生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

『生物学史研究』〈シンポジウム:放射線の健康影響問題を歴史学の観点から捉え直す〉

2016年01月13日 21時53分09秒 | 放射能
2016年1月13日-1
『生物学史研究』〈シンポジウム:放射線の健康影響問題を歴史学の観点から捉え直す〉

 日本科学史学会生物学史分科会が編集し発行する、『生物学史研究』の最新号(No.93 2015年12月発行)の特集1は、
 〈シンポジウム:放射線の健康影響問題を歴史学の観点から捉え直す〉
となっている。
 各論文は下記の通り。

藤岡毅.2015/12/20.シンポジウム開催趣旨説明.生物学史研究 (93): 3-5.

山内知也.2015/12/20.小児甲状腺がん検査結果を推定被曝線量よりも重視する必要性について~チェルノブイリの経験と福島の状況から~.生物学史研究 (93): 7-32.

高橋博子.2015/12/20.米原子力委員会生物医学部の放射線人体影響研究について.生物学史研究 (93): 33-34.
 [この論文は概要のみで、「より詳しい論考については、『アメリカ史研究』38(2015)に掲載されている()」、とのこと。]

樋口敏広.2015/12/20.放射線防護基準の決定過程:基準策定主体間の水平関係に注目して.生物学史研究 (93): 35-38.

沢田昭二.2015/12/20.放射性降下物の内部被曝を無視した被曝影響研究.生物学史研究 (93): 39-43.

中原聖乃.2015/12/20.文化人類学から見た放射線の健康影響問題.生物学史研究 (93): 45-47.

柿原泰.2015/12/20.結び.生物学史研究 (93): 49-50.


 『生物学史研究』
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/hisbio/journal_j.htm

 『生物学史研究』バックナンバー
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/hisbio/back_n_j.htm


『生物学史研究』(零所蔵)
18[1970/6/20]-20[1971/7/20], 25[1974/2/25]-93[2015/12/20]+
[92号は行方不明中]


放射能耐性菌の選抜/幹細胞の増殖、ヒト、ヒドラ、ハエ

2014年07月30日 12時21分10秒 | 放射能
2014年7月30日-1
放射能耐性菌の選抜/幹細胞の増殖、ヒト、ヒドラ、ハエ


  「大腸菌に放射線を照射し、生き残ったものを選抜し、さらにその生き残った大腸菌に放射線を照射して、また選抜する――この作業を数十回繰り返すことで、放射線に耐性を持つようなミュータント(変異型)大腸菌をつくることができるのだ。〔略〕
 ミュータント大腸菌の株は、もとの大腸菌に比べて放射線耐性が最大で4,500倍も向上した(3,000Gyのガンマ線を照射後の生存率が4,500倍になった)。〔略〕
 放射線耐性ミュータント大腸菌のDNAを調べたところ、それぞれの株のゲノムにおいて40から70カ所に変異が起きていた。ミュータント大腸菌の株の間でとりわけ目立ったのは、DNA二本鎖切断の修復に関わる遺伝子の変異だった。
 この遺伝子が変異したことで、放射線によるDNA二本鎖切断を修復する能力がパワーアップしたと考えられた。そこで実際に、ミュータント大腸菌に高線量の放射線を照射してDNA修復能力を調べた。すると予想通り、放射線照射によってズタズタになったDNA断片は、短時間のうちにくっついて修復されることが分かった。〔略〕
 さらに、もとの放射線に弱い大腸菌株にこの変異遺伝子ひとつを入れても、放射線耐性がある程度向上することも確かめられた。ただし、このDNA二本鎖切断を修復する遺伝子だけでは、放射線耐性向上を部分的にしか説明できなかった。」(堀川大樹 2013/9: 42-43頁)。


  「ヒドラでは幹細胞は常に増殖し続け、活性も変わらない。増殖した幹細胞が分化し、古くなった分化済みの細胞と置き換わり続けることができるのだ。〔略〕
飼育実験では、四年の間にヒドラの体の中の細胞が少なくとも六〇回置き換わったものと推測されている。〔略〕
 ドイツの研究グループは、ヒドラの幹細胞の中で_foxO_遺伝子とよばれる遺伝子が常に働いていることを見つけた。この遺伝子が働くと、ヒドラの幹細胞を増殖させたり、その活性が高まることもわかった。人工的に操作してこの遺伝子を働かなくさせると、幹細胞の増殖が低下した。
 ハエになどでも、_foxO_遺伝子の働き具合によって、寿命が左右されることが報告されている。さらに、一〇〇歳以上の長寿のヒトには、_foxO_遺伝子の相同遺伝子(_FoxO3a_)に変異があることが知られている。この変異が、幹細胞の活性化を引き起こしているかは不明だ。〔略〕
 幹細胞を増殖させ、活性化するような遺伝子の働きをコントロールする薬剤を開発することで、人類は不老不死の夢を手に入れることができるかもしれない。」
(堀川大樹 2013/9: 119-120)。

 或るDNAを働かさせている(結果は蛋白体産生?)のは、それに関わる細胞システムを構成する或るシステムである。あるいは、その下位システムの構成と構造と法則性によって成立する機構 mechanism である。

 ヒ素をDNAに使うことができる或る種類の細菌がいるというのは、たぶん間違いらしい(堀川大樹 2013/9: 78-86頁)。3μM(マイクロモーラー)のリンがあれば、40mM(ミリモーラー)のヒ素の培地でも、GFJA-1という細菌は増殖できる(堀川大樹 2013/9: 84頁)。報告された実験系には、微量のリンが含まれていたと推論される。


堀川大樹.2013/9/15.クマムシ博士の「最強生物」学講座 私が愛した生きものたち.190pp.新潮社.[本体1,200円(税別)][ob460.4ホ][Rh20140729]


映画『100,000年後の安全』が無料配信中

2014年01月26日 22時14分19秒 | 放射能
2014年1月26日-1
映画『100,000年後の安全』が無料配信中

 さきほど、見終わった。
 映画『100,000年後の安全』が、2014年1月22日から2月10日まで無料配信される。

 映画『100,000年後の安全』(日本語吹き替え版)本編
http://www.uplink.co.jp/100000/2014/

 「『100,000年後の安全』
        監督:マイケル・マドセン
 (2009年/79分/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア)

原発から生まれる高レベル放射性廃棄物の処理をめぐり、未来の地球の安全を問いかける問題作。

小泉元首相が本作を観て、映画の中で描かれたフィンランドの最終処理場「オンカロ」を視察で訪れ、自らの意見を"脱原発"に大きく転換するきっかけとなった。」
http://www.uplink.co.jp/100000/2014/



本日深夜の24:50~25:20、日テレ「消せない放射能 ~65年後の警鐘~」の放映

2013年11月03日 22時25分57秒 | 放射能
2013年11月3日-4
本日深夜の24:50~25:20、日テレ「消せない放射能 ~65年後の警鐘~」の放映

 本日深夜の24:50~25:20に、日本テレビで「消せない放射能 ~65年後の警鐘~」が放映されることのことである。

  
 本日放送!「消せない放射能 ~65年後の警鐘~」
http://blogs.yahoo.co.jp/ishikawaryou1/10362993.html


 NNNドキュメント 11/3放送「消せない放射能」
http://www.youtube.com/watch?v=TOi0MjX023s



汚染水処理の抜本的対策は無いのか?

2013年09月21日 21時40分10秒 | 放射能
2013年9月21日-3
汚染水処理の抜本的対策は無いのか?

 報道によれば、東電と日本政府は汚染水について、別仕様の移汚装置と、(トリチウムは除去できず、現在稼働していない)ALPSともう一つALPSでもって2014年度中(2015年3月末?)までに処理すると言っている。
 また凍土壁を作るというのだが、うまく作れたとしても、どれくらいのエネルギーが構築と維持にかかるのだろうか。
 上手く行くことを願うが、これまでの経過から見て、事態は改善できるよりも悪化すると予想せざるを得ない。
 移染ではなく、微生物を使って核変換するとか、汚染水処理の抜本的対策または根本的対策は無いのか?
 溶融落下した状態がわからないままでも、何か核分裂反応を鎮める方法は無いのか?
 
 
 ■ 管理不能なこの国:福島原発事故現場 ■
http://pub.ne.jp/bbgmgt/?entry_id=5049423


 ■ オリンピック招致に浮かれ,フクシマを見捨てるこの国 ■
http://pub.ne.jp/bbgmgt/?entry_id=5035388


福島第一原発の放射能汚染水の漏洩流出

2013年09月18日 12時58分53秒 | 放射能
2013年9月18日-1
福島第一原発の放射能汚染水の漏洩流出


 汚染水漏れ:観測用井戸のトリチウム 濃度高まる
 毎日新聞 2013年09月13日 21時51分
  「東電は13日、タンク付近の観測用井戸で12日に採取した地下水から、これまでで最も高い1リットル当たり13万ベクレルのトリチウム(三重水素)を検出したと発表した。前日採取の際は同9万7000ベクレルで、濃度がさらに高まった。」
http://mainichi.jp/select/news/20130914k0000m040080000c.html

 
 内田樹氏は、科学商業誌『Nature』のEditorial(社説)

「Nuclear error 〔核失策〕
Japan should bring in international help to study and mitigate the Fukushima crisis.
03 September 2013」
http://www.nature.com/news/nuclear-error-1.13667

の抄訳を掲載し、
  「招致委員長は「東京と福島は250キロも離れているので、心配ありません」という驚くべき発言を昨日ブエノスアイレスで行った。
海外の科学者たちが「福島の事故は対岸の火事ではない。私たち自身に切迫した問題だ」という危機意識を持って国際的な支援を申し出ているときに、東京の人間が「福島の事故は250キロ離れた『対岸の火事』ですから、五輪開催に心配ありません」と言い放っているのである。
怒りを通り越して、悲しみを感じる。」
と述べている。

  「事故から2年半、東電は福島の三基の破壊された原子炉内の核燃料の保護措置についての問題の本質と深刻さを認識していないことを繰り返し露呈してきた。
 毎日およそ40万リットルの水がロッドの過熱を防ぐために原子炉心に注水されている。汚染された水が原子炉基礎部に漏水し、コンクリートの裂け目を通じて地下水と近隣の海水に拡がっていることを東電が認めたのはごく最近になってからである。
 東電以外の機関による放射能被曝の測定は難しく、私たちが懸念するのは、この放射能洩れが人間の健康、環境および食物の安全性にどのような影響をもたらすことになるのかが不明だということである。
 問題はそれにとどまらない。使用済みの冷却水を保存している1000の貯蔵庫があり、これらは浄化システムによる処理を経ているにもかかわらずトリチウムやその他の有害な放射性核種を含んでいる。漏洩はこのシステムがいつ爆発するかわからない時限爆弾(laxly guarded time bomb)だということを明らかにした。〔略〕
 政府の過去の対応と情報政策から判断する限り、日本政府も、東電と同じく、この状況を制御し、パブリックに対して情報を開示する能力がもうないのではないかという疑念を抱かせる。(Given the government's past actions and information policies, one might doubt whether it would be any more competent than TEPCO at managing the situation and communicating it to the public)
週明けに、漏水しているタンク付近の放射線量は最初に報告された数値の18倍であることがわかった。漏水は当初ただの「異常」とされたが、のちに真性の危機(a genuine crisis)であることがわかったのである。
日本は国際的な専門家に支援のための助言を求めるべきときを迎えている。」
http://blog.tatsuru.com/2013/09/06_1112.php


 台風にも弱い原発!「もんじゅ」道路・ケーブル寸断で孤立、「福島」汚染水拡散
 2013/9/17 14:52
  「 台風18号は原子力施設が大雨には弱いという新たな課題を突きつけた。欠陥が露呈したのは高速増殖原型炉『もんじゅ』(福井県美浜町)と福島第1原発の汚染水を貯めたタンク群だ。

大雨でもんじゅは施設に通じる1本しかない道路2か所で土砂崩れが発生した。施設が孤立状態になり、緊急時対策支援システム用の光ケーブルも破損し、原子炉の状況を伝送するシステムが一時停止した。現在、もんじゅは停止中で、事故当時は建屋内には10人の運転員がいたが、建物内のシステムは作動しており監視はできていたという。

溜まった雨水から法定基準5600倍の放射線

福島第1原発のタンク群の周囲に設置された囲いの堰に雨水があふれ、東京電力は法定基準を下回る水を海に放出した。ところが、別のタンク群に溜まった雨水から法定基準の5600倍にあたる最大17万ベクレルの放射濃度を検出。さらに、これまで汚染水漏れの報告がなかった隣接するタンク群の堰からも法定基準の80倍に当たる2400ベクレルという高濃度の放射性物質が検出された。」
http://www.j-cast.com/tv/2013/09/17183916.html?p=all



BBCニュース2013年7月23日:福島原発から水が漏洩されている事が懸念される

2013年07月29日 09時23分59秒 | 放射能
2013年7月29日-1
BBCニュース:福島原発から水が漏洩されている事が懸念される

 福島第一原発3号機原子炉建屋5階中央部から「湯気」が上がっている、ということである。
 「冷温停止」ではなく、沸騰しているのではないか。

 「BBC News Fukushima plant water leak causes concern in Japan SUBS
 2013年7月23日のBBCニュース
 「日本、福島原発から水が漏洩されている事が懸念される。」」
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog...


 3号機の蒸気と日本海側の空間線量率の上昇
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2264.html



福島事故原発の汚染水流出の発表は判明3日後、参院選の翌日

2013年07月27日 13時41分19秒 | 放射能
2013年7月27日-1
福島事故原発の汚染水流出の発表は判明3日後、参院選の翌日

 
  
 東電社長、発表遅れ陳謝 汚染水流出、3日前に判断
  「5月下旬に建屋海側の井戸で放射性物質が検出されたが、明らかにしたのは6月19日だった。海への流出の可能性についても「データを精査している」となかなか認めなかった。

〔略〕

 原発の再稼働に意欲的な自民党に配慮し、参院選のあった21日の後まで発表を延期したのではないかという指摘に対しては「全く関係ない」と否定した。
 放射性物質の検出から流出を認めるまでの経緯について、原子力改革監視委員会の委員で元国会事故調委員の桜井正史氏は「事実の確認ができないから発表しないという話は、あのころと同じ」と原発事故直後の東電の対応になぞらえて批判した。
 記者から「安全文化をどう考えるのか」と問われた広瀬社長は「原発事故以来、学ぶべきことは多々あった。だが、今の段階で、変わったかというと全くできていない」と答えるのがやっとだった。」(朝日新聞2013年7月27日38面)。

 参院選とは「全く関係ない」というのなら、その証拠を記者たちは要求しなかったのか? あるいは、「全く関係ない」ということの説得性ある説明を要求しなかったのか?

 これだけ巨大な面積の国土を汚染し、国民に甚大な被害を与えた企業であるのに、東京電力はなんら責任も感じていないようである。
 東京電力は破綻処理して、異なる組織が事故処理ないし廃炉処理をしなければならない。
 放射性物質を核変換をして無害な物質にするには、微生物を使う方法がある。





日本の放射能汚染の実態

2013年07月15日 22時47分50秒 | 放射能
2013年7月15日-5
日本の放射能汚染の実態

  「原発事故から9年後の日本、2020年の真実
〔略〕
県庁所在地である福島市の中心市街地で、店舗兼住宅ビルの屋上に生えたコケから1キロあたり170万ベクレルを超える放射性セシウムが検出された。
汚染されたコケは、ビル所有者の依頼を受けた東大宇宙線研究所の榎本良治准教授(素粒子実験)らが6月8日、ガンマカメラ簡易測定器で確認した。
同市内のNPO法人が測定し、178万5216ベクレルを検出した。コケの真上1メートルの空間放射線量は毎時約0・5マイクロシーベルトだった。
コケが生えた屋上には子どもが遊ぶための人工芝を敷いている。
(2013年7月3日)共同 」

  「『ストロンチウム90、福島原発から15キロ地点で破片発見』
東京電力は2日、福島第一原発の南約15キロにある福島県楢葉町で、高い放射能をもつ破片状の物質が見つかったと発表。
東電は、原発事故による汚染物質である可能性が高いと見て、詳しく調べるという。
発表によると、物質は茶褐色の破片(長さ約3センチ、幅約1・5センチ、厚さ約0・5センチ)で、6月20日に楢葉町の井出川の河口近くの河原で見つかった。
この物質の表面のベータ線とガンマ線を合わせた線量は3400マイクロシーベルト/時。(表面汚染密度が10万cpm以上のベータ線を出す物質と、ガンマ線を出す表面線量が100マイクロシーベルトの物質)
7月2日にも、この付近でほぼ同じ大きさの別の破片が見つかり、同様の線量が検出された。」
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/394507c8af2c61eac6fa07a301ee61e3



タバコ中の有害物質含有量、放射能含有量

2013年07月12日 15時41分39秒 | 放射能
 週刊 タバコの正体
http://www.jascs.jp/truth_of_tabacco/truth_of_tabacco_2011.html

の第7話
http://www.jascs.jp/truth_of_tabacco/pdf/weekly_truth_of_tabacco_271.pdf
によれば、

 霧雨の粒子は100~50μm。
 霧の粒子は1.0~0.01μm
 タバコの粒子の直径は、0. 01~0.001μm
 
 「こんな小さい粒子だと、〔略〕そのニオイを除去するのは困難です。」
  「“臭う”ということは、この粒子が鼻まで届いている証拠です。こんな小さな粒子が身体の中に入ったら、隅々にまで入り込んでしまうように感じませんか。しかも、とても有害な毒が入っている粒子 なのです。」
http://www.jascs.jp/truth_of_tabacco/pdf/weekly_truth_of_tabacco_271.pdf

 週刊 タバコの正体のSerial number 336
http://www.jascs.jp/truth_of_tabacco/pdf/weekly_truth_of_tabacco_336.pdf
の表からは、紙巻タバコでは主流煙よりも、副流煙(まわりの人が吸わされる煙)中の方が、発がん物質やその他の有害物質の含有量は多いことがわかる。ベンゾ(a)ピレンでは3.4倍で、ニコチンは2.8倍、である。

 ポロニウムや放射性セシウムの含有量はどれくらいなのだうか。
 毎日30本で、年間80 mSvの内部被曝になる(参議院国会答弁)というのは、どのような計算なのだろうか?
 



案内:ティモシー・ムソー名古屋講演会 フクシマにおける動植物の変異とチェルノブイリとの比較

2013年07月01日 22時50分41秒 | 放射能
2013年7月1日-4
案内:ティモシー・ムソー名古屋講演会 フクシマにおける動植物の変異とチェルノブイリとの比較

ティモシー・ムソー名古屋講演会ー春を呼ぶフォーラムー
講演題目:フクシマにおける動植物の変異とチェルノブイリとの比較
     ツハ?メか?教えてくれたこと。    
講演者: Timothy Mousseau 教授(サウスカロライナ大学教授)

日時:2013年7月27日(土曜)
   13:30 開場
   14:00~14:30 ムソー教授の紹介
   14:30~15:00 ムソー教授講演:
    放射能の生物への影響、チェルノブイリとフクシマの比較
   (休憩)
   15:20 質疑応答(約1時間)(通訳有り)

  「チェルノフ?イリて? 14 年間、福島て? 2 年間、動植物を調査してきた世界的に有名な アメリカの研究者ティモシー・ムソー教授か?名古屋にやってきます。代表的な研究は ツハ?メの放射能影響調査て?、斑点のて?ているもの、腫瘍のあるもの... 異常はチェルノフ?イリた?けて?はなく、福島て?もて?ています。 原発事故による生物界の異変について学ひ?、これからの日本の環境を考えましょう !
 チェルノフ?イリて? 14 年余り鳥類の個体群調査を続けた結果、 高度汚染地域に生息するツハ?メの異常発生率か?、かなり高い ことか?わかった。部分的な色素欠乏・クチハ?シの奇形・ 曲か?った尾や左右不均等な尾なと?か?発見されている。 最近の統計結果て?は汚染地域の多様性か?低下しており、 鳥類の種は非汚染地域の約半分に減り、個体数は約 40%まて? 減少し、脳のサイス?も小さい。」

場所:中部大学名古屋キャンパス(6階大ホール 三浦記念会館)
   JR中央本線「鶴舞」駅名大病院口(北口)下車すぐ
   地下鉄「鶴舞」駅下車北へ約100m
入場無料
定員:150名
申し込みは下記から
http://kokucheese.com/event/index/99828/
    
主催:春を呼ぶフォ-ラム、3.11 ing
共催:日本陸水学会東海支部会、中部ESD拠点
http://kokucheese.com/event/index/99828/


タバコ中の放射能

2013年05月31日 17時00分29秒 | 放射能
2013年5月31日-1
タバコ中の放射能

=========http://www.nosmoke55.jp/action/1110polonium_proclaim.pdf

      日本禁煙学会緊急声明 2011/10/17

 1. タバコにポロニウムが相当量(0.51~0.60pCi/本)含まれていることは事実である。
 2. 燃焼すると、タバコ煙中の毛髪状粒子に吸着する。
 3. タバコのフィルターは何の効果もなく、97%まで通す。
 4. 吸引すると気管支分岐部がホットスポットとなり、毛髪状粒子が高濃度に吸着する。
 5. ホットスポットのポロニウムが十分に肺がんを引き起こすことも証明されている。
  タバコ産業の科学者による見積もりによれば 25 年間に喫煙者 1000 人のうち 120~138 人 の超過死亡がおこると計算できる。
 6. タバコを吸うとベンツピレンなどとの複合汚染となり、高率に肺がんを引き起こす。
 7. タバコ産業は 1980 年にはすでに酸処理やレジンフィルター処理でポロニウムを 99%除染する方法を知っていたが、何の対策も行〔な〕わなかった。
 8. 日本はタバコに世界で最も高濃度のポロニウムが含まれている国の一つである。
 9. 副流煙にも主流煙の 1~4 倍のポロニウムが存在し、受動喫煙は危険である。
10. まだ喫煙を続けている方は、これらの事実から、ただちに喫煙を中止してほしい。
11. すべての喫煙所・喫煙室・喫煙コーナー・喫煙席をただちに閉鎖し、タバコ・吸い殻・ タバコの灰・タバコの煙は放射性物質と認識して取り扱い、これらがある場所に人は近づいてはならない。

                     日本禁煙学会 理事長
                       作田 学

Polonium
 ポロニウムはウランの 100 億倍の比放射能(単位質量当りの放射能の強さ (Bq/mol, Bq/g))を有し、ごく微量でも強い放射能を持つ。このため、昇華性のあるポロニウムは内部被曝の危険が大きい為厳重な管理の下で取り扱われなければならない。(Wikipedia)
 キュリー夫人が発見し、祖国ポーランドの独立を祈って、Polonium と名づけた。娘のイ レーヌ・キュリーも科学研究者であったが、事故でポロニウムのガスを吸引したため急性 白血病で死亡した。リトビネンコ暗殺に使用されたことでも記憶に新しい。 (アレックス・ゴールドファーブとマリーナ・リトビネンコ:リトビネンコ暗殺、早川書 房、東京、2007)
 ポロニウムはα線を放射するので、通常のガイガーカウンターでは計測できない。

=========//

 [紙 智子]
 開会日 会議名 質問内容
 9月14日 質問主意書、答弁書 タバコに含まれる放射性物質ポロニウムに関する質問主意書、答弁書
http://www.kami-tomoko.jp/sitsumon/180/180.html

 
  「質問主意書

 質問第二五〇号

 タハ?コに含まれる放射性物質ホ?ロニウムに関する質問主意書

 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。
 
  平成二十四年九月五日
                             紙  智 子

     参議院議長 平 田 健 二 殿
________________________________________________________________________
  
   タハ?コに含まれる放射性物質ホ?ロニウムに関する質問主意書

 放射性物質ホ?ロニウムは、暗殺にも使われる毒性の高い放射性物質て?あ
るか?、日本て?生産されているタハ?コにも含有されていることか?明らかになってい
る。タハ? コによって体内に取り込まれたホ?ロニウムは、繊毛作用によって気管
支に蓄積し放射線を放出する。私と?もか?厚生労働省から提出を受けた資料に
よると、タハ?コ を一日一箱半喫煙する人のホ?ロニウムによる放射線の曝露量
は、年間て?八十ミリシーヘ?ルトにも及ふ?ことになる。男性の喫煙者の平均喫煙
量て?ある一日一箱て?も 年間五十三ミリシーヘ?ルトにもなる。そして、喫煙によ
るホ?ロニウム曝露に起因する健康被害は、一日一箱を十五年間吸ってきた喫
煙者て?は、喫煙によるカ?ン死 亡リスクの約一ハ?ーセント程度にもなるとされて
いる。そして、七十年間吸ってきた喫煙者て?は、約四ハ?ーセント程度にもなると
されている。
〔赤色による強調はブログ筆者による〕
 現在、 東京電力福島第一原発事故によって、広範囲に放射性物質か?放出
され、外部被曝や内部被曝か?問題になっている中て?、食品安全委員会は生涯
累積線量百ミリシー ヘ?ルトを採用し、厚生労働省は食品の規制値設定に際し
年一ミリシーヘ?ルトを採用している。これに比してもホ?ロニウムによる曝露量
は、とてつもなく高いもの て?あり、放射線被曝をトータルに考えた場合、放置
することは出来ない。ついては、以下質問する。

一 タハ?コによる放射性物質ホ?ロニウム は、喫煙者本人た?けて?なく、喫煙をし
ない人も受動喫煙て?吸引することになり、放射線被曝をトータルに考えた場
合、影響はきわめて大きい。仮に生涯累積線量 百ミリシーヘ?ルトて?考えた場
合、放射線量の高い地域て?受動喫煙を受ける人は、この線量を容易に超えて
しまうことになる。政府として、この問題をトータルに 検討し、早急に対策を立
てるへ?きて?はないか。

二 タハ?コから放射性物質ホ?ロニウムを除去する技術として、酸処理やレシ?ン
フィルター処理て? ホ?ロニウムを除染する方法か?あるとされているか?、これまて?
なせ?、対策をとってこなかったのか。また、現在の東京電力福島原発事故によ
る広範囲な放射性物質 による汚染か?なされている中て?、タハ?コのホ?ロニウム
の除染対策をとることか?急務と思われるか?、実施する考えはないか。また、除
染措置をとらないなら、その 理由を明らかにされたい。

三 タハ?コに放射性物質か?含まれていることは、国民に全く知らされていない。
当然、タハ?コ表示に放射性物質ホ?ロニウムか?含有されていることを明記すへ?き
て?あると考えるか?、政府の見解を示されたい。
右質問する。」
http://www.kami-tomoko.jp/sitsumon/180/s180250.pdf

=========


  「質問主意書

第180回国会(常会)
答弁書

答弁書第二五〇号

内閣参質一八〇第二五〇号
  平成二十四年九月十四日
内閣総理大臣 野 田 佳 彦   


       参議院議長 平 田 健 二 殿

参議院議員紙智子君提出タバコに含まれる放射性物質ポロニウムに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員紙智子君提出タバコに含まれる放射性物質ポロニウムに関する質問に対する答弁書

一について

 たばこの煙中に含まれるポロニウムの吸入による喫煙者及び受動喫煙者の健康への影響については、今後、厚生労働省において、たばこに含まれる個々の成分を分析し、医学的知見を踏まえた上で外部有識者の意見も聴きながら検証を行〔な〕い、その結果を公表していきたい。一方、たばこが健康に大きな影響を与えることは医学的に明らかであり、がん等を予防する観点から対策を進めることは重要な課題であると認識している。政府としては、平成二十四年六月に「がん対策推進基本計画」を閣議決定し、平成三十四年度までに行政機関、医療機関等での受動喫煙の機会を有する者の割合を減少させることを目標とするなど、受動喫煙対策等を推進することにしている。

二について

 たばこの煙中に含まれるポロニウムの吸入による健康影響に関する医学的知見が十分でないことから、これまでたばこ製造業者等に対してその除去を求めてきていない。今後については、一についてで述べた分析結果を踏まえながら、必要な検討を行〔な〕っていきたい。

三について

 たばこの煙中にポロニウムが含まれていることについては、昭和六十二年及び平成五年に厚生省(当時)が編集した「喫煙と健康 喫煙と健康問題に関する報告書」において記載している。
 たばこに係る注意表示については、たばこ事業法(昭和五十九年法律第六十八号)第三十九条第一項において、消費者に対し製造たばこの消費と健康との関係に関して注意を促すための文言の表示を義務付けている。たばこの煙中に含まれるポロニウムについては、健康影響について、医学的知見が十分ではないことから、現時点ではその含有を表示させることは考えていないが、今後、一についてで述べた分析結果を踏まえながら、必要な検討を行〔な〕っていきたい。」
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/180/touh/t180250.htm

 
 [赤旗]
 喫煙 ばく露量年80ミリシーベルト 早急な対策求める 紙参院議員が質問主意書
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-07/2012090706_03_1.html


 
 [逝きし世の面影]
 ポロニウム被爆 タバコ1日1・5箱で年80ミリシーベルト
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/f7107a11a4bf5099f342c4dccfcba373




原子力ムラの源流

2013年04月04日 21時52分56秒 | 放射能
2013年4月4日-12
原子力ムラの源流



  「「原爆症調査研究協議会」は、折から始まった国家の原子力事業推進体制と結びついた。特に、後継の「原爆被害対策に関する調査研究連絡協議会」や併設された日本学術会議放射線影響調査特別委員会は、1955年以降の原子力委員会や日本原子力研究所、原子力産業会議、放射線審議会、原子力安全委員会、アイソトープ協会、放射線影響協会の役員等、原子力行政に関わる人物を数多く輩出した。今日の「原子力ムラ」の源流となる組織のひとつだった。」(堀田伸永『ヒロシマからフクシマへ:戦後放射線影響調査の光と影』:14頁)。
http://p.booklog.jp/book/35438

 ヒロシマからフクシマへ 戦後放射線影響調査の光と影【無料版】堀田伸永 @Nobunaga_Hotta
  「目次
   〔略〕
  ●第二章 原子力ムラの源流
  原爆症研究組織が平和利用支持の拠点に
  学者集団と原子力産業の接近
   〔略〕
  ●第六章 原子力時代の「受忍」
   原子力とともに
  「受忍」論の追認」
http://p.booklog.jp/book/35438


『チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復:20年の経験』日本語訳

2013年03月20日 11時44分51秒 | 放射能
2013年3月20日-1
『チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復:20年の経験』日本語訳

 山内正敏 2013年03月09日
 ようやく公開されるチェルノブイリフォーラム報告書の日本語版
http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2013030800010.html

 国連チェルノブイリ・フォーラムの報告書『チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復:20年の経験』日本語訳
http://www.irf.se/~yamau/cherno20/final201303.pdf


 "Environmental Consequences of the Chernobyl Accident and Their Remediation: Twenty Years of Experience"
http://www-pub.iaea.org/mtcd/publications/pdf/pub1239_web.pdf


「動画で見る炉心溶融」

2013年03月15日 15時13分47秒 | 放射能
2013年3月15日-1
「動画で見る炉心溶融」



 動画で見る炉心溶融
 アップロード日: 2011/07/22
独立行政法人・原子力安全基盤機構が事故前に、原子力防災専門官向け資料として作成し?ていた、炉心溶融のシミュレーション画像。
  「  圧力容器貫通
  事故発生から約3時間後」(2:41/4:59)
  「最悪の事態に至った場合でも、
   住民の方々に安全・安心して頂けるよう、
   日頃から、防災担当者への訓練を通して、
   原子力災害時の対応能力の習熟につとめております。」(4:37/4:59)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=wwYk62WpV_s#!

 
 Afternoon Cafe
 こんなわかりやすい原発事故資料を国民に知らせないでおく国は、国民を馬鹿扱い
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-663.html

 日本原子力研究所東海研究所、(編)安全性研究成果編集委員会.2002.11.
 原子力安全性研究の現状(平成14年)
http://www.iaea.org/inis/collection/NCLCollectionStore/_Public/37/002/37002403.pdf

 
 ◆情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)
 晩発性の被ばく死の確率に関する事前シミュレーション~なぜ、これが事前に開示されなかったのか?