが、全然わかっていなかった、ということがわかってきています。その一つの例が、宇宙の暗黒問題です。2003年のWMAP(ウィルキンソン・マイクロ波異方性探査機)という宇宙探査機の観測結果は、世紀の大発見と言われました。我々がよく知っている普通の物質は、宇宙全体のたった4%しかなく、23%は暗黒物質、73%は暗黒エネルギーと呼ばれるものだったのです。暗黒物質も暗黒エネルギーもまだよくわかっていません。」(週間読書人 (2820): 2頁)。

 バリオンの組成割合は、4.4±0.4%(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%AB%96%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%BF)で、暗黒物質と暗黒エネルギーの割合は、95~96%と、圧倒的な割合の物質について、よくわかっていないわけである。
 システム分析して、システム的説明をしようとしても、この暗黒物質と暗黒エネルギー(光明物質と光明エネルギーに呼び代えるほうが、ええんとちゃう? 実在感は相対的だし。)が或る程度わからないことには、果たして実在論的説明になっているかどうか、こころもとない。
 灯台下暗し、だとすれば、われわれの身体自身が、暗黒物質または暗黒エネルギーで構成されているかもしれない。そして、これまでその存在や性質が、いわゆる科学者によって否定されてきて、かつ、これに関係しそうなことは何だろうか?

diagramの意味と訳語/システム線図

2010年06月23日 16時06分41秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月23日-1
diagramの意味と訳語/システム線図

 diagramを、何と訳せばよいだろうか。線図または略図だろう。

 diagramとは、『小学館ランダムハウス英和大辞典<パーソナル版>』(1979.1)によれば、名詞としては、
  1. 図、図式:幾何の定理や数学の論証などを図示・説明する線図。
  2. (物の部分や作用などを図示する)図、設計図、略図。
  3. 図表、グラフ、予定表、ダイヤ(chart, plan, scheme)。

 また、動詞としては、
  図解する、図示する、図形で表わす;(物の)図面を作成する、図表を作る、作図する。diagram a rule 法則を図示する。

であり、
  dia + gram =
  = that which is marked out by lines。
  diaは、「"passing through" "throughly" "completely" "going apart" "opposed in moment"の意を含む複合語をつくるのに用いる」(697頁)

  -gramは、「ギリシア語からの借用語にみられる"written"の意を表わす造形要素」(1098頁)。
  -graphは、「"drawn" "written"の意を表わすギリシア語から借用の造形要素」(1101頁)。

 The Oxford Paperback Dictionary (1979)によれば、diagramは、
  「a drawing that shows the parts of something or how it works」(p.170)。

 drawingは、同辞書によれば、
  「a picture etc. drawn but not coloured」(p.189)。

 同辞書によれば、drawの9番目の意味は、
  「to produce or diagram by making marks on a surface」(p.189)。

 『小学館ランダムハウス英和大辞典<パーソナル版>』(764頁)によれば、drawingの2番目の意味は、「線画、線描」である。
 大辞泉によれば、ドローイングは2番目の意味として、「単色の線で簡単な図をかくこと。デッサン」とある。
 「せんが 線画 〔絵〕a line drawing」と、『プログレッシブ和英中辞典』にある。

 「a drawing that shows the parts of something or how it works」は、「或る物の諸部分、または、いかに或る物が働くかを示す、線図〔線画〕」である。
 「(物の部分や作用などを図示する)図、設計図、略図」は、同様の意味内容である。或るシステムの書部分または諸構成要素を示すと同時に、その働きまたは作用を示す、線図である。
 言い換えれば、システムの物質的構成と(特に作用という関係の)構造を示す単色の線図ということである。
 単色に限定した図でなくともよいが、色は節約することにしよう。

 システム同定のための、つまりシステムの種類を分類して明示するための線図diagramを、システム線図 system diagramと呼ぼう。図pictureであれば、システム画 system pictureとなるが、システム的絵画systemic pictureとかシステム的線描systemic drawingとの区別が混乱しかねない。そこで、
  システム線図 system diagram
とする(不都合になれば、変える)。下記のウィキペディアからは、質的な抽象をしたものを表示するといった意が伺われる。diagramを略図として、システム略図とするか。

 システム線図は、システムを図示するものである。システム =〈構成、構造、環境、機構mechanism〉である。
 すなわち、物質的構成要素(=下位システム)を、たとえば箱で示し、それらの間を矢印などで連結して、それらの間の諸関係(産出順序や制御関係)を示し、研究している対象(たとえば或る作用)の環境条件を図示し、それらの総合的結果としてどのような物体が作られるかといった機構を明示するための線図である(より便利ならば、線図である要件の単色図でなくてもよいし、線だけでなく、点で覆ってもよいし、色で示してもよい)。拡張すれば、システム図 system pictureとなる。

=====
 ウィキペディアによれば、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0
  「ダイアグラム(diagram、別名:線図)とは、情報を2次元幾何学モデルで視覚化した象徴的表現である。
  ……
 「ダイアグラム」という言葉には通常2つの意味がある[1]。
 (広義)視覚情報の表現手段を表す集合名詞。「イラストレーション」のような代表用語として用いられ、グラフやテーブルを含む種類全体を表す。
 (狭義)定性的なデータを表現する特定の視覚表示の種類。線、矢印、その他の視覚的リンクでつながった図形によって表現される。
 科学分野では、両方の意味で使われる。例えばマイケル・アンダーソン(Michael Anderson)は、「ダイアグラムとは、絵画であり、さらに言えば抽象絵画であり、また情報の表現でもある。地図、線グラフ、棒グラフ、工学分野の青図、そして建築家の見取図 - これらはすべてダイアグラムである。写真やビデオはダイアグラムではない。」と語っている[2]。他方、リチャード・K・ロウ(Richard K. Lowe)は、ダイアグラムを「それが表現する主題の抽象的なグラフ描画」と定義する。そこにはフローチャート、アイディア図、PERTのような視覚表現だけが含まれる[3]。

 「ダイアグラム」という言葉は、「チャートとダイアグラム」(charts and diagrams)というように、しばしば「チャート」(chart)という言葉と一緒に使われる。ダイアグラムは量的な概念よりも質的な概念を表すために使われるが、チャートは量的・質的両方の情報を包含する。」

Rohde, K. (2005)『非平衡生態学』の目次

2010年06月20日 23時52分52秒 | 生態学
2010年6月20日-1
Rohde, K. (2005)『非平衡生態学』の目次

Rohde, K. 2005. Nonequilibrium Ecology. ix+223pp. Cambridge University Press. [B20100620, y7018]

の目次を訳すと次の通り。

Rohde, K. (2005)『非平衡生態学』

はじめに (p.1)
1 概念と諸問題 (p.3)
  平衡(自然の均衡)と非平衡という概念
  平衡生態学と非平衡生態学の歴史:着想の進化におけるいくつかの里程標
  生態的システムにおける調整と平衡:いくつかの実験と平衡を支持する論拠への批判的論議
  個体群とメタ個体群における非平衡:いくつかの経験的研究
  問題を同定する
2 共同体における非平衡 (p.27)
  共同体の定義と進化
  平衡と、非平衡へと導く外乱〔撹乱〕
3 種間競争:定義と種への効果 (p.49)
  競争の定義と型、その主な原因としての資源制限
  競争の種への効果
4 種間競争:共同体における効果、そして結論 (p.70)
  一般的側面と結論
5 ニッチの限定と分離を招く非競争的メカニズム (p.81)
  潜在的に相互作用する種の不在下でさえもニッチ限定があることの証拠、そしてそれを招来するメカニズム
  生殖的障壁の強化を保証するニッチ分離
6 進化的時間にわたるパターン、現在の大量絶滅 (p.90)
  化石記録と解釈
  近年と現在の絶滅
7 個体群/メタ個体群の水準〔ここでのlevelは、階層を分けるレヴェルではないだろう〕でのいくつかの詳細例 (p.99)
  岩礁の魚:個体群における密度依存と平衡?
  カンガルー:降雨の変動は個体群の大きさの一次的決定因であるが、負の戻供〔フイードバック〕によるなんらかの「調整」がある
8 共同体水準でのいくつかの詳細例 (p.109)
  熱帯雨林:多様性はいかにして維持されるのか?
  海水魚の外部寄生者:相互作用しない非飽和の共同体
  シダ類上の昆虫、そしてハチ:種間競争の証拠がほとんど無い、I 型の共同体
  巻き貝における幼生吸虫:内共同体〔寄生共同体〕における種間競争の証拠、そして非平衡条件があることの証拠
9 いくつかの詳細な生物地理学的/マクロ生態学的パターン (p.135)
  島の生態学:平衡条件があることの証拠か?
  海洋間および海洋内のパターン:歴史的事象〔出来事〕と多様性の中心部が重要である
  淡水魚:多様性は緯度、面積、そして歴史という諸効果によって決まるが、生産性の効果ははっきりしない
  緯度的な多様性の勾配:平衡による説明と非平衡による説明
  多様性における地球上の一般的パターン
10 個生態学的比較:いくつかの単生吸虫の生態 (p.168)
11 何が見つけられた差異を説明するのか? 要約、そして或る将来の生態学のための展望 (p.178)
  何が共同体間の差異を説明するのか?
  要約、そして或る将来の生態学のための展望

美術修行2010年6月16日(水)b

2010年06月17日 14時55分16秒 | 美術/絵画
2010年6月17日-2
美術修行2010年6月16日(水)b

 北海道文化財団はどこかと思えば、大通美術館(友禅染めを展覧していた)の隣の入口のところだった。建物は同じだった。

 『アートゼミ2008報告書』(北海道文化財団)に、画家の大竹伸朗レクチャー「毎日と創作」講義ダイジェストが載っている。
  「「現代美術」と呼ばれているジャンルがありますが、自分にとってそれは美術ではなく、物に置き換える哲学みたいなものです。自分が選びとった物、絵、線に、今の世界状況や自分の考えを置き換える。具現化する哲学ですね。それが世の中では現代美術といわれていることに、ズレを感じています。
  絵というのは、自分にとっては「この絵は何を伝えたいのだろう」と考えたとたんに、絵ではなくなるものです。……自分の中に何か感じるものがあれば、それがアートです。」(17-18頁)。

 何か感じるもの、たとえば哲学を感じるものでもアートとなるのだろうか? それとも、感じるものとは、哲学ではないのだろうか。われわれは生きるにつれて、様々な経験を経て、無意識的にもいろいろと条件づけられる。純粋感覚というものはないだろう。美というものも、受取り手の経験によって変わるだろう。感性の変異の分布も変わるだろう。

美術修行2010年6月16日(水)

2010年06月17日 13時50分40秒 | 美術/絵画
2010年6月17日-1
美術修行2010年6月16日(水)

 65周年記念全道展/札幌市民ギャラリー/800円。
 輪島進一作品は、水彩紙と思われるものに細い線で、逆さに宙に舞ったとき(?)の姿態での舞踏人の腕や脚や体部の面を作り出している。水彩ガッシュだろうか、ところどころ面的にうっすら塗ってあるところもある。腕が三つ、脚は四つ、ダンサーは少なくとも一人、後ろからもう一人重なっているのだろうか、頭部は二つ、どう捩れてどうなっているのかわからないが、支持体の白い地をそのまま残している面積も少なくないが、その余白部分とあいまって、画面全体では躍動的でぐっとくる迫力がある。
 會田千夏作品は、S100で、大きく真ん中に円形が配置され、下方にも少し伸びる。遠くからは透明アクリル板があるのかと思ったが、表面の艶だしのよるものだった。上1/3の位置に横に2cm幅のものが浮き上がるようにあり、真ん中縦に一本の線状に細く盛り上がり、十字になっている。目が慣れると、円形内部は一様ではなく、おおきな斑紋が浮かびあがる。
 尾澤和子作品は、暗い面のなかで色彩豊かに光るようなクレー風。(第60回記念モダンアート展の図録をパラパラとめくっていると、作品同一と思える画像があった。)
 山口順子(よりこ)作品は、要素の種類数と個数を減らして画面整理すると面白くなるのでは。
 佐野忠男「窓辺-2010」は、地味な色彩の重量感と光の描き具合によるのか、迫り来るものがある。


 近くに「千歳鶴」酒ミュージアム。200年かけて流れてきた地下水を使っているという仕込み水を飲む。うまい。試飲した純米吟醸もおいしかった。数時間後に食べたカマンベールチーズと梅酒も。

 地下鉄の18丁目駅近くで、ねばねば丼(とろろ、オクラ、ひきわり納豆、めかぶ、梅干し)とそばのセット/680円/全面禁煙。そば大盛りにしても無料。やや大盛りにしたが、大盛り程度の量あり。お得。


 第25回記念 北の日本画展 -継承と革新- /道立近代美術館/400円。66頁の色刷冊子と出品作品リストを渡される。抽象作品は三つくらい。
 壁掛けではないものは、やはり野口裕司作品だった。「MA」は、数双の縦筋入りに見える透明板に、墨の曲線多数。ところどころ墨の面も。一部、曲線による面白さあり。
 具象だが、笠嶋咲好「Mの物語」は、黒と白の配分が良く、ひきしまっている。一部は抽象的で、技法としても面白い。
 竹澤桂子「21st Century Lolita」は、左上の銀箔かのちぎれ具合とその色づけが良い。人物の服の桃色とあいまって、魅力的。


 札幌も風強く、目薬が要る。もし、化粧臭よけに頭にシャワーキャップ、隙間からゴミや黄砂が入らないようにゴーグル的眼鏡、化粧品起因の分子とタバコ煙分子を除けるための(防毒型?)マスクを装着したら、通行者からは奇異の目を向けられるだろうな。

絵と出会う、とどうなるのか

2010年06月16日 09時36分25秒 | 美術/絵画
2010年6月16日-3
絵と出会う、とどうなるのか

 『本の窓』2010年5月号の特集は、絵と出会う、である。

 榎木孝明氏の「ただ風を描いていたい」(本の窓 33(4): 10-15)より引用する。
  「うまい絵というのは、感心はするけれど感動はしないと思うんです。」(15頁)。
  「僕にとって絵を描く真髄とは、まさにこの五感の解放なんです。」(15頁)。
  「絵を描くことの究極の魅力って、無心になれることだと思うんです。」(15頁)。

 城戸真亜子氏の「絵で身体感覚を表現したい」(本の窓 33(4): 16-21)より引用する。
  「絵は瞬間を切り取ることができる。また瞬間を描くことの意味をあの絵〔「真珠の耳飾りの少女」〕は教えてくれました。」(17頁)。


 佐藤優氏が「勉強術」(本の窓 33(4)=2010/5)44頁で、下記の本を薦めている。

*芳沢光雄.2010a.3.新体系・高校数学の教科書 上.360頁.講談社(ブルーバックス).[y1,239]

*芳沢光雄.2010b.3.新体系・高校数学の教科書 下.368頁.講談社(ブルーバックス).[y1,239]

パピプペポのおと2 / 山田百合子

2010年06月16日 07時04分16秒 | 詩 poetry

パピプペポのおと


                          山田百合子



パッと咲く。ピッと吹く。プッと笑う。ペッと吐く。ポッと赤らむ。
一杯のスピリット、コップとコッペパン、ポンと抜いて、ヘたりこむ
。それ、バビブベボ、いやちがった、パッパ、パピプペポ。のたりこ
む、すっとこ転んで、見上げて、覗きこんで、眼が血っ走って、ポッ
ポッポ。しゅわしゅわ、のらりこんで、喰らいこんで、ふらりふらり
放さない(あん、離さないで…)。呑みこんで、ペッ。呑みこんで、
ペッ(ポッ…、)。桜は満咲、快風の吹き、陽は笑い、雲は雲を吐き
、ポッと赤らむあたし、のパピプペポ。死体は満咲、怪風の吹き、月
は嘲い、煙は煙を吐き、ポッと青らむあたし、のバビブベボ、いや、
(嫌よ)、パピプペポ。満咲くパピプペポ、吹き飛ぶパピプペポ、笑
い転げるパピプペポ、ペを吐くパピプポ、ポらむパピプペ、かくて、
あたしはポペプピパ。ねえ(うふんポ)、あら(なあにペ)、あそこ
(どこプ?)、いや底よ(どこなのよピ)、くるくるパー(パーッ)
。じわじわ迫ってくる(信じる者は救われる)、不思議愉快な音(バ
ババパパ、しわしわ)、まるで蛇、点で便秘、天から雨のポイ、(ゆ
るりぬるり)、暗雲かたむき、怪風たなびいて、やって来る、(ああ
裂けそう(咲きそう?)、
                            コポッ
                        コポコポ

                    プクリ
                ポッ


                            ピクリ
                        ピクピク
                    ポコリ
             ピッ
           プッ
         ペッ

  パクリパクパク  ペコペコ
           ポコポコ
               パピッ?
プペ?                  ポポポ(赤らんで)

しゅわしゅわしわしわじわじわじゅじゅじゅむむむパッピップッペッ

  ポッ

一杯のスピリット、コップとコッペパン、ポンッと引き抜いて、……
あたしとパピプペポ、
    パピプペポとポペプピパ、
          ポペプピパとあたし、は向いあい
                     もたれあって。
あたしは、何もかも喰らいこんで、あたしに呑みこまれたあたしを、
おっぽり残して、いっぱいいっぱい、おめかしして、
世界を呑みこみに出かける、
             それパピプペポ、
             ほいパピプペポ!




山田百合子 戯言集(1979)『死体病理解剖 × ・・・・・ノオト』より
http://www.k4.dion.ne.jp/~rainbow3/yamada/zaregoto.htm

パピプペポのおと / 山田百合子

2010年06月16日 06時57分53秒 | 詩 poetry

パピプペポのおと


                          山田百合子



パッと咲く。ピッと吹く。プッと笑う。ペッと吐く。ポッと赤らむ。


一杯のスピリット、コップとコッペパン、ポンと抜いて、ヘたりこむ


。それ、バビブベボ、いやちがった、パッパ、パピプペポ。のたりこ


む、すっとこ転んで、見上げて、覗きこんで、眼が血っ走って、ポッ


ポッポ。しゅわしゅわ、のらりこんで、喰らいこんで、ふらりふらり


放さない(あん、離さないで…)。呑みこんで、ペッ。呑みこんで、


ペッ(ポッ…、)。桜は満咲、快風の吹き、陽は笑い、雲は雲を吐き


、ポッと赤らむあたし、のパピプペポ。死体は満咲、怪風の吹き、月


は嘲い、煙は煙を吐き、ポッと青らむあたし、のバビブベボ、いや、


(嫌よ)、パピプペポ。満咲くパピプペポ、吹き飛ぶパピプペポ、笑


い転げるパピプペポ、ペを吐くパピプポ、ポらむパピプペ、かくて、


あたしはポペプピパ。ねえ(うふんポ)、あら(なあにペ)、あそこ


(どこプ?)、いや底よ(どこなのよピ)、くるくるパー(パーッ)


。じわじわ迫ってくる(信じる者は救われる)、不思議愉快な音(バ


ババパパ、しわしわ)、まるで蛇、点で便秘、天から雨のポイ、(ゆ


るりぬるり)、暗雲かたむき、怪風たなびいて、やって来る、(ああ


裂けそう(咲きそう?)、


                            コポッ


                        コポコポ



                    プクリ


                ポッ




                            ピクリ


                        ピクピク


                    ポコリ


             ピッ


           プッ


         ペッ



  パクリパクパク  ペコペコ


           ポコポコ


               パピッ?


プペ?                  ポポポ(赤らんで)



しゅわしゅわしわしわじわじわじゅじゅじゅむむむパッピップッペッ



  ポッ



一杯のスピリット、コップとコッペパン、ポンッと引き抜いて、……


あたしとパピプペポ、


    パピプペポとポペプピパ、


          ポペプピパとあたし、は向いあい


                     もたれあって。


あたしは、何もかも喰らいこんで、あたしに呑みこまれたあたしを、


おっぽり残して、いっぱいいっぱい、おめかしして、


世界を呑みこみに出かける、


             それパピプペポ、


             ほいパピプペポ!





山田百合子 戯言集(1979)『死体病理解剖 × ・・・・・ノオト』より
http://www.k4.dion.ne.jp/~rainbow3/yamada/zaregoto.htm


Zero BookJ-[O]

2010年06月15日 23時24分09秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月15日-3
Zero BookJ-[O]

[O]
*O美術館(編).1994.日本画の抽象展-その日本的特質.品川文化振興事業団.

*オルコック,J. (長谷川眞理子訳,2004)社会生物学の勝利:批判者たちはどこで誤ったか.新曜社.

*小川真里子.1981.<真理>と悟り?科学の形而上学と東洋哲学.朝日出版社.[B2007-*]

*大崎直太.2009.4.擬態の進化:ダーウィンも誤解した150年の謎を解く.海游舎.[y3,000]

?大庭 健.200*.はじめての分析哲学.産業図書.[B2007-*, y2,940]

*小川眞里子.2003.甦るダーウィン:進化論という物語り.岩波書店.[ ]

Odling-Smee, F.J., Laland, K.N. & Feldman, M.W. 2003.(佐倉 統・山下篤子・徳永幸彦訳,2007.9)ニッチ構築:忘れられていた進化過程.viii+400pp.共立出版.[y5,040]

黒岩澄夫ほか・太田次郎・石原勝敏・黒岩澄雄・清水 碩・高橋景一・三浦謹一郎(編).1993.生物と環境:基礎生物学講座9.vi+225pp.朝倉書店.[W000526, y4,000]

「帯広の動物」編集委員会(編).1999.帯広の動物:ふるさとの自然に学ぶ.180pp. [B990414]

ウスペンスキー,P.D. 1934.(高橋克巳訳,1980)超宇宙論-魂の科学を求めて.389pp.工作舎.[y3200]

ウスペンスキー,P.D. 19**.(浅井雅志訳 1981.2)奇蹟を求めて:グルジェフの神秘宇宙論.平河出版社.

ウスペンスキー,P.D. 19**.(高橋弘泰訳 2000.6)ターシャム・オルガヌム 第三の思考規範 世界の謎への鍵.コスモスライブラリー.

オーエン,D.F. 1974.(市村俊英訳,1977)生態学とは何か.xii+256+3pp.岩波書店.[y1300]

オオノ,S. 1970.(山岸秀夫・梁 永弘訳,1977)遺伝子重複による進化.xv+239pp.岩波書店.[y2900]

オグデン,C.K.・リチャーズ,I.A. 1923.(石橋幸太郎訳,1967)意味の意味.471+xxvii pp.新泉社.[y1800]

オバタカズユキ.2000.大学は研究室で選べ:研究室のひみつ.109pp.数研出版.[B000414, y780]

オパーリン,A.I. 1977.(石本 真訳,1979)物質・生命・理性.245pp.岩波書店.[y1400]

オパーリン,A.I. 1960.(石本 真訳,1962)生命-其の本質、起源、発展.221pp.岩波書店.[y300]

オパーリン,A.I. 1966.(石本 真訳,1969)生命の起源-生命の生成と初期の発展.v+223pp.岩波書店.[y700]

オパーリン・プラトーノフ.1963.(亀井健三・高橋 清・河辺広男訳,1965)生物界の弁証法.304pp.たたら書房.[y2200]

オフィス201(編).2002.図解、命と財産を守る危機管理術.223pp.小学館.[B20020611, y1,500]

オズボーン,H.F. *.(弓削達勝訳,1939)進化論とそれ以前.389pp.照文社.[y1.8]

オズボーン,H.F. 1928.(内田 享・宮下義信訳,1931)生命の起源と進化.6+319+19+15pp.岩波書店.[y3]

オダム,E.P. 1953.(京都大学生態学研究グループ訳,1956)生態学の基礎〔初版〕.xi+432pp.朝倉書店.[y880]

オダム,E.P. 1963.(水野寿彦訳,1967)オダム生態学.vii+224pp.筑地書館.[y950]

オダム,E.P. 1971.(三島次郎訳,1974)生態学の基礎(上)原書第3版.vii+390pp+21.培風館.[y3200]

オダム,E.P. 1971.(三島次郎訳,1975)生態学の基礎(下)原書第3版.749pp.培風館.[B990615, y2900]

オダム,E.P. 1972.(木村 允訳,1973)生態系の構造と機能.229pp.筑摩書房.[y2400]

オダム,E.P. 1983.(三島次郎訳,1991)基礎生態学.v+455pp.培風館.[y4500]

オルトリンガム,J.D. 19**.コウモリ.404pp.八坂書房.[SiOUL, y7875]

丘 英通.1931.機械論と生気論.47pp.岩波書店.

丘 英通.1931.生物学概論.93pp.岩波書店.

丘 英通.1985.習い性となるか.v+297pp.みすず書房.[y2,300]

押田勇雄(編).1970.生物物理の基礎.vii+232pp.朝倉書店.[y1,200]

奥井一満.1976.動物の行動研究法-生態学研究法講座21.iv+154pp.共立出版.[y1,400]

奥井一満ほか.1973.無名のものたちの世界II.247pp.思索社.[y850]

奥本大三郎.1999.博物学の巨人アンリ・ファーブル.238pp.集英社.[B991229, y680]

奥本大三郎・岡田朝雄.1991.楽しい昆虫採集.302pp.草思社.[B951020, y2000]

奥野良之助.1971.磯魚の生態学.204pp.創元新書.[y380]

奥野良之助.1978.生態学入門-その歴史と現状批判.285pp.創元社.[y1,300]

奥野良之助.1979.人と生き物48講.217pp.どうぶつ社.[y980]

奥野良之助.1989.さかな陸に上がる-魚から人間までの歴史.427pp.創元社.[y2,500]

奥野良之助.1995.金沢城のヒキガエル.243pp.どうぶつ社.[B951114, y2200]

奥野良之助.1997.生態学からみた人と社会:学問と研究についての9話.212pp.創元社.[B970328, y2060]

奥谷喬司.1997.貝のミラクル.xiv+350pp.東海大学出版会.[B000425, y2,500]

奥澤清吉・奥澤 煕.1987.学校では教えないエレクトロニクス.158pp.誠文堂新光社.[y1,100]

応用生態工学序説編集委員会(編).1997.応用生態工学序説-生態学と土木工学の融合を目指して-.xiv+336pp.信山社出版.[B970728, y3,800]

旺文社ムック. 2000. 大学の情報力. 旺文社ムック 136pp.[B000207, y1,800]

岡 潔.1963.春宵十話.230pp.毎日新聞社.[B660111, y380]

岡 宏子(編).1994.父親は子どもに何ができるか.170pp.海鳴社.[so, B990218, y1,500]

岡 邦雄.1932.自然弁証法-自然の問題-岩波講座哲学.42pp.岩波書店.

岡ノ谷一夫.2003.小鳥の歌からヒトの言葉へ.ix+116pp.岩波書店.[B20030821, y1,100]

岡崎久彦.1983.戦略的思考とは何か.279pp.中央公論社.[B980501, y720]

岡崎照男.1981.パパラギ-はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集.135pp.立風書房.[y580]

岡本浩一.1998.大学改革私論:研究と人事の停滞をいかに打破するか.201pp.新曜社.[W981030, y1895]

岡本裕一朗.2002.12.異議あり!生命・環境倫理学.xi+290pp.ナカニシヤ出版.[B20090620]

岡田 猛・田村 均・戸田山和久・三輪和久(編著).1999.科学を考える:人工知能からカルチュラル・スタディーズまで14の視点.395pp.[B990426, y3800]

岡田 章.1996.ゲーム理論.ix+406pp.有斐閣.[W, y4738]

岡田憲夫・ハイプル,H.W. & ・フレーザー,N.M.・福島雅夫.1988.コンフリクトの数理-メタゲームとその拡張.viii+164pp.現代数学社.[y2,300]

岡田蔭國男.2004.あなたもできる癒しの気康.183pp.泉の会.[B20081220, Rh20081223, 1260円]

岡田豊日.1988.岡田豊日博士論文選集(1936-1988).iii+412pp.岡田豊日博士論文集刊行会.[y**]

岡田益吉・長濱嘉孝・中辻憲夫(編).2000.生殖細胞の発生と性分化.324pp.共立出版.[B000207, y5,000]

岡田益吉(編).1996.発生遺伝学.xiv+294pp.裳華房.[B000522, y3,900]

岡田清孝・町田泰則・松岡 信.2000.植物の形を決める分子機構:形態形成を支配する遺伝子のはたらきに迫る(新版).292pp.秀潤社.[B000516, y3,800]

岡田節人.1981.動物の体はどのようにしてできるか-発生生物学入門-.ii+202pp.岩波書店.[B820203, y380]

岡田節人.1983.生命科学の現場から.180pp.新潮社.[y680]

岡田節人.1987.細胞の世界-生命秩序の基本をさぐる.235+4pp.講談社-BLUE BACKS.[y640]

岡田節人.1994.生命体の科学-テクノロジーと文化.210pp.人文書院.[B950904, y1957]

岡田節人.1994.からだの設計図.vii+209pp.岩波書店.[B990912, y640]

岡田節人.2000.生物学の旅:始まりは昆虫採集!.207pp.新潮選書.[B000128, y1,100]

岡田節人・南伸坊.1996.生物学個人授業.187pp.新潮社.[B970328, y1300]

岡田節人ほか.1997.<構造>としての身体:進化・生理・セックス.352pp.河出書房新社.[B991013, y2,600]

岡田敦子.1994.永遠は瞬間のなかに-世紀末のピアニズム.189pp.作品社.[B960416, y1500]

岡田美智夫.1995.口ごもるコンピューター.xii+159pp.共立出版.[B951006, y1494]

岡島 昭・丸山工作(編).1975.運動と行動-岩波講座現代生物科学9.ix+220pp.岩波書店.[y2,200]

岡島治夫.1977.自然健康道入門-ヨガと整体による日常生活批判.242pp.田畑書店.[y1,600]

岡島治夫.1979.ヨガ再編-「イキ」の構造の実修.245pp.田畑書店.[y1,600]

岡島成行.1990.アメリカの環境保護運動.v+212pp+21.岩波書店.[y580]

岡部一明.1996.インターネット市民革命.xxi+366pp.御茶の水書房.[y2884]

沖山宗雄・鈴木克美(編).1985.日本の海洋生物-侵略と撹乱の生態学.ix+160+14pp.東海大学出版会.[y2,800]

沖縄第四紀調査団・沖縄地学会(編).1975.沖縄の自然-その生いたちを訪ねて.237pp.平凡社.[y780]

小笠原 嵩.1988.クマゲラの世界-日本最多生のキツツキの仲間.201pp.秋田魁新報社.[y2,000]

小笠原自然環境研究会.1992.小笠原の自然-東洋のガラパゴス.vi+143pp.古今書院.[y1,800]

小原嘉明.1986.入門動物の行動.x+217pp.岩波書店-岩波新書.[481.78]

?小原秀雄.動物のこころを探る.玉川大学出版部.

小原秀雄.1968.自然からの警告.230pp.家の光協会.

小原秀雄.1968.動物の科学.274pp.国土社.[y650]

小原秀雄.1972.日本の動物辞典-野生をさぐる.18+443pp.三省堂.[y950]

小原秀雄.1976.動物でなくなった動物たち.218pp.ごま書房.

小原秀雄.1979.哺乳類.202pp.岩波書店-岩波新書.[y320]

小原秀雄.1981.生物が一日一種消えていく-滅びの動物学.234pp+vi.講談社.[y600]

小原秀雄.1987.動物たちの社会を読む.225pp. 講談社.

小原秀雄.1996.人間は野生動物を守れるか.xiv+231pp.岩波書店.[B970218, y2375]

小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文(編著).2000.動物世界遺産レッド・データ・アニマルズ 第1巻 ユーラシア、北アメリカ.241pp.講談社.[W000519, y4,700]

小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文(編著).2000.動物世界遺産レッド・データ・アニマルズ 第2巻 アマゾン.179pp.講談社.[W010123, y4,700]

小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文(編著).2000.動物世界遺産レッド・データ・アニマルズ 第4巻 インド,インドシナ.214pp.講談社.[W000725, y4,700]

小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文(編著).2000.動物世界遺産レッド・データ・アニマルズ 第5巻 東南アジアの島々.211pp.講談社.[W000921, y4,700]

小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文(編著).2000.動物世界遺産レッド・データ・アニマルズ 第6巻 アフリカ.239pp.講談社.[W000502, y4,700]

小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文(編著).2000.動物世界遺産レッド・データ・アニマルズ 第7巻 オーストラリア、ニューギニア.231pp.講談社.[W001121, y4,700]

小原秀雄・川那部浩哉.1999.対論 多様性と関係性の生態学.195pp.農文協.[B990907, y1,619]

小原秀雄・動物の科学研究会.1972.日本の動物事典.18+443pp.三省堂.

小原秀雄(監修).1995.環境思想と社会.299pp. [W, y3605]

小原秀雄(監修).1995.環境思想の出現.300pp. [W, y3605]

小原秀雄(監修).1995.環境思想の多様な展開.283pp. [W, y3605]

小野嘉之.1995.メゾスコピック系の不思議.vii+131pp.丸善.[W980129, y1545]

小野宗三郎・長谷川繁夫・八木三郎.1965.物理科学概論.3+184+7pp.共立出版.[y480]

?小野盛司.1999.12.人間の行動と進化論:ドーキンスの利己的遺伝子説の限界とその改良.東大英数理教室.

小野勇一.1972.動物の生産過程-生態学講座18.2+105+6pp.共立出版.

小野勇一.1995.干潟のカニの自然誌.271pp.平凡社.[B980203, y2,800]

小野有五.1997.川とつきあう.xi+142+19pp.岩波書店.[W980626, y1397]

小野有五・五十嵐八枝子.1991.北海道の自然史-氷期の森林を旅する.vii+219pp.北海道大学図書刊行会.[y2,400]

小河原 誠.1993.討論的理性批判の冒険?ポパー哲学の新展開.260pp.未来社.[B20020509, y3,200]

小河原誠.1997.ポパー:批判的合理主義.391pp.講談社.[B970415, y2700]

小河原 誠(編).2000.批判と挑戦?ポパー哲学の継承と発展にむけて.244+ix pp.未来社.[B20020509, y2,200]

小川 潔・倉本 宣.2001.タンポポとカワラノギク.xiii+146+7pp.岩波書店.[W010807, y1,900]

小川一行.1995.かたちと意識-隠された主体を尋ねて-.vii+197pp.朝倉書店.[B950926, y3708]

小川房人.1974.熱帯の生態I 森林-生態学講座30.2+98pp+3.共立出版.

小倉昌男.1999.小倉昌男 経営学.294pp.日経BP出版センター.[B991129, y1,400]

小沢昭弥ほか.1995.リーディング科学英語:早く正確に読みこなすコツ.174pp.化学同人.[W990121, y2400]

小沢昭弥ほか監修/鈴木英次ほか著.1994.120パーセント科学英語:早く手軽にマスターするコツ.198pp.化学同人.[W990121, y2500]

小沢正昭.1987.カビと植物の科学.159pp.研成社.[B000308, y1,000]

小沢直宏.1984.生命の進転.389pp.暁書房.[y1,500]

小沢直宏.1990.進化論への死亡診断書.232pp.竹内書店新社.[y1,600]

小長谷明彦.2000.遺伝子とコンピュータ:生命の設計図をひもとく.viii+164pp.共立出版.[B0001281, y1,700]

小田柿進二.1985.文明の中の生物社会.xii+217pp.日本放送出版協会.[y750]

小田柿進二.1989.開発の中の生物たち.231pp.農文協-人間選書.[OUL468, y1,300; 里山]

小田 亮.1999.サルの言葉:比較行動学からみた言語の進化.209pp.京都大学学術出版会.[W990527, y2100]

小田桂三郎・田中市郎・宇田川武俊・棟方 研.1972.耕地の生態学-生態学研究シリーズ6.vi+283pp.築地書館.[y1,800]

小田秀智.1997.アリ観察事典.40pp.偕成社.[B000327, y2,400]

小田島護.1982.北海道の野生動物.246pp.北海道新聞社.[y2,000]

小浜逸郎.1998.現代思想の困った人たち.190pp.王国社.[B980802, y1600]

小方宗次・柴田昌三.2000.ネコとタケ:手なずけた自然にひそむ野生.xiii+160+3pp.岩波書店.[W010215, y1,900]

小和田 正・沢木勝茂・加藤 豊.1984.OR入門:意思決定の基礎.175pp.実教出版.[W990126, y2,200]

小澤基弘.2006.絵画の思索:絵画はいつ完成するか.186pp.花伝社/共栄書房.[B20061023, Rh20070710, y2,310]

?小澤基弘.2006.10.絵画の制作:自己発見の旅(新装版).花伝社.[y2,310]

小澤基弘・渡邊晃一(編).2001.7.絵画の教科書.日本文教出版/三晃書房.

小澤祥司.2000.メダカが消える日:自然の再生をめざして.220pp.岩波書店.[B001010, y1,600]

折井英治.1966.なぜでしょう科学質問箱-第3集動物編.xiv+258pp.法政大学出版局.[y500]

太田 竜.1986.声なき犠牲者たち-動物実験全廃に向けて.171pp.現代書館.[y1,500]

太田行人・岡田節人・岡田善雄(編).1975.細胞の構造と機能II-岩波講座現代生物科学3.viii+171-444pp.岩波書店.[y2,200]

太田行人・岡田節人・岡田善雄(編).1975.細胞の構造と機能I-岩波講座現代生物科学3.viii+170.岩波書店.[y2,200]

太田行人・岡田節人(編).1975.発生-岩波講座現代生物科学4.xi+294pp.岩波書店.[y2,200]

太田次郎・丸山工作(編).1995.高等学校 生物IB.304pp. [B970201, 生物IIとセットでy1600]

太田次郎・丸山工作(編).1995.高等学校 生物II.179pp. [B970201, 生物IBとセットでy1600]

太田次郎・石原勝敏・黒岩澄雄・清水碩・高橋景一・三浦謹一郎編.1992.生物の起源と進化-基礎生物学講座8.vi+194pp.朝倉書店.[y2900]

太田晴雄.2002.「銀行預金」封鎖:「ペイオフ」前後の金融戒厳令を徹底シミュレーション.オーエス出版.[B20020415, y1,500]

多田富雄・中村桂子・養老孟司.2000.「私」はなぜ存在するか:脳・免疫・ゲノム.250pp.哲学書房.[B20021120, y1,900]

帯広市野草園運営委員会(編).1998.帯広市野草園の花.153pp. [B890715, y1500]

大熊 孝.1988.洪水と治水の河川史-水害の制圧から受容へ-自然叢書7.261pp.平凡社.[y2,800]

大原 雅(編著).1999.花の自然史:美しさの進化学.xii+262pp.北海道大学図書刊行会.[W990318, y3,000]

大原一興.1999.エコミュージアムへの旅.183pp.鹿島出版会.[W000416, y2,500]

大後美保.1977.微気象の探求-生活のなかの観察と活用-NHKブックス297.253pp.日本放送出版協会.[y650]

大山 正・岡本夏木・金城辰夫・高橋澪子・副島 章.1990.心理学のあゆみ〔新版〕.xiii+205pp+iv.有斐閣.[y850]

大井龍夫・佐藤 了(編).1975.生命の物理的・化学的基礎II-岩波講座現代生物科学1.vi+243-493pp.岩波書店.[y2,200]

大井龍夫・佐藤 了(編).1975.生命の物理的・化学的基礎I-岩波講座現代生物科学1.x+241pp.岩波書店.[y2,200]

大久保 悟・ほか.1998.生物資源の持続的利用:岩波講座地球環境学6.xv+284pp.岩波書店.[W980729, y3691]

大久保 明.1975.生態学と拡散.vii+217pp.筑知書館.[y3,900]

大久保秀憲.2006.動物学名の仕組み~国際動物命名規約第4版の読み方~.自費出版/伊藤印刷株式会社.[B20080208]

大宮知信.2000.学ばず教えずの大学はもういらない.217pp.草思社.[B000425, y1,700]

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大澤真幸.1988.行為の代数学-スペンサー=ブラウンから社会システム論へ. 348+xviii pp.青土社.[y2,400]

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苧坂直行.1996.意識とは何か-科学の新たな挑戦.v+120pp.岩波書店.[B960523, y1000]

尾関周二.1996.環境哲学の探求.255pp+vii.大月書店.[B961122, y2575]

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落合洋文.1996.環境とは何か-内なる世界と外なる世界の調和を求めて.329pp.ナカニシヤ出版.[W, y2800]